- キーワード選定のやり方がわからない。
- ブログに書いた記事が上位表示できない。
- キーワード選定の基礎知識を身に付けたい。
こんな悩みを抱えている場合は、当記事をご覧ください。
キーワード選定のやり方や上位表示のコツを、初心者向けに解説します。
ブログの記事を上位表示させるキーワード選定方法が身に付くので、ぜひ参考にして頂ければ嬉しいです。
はじめに – ブログに記事を投稿するまでの流れ –
次の順番で記事を読んでもらえると、「ブログの制作方法」「Webメディアの集客方法」「記事の投稿方法」がすべて身に付きます。
1.ブログ制作 | 情報発信ブログの作り方【月間70万PVを誇るWebメディアの全貌】 |
2.集客方法 | SEOとはどういう意味?仕組みを初心者にわかりやすく解説! |
3.ネタ探し | 情報発信のネタを一瞬で見つける方法!【6種類の題材を紹介】 |
4.キーワード選定 | キーワード選定のやり方!【初心者に上位表示のコツを解説】 |
5.ライバルチェック | ブログのライバルチェックは必要ない?【やり方も公開中】 |
6.タイトル付け | ブログの記事タイトルの決め方とは?【SEO対策や例を解説】 |
7.構成づくり | ブログの記事の構成づくり【4Stepのテンプレートを公開】 |
8.記事作成 | ブログの記事の書き方【3,000万円以上を売り上げる方法】 |
今回は4の「キーワード選定」について、詳しく解説させて頂きます。
キーワード選定の役割

最近ブログ運営を始めたのですが、思うように記事にアクセスが集まりません。
キーワード選定が重要だと聞いたのですが、そもそもキーワード選定とは何でしょうか?

キーワード選定とは記事を上位表示させる為に必要
キーワード選定とは、読者さんが検索しそうな需要のあるキーワードを選ぶことです。
キーワード選定を正しく行うことで、検索結果でブログの記事が上位表示されやすくなります。


例えば、この記事であれば、次のようなキーワード選定を行っています。
- キーワード
キーワード選定 やり方
キーワード選定 初心者 - タイトル
キーワード選定のやり方!【初心者に上位表示のコツを解説】

初心者にもやり方をわかりやすく説明して欲しいな。
ちょっと検索してみよう!
こんな疑問を抱えている人が、GoogleやYahooで「キーワード選定 やり方」「キーワード選定 初心者」と検索をした時に、当記事が上位表示される可能性があります。
検索結果で記事を上位表示をして、疑問を抱えている人の問題を解決してあげる。
これが、キーワード選定の役割です。
キーワード選定が不必要な場合
下記のような記事を更新する場合は、キーワード選定は必要ありません。
- 内部リンクからのアクセスを狙う記事
(エデュケーション記事,ブランディング記事,ダイアリー記事など。) - SNSからのアクセスを狙う記事
- 広告からのアクセスを狙う記事
簡単に言えば、SEO以外からのアクセスを狙う記事です。
内部リンク、SNS、広告からのアクセスを狙う場合は、検索結果に上位表示させる必要がありません。
その為、キーワード選定を意識せずに記事を書いてしまってOKです。
キーワード選定の基礎知識

今まではキーワードを一切考えないで記事を書いてきたので、これからはキーワード選定をしっかり行います!

まずは、キーワードの種類を解説しますね。
単一キーワードと複合キーワード
- 単一キーワード
- 複合キーワード
単一キーワードとは、一つの単語のキーワードです。
例:「キーワード選定」「パソコン」「ブログ」など。
複合キーワードとは、二つ以上の単語から成るキーワードです。
例:「キーワード選定 やり方」「パソコン おすすめ 安い」「ブログ 初心者 記事 書き方」など。


仮に「腹筋」という単一キーワードでトップを取れれば、それだけ多くのアクセスが集められます。
しかし、ジャンルによっては、企業が運営しているような大手サイトや、専門性の高いブログなどのライバルもいるので、単一キーワードでアクセスを集めるのは難易度が高いです。
そこで活躍するのが、複合キーワードです。
例えば、「腹筋」という単一キーワードで、「腹筋の鍛え方を解説!1日10分憧れの6パックに!」という記事がトップに表示されるとしましょう。

初心者に向けた腹筋のやり方を調べてみよう!
と思った男性が、「腹筋 初心者」という複合キーワードで検索をしました。

すると今度は、「腹筋初心者の方は必見!1日5分から始めるトレーニング方法を解説!」という記事が検索順位のトップに表示されました。
「腹筋」という単一キーワードで上位を取れなくても、「腹筋 初心者」という複合キーワードでなら、上位が取れる可能性があります。
複合キーワードを上手く活用した方が、ライバルが少なくなる分、上位表示が狙いやすいです。
単一キーワードで上位が取れれば大量のアクセスを集めやすいですが、その分ライバルが多い傾向があります。
複合キーワードを活用することで、ライバルが少なくなり、上位表示しやすくなります。
メインキーワードとサブキーワード
- メインキーワード
- サブキーワード
複合キーワードは、メインキーワードとサブキーワードの2つから成り立っています。
メインキーワードは主語で、サブキーワードは述語と考えてもらうと、何となくイメージをしやすいかもしれません。
「腹筋 鍛え方」であれば、「腹筋」がメインキーワードで、「鍛え方」がサブキーワードです。
「パソコン おすすめ 安い」であれば、「パソコン」がメインキーワードで、「おすすめ」「安い」がサブキーワードです。

