人生を豊かにする学び方・取り組み方【マインドセット】
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ
ブログをお読みいただき、どうもありがとうございます!

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ
ブログをお読みいただき、どうもありがとうございます!

僕は2014年に脱サラをして、個人事業主のWebマーケターとして独立、2018年には法人を設立しました。
移り変わりの激しいWebマーケティング業界で生き抜いてこられたのは、人からの学び方や物事に対する考え方、いわゆるマインドセットにあると思っています!
この記事では僕のこれまでの経験を振り返りながら、結果を出す為に重要だと思うマインドセットをまとめました^^
ビジネス、スポーツ、勉学、ダイエット、筋トレなど、物事に取り組む際の参考にして頂けると嬉しいです!
Note
この記事は、元々は僕自身に対するメモ書きのようなものです。
心理セラピストの資格を取得する上で学んだことや、会社を経営していく上で気付いたことなどを、忘れないように残しています。
「どうせならブログで公開してしまおう!」と記事にしました。
定期的に追記をしている為、文字数は30,000を超えています^^;
気が向いた時に、少しずつでも読み進めてもらえれば幸いです!
マインドセットの重要性
どんな物事も、人からの学び方や物事に対する取り組み方で、結果が大きく変わります。
学び方や取り組み方とは、姿勢のようなものだからです。
小学校の頃に先生から、
姿勢は正しく、背筋をちゃんと伸ばしなさい!
と言われた経験はありませんか?
僕はしょっちゅう言われました 笑
正しい姿勢で勉強をすると、深い呼吸ができて血液の巡りが良くなります。
その結果、集中力が上がり、頭の回転も早くなります。
学び方や取り組み方も、これと同じです。
正しい姿勢で学ぶと人の教えを素直に吸収できるようになり、正しい姿勢で取り組むと結果が出るスピードが上がります。
例えば、職場の先輩から営業のやり方を教わっている場合で考えてみましょう。
営業のコツは、お客様目線!
初対面の時は、笑顔を忘れずに!
はい!わかりました!
(はいはい。そんな当たり前のこと今更言うなよ。面倒だからさっさと終わらないかな…。)
はい!わかりました!
(やっぱり成績の良い営業マンは、当たり前のことを当たり前に実践できているんだな!)
AさんとBさんであれば、Bさんの方が結果が出ると思いませんか?
学びの姿勢が、意欲的だからです。
では次に、営業に向かう場合で考えてみましょう。
いってらっしゃい!
行ってきます!
(いや…もう無理。俺に営業なんてできる訳ないわ…。)
行ってきます!
(今日は絶対に契約が取れる気がする!いや、何としても契約を取る!)
AさんとBさんであれば、Bさんの方が結果が出ると思いませんか?
取り組みの姿勢が、意欲的だからです。
姿勢の意味は違いますが、本質的な意味で言えば同じです。
いわゆるこれを、マインドセットと呼びます。
この記事では、僕のこれまでの経験を振り返りながら、結果を出す為に重要だと思うマインドセットをまとめました。
- 人から直接マンツーマンで学ぶ場合
- セミナーなど大勢で一緒に学ぶ場合
- 本や動画など一人の空間で学ぶ場合
- ビジネスや勉学に取り組む場合
- スポーツや筋トレに取り組む場合
- ダイエットに取り組む場合
どんな場面でも使えるので、ぜひ参考にしてみてください!
Point
学び方や取り組み方は、姿勢と同じ!
良い姿勢で学べば、結果が出やすくなる!
人生を変えるマインドセット
僕が重要だと思っているのは、次の通りです。
Check
・相手の立場で物事を考える!
・素直に受け入れる!
・知行合一を意識する!
・自分に合った先生を選ぶ!
・守って破って離れる!
・徹底的に真似る!
・一点に集中する!
・正しい場所と方向で継続する!
・適性を考える!
・自分が主体であることを忘れない!
・技術だけではなく考え方も学ぶ!
・魚の釣り方を教わる!
・しくじった話を積極的に聞く!
・必要な物事に投資をする!
・損切りを見極める!
・プラス思考で捉える!
・長期的な視野で取り組む!
・不安を煽らない!
・失敗を恐れない!
・最初から質を求めない!
・完璧を求めない!
・他人と比べない!
・他人軸ではなく自分軸を生きる!
一つ一つを説明していきますね。
相手の立場で物事を考える!
まず、一番大事なのがこれ!
相手の立場で物事を考えることです。
人から教わることに限らず、コミュニケーションが発生する全ての場面で、最も重要なことだと思っています。
相手の立場で物事を考えるとは、一言で言えば思いやりの心です。
挨拶やお礼など、最低限のマナーやルールを守るのは当然のこと、相手が気持ち良く教えられるように、思いやりの心を持つのが大切だと思います。
質問力もその一つ。
例えば、まだスマホが今のように普及していなかった頃の話になりますが、懇親会の幹事をしたことがありました。
遅れて参加する知人から、こんな電話がかかってきました。
懇親会の会場まで、どうやって行けば良いの?
今、横浜駅西口の交番前にいるんだけど、ここから歩いて懇親会の会場まで行くには、どういう道順で行けば良いのかな?
AさんとBさん、あなたでしたらどちらの質問の方が答えやすいでしょうか?
Bさんの質問の方が答えやすいですよね?
Aさんの質問の場合、Aさんがどこにいるのかがわかりません。
そもそも、会場までの道順を知りたいのか、交通手段を知りたいのかもわからないです。
この場合は教える側が、
今どこにいるの?
会場までの道順のこと?
それとも、交通手段のこと?
というように質問する手間がかかります。
これでは少し不親切です。
意識が外側に向いているのか、内側に向いているのかの違いです。

