- できるだけ早いスピードで大きな金額を売り上げたい!
- できるだけ労力をかけずに安定した売り上げを確保したい!
- 下がった売り上げを一気にアップさせたい!
- 毎月の売り上げの変動にビクビクしたくない!
- 20年先30年先まで長期的にビジネスを続けたい!
どれか一つにでも当てはまる場合は、記事をお読みください。
フロー型・ストック型という、2種類のビジネスのお話をさせて頂きます。
フロー型ビジネスは短期間で大きな収入を生み出せ、ストック型ビジネスは長期的に安定収入を生み出せます。
今回は私の実体験を含めながら、フロー型・ストック型の特徴や違い、メリットやデメリットをまとめてみました。
目次
フロー型ビジネスとストック型ビジネスとは?



単発報酬と継続報酬の違いと覚えておいてください。
2つの具体例を、Web業界のビジネスで説明します。
フロー型ビジネスの例
- Webサイト制作
- アフィリエイト
- Youtube
企業のWebサイト制作を100万円で請け負っている場合、契約が決まれば一発で100万円の売り上げが発生します。
しかし、単発報酬なので来月は売り上げ0からのスタートです。
アフィリエイトやYoutubeも、基本的には単発報酬です。
今月300万円を売り上げられたからと言って、来月も同様に300万円を売り上げられるとは限りません。

ストック型ビジネスの例
- オンラインサロン
- 月額制コンサルティング
- 有料メルマガ
毎月の参加費を支払うオンラインサロン、月額制コンサルティングや有料メルマガなどは、お客さんが毎月料金を支払います。
月額5,000円の商品の場合、お客さんが退会しない限りは、毎月5,000円の売り上げが発生し続けます。
ストック型ビジネスのことを別名「サブスクリプション」と呼ぶのですが、最近では多くの企業がこぞってサブスクリプションを導入しています。
代表的な例が、NetflixやU-NEXTなどの動画配信サービスです。
以前は、映画やドラマなどの映像作品を楽しむ為に、TSUTAYAなどのレンタルビデオ店にお金を支払い、DVDをレンタルするのが当たり前でした。
しかし、最近では毎月1,000〜2,000円程度の料金を支払い、インターネット上で映像作品を見るのが主流です。
私もAmazonプライムを契約しています。
その他にも月額料金を支払うことで、
- 好きな洋服が借りられるショップ
- お酒が毎日飲み放題になる居酒屋
- 1日1本コーヒーが飲める自動販売機
- いつでも通い放題になる美容室
など、ユニークなサービスが増えてきました。

フロー型ビジネス・ストック型ビジネスのメリットとデメリットは?

フロー型ビジネスのメリットとデメリット
- 収益化までのハードルが低い
- 短期間で大きな売り上げを作りやすい
フロー型ビジネスのメリットは、収益化までのハードルが低く、短期間で大きな売り上げが作りやすいことです。
例えば、月に20人しか集客できていないにしても、2人が50万円の独自コンテンツを購入してくれた場合、月の売り上げは100万円です。
毎月継続的に集客ができる仕組みを作ってしまえば、個人で月に100万円以上を安定的に売り上げることも、それほど難しくはありません。
- 売り上げが安定しない
これはどんな業界にも言えることでしょうが、ビジネスで怖いのは集客ができなくなった時です。
- 今までの集客方法が古くなった。
- 広告の仕組みが変わった。
- 急に強いライバル業者が出てきた。
こんな理由で集客ができなくなることが、ビジネスでは日常的に起こる訳です。
お客さんには新規顧客とリピーターの2種類がいます。
・リピーターを蔑ろにして新規顧客ばかりを集客する。
・ストック型コンテンツの販売に一切取り組んでいない。
このような場合、集客ができなくなった瞬間に売り上げが激減します。
ちなみに私は独立一年目の時、一つのブログのアフィリエイト収入だけで生計を立てていました。
尚且つ、集客はSEO(検索エンジン)のみです。
SEO集客については、次の関連記事をご覧ください。
検索エンジンの変動が起こり、SEOからの集客ができなくなった瞬間、私の生活が危ぶまれました 笑

先月は25万円を売り上げていたのに、今月は3万円しか売り上げがない…!
ちなみに独立5年目の時にも、130万円から80万円にまで売り上げが減ったことがあります。
その時はストック型ビジネスにも取り組んでいたのでダメージは少なく済みましたが、一つ大きな問題がありました。
リピーター作りを蔑ろにして、新規顧客ばかりを追い求めていたことです。

次の記事でも解説していますが、ビジネスではリピーターを増やしてLTV(顧客生涯価値)を高めていくことが、自分とお客さんの為になります。
そういった数々の失敗のおかげで今の私がいる訳ですが、当時は目先のお金を作ることに必死だったと思います。