複合キーワードは「メインキーワード」と「サブキーワード」の2つから成り立ちます。
「メインキーワード」は単語の主体であり、「メインキーワード」を補佐するような存在が「サブキーワード」です。
トレンドキーワードとロングテイルキーワード
- トレンドキーワード
- ロングテイルキーワード
トレンドキーワードは今が旬なキーワードで、ロングテイルキーワードは長期的にアクセスが見込めるキーワードです。
「ダイエット」というジャンルで考えてみましょう。
- 痩せる石鹸
- ビリーズブートキャンプ
- ロングブレスダイエット
時代は違えど、一躍有名になったダイエット方法です。
痩せる石鹸はインターネットが普及する前ですが、もしもインターネット全盛期であれば、凄まじい検索数になっていたと思います。
今が旬で、爆発的に検索される可能性があるのが、トレンドキーワードです。
- ウォーキング
- 水泳ダイエット
- 食事制限
どれも旬ではありませんが、王道なダイエット方法です。
いつの時代も需要があり、安定的に検索される可能性があるのが、ロングテイルキーワードです。
トレンドキーワードには爆発力があり、ロングテイルキーワードには安定力があります。
ビッグキーワードとスモールキーワード
- ビッグキーワード
- スモールキーワード
ビッグキーワードとは市場の大きなキーワードのことで、スモールキーワードとは市場の小さなキーワードです。
同じく、「ダイエット」というジャンルで考えてみましょう。
「ダイエット」というキーワードで狙う場合、市場が大きいのでビッグキーワードです。
「ダイエット 筋トレ 女性 30代」というキーワードで狙う場合、市場が小さいのでスモールキーワードです。

ビッグキーワードを徐々に絞り込んでいくことで、スモールキーワードになります。

↓

↓

↓

極端な例ですが、「腹筋 鍛え方」というビッグキーワードよりも、「腹筋 鍛え方 女性 簡単 即効性」というスモールキーワードの方が、上位表示は狙いやすいです。

「腹筋 鍛え方 女性 簡単 即効性」というキーワードで記事を書けば、「腹筋 鍛え方 女性」という3語キーワードで検索された場合や、「腹筋 鍛え方 女性 簡単」という4語キーワードで検索された場合にも対応できる可能性があります。
「腹筋 鍛え方」というビッグキーワードで10ページ目にいるよりも、「腹筋 鍛え方 女性 簡単 即効性」というスモールキーワードで1ページ目にいる方が、アクセスは集まりやすいです。
※「腹筋 鍛え方 女性 簡単 即効性」というキーワードに、需要があることが前提です。
ビッグキーワードでトップを取るのが、一番理想的です。
それが難しい場合は、スモールキーワードを上手く使って上位表示をしてみましょう。
「ビッグキーワード」とは市場の大きなキーワードのことで、「スモールキーワード」とは市場の小さなキーワードことです。
ビッグキーワードで上位表示を狙うのが難しい場合は、スモールキーワードを活用してみましょう。
サジェストキーワードと関連キーワード
- サジェストキーワード
- 関連キーワード
サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを打ち込んだ時に、同時に検索されるであろうキーワードを予測したものです。

検索されやすいキーワードが、表示されます。
関連キーワードとは、検索後にページの上部や下部に表示されるキーワードのことです。


検索内容に関連したキーワードのうち、検索されやすいものが一覧で表示されます。
複合キーワードで上位表示を狙う際に、非常に参考になります。
今が旬のトレンドキーワードは、関連キーワードに反映されていない可能性が高いです。
その為、どんな複合キーワードで検索されるのか、ある程度自分で予想をする必要があります。
「サジェストキーワード」と「関連キーワード」は、検索されやすいキーワードです。
SEOで上位表示を狙う場合は、積極的に活用しましょう。
キーワード選定のやり方・上位表示のコツ

覚えるだけでも大変そうです 笑

ここからは、実際にキーワード選定を行っていきましょう。
ブログの記事を上位表示させる為のキーワード選定のやり方は、次の通りです。
- 狙うキーワードを書き出す
- 関連するキーワードを探す(ラッコキーワード)
- 検索ボリュームを調査する(キーワードプランナー)
狙うキーワードを書き出す
まずは、狙うキーワードを書き出します。
- 腹筋の鍛え方に関する記事を書く場合:腹筋 鍛え方
- ベンチプレスのフォームに関する記事を書く場合:ベンチプレス フォーム
- プロテインを飲むタイミングに関する記事を書く場合:プロテイン 飲む タイミング
あなたのブログで情報発信しているテーマに合わせて、キーワードを書き出しましょう。
関連するキーワードを探す(ラッコキーワード)
次に、関連するキーワードを探します。
「ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール)」というサイトにアクセスをしてください。
⇒ ラッコキーワード

