- やりたいことがわからない!
- 目的を達成する為に最適な手段を見つけたい!
- やりたいことや手段の定義を知りたい!
そんな悩みや願望を持っている場合は、少しでも良いので今回の記事を読んでみてください。
心理セラピストの資格を持つ筆者が、手段(やりたいこと)の意味や見つけ方を、詳しく解説しました。
当記事で解説するのは、理想の人生を送る為の、手段(やりたいこと)の見つけ方です。

最後まで記事を読んで実践してもらうことで、手段(やりたいこと)が見つかり、ワクワクした人生を歩めるようになります。
目次
はじめに – 理想の人生を送る為の流れ –
1.理想の人生像の見つけ方 | 理想の人生像とは何か?幸せな生き方を考えてみた。 |
2.目的地の見つけ方 | 人生の目的の見つけ方!例を出して考えてみた。 |
3.価値観の見つけ方 | 価値観の見つけ方の3ステップ!具体例と共に解説します。 |
4.手段の見つけ方 | 手段(やりたいこと)の見つけ方!心理学のプロが解説します。 |
今回の内容は、Youtubeでも解説しています。
文章よりも動画で学びたい場合は、Youtubeを視聴してみてください。
手段(やりたいこと)とは何か?


私は、目的を達成する為の手段のことを、「やりたいこと」と捉えています。
※飽くまでも私の捉え方です。
目的とは成し遂げたいことであり、手段とは目的を達成する為に行うことです。
例えば、「演技で人を楽しませる」という目的を持っている場合、手段として「俳優」「舞台役者」「声優」などの選択肢があります。
その中から、俳優という手段を選んだとしましょう。
【目的】 演技で人を楽しませる |
▼
【手段】 俳優 or 舞台役者 or 声優 |
▼
【やりたいこと】 俳優として演技で人を楽しませる |
この場合は「俳優として演技で人を楽しませる」が、やりたいことです。
目的や手段は、何でも構いません。
例えば、「自由に生きる」という目的を持って、「ブロガー」という手段を選んだとしましょう。
【目的】 自由に生きる |
▼
【手段】 ブロガー or ユーチューバー or インスタグラマー |
▼
【やりたいこと】 ブロガーとして自由に生きる |
「ブロガーとして自由に生きる」というのも、立派なやりたいことです。
- お笑い芸人として、人を笑顔にしたい!
- 医者として、人の病気を治したい!
- 教師として、人に歴史を教えたい!
- 漫画家として、面白い作品を世の中に届けたい!
- 料理人として、美味しい料理を沢山の人に提供したい!
- 投資家として、自由に生きたい!
- ブロガーとして、人と関わらずに過ごしたい!
- ユーチューバーとして、世界を旅して周りたい!
「目的」だけあって「手段」がない場合、「手段」だけあって「目的」がない場合、私の中では「やりたいこと」とは言えません。

…まぁ、今はサラリーマンなんだけど。
明確な目的を持っていたとしても、手段がなければ具体的な行動を起こせません。
これでは口先だけの人間になってしまうので、目的を達成する為の手段を考えましょう。

こんな風に、手段を考える人も多いと思います。
その場合は、「俳優になって何を成し遂げたいのか?」というように、目的を考えるようにしてください。

でも、やりたいこともないし、仕事が全然面白くないな…。
せっかく夢を叶えられたとしても、その先の目的がなければ、燃え尽き症候群になってしまう可能性があります。
手段(やりたいこと)の見つけ方とは?

具体的に、手段(やりたいこと)を見つける為には、どうすれば良いのでしょうか?

- 目的地と価値観を明確にする
- リソースを考える
目的地と価値観を明確にする
目的地とは、先ほど説明した成し遂げたいことです。
価値観とは、「どんなことに対して価値を感じているのか?」という、あなたの人生の軸のようなものです。