人と接する時には意識を外に向ける。
これだけは忘れないように心がけています!
Point
意識を外側に向けるべし!
素直に受け入れる!
あなたは素直な人と聞くと、どんな人をイメージするでしょうか?
嘘を付かずに、何でも正直に話す人ですか?
人の頼まれ事にNoと言わずに、全てを引き受ける人ですか?
僕の考える素直な人とは、どんな人の意見(価値観)も聞き入れる柔軟さを持った人です。
僕は心理セラピストの資格を持ってますが、カウンセリングでは人の意見を否定することも、自分の意見を押し付けることも禁止されています。
なるほど!
確かにそういう考え方もありますね。
と相手の意見を全て受け入れた上で、
でも、こういう考え方もできるんじゃないですか?
と別の意見を提案します。
これは、心理カウンセラーという職業に限らず、人とのコミュニケーションの基本だと思っています。
人は誰しもが自分の価値観を持っています。
相手が何か意見を述べた時に、価値観という見えないフィルターを通して、その意見を理解しようとします。
そして自分の価値観とは相反する価値観に出会った時、反射的に相手の価値観を否定しようとします。

しかし、人の意見を聴く際には、価値観フィルターを一度外してください。

そんなことをしたら、人の意見を聞き入れるだけで、自分の価値観が無くなっちゃうのでは?
と思われたかもしれませんが、重要なのは、自分の価値観を持ちつつも、人の価値観を受け入れることです!

人の価値観に、正しいも間違っているもありません。
僕は法学部出身なのですが、法学部ではしばしば議論されるテーマがあります。
それが、「死刑制度に賛成か反対か?」です。
死刑制度には賛成です!
犯罪の抑止力になるし、罪を犯した者は罰せられるべきです!
という意見もあれば、
死刑制度には反対です!
万が一その人物が冤罪だった場合、取り返しがつきません!
という意見もあります。
二人の意見、どちらが正しくて、どちらが間違っているでしょうか?
どちらも正しいとも言えますし、どちらも間違っているとも言えます。
重要なのは「自分がどう思うか?」であり、正しい間違っているは関係ありません。
人から何かを学ぶ際も、自分の価値観からは考えられないことを教えられる可能性があります。
英会話では単語が大事だと思っていたのに、
英会話で重要なのは、身振り手振りでも良いので相手に伝える努力をすることです!
単語なんて後回しで良いので、とにかく外国人と話しまくりましょう!
と教わるかもしれません。
ダイエットでは運動が大事だと思っていたのに、
ダイエットで一番大事なのは、食事の栄養管理です!
運動はせいぜい週3程度かもしれませんが、食事は1日3食、週に21回もします!
まずはカロリー制限をしましょう!
と教わるかもしれません。
- 自分の価値観とは違うから拒絶する。
- 自分とは性別が違うから拒絶する。
- 自分とは環境が違うから拒絶する。
- 自分とは性格が合わないから拒絶する。
- 自分よりも年下だから拒絶する。
こうやって拒絶するのは簡単ですが、それではその人から教わっている意味がありません。
何か一つでも学ぶことがあるならば、まずは価値観フィルターを外して、自分の中に取り込んでみてください。
そして実践をしてみる。
実践をしてみて、自分には合っている、自分には合っていないと、わかることもあります。
まずは価値観フィルターを外して、人からの学びを吸収しましょう!
ポイント
人の話を聞く際には、価値観フィルターを外すべし!
知行合一を意識する!
知行合一とは、「行動して初めて知る」という考え方です。
あなたは健康に大事な4つの事柄を、知っていますか?
- バランスの取れた食事をすること
- 定期的に運動をすること
- 良質な睡眠を取ること
- よく笑いストレスを発散すること
「そんな当たり前のこと、知っているに決まっているじゃないか!」と思われたかもしれません。
しかし、あなたが実際にこの4つの事柄を実践しておらず、
- コンビニ弁当ばかり食べている
- 全く運動をしていない
- 毎日寝不足が続いている
- ほとんど笑っていない
という日常を送っている場合、それは知っているとは言えません。
知っていたとしても、実際に行動できていなければ意味がない。
これが、知行合一です。