ストック型ビジネスのメリットとデメリット
- 売り上げが安定する
- 雪だるま式に売り上げが増えていく
ストック型ビジネスは、売り上げが圧倒的に安定しやすいです。
月額3,000円程度の会員が200人以上いる場合、その会員が一斉に退会しない限りは、来月も60万円前後の売り上げが維持できます。
更に継続的に集客ができるのであれば、雪だるま式に売り上げも増えていきます。
現在100人の月額会員がいるとしましょう。
仮に毎月5人ずつ退会していき、10人の方が新規会員登録してくれる場合、年間で60人ずつ会員が増えていきます。
新規集客が一切できなくなったとしても、いきなり売り上げが0円になることはまずないです。
- 収益化までのハードルが高い
フロー型ビジネスに比べて、収益化までのハードルは高いです。
ストック型ビジネスの場合、安ければ数百円、高くても数万円程度と、商品の値段を低く設定する場合が多いと思います。
会員を続けやすい手頃な値段で、できるだけ多くの人に購入してもらう。
これが、ストック型ビジネスのポイントです。
例えば、月額5,000円の独自コンテンツを販売しているものの、月に20人しか集客できていないとしましょう。
20人中2人が購入してくれても月の売り上げは1万円。
翌月に退会された場合は売り上げには繋がりません。
つまり、フロー型ビジネスに、集客に力を入れる必要があります。
私が初めてストック型ビジネスに取り組んだのは、独立して3年目の冬です。
有料メルマガを月額3,000円で販売しました。
その時は500人程度のメルマガ読者さんがいたことに加えて、号外広告(他者のメルマガで紹介してもらう手法)を使うことで、更に400人近いお客さんを一気に集めて販売しました。
100名近いお客さんに購入してもらいましたが、初月無料だった為に退会した人も多かったです。
新規集客にも力を入れていたので、最終的には60名前後をキープしていました。
今はその商品は販売していませんが、私のストック型ビジネスの元祖です。
既にある程度のファンがいる状態や、広告費にお金をかけて一気に集客できるのであれば、ストック型ビジネスはおすすめです。

フロー型ビジネスとストック型ビジネスはどちらがおすすめ?

これは、その人のタイプによって違います。

と聞かれても、一概に答えられないですよね?
人にはそれぞれ、得意不得意、好き嫌いがあるからです。
ビジネスにおいても、フォワード型の選手やキーパー型の選手がいるように、ガンガン攻める猪突猛進型の起業家やコツコツ進める堅実型の起業家がいます。
例えば、

と人から勧められたからと言って、彼と同じように売り上げられるとは限りません。
彼は人と接するのが好きで、尚且つコミュニティ運営が得意かもしれないです。
人と接するのが嫌いで、尚且つコミュニティ運営が苦手な人が、彼と同じようにビジネスができるでしょうか?
恐らく難しいと思います。
フロー型ビジネスとストック型ビジネス、どちらを主軸にしていくかは、その人のタイプによります。
フロー型ビジネスで単発1,200万円を売り上げられるならば、年間売り上げは1,200万円です。
ストック型ビジネスで月100万円を売り上げられるならば、年間売り上げは1,200万円です。
仕組みの違いなので、どちらが良くてどちらが悪い訳ではありません。
得意不得意、好き嫌いのバランスを考えて、自分にあったビジネスに取り組むのが得策だと思います。
フロー型ビジネスとストック型ビジネスの両方を取り組みたい場合

そんな人もいると思います。
ビジネスを始めたばかりの頃は、フロー型ビジネスに取り組むのがおすすめです。
ストック型ビジネスは、集客が肝になります。
最初のうちは集客が上手くできないかもしれませんし、思うように売り上げも上がらないかもしれません。
フロー型の商品を販売して売り上げを増やしながら、顧客リストが集まったところでストック型の商品を販売する。
もしくは、クロスセルでストック型の商品を販売する。
私は、この戦略でこれまでビジネスを進めてきました。
クロスセルなどのマーケティングは次の記事でも詳しく説明しているので、参考にしてみてください。
フロー型ビジネスとストック型ビジネスはバランスが重要
これだけは覚えておいて欲しいのですが、私の経験上、ビジネスには波があります。
少し感覚的な話にはなってしまうのですが、

調子が良い流れが来ているから、今はガンガン行くべきかも!
という時もあれば、

今はコツコツ仕組み作りをしておく時期だな…。
という時もあります。
無理に不安を煽る必要はないのですが、
- フロー型ビジネスで売り上げをできるだけ作っておく
- ストック型ビジネスの仕組みを作っておく
- リピーターの増加に力を入れる
という対策を事前に取っておくことで、売り上げが減った時や停滞した時の保険になります。
これは飽くまでも私の感覚ですが、フロー型ビジネスは攻めで、ストック型ビジネスは守りだと思っています。
フロー型ビジネスで大きな収入を生み出し、ストック型ビジネスで安定的な収入を維持していく。
そんな感覚に近いと思います。
重要なのはバランスです。
慎重すぎると売り上げが爆発する機会を逃す可能性がありますし、攻めてばかりいては売り上げが停滞した時に困ります。
その辺りも踏まえながら、フロー型ビジネスとストック型ビジネスに取り組むのが、賢いやり方だと個人的には思っています。
ちなみに私は、昔からコツコツ進める堅実型でした。
夏休みの宿題は計画を立てて前半に終わらせていましたし、試験前も一夜漬けはせずに計画に沿って勉強していました。
どちらかと言えば起業家には、ガンガン攻めるタイプの方が多いイメージです。
そもそも私のような人間は起業なんてせずに、会社員や公務員のような、堅実的な職業を選ぶ人の方が多いのかもしれませんね 笑
フロー型ビジネスとストック型ビジネスの特徴まとめ

単発で報酬が発生する仕組みをフロー型ビジネスと呼び、継続的に報酬が発生する仕組みをストック型ビジネスと呼びます。
フロー型ビジネスは収益化までのハードルが低く、短期間で大きな売り上げを作りやすいです。
その分、売り上げが安定しにくいという特徴があります。
ストック型ビジネスは安定しやすく、雪だるま式に売り上げが増えていく可能性があります。
その分、収益化までのハードルが高いという特徴があります。

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