「フロントエンドとバックエンドの違いやマーケティング戦略について、詳しく知りたいです!」
そんな場合は、当記事をご覧ください。
2014年からWebマーケティング業界に参入し、様々なフロントエンド・バックエンドの商品を販売してきた筆者が、2つの違いや戦略について解説します。
当記事を読んでもらえれば、フロントエンドとバックエンドのマーケティング戦略が身に付きます。
目次
はじめに – 売り上げアップ戦略の概要 –
次の順番で記事を読んでもらえると、売り上げをアップさせるWebマーケティング戦略が、すべて身に付きます。
1.全体像 | ブログ・メルマガの売り上げを11.3倍もアップさせた戦略! |
2.無料オファー | 無料オファーの作り方とは?【おすすめの商品を解説】 |
3.フロントエンド・バックエンド | フロントエンド・バックエンドとは?【マーケティング戦略を解説】 |
4.アップセル・ダウンセル・クロスセル | アップセル・ダウンセル・クロスセルとは?【意味や具体例を解説】 |
今回は3の「フロントエンド・バックエンド」について、詳しく解説させて頂きます。
フロントエンド・バックエンドとは?


フロントエンド・バックエンドの意味
そもそもの話をすると、フロントエンドとバックエンドはWeb制作の用語です。
Web制作の現場で働くエンジニアのことを、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアと呼びます。
- フロントエンドエンジニア
Webサイトのデザインなど、目に見える部分を担当する人。 - バックエンドエンジニア
Webサイトのデータベースなど、目に見えない部分を担当する人。
これが、フロントエンドとバックエンドの元々の意味です。
フロントエンド・バックエンドのマーケティング用語の意味
いつしか、フロントエンド・バックエンドはマーケティング用語として使われるようになりました。
マーケティングにおけるフロントエンド・バックエンドの意味は、次の通りです。
フロントエンド | バックエンド | |
特徴 | 手軽に手に取ってもらえる低額商品 | ファンに購入してもらう高額商品 |
役割 | 有料顧客やファンを増やす | 利益を最大化させる |
価格 | 数千〜数万円程度 | 数十万〜数百万円程度 月額課金制の商品も多い |
例 | 1回5,000円のパーソナルトレーニング | 半年50万円のパーソナルトレーニング |
ビジネスにおいて、フロントエンド・バックエンドは、無くてはならない存在となりました。
フロントエンド・バックエンドのマーケティング戦略とは?

具体的に、この2つはどのように使い分ければ良いのでしょうか?

フロントエンドの戦略
フロントエンドとは、手軽に手に取ってもらえる低額商品のことです。
フロントエンドの商品を販売する大きな理由は、次の2つです。
- 優良顧客を集める為
- ファンを増やす為
例えば、無料オファーで100人を集客したとしましょう。
しかし、その100人の中には「無料だからとりあえず商品を受け取っただけで、有料オファーには全く興味がない!」という人も、少なからず含まれています。
そんな中でフロントエンドの商品を購入してくれた方は、優良なお客さんです。
無料オファーを受け取った上で有料商品を買ってくれる訳ですから、今後も商品を買ってくれる可能性は高いです。
更に、フロントエンドが良質な商品だった場合、お客さんはファンになってくれる可能性が高いです。
ファンになってくれると信頼関係が築けるので、高額商品が売れやすくなります。
例えば、こんな状況を想像してください。
あなたは身体を鍛えたいと思って、近所のジムの無料体験に向かいました。

無料体験が終わった後に、次のような高額商品を販売されたらどう思いますか?

さすがに50万円を支払うのは、躊躇しませんか?
そのジムやトレーナーの方を信頼できるならば、高額商品でも購入するかもしれません。
しかし、信頼関係が浅い状態で高額商品は売れにくいです。
「もしかしたら質の悪い商品かもしれない…」と不安に思う人が大半だからです。
お客さんとの信頼関係を築く為にも、まずは手が出しやすい低額商品を販売しましょう。
「半年50万円の個別トレーニング」を売りたいならば、「1回5,000円の個別トレーニング」の低額商品を販売する。
フロントエンドが満足できる商品だった場合、「このジムやトレーナーさんが販売する商品なら間違いない!」とお客さんからの信頼が得られ、ジムやトレーナーのファンになってくれます。
いきなり高額商品を売ろうとせず、高品質の低額商品を販売しましょう!
バックエンドの戦略
バックエンドとは、フロントエンドの後に売る本命の高額商品です。
フロントエンドの商品であなたのファンになってくれた人は、高額商品を購入してくれる確率が上がります。
バックエンドの商品を販売する大きな理由は、次の通りです。
- 利益を最大化する為
例えば、あなたに1,000人のお客さんがいるとしましょう。
そのお客さんに対して、フロントエンドで1万円の商品を販売しました。
100人の人が購入してくれた場合、売り上げは100万円です。
購入してくれた100人に対して、バックエンドで50万円の商品を販売しました。
20人が購入してくれた場合、売り上げは1,000万円です。
フロントエンドで100万円だった売り上げが、バックエンドで1,000万円にまで跳ね上がりました。
バックエンドは、あらゆる業界で使われている手法です。
昔はよく通販番組で、「高枝切りバサミ」が1万円程度で売られていたのをご存知でしょうか?

実は高枝切りバサミは、フロントエンドの商品です。
高枝切りバサミを購入する人は、それなりに大きな庭付きの一軒家に住んでいます。
マンションやアパート住まいの人たちや、小さな庭の一軒家に住んでいる人はわざわざ使いません。
高枝切りバサミが購入された場合、豪邸に住んでいるお客さんの顧客リストが手に入ります。
庭付きの一軒家であれば、リファームなどの修繕工事が売れやすいです。
そこで販売業者は、高枝切りバサミの購入者リストから、バックエンドでリフォームなどの高額商品を販売します。
1万円の高枝切りバサミを1,000人に販売したところで、売り上げは1,000万円程度にしかなりません。
通販番組の広告費や人件費を考えると、恐らく赤字だと思います。
しかし、購入者1,000人のうち、1%であるたった10人が1,000万円のリフォームを契約してくれた場合、売り上げは1億円にまで跳ね上がります。
仮にフロントエンドが赤字だとしても、バックエンドで黒字にできれば何も問題はありません。
「損して得取れ」という有名なことわざがありますが、それはまさにフロントエンドとバックエンドに相応しいです。
一時的に損をしたとしても、将来的には得をします。
フロントエンドで赤字だった場合は、バックエンドで一気に黒字に転換させる。
フロントエンドで黒字だった場合は、バックエンドで更に売り上げを大きく伸ばす。
これが、フロントエンドとバックエンドの特徴です。
バックエンドを活用すれば、売り上げを爆発的に伸ばせます。
フロントエンドで赤字だったとしても、バックエンドで黒字にできれば問題ありません!
フロントエンド・バックエンドまとめ
フロントエンドとは、有料顧客やファンを増やす為に活用する低額商品のことで、バックエンドとは、利益を最大化する為に活用する高額商品のことです。
有料顧客やファンを増やすことで、高額商品が販売しやすくなります。
フロントエンドとバックエンドの商品を使い分けて、売り上げアップに繋げましょう!

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Webマーケティングに取り組んでいると、フロントエンドやバックエンドという言葉を良く聞きます。
この2つはどういう意味で、どんな違いがあるのでしょうか?