勉強が大好きで、本を読んだりセミナーに出席をして、知識ばかりを増やす人は沢山います。
しかし、本を読んだだけで頭が良くなった気になったり、セミナーに参加しただけで成長した気になっていませんか?
何を隠そう、僕も昔はそうでした 笑
今では必ず、学んだ内容は実践するようにしています。
知行合一を意識する為に僕がやっていることは、メモの取り方を工夫することです。
まだ僕が独立したばかり頃、東京で3時間のビジネスセミナーに参加したことがあります。
3時間のセミナーともなると長丁場です。
途中で集中力が切れたりするので、最後まで参加していると結構疲れます。
大半の人は出席中や参加直後は、やる気に満ち溢れていると思います。
しかし、大抵の場合は翌日には気持ちが薄れて、一週間も経つと学んだことをほぼ忘れます。
人間は忘れる生き物なので仕方ありません。
忘れない為にも、ノートに残そう!
そう考えて、セミナー中にびっしりメモを取る人もいます。
もちろん、メモは大事です。
でも、セミナー中にノートに書いたことを、家で読み返すでしょうか?
恐らく、ほとんどの方がノートを取って満足してしまい、読み返さないと思います。
前にある有名なセミナー講師の方がお話ししていましたが、セミナー後、家でノートを読み返す確率は8%だそうです。
つまり、100人がセミナーを受けて、家でノートを読み返す人は、たったの8人しかいません。
僕の場合、ノートの取り方が少し変わっています。
セミナーや本で学び、即実践すべきと思ったことは、ノートの右上か左上にメモします。
2~3時間という長丁場のセミナーを受けたり、200~300ページの本を読んでも、記憶に残る物事は、大抵1つや2つだと思います。
多くの物事は記憶には残りません。
そんな中でも即実践できることを、最低でも一つは決めてメモします。