「目的地」と「価値観」が明確にすることで、手段(やりたいこと)を見つけやすくなります。
価値観と手段を明確にする方法は、次の2つの記事で解説しているので、合わせてご覧ください。
リソースを考える
リソースとは、その人物が持っている資質のことです。
- しゃべりが得意!
- 文章を書くのが得意!
- ギターが好き!
- 人に教えることが好き!
例えば、「ファッションを整えて、自分に自信を持てる人を増やす!」という目的を持ち、喋りや文章を書くのが得意であれば、手段としてブログやYoutubeを選ぶ。
人前に顔を出すことが大好きだったり、人とコミュニケーションをとることが大好きだったら、手段としてコンサルタントやセミナー講師を選ぶ。
こんな風に、あなたの持っているリソースを最大限に活用できる手段を選びましょう。
嫌いなことや苦手なことよりも、好きなことや得意なことを活かした方が、それだけ結果は出やすくなります。
※嫌いなことや苦手なことでも、結果が出やすい手段があるならば実践するのも有りです。
例:喋りが苦手だけど、集客効果が高い為にYoutubeで情報発信をするなど。
具体的には、次の3つを意識してみましょう。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 稼げること
「目的」に対して、「好きなこと」「得意なこと」「稼げること」の全て、もしくは一部が重なっている手段を選ぶのがおすすめです。
達成したい「目的」に対して、あなたの資質ともいえる「好きなこと」や「得意なこと」、時代に応じた手法や需要のある分野の「稼げること」を、かけ合わせるようなイメージですね。

「好きなこと」「得意なこと」「稼げること」について、解説します。
好きなこと
あなたが熱中して行えることです。
例:人前で話をしていると、あっという間に時間が経ってしまう。
好きなことであれば、努力を努力と思わずに作業ができますし、モチベーションも続きやすいです。
例えば、文章を書くのが嫌いにも関わらず、「ただ稼げるから」という理由でブロガーになったところで、モチベーションが保てずに作業を途中で諦めてしまう可能性が高いです。
一方で、文章を書くのが大好きで、尚且つ「ファッションを整えて、自分に自信を持てる人を増やす!」という目的を持ってブログで情報発信をしている場合は、ワクワクしながらブログを更新できるでしょうし、モチベーションも保ちやすいです。
好きなことを見つけるには、
- 何をしている時が一番ワクワクするか?
- 何をしている時が一瞬で時間が過ぎ去るか?
- 熱中して取り組めることは何か?
- お金を払ってでもやりたいことは何か?
などを考えてみると良いです。
下記のツイートは極端な例ではありますが、考え方次第で好きなことをビジネスにできます。
ビジネスに結びつけると、こんな感じです。
・ドラクエ ⇒ スマホゲーム開発
・筋トレ ⇒ パーソナルトレーナー
・水泳 ⇒ パーソナルトレーナー
・旅行 ⇒ YouTubeで旅行情報を発信
・カメラ ⇒ カメラマン
・情報発信 ⇒ まさに今やっています考え方次第で、やりたいことを仕事にできます。
— ユウキ/Webマーケティングの専門家 (@yuki_webcreator) January 22, 2020
得意なこと
センスや才能のあることです。
例:人にわかりやすく、物事を説明できる。
得意なことであれば、少ない努力でも結果が出やすいです。
例えば、バスケが好きだけど、プレイヤーとしては全く活躍できない場合、プレイヤーとして生計を立てるのは難しいと思います。
プレイヤーとして需要が無くても、人に指導することが得意だった場合、バスケのコーチとして需要があるかもしれません。
得意なことを活かせば、それだけ人から支持される可能性も高いです。
得意なことを見つけるには、
- どんなことであれば簡単にこなせるか?
- どんなことであれば集中できるか?
- 普段どんなことを褒められるか?
- 学生時代にどんな教科が得意だったか?
などを考えてみると良いです。
稼げること
収入を得やすいことや需要のあることです。
例:Youtubeでの集客率が非常に高く、ライバルもほとんどいない。
稼げることであれば、収入が得やすく、生計を立てやすいです。
どれだけ好きなことや得意なことを手段に選んでも、収入が無ければ生計は立てられません。
人前で喋る事が大好きで、尚且つ得意な舞台芸人さんでも、お客さんが来てくれなければお金は稼げません。
この場合は、活動の場を「舞台」から「Youtube」へと変えるだけでも、お客さんが一気に増えて、収入も増加する可能性があります。
「人を笑顔にする」という目的を持っているのであれば、手段が「舞台での漫才」であっても、「Youtubeでの漫才」であっても、違いはありません。
好きなことや得意なことと、稼げることを掛け合わせることができれば、生涯、目的に沿って、尚且つ、好きなことや得意なことで生きていけます。
稼げることを見つけるには、
- 世間ではどんなことが話題になっているか?
- 世間ではどんなことが需要があるか?
- 時代の流れはどう動いていくか?
- お金を稼いでいる人は何をしているのか?
などを考えてみると良いです。
今の時代であれば、Webマーケティング(インターネット上で情報発信や集客を行い、商品を販売する手法)は、必須だと思ってください。
手段(やりたいこと)の後に目的を考えるのも有り?

手段を明確にしてから、目的を考えても良いのでしょうか?