検索窓に、狙うキーワードを入力してください。
今回は「腹筋 鍛え方」というキーワードで考えてみます。

キーワードを入力することで、検索されやすい複合キーワードが一覧で表示されます。

「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックして、キーワードをコピーしましょう。
検索ボリュームを調査する(キーワードプランナー)
続いて、検索ボリュームを調査します。
検索ボリュームとは、キーワードがどのぐらい検索されているかを調べることです。
「腹筋 鍛え方」というキーワードで上位表示ができたとしても、毎月1人しか検索されないようでしたら、1ヶ月に1人しかアクセスが集まりません。
そこで役立つのが、キーワードの検索ボリュームを調査してくれるツールです。
「キーワードプランナー」というGoogle公式のツールを使うと、毎月どれぐらい検索されているかを調べてくれます。
Google広告にアクセスをして、Googleアカウントにログインをしてください。
⇒ Google広告
※Googleアカウントを持っていない場合は、事前にアカウントを作成しましょう。

「ツールと設定」から「キーワードプランナー」をクリックしてください。

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。

コピーしたキーワードを貼り付けて、「開始する」をクリックしましょう。

期間を選択できるので、過去12ヶ月に設定すると良いです。
「過去の指標」をクリックすると、キーワードの「月間平均検索ボリューム」が表示されます。
Googleに広告を出していない場合は、「100〜1,000」「1,000〜1万」といったように、曖昧な表記になります。

キーワードプランナーは、本来は広告を出す事業者に向けて提供しているツールです。
その為、細かいデータを知りたい場合は、Googleに広告を出す必要があります。
曖昧な表記でも目安にはなるのですが、細かいデータを知りたい場合は、Googleに広告費を支払いましょう。
キーワードプランナーを使うだけの場合、広告費は1ヶ月に200円程度でOKです。

広告を出して1〜2日経つと、「月間平均検索ボリューム」が細かく表示されるようになります。

これで、毎月200円程度でキーワードプランナーが使い放題になります^^
Google広告の使い方は、下記の記事で解説しています。
手順を詳しく解説しているので、キーワードプランナーを使いたい場合は参考にしてください。
話を戻しますね。

「月間平均検索ボリューム」をクリックしてください。

すると、月間平均検索ボリュームの多いキーワードが、上位に表示されます。
ボリュームの多いキーワードを狙って、記事を書いていきましょう。
検索ボリュームは少なくても10〜100程度、できれば100〜1,000程度のキーワードを狙った方が良いです。
検索ボリュームが0では、上位表示できてもアクセスが集まらない可能性が高いです。
検索ボリュームが1万を超えてくると、企業や大手サイトの記事が上位表示されている可能性があります。
ただし、検索ボリュームの数値は目安でしかありません。
キーワードプランナーも万全ではないので、一つの目安として活用してください。

「腹筋 鍛え方 自宅」「腹筋 鍛え方 簡単」というキーワードを組み合わせれば、「腹筋の鍛え方!自宅で簡単にできるトレーニング方法!」という記事が作成できます。
以上が、記事を上位表示させる為のキーワード選定の流れです。
キーワード選定のやり方まとめ
キーワード選定とは、読者さんが検索しそうな需要のあるキーワードを選ぶことです。
検索結果で、書いた記事が上位表示されやすくなります。
次の10個のキーワードに加えて、ラッコキーワードやキーワードプランナーを活用しながら、キーワード選定を行いましょう。
キーワードの種類
- 単一キーワード:一つの単語のキーワード
- 複合キーワード:二つ以上の単語から成るキーワード
- メインキーワード:複合キーワードの主体となるキーワード
- サブキーワード:メインキーワードの補佐となるキーワード
- トレンドキーワード:今が旬のキーワード
- ロングテイルキーワード:いつの時代も需要があるキーワード
- ビッグキーワード:市場の大きなキーワード
- スモールキーワード:市場の小さなキーワード
- サジェストキーワード:検索窓に入力した際に表示されるキーワード
- 関連キーワード:検索内容に関連したキーワード
キーワード選定のステップ
- 狙うキーワードを書き出す
- 関連するキーワードを探す(ラッコキーワード)
- 検索ボリュームを調査する(キーワードプランナー)
キーワード選定を行う際の、参考にして頂けると嬉しいです。

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筆者は2014年からWebマーケターとして独立をして、ブログ運営やSEO集客(サーチエンジンマーケティング)などを行ってきました。
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2018年に法人成りをしてからも、現役でSEOを研究し続けています。