かなり古いメモです。
汚くてごめんなさい… 笑
本来であれば、学んだことを全て即実践するのがベストです。
しかし、人間はそんなに完璧ではありません。
まずは最低でも1個、実践できそうなことを決めておきましょう。
2個でも3個でも、多い分には問題ありません。
本を読むにしても、セミナーに参加するにしても、人から学ぶのには労力が掛かります。
費用も時間も必要です。
教えてくれる先生は、あなたに対して時間を使ってくれています。
それにも関わらず、「勉強になったな!」と終えるだけでは勿体無いですし、先生に対しても失礼だと思います。
何か一つでも、即実践できることを決めてメモしておく。
そして学んだ直後に実践する。
これが、僕がずっと行なっている、知行合一を意識する為のメモの取り方です!
Point
知行合一を意識するには、メモの取り方を工夫すべし!
自分に合った先生を選ぶ!
僕はこれまで、英会話、ダンス、スイミング、筋トレ、マーケティング、コピーライティング、法律、心理学など、色んな物事を先生たちから学んできました。
多くの先生と出会い、学ぶ中で気付いたのは、「この先生は凄く自分に合っているな!」という先生と、「この先生とはどうも合わないな…。」という先生の、2通りのパターンがあることです。
自分に合った先生から教わると、学びの吸収速度が圧倒的に早くなりますし、自分に合わない先生から教わると、学びが思うように深まらない可能性もあります。
これまでの経験で気付いた、自分に合った先生の選び方を解説します。
まず大前提として、先生とはただの肩書きに過ぎません。
別に先生と呼ばれる職業に就いていなくとも、人は誰でも先生になれると僕は思っています。
どんなに些細な事柄であっても、人から何か教わることがあれば、先生と生徒の関係性が成り立つからです。
僕と妻の関係で考えてみます。
妻は専業主婦です。
しかし、それと同時に、美容のエキスパートだと思っています。
昔から美意識がめちゃくちゃ高く、基礎化粧品の知識も豊富です。
僕は美容の知識はほとんど持っていません。
結婚後に妻から肌に気を遣った方が良いと何度も警告を受けて、ようやく化粧水と乳液を使うようになったレベルです。
何かわからないことを妻に聞けば、高確率で詳しい回答が返ってきます。
側から見れば普通の専業主婦でしょうが、僕にとっては美容の先生でもあるのです。
昔、日テレの作品で、「伝説の教師」という学園ドラマがありました。
元SMAPの中居くんがサラリーマン思考の無難な教師役を演じ、ダウンタウンのまっちゃんがやることなすこと破天荒な教師役を演じた、珍しくも面白い作品です。
その最終話でまっちゃんは、次のようなセリフを残しています。
教員免許や教室なんて必要ない。
ドラマ「伝説の教師」より
どんな小さいことでも、人から学びたいと思える気持ちがあれば、青空の下でも授業は成りたつ。
反対に、どんなに小さいことでも、人に教えられることを持っていれば、どんな人でも先生になれる。
それが、教育だと思う。
2000年のドラマなのでうろ覚えではありますが、確かこんなニュアンスだったと思います。
まさにその通りで、例えどんな人間だろうと、肩書きを一切持っていなかっとしても、何か一つでも教えられる事柄があれば、その人物は先生なり得ます。
それを踏まえた上で、自分に合った先生を選ぶポイントは次の4つです。
Check
・あなたが得たい知識や能力を活用している!
・その分野において現役で活躍している!
・技術面と精神面の両方をサポートしてくれる!
・相性が合っている!
・あなたが得たい知識や能力を活用している!
まず大前提は、あなたが得たいと思っている分野の、知識や能力を持っていることです。
英語が話せるようになりたいです!
という場合は、英会話の知識と能力を持っている人から、
ダイエットをサポートして欲しいです!
という場合は、ダイエットの知識と能力を持っている人から学んでください。
「いやいや、そんなこと当たり前でしょう!言われなくてもわかっていますよ!」と思われたかもしれませんが、ここからが重要な話です。
知識や能力を持っているだけでなく、活用している人から学んでください。
例えば、英語の単語や文法の知識があり、英会話の能力もあるが、実際は英語で会話をしたことのない先生。
食事の栄養管理に関する知識が豊富で、運動能力も高いにも関わらず、ダイエットをせずに太っている先生。
果たして、こんな先生から学びたいと思うでしょうか?
本人が実践していないんじゃ、ちょっと説得力ないかな…。
と思いませんか?
知っていることを知っているだけと、知っていることを実践しているのは、全く意味が違います。
僕は以前、心理学を学び、心理セラピストの資格を取得しました。
心理カウンセラーは、クライアントさんと接しているうちに、心が病んでしまう人が多いと聞きました。
心のスペシャリストであるにも関わらず、心理カウンセラー本人がその知識や能力を活用できていません。
クライアントは、資格を持っているという理由から、先生が心の問題解決のプロだと思い込みます。
先生の心が病んでいたとしてもです。
心に病を抱えた人間が、心に病を抱えた人間に相談します。
それでは全く意味がありません。
資格や実績はただの飾りです。
重要なのは、知識や能力を先生本人が活用できているかどうか。
もっとわかりやすく言えば、あなたが教わろうとしている先生が、あなたの未来の理想像であることです。
英語が話せるようになって、世界中を旅して現地の人たちとコミュニケーションを取りたいです!
そんな理想を持っているなら、英語がペラペラで、世界中を旅している先生から学ぶ。
ダイエットに成功した後も、食事管理や運動に気をつけて、健康的な毎日を送りたいです!
そんな理想を持っているなら、食事管理や運動を徹底して、健康的な生活を送っている先生から学ぶ。
先生の姿は、あなたの将来の姿に繋がる!
僕はこの考えを意識して、理想像である先生から学ぶことを心がけています。
・その分野において現役で活躍している!
これは絶対条件ではありませんが、できればあなたが学びたい分野において、現役で活躍している方がおすすめです。
経験も実績もあり、知識や能力もきちんと活用している。
しかし、それは過去の話であって、すでに現役を引退しており、今は人を教える方に回っている。
先生が現役ではないパターンです。
もちろん、それが悪い訳ではありません。
現役を引退していても、経験豊富で実力のある方はいますし、人に教えるのが非常に上手い方もいます。
反対に、現役の方でも経験不足で実力がなかったり、教えるのが下手は方もいます。
一概に言い切ることはできません。
ただ、少し考えてみてください。
あなたがスキーを習いたいとして、次のAさんとBさんのどちらから教わりたいですか?
- Aさん:現役で活躍し続けているプロスキーヤー
- Bさん:20年前に活躍していた元プロスキーヤー
おそらく、この情報だけ見れば、現役で活躍しているAさんが理想だと思います。
これは何を学ぶにしてもそうですが、昔と今では時代背景が違うので、知識や手法も変わっている可能性が高いです。
僕は健康とボディメイクの為に、筋トレに励んでいます。
筋肉を育てる場合は、次の流れが効果的と言われています。
増量期
筋トレをしながら、消費カロリーよりも摂取カロリーが多くなるように食事をして、脂肪と筋肉を増やす。
減量期
筋トレをしながら、摂取カロリーよりも消費カロリーが少なくなるように食事をして、脂肪だけをカットする。
僕も専門家ではないのでそこまで詳しくはありませんが、増量期と減量期に分けるのが筋肉を育てるのに効率的だと、トレーナーさんから教わりました。
今は昔に比べると、プロテインやサプリメントの種類が豊富です。