今回解説したのは、目的から逆算して手段を選択するパターンです。

下記のように、手段から目的を考えてもOKです。

手段(やりたいこと)が明確な場合は、その後で目的を考えてもOKです。
手段(やりたいこと)は何が最適か?


それが難しい場合は2つ、できれば3つが重なる手段を選んでみてください。
目的を含めた2つが重なる手段
せめて、目的を含めた2つが重なる手段を選びましょう。

「好きなことや得意なことをビジネスにして生きる人を増やす」という目的を持っている場合で考えてみます。
- 文章を書くのが好きだから、作家として活動する。
- 人に教えるのが得意だから、コンサルタントとして活動する。
- お金を得やすい分野だから、セミナー講師として活動する。
目的を含めた3つが重なる手段
できれば、目的を含めた3つが重なる手段を選ぶのがおすすめです。

- 文章を書くのが好きで、人に伝えることが得意だから、作家として活動する。
- 人に教えるのが好きで、お金を得やすい分野だから、コンサルタントとして活動する。
- 人前で話をすることが得意で、お金を得やすい分野だから、セミナー講師として活動をする。
目的を含めた4つが重なる手段
最適なのは、目的を含めた4つが全て重なる手段です。

- 文章を書くのが好きで、人に伝えることが得意で、お金を得やすい分野だから、作家として活動する。
- 人に教えるのが好きで、、物事を論理的に説明することが得意で、お金を得やすい分野だから、コンサルタントとして活動する。
- 人前で話をすることが好きで、ルックスが優れており、お金を得やすい分野だから、セミナー講師として活動をする。
手段(やりたいこと)は複数あっても良いのか?

それとも、複数あっても良いのでしょうか?

ただし、目的は一つに絞った方が良いです。
手段は複数あってもOK
手段は複数あっても構いません。

「効果的な筋トレの方法を世の中に広める」
こんな目的を持っているとします。

「トレーナー・作家・ブロガーとして効果的な筋トレの方法を世の中に広める」
これはOKです。
私は「個人が理想とする人生を明確化して、実現させるための気づきやきっかけを与えること。」を目的に活動していますが、こんな風にブログも書きますし、メルマガも配信しますし、動画も制作します。
効果的な手段を複数実践する分には、問題はありません。
むしろ、目的を達成できる可能性が高くなります。
目的は一つに絞る
全く違う目的が複数ある場合は、一つに絞った方が良いです。

「効果的な筋トレの方法を世の中に広める」
「好きなことや得意なことをビジネスにして生きる人を増やす」
こんな目的を持っているとします。

「作家として効果的な筋トレの方法を世の中に広めながら、好きなことや得意なことをビジネスにして生きる人を増やす。」
この場合は、どちらか一つに絞った方がいいです。
「やりたいことが多いんだったら、全部やった方が良いと思います!」という意見もあるでしょうが、私は一つに絞った方が良いと思っています。
理由は単純。
一点集中で取り組んだ方が、結果が出やすいからです。
極端な例ですが、

でも、プロ野球選手も興味があるし、バスケの選手にもなりたい!
よし、全部やろう!
という状態で、どれか一つのプロの選手にはなれないですよね?
- Jリーグで活躍したいのであれば、サッカー選手になってサッカーを極める。
- メジャーで活躍したいのであれば、野球選手になって野球を極める。
- NBAで活躍したいのであれば、バスケ選手になってバスケを極める。
こんな風に、どれか一つに集中した方が、それだけ結果が出やすいです。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」
ということわざがあるように、同時に複数の物事を進めてしまうと、結局どれも中途半端になってしまう可能性が高いです。
ビジネスでも、同様のことが言えます。
「美容コンサル」をやって、「株式投資」をやって、「ユーチューバー」もやって…と全く違うビジネスに次々に取り組む場合、どれも中途半端になる可能性があります。
色んなビジネスに挑戦するのは素晴らしいです。
ただ、基盤ができるまでは、一つのビジネスに集中して取り組むのが効率的です。— ユウキ/引きこもりの経営者 (@yuki_webcreator) January 20, 2020
私は、2014年にWebマーケターとして独立をしました。
独立したばかりの頃は、できるだけ収入源を増やそうと、投資の勉強をしたり、リアルビジネスに挑戦したり、色々なことに手を出していました。
その結果、どうなったのか?
結局はどれも中途半端になってしまい、当分の間はWebマーケティング一本に集中してビジネスを行うことに決めました。
ある程度、自己実現ができたり、余裕ができた場合は、新しいビジネスや物事にチャレンジするのは良いと思います。
しかし、何も成し遂げていない状態で、色んなビジネスや物事に取り組むのは、効率が悪いです。
もちろん、空いた時間に趣味で行うのは構いません。
私も、筋トレ、スイミング、ピアノ、アニメ、ゲーム、山登りなど、趣味は沢山あります。
それらの趣味は、隙間時間や休日に楽しんでいます。
「手段は複数行ってもOKですが、目的は一つだけ!」と覚えておいてください。
手段(やりたいこと)が明確になった後にやることとは?