ジムも増えましたし、インターネットで情報が手に入る時代になりました。
インターバルの時間や効果的なセット数、プロテインを飲むタイミングなど、細かい情報がたくさん出ています。
昔、筋トレに励んでいた人から話を聞くと、今のような効率的に筋肉を付ける方法は知らなかったと言っていました。
今のような健康ブームではないのですし、情報も手軽には手に入りません。
「とにかく重量を上げて追い込む!」という、精神論の世界だったそうです。
テレビ番組にしても、今はインターネットの普及により、昔のように視聴率が取れない時代になりました。
月9にSMAPの木村拓哉が起用され、恋愛ドラマが放送されれば、視聴率が20〜30%を取れていた90年代。
しかし、今ではテレビドラマの視聴率一桁は当たり前です。
その代わりに、Youtubeの視聴者数が圧倒的に増えました。
90年代にテレビドラマを製作して、爆発的な視聴率を獲得していたプロデューサーも、今や同じように高視聴率が取れるとも限りません。
何を学ぶにしても、時代背景によって手法が異なります。
だからこそ、その分野で現役で活躍している人から学んだ方が良いです。
もう一つ付け加えるならば、現役で活躍しており、尚且つ失敗経験の多い人が良いと思います。
人は成功体験にばかり耳を傾けますが、それ以上に失敗経験は貴重です。
失敗した話を聞くということは、言い方を変えれば、失敗を避けて通る手法を知ることです。
1回目で成功したAさんと、99回失敗して100回目で成功したBさん。
Aさんからは1つの成功パターンしか教われませんが、Bさんからは1つの成功パターンに加えて、99もの失敗パターンを教われます。
現役で尚且つ失敗経験の多い人は、かなり貴重な先生です。
・技術面と精神面の両方をサポートしてくれる!
僕は先生の役割は、主に次の3つだと考えています。
Check
1.技術面を教える人
例:ラケットの持ち方や正しいフォーム、スマッシュの打ち方などを教えてくれるなど、スキルを上達させてくれる。
2.精神面を支える人
例:試合に勝つための心の在り方を教えてくれたり、落ち込んだ時に声援をかけてくれるなど、メンタルケアをしてくれる。
3.本人の能力を最大限に引き出す人
例:いわゆるメンターと呼ばれ、技術面や精神面に限らず、あなたの能力を最大限まで引き出してくれる。
よく、自己啓発本なんかを読むと、「成功する為にはメンターを見つけよ!」というようなことが、やたらと書かれています。
正直、メンターという響きは胡散臭いので、ぶっちゃけ、あまり好きではありません。
※完全なる僕の偏見です!笑
そんな自己啓発本や自己啓発セミナーに影響されて、メンター探しを始める意識の高い人たちがたまにいます。
まぁ、僕も過去にそんな時期があった訳ですが 笑
はっきり言いますが、メンターは探して見つかるものではありません!
メンターとは理想像であることはもちろん、あなたの成長を心の底から願っており、技術面や精神面に限らず、能力を最大限まで引き出してくれる人です。
あなたが先生を尊敬していると同時に、先生があなたのことを心から考えてくれた時、初めてメンターと呼べるのだと思います。
長期的な付き合いをしていくうちに、関係性が築けていくものです。
もちろん、憧れている人がいる場合は、自分の中でその人をメンターとして、行動や考え方を真似すれば良いと思います。
ただ、いきなりメンターを探すとかはしないで良いです。
何か学びたいことがある場合は、技術面と精神面の両方をサポートしてくれる人から教わるのがおすすめです。
僕のジムのトレーナーさんは、筋トレのフォーム指導や栄養管理など、技術面のアドバイスはもちろん、積極的にポジティブな言葉をかけてくれます。
担当してくれる税理士の先生は、記帳代行や節税の提案など、技術面のサポートはもちろん、僕の実力ならまだまだ売上を伸ばせると声をかけてくれます。
仕事でお世話になっているコンサルタントの方は、マーケティングや集客方法など、技術面での指導はもちろんのこと、悩み事にも親身になって対応してくれます。
技術だけではなく、精神面を支えてくれると、より結果が出やすくなります。
技術面と精神面のサポートが絶対に必要な訳ではありませんが、一つの意見として参考にしてみてください。
・相性が合っている!
あなたが得たい知識や能力を活用しており、その分野で現役で活躍しており、技術面と精神面をサポートしてくれる。
これに当てはまる方がいたら、最後は相性で決めましょう。
相性という表現は少し漠然としていますが、簡単に言えば、その先生が好きかどうかです。
ちょっとここで、学生時代を思い出してみてください。
数学を担当していた先生が嫌いだから、数学の勉強が苦痛で仕方なかった!
英語を担当していた先生が好きだから、英語の勉強がすごく楽しかった!
こんな経験はありませんか?
僕は経験ありまくりです!笑
僕は中学生の頃、個別塾へ通っていました。
理科を教えてくれる男性の先生がいたのですが、その先生が苦手で仕方なかったです。
別に悪い先生ではなかったのですが、問題が解けないと明らかに不機嫌な顔をするし、答えを間違えると怒られます。
その先生に会いに塾へ通うのが苦痛でした。
怒られるのが嫌だった為、僕はとある行動をとります。
塾で解くはずの問題の答えを、事前に暗記してから塾へ向かうようになりました 笑
答えを知っているので、スラスラと問題が解けます。
怒られることはなくなりました。
しかし、答えを丸暗記しているだけなので、理科の成績が伸びるはずはありません。
これでは完全に本末転倒です。
一体、何の為に高いお金を払って塾へ通っているのか。
お父様、お母様、申し訳ありません。
2ヶ月程度で先生が交代になり、今度は女性の先生に変わりました。
この先生とは非常に相性が良かったです。
笑顔が素敵な美人な先生で(笑)、問題を間違えても優しく教えてくれました。
塾へ通うのが毎日楽しかったです。
その結果、理科の成績がズバ抜けて伸びました!
「思春期の男子中学生が美人で優しい先生を相手に、やる気が上がっただけでしょ!」と言われればまさにその通りですが(笑)、相性って所詮はそんなものだと思います。
要は相手を好きかどうか?
これに尽きます!
人は誰しも好き嫌いの感情があります。
初対面から何となく好きになる人もいれば、生理的に受け付けない人だっているものです。
- 顔がタイプ⇔顔が苦手
- 性格が好き⇔性格が嫌い
- 会話が面白い⇔会話がつまらない
- 一緒にいて楽しい⇔一緒にいて苦痛
- 価値観が自分と似ている⇔価値観が全く合わない
- 何となく雰囲気が落ち着く⇔何となく雰囲気が重い
このような感覚を、大事にしてみてください。
そして、先生にとってもあなたが相性の合う人であるのが好ましいです。
- 会う機会があれば話してみる。
- 体験コースがあれば体験してみる。
- セミナーを主催していれば参加してみる。
- 本を出していれば読んでみる。
- ブログを運営していれば見てみる。
何らかの手段で先生と触れ合って、相性を判断してみてくださいね。
僕が何かを習う時は、既婚者の男性が先生になる場合が多いです。
性別が同じの方が話が合います。
環境も似ていますし、何となく安心感があります。
僕にとっても判断基準の一つですね!
Point
あなたが得たい知識や能力を活用しており、その分野で現役で活躍しており、技術面と精神面をサポートしてくれる。
これに当てはまる方がいたら、最後は相性で決めるべし!
守って破って離れる!
あなたは「守破離」という言葉をご存知でしょうか?
Check
・守…守る:先生から教わったやり方を守る。
・破…破る:自分に合ったより良いやり方を模索する。
・離…離れる:自分独自のやり方を実践する。
人から何かを学ぶ時にも意識した方が良い言葉です。

基礎を身に付け、応用して、独自性を発揮する。
という意味だと思ってください。
テニスを教わる場合で考えてみましょう。
1.初心者の段階では、型となるフォームや打ち方など、テニスの基礎を身に付ける。
2.中級者レベルに昇格したら、自分なりに研究をして、身に付けた基礎を改良してみる。
3.十分成長したと思ったら、フォームやスマッシュの打ち方など、独自のスタイルを確立する。
これが、守破離を意識した流れです。
そして何かを学ぶ際に考えるのが、「一人の先生から学ぶのか?」「複数の先生から学ぶのか?」ということです。
僕の考え方としては、まずは一人の先生から学ぶ方が、圧倒的に効率が良いと思います。
それはもちろん、数学も科学も英語も一人の先生から教われ!という意味ではありません。
「数学ならこの先生!」「科学ならこの先生!」「英語ならこの先生!」というように、ジャンル毎に一人という意味です。
一人から学んだ方が効率が良い理由は、先生によって考え方が違うからです。
例えば、あなたが5キロのダイエットをしたいとしましょう。
そして、2人の先生から学ぶことにしました。
筋肉を付けてから脂肪を落とした方が、綺麗な身体つきになります!
2日に1回筋トレをしながら、たんぱく質を多く摂取して増量しましょう!
ダイエットで大事なのは、食事制限と有酸素運動です!
できるだけ食事の量を減らして、毎日1時間の散歩をしてください!
A先生は筋肉を付ける為に増量した後で、脂肪を落として減量する方法を提唱しています。
B先生は食事制限と有酸素運度をして、最初から脂肪を落とす方法を提唱しています。
この2人のやり方を組み合わせることは、果たしてできるでしょうか?
少し難しそうですよね。
3キロのダイエットというゴールは同じでも、そこにたどり着くための方法や考え方は、人によって違います。
これは経営者の先輩から習ったことですが、ゴールが同じでも複数のやり方を組み合わせると、ゴールまで到着できなくなることがあります。
少し想像してみてください。
あなたは駅までの道がわからないので、コンビニに立ち寄り、2人の店員さんから道順を聞きました。