優先順位は、次の4つに分けられます。

- A:目的達成の為に重要で、尚且つ緊急性のあること。
- B:目的達成の為に重要だが、緊急性のないこと。
- C:目的達成の為に重要ではないが、緊急性のあること。
- D:目的達成の為に重要ではない上に、緊急性のないこと。
優先順位は、A・B・C・Dの順番通りです。
例えば、「世の中に正しい筋トレの知識を広める!」という目的を持ち、筋トレのパーソナルトレーナーとして活躍している人がいるとしましょう。
一方でピアノも大好きなので、「ピアノを練習して、大勢の前で演奏したい」という夢も持っています。
彼の1日の行動は次の通りです。
- お客さんの体を鍛える為にパーソナルトレーニングを行う
- 本を出版する為にブログに記事を書き溜める
- フィジークの大会で優勝する為に筋トレをする
- 友人からの電話に出る
- 演奏会の為にピアノの練習をする
A:目的達成の為に重要で、尚且つ緊急性のあること。
「お客さんの体を鍛える為にパーソナルトレーニングを行う」
これは「世の中に正しい筋トレの知識を広める!」という目的に沿った、重要事項です。
お客さんからの予約が入っている為に、緊急性もあります。
つまり、Aの目的達成の為に重要で、尚且つ緊急性のあることに分類されます。
一番優先して行動しましょう。
B:目的達成の為に重要だが、緊急性のないこと。
「本を出版する為にブログに記事を書き溜める」
「フィジークの大会で優勝する為に筋トレをする」
この2つは、緊急性はありません。
本を出版しなくとも、フィジークの大会で優勝しなくても、誰にも迷惑は掛からないです。
しかし、本を出版することで世の中に正しい筋トレの知識を広められますし、フィジークの大会で優勝することで影響力を持てます。
つまり、Bの目的達成の為に重要だが、緊急性のないことに分類されます。
緊急性はありませんが、優先して行動しましょう。
C:目的達成の為に重要ではないが、緊急性のあること。
「友人からの電話に出る」
電話はいきなり掛かってくるので緊急性はありますが、「世の中に正しい筋トレの知識を広める!」という目的を考えれば、重要ではありません。
つまり、Cの目的達成の為に重要ではないが、緊急性のあることに分類されます。
AとBの重要事項が終わった後に、電話をかけ直しましょう。
D:目的達成の為に重要ではない上に、緊急性のないこと。
「演奏会の為にピアノの練習をする」
ピアノの練習は、「世の中に正しい筋トレの知識を広める!」という目的達成の為に重要ではないです。
特に緊急性もありません。
つまり、Dの目的達成の為に重要ではない上に、緊急性のないことに分類されます。
AとBとCの行動を終えた後に、趣味として行いましょう。
優先順位の例
優先順位は、以下のようになります。
- A1:お客さんの体を鍛える為にパーソナルトレーニングを行う
- B1:本を出版する為にブログに記事を書き溜める
- B2:フィジークの大会で優勝する為に筋トレをする
- C1:友人からの電話に出る
- D1:演奏会の為にピアノの練習をする
こんな風に、目的に沿った手段(やりたいこと)を優先し、それが終わった後に趣味や娯楽を行う。
飽くまでも私の感覚ですが、
- やりたいことに費やす行動が6〜9割
- その他に費やす行動が1〜4割
これぐらいの割合で、一つの物事を極めるのが理想的だと思います。
目標の設定方法や優先順位の付け方などは、下記の関連記事でもまとめています。
更に詳しい情報を知りたい場合は、ぜひご覧ください。
手段(やりたいこと)の見つけ方まとめ
手段(やりたいこと)とは、目的を達成する為に行うことです。
手段(やりたいこと)を見つける際には、あなたの中のリソース(資質)を活用しましょう。
具体的には、「好きなこと」「得意なこと」「稼げること」の3つ。
目的を含めた4つ全てが重なった手段を選ぶのがおすすめですが、それが難しい場合は目的を含めた3つ、せめて目的を含めた2つが重なる手段を選んでみてください。
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私は、「やりたいこと」を見つけたいと思っています。
でも、「やりたいこと」とはどういう意味なのでしょうか?