スーパーに向かって真っ直ぐ進むと、目の前に本屋が見えてきます。
突き当たりのT字路を左に曲がって、最初の十字路を右に曲がれば駅に着きます。

カフェに向かって真っ直ぐ進んでください。
突き当たりのT字路を右に曲がって、デパートから2つ目の十字路を右に曲がれば、左手側に駅が見えてきます。

どちらの道順を辿っても、目的地の駅に辿り着きます。
しかし、二人の意見を組み合わせると、果たしてどうなるでしょうか?
スーパーに向かって真っ直ぐ進むと、目の前に本屋が見えてきます。
突き当たりのT字路を右に曲がって、最初の十字路を右に曲がれば駅に着きます。

全然違う場所に到着します。
二人とも何も間違ったことを言っていませんが、意見を組み合わせたが為に、ゴールまで辿り着けなくなりました。
これが、先生はジャンル毎に一人の方が良いという理由です。
守の段階では一人から学ぶ方が良いですが、破の段階からは複数から学ぶのも有りだと思います。
守は先生の言うことを、忠実に守って実践する段階です。
破は先生から教わったことはもちろん、その他の様々なやり方を考慮し、応用しながら、自分に合ったやり方を模索し、はまった型を破っていく時期です。
そして、自分なりのスタイルが確立できる、離の段階へと成長していきます。
その為、成長して基礎を身に付けたら、先生からの教えをベースとしながらも、様々な人の教えを研究し、自分のスタイルを確立するのが良いと思います。
駅までのルートの例で言えば、「色んな道順を試しながらも自分に合った道順を見つける!」と言った感じでしょうか。

「守って破って離れる!」ぜひ意識してみてくださいね。
Point
まずは一人の先生から、徹底的に学ぶべし!
徹底的に真似る!
昔、経営者の先輩から、「斜向かいのラーメン屋さん」という、例え話を聞きました。
通りにラーメン屋さんが並んでいます。
ラーメン屋Aは全く繁盛しておらず、店内はガラガラ。
それに比べて、斜向かいのラーメン屋Bは大繁盛しており、店内はお客さんで溢れている。
もしもあなたがラーメン屋Aの店主だったら、どんな対策をとりますか?
少し考えてみてください。
正解は、繁盛しているラーメン屋Bを分析して、ラーメン屋Bの真似をすることです。
実際に上手くいっている人の真似をすることが、成功への一番の近道だからです。
いきなりですが、あなたはゴーヤチャンプルを作ったことがありますか?
以前、妻が作ってくれたことがあったのですが、あまりに苦すぎて、二人で我慢しながら食べました 笑
本場のゴーヤチャンプルは、一体どんな味がするんだ?
気になったので、妻と沖縄旅行をした時に食べてきました。
…これが、むちゃくちゃ美味しかったんですよね。
苦味もありませんし、スパムとの組み合わせが最高でした。
もう一度リベンジしようと思い、帰宅後にゴーヤチャンプルに再挑戦しました。
当然、前回と同じ作り方をしたら失敗するので、プロの手を借りるべく、料理人である僕の父親に全て作り方を聞きました。
「味付け」「苦味とり」「茹で方」
父の教えを徹底的に真似した結果、美味しいゴーヤチャンプルが完成しました。
プロのアドバイスは、効果絶大です。
せっかく教わったにも関わらず、「味付けは言われた通りにして、苦味とりは自分でやろう!」と自己流を絡めてしまうと、その分失敗する可能性は高くなります。
もちろん、オリジナルを追求するのが悪い訳ではありません。
挑戦するのは素晴らしいです。
ただ、効率的に結果を出したいのであれば、先生から言われたことを徹底的に真似ることです。
「守」「破」「離」の項目でも説明したように、まずは守って基礎を身に付けること。
自己流を試すのは、その次の段階で構いません。
美味しい料理を作るには、料理上手な人のレシピや作り方を真似る。
ビジネスで結果を出すには、成功しているビジネスマンのやり方やノウハウを真似る。
スポーツを上達させるには、プロのスポーツマンの練習方法やフォームを真似る。
妻がゴーヤチャンプルを美味しく作れたのも、父のレシピを真似ただけです。
料理人歴45年のプロのレシピも、たったの10分で真似できます。
Point
成功している人間を、徹底的に真似るべし!
一点に集中する!
はっきり言います。
今の世の中は情報量が多すぎです。
この情報量の多さが、成長スピードを妨げます。
例えば、食事制限と運動という、超王道なダイエットに励んでいる女性がいるとしましょう。
ダイエット情報を仕入れようと、インターネットで検索をしました。
炭水化物抜きダイエットなんてあるんだ!
こっちの方が、楽に痩せられそうだわ!
食事制限と運動は辞めて、炭水化物抜きダイエットを始めます。
今度は、ダイエット本を読みました。
1日10食ダイエット!
これも良さそうね!
こんな風に次から次へと情報だけを求めて、結局全て中途半端になる。
これをノウハウコレクターと言います。
情報社会の現代だからこそ、陥りやすい罠でしょうね。
今は情報が多すぎるので、どれだけ取捨選択ができるかがポイントです。
重要なのは、一点に集中すること。
ちょっと考えてみてください。
懐中電灯とレーザーポインター、どちらのライトが強いと思いますか?
答えはレーザーポインターです。

懐中電灯はライトが広く分散されますが、レーザーポインターはライトが一点に集中しています。
一点の集中した方が、それだけ強い力が発揮できるんです。
物事を学ぶ時や、実践する時にも同じことが言えます。
僕は読書が好きですが、闇雲に本は読みません。
必要な時に、必要な本を読むだけです。
コピーライティングスキルが必要だと思えば、コピーライティングの本を読んで実践します。
その時に、資産運用や自己啓発など本は読みません。
余計な本に時間を割いてしまうと、それだけ結果が出るスピードが遅くなるからです。
先ほどの「守・破・離」でも説明したように、まずは一人の先生や一つの手法に従って実践しましょう。
余計な情報はシャットアウトした方が、結果が出るスピードは早くなります。
Point
余計な情報はシャットアウトして、一点に集中すべし!
自分が主体であることを忘れない!
何かを教わっている時に、「先生が何とかしてくれる!」と勘違いする人がいます。
この状態は先生に依存しています。
重要なのは、「自分自身で何とかする!」と主体性を持つことです。
主体性を持つことの重要性は、人生そのものに言えます。
例えば、僕はたまにジムのパーソナルトレーナーさんに、筋トレや食事管理の指導を受けています。
先生がいくら指導に熱を入れたとしても、筋トレや栄養管理をするのは僕自身です。
僕が行動しない限りは筋肉は付きません。
税理士さんには、記帳代行や確定申告をお願いしています。
先生がいくらプロだろうと、会社を経営するのは僕自身です。
僕が行動しない限りは売上が伸びません。
「頼る」と「依存する」を一緒の意味に捉えてしまう人も多いですが、この2つは意味が違います。
わかりやすく言うと、「自分の行動に責任を持っているかどうか?」の違いです!

自分で考えることをせずに丸投げをして、何か問題があれば他人や社会に責任を押し付ける。
これが依存の意味だと思います。
自分で考えた上で他人の力を借りて、何か問題が起きても責任は自分で取る。
これが頼るの意味だと思います。
人を頼るのは大いにOKですが、依存するのはNGです。
自分の行動には責任を持ち、主体性を持って生きていきましょう!
Point
主体性を持って生きるべし!
正しい場所と方向で継続する!
努力は報われるという表現は間違っている。
正しい場所で、正しい方向性で、十分な量をこなした努力は報われる。
「今でしょ!」で一躍有名になった、東進ハイスクールの林修先生の言葉です。
物事に取り組む際には、正しい場所で、正しい方向性で、継続(充分な量をこなす)してください。
その方が、結果が出やすいからです。
例えば、山登りで頂上を目指すという目標を立てたとします。
もしも両足を骨折している場合、頂上を目指すのはやめた方が良いでしょう。
頂上に到達する前に体調を崩す可能性が高いので、別の場所で努力をした方が良いです。
体調が万端だとしても、ルートを外れてまえば頂上には辿り着けません。
どれだけ必死に歩き続けたとしても、努力の方向性を間違えています。
体調が万全でルートが正しくても、途中で歩くのをやめれば頂上には辿り着けません。
努力の量が足りないです。
体調が万全で、正しいルートに沿って歩き続けることで、ようやく頂上に辿り着けます。
これが、正しい場所で、正しい方向性で、充分な量の努力をこなすという意味です。
僕はWebマーケターとして独立をしたばかりの頃、ブログの記事を毎日更新していました。
文章を書くのは好きですし、尚且つ得意です。
正しい場所で継続していたのですが、ブログに全くアクセスが集まりませんでした。
方向性を間違えていたからです。
ブログにアクセスを集める為には、読者さんの目線に立ったキーワード選定を行い、質の高い記事を書く必要があります。
しかし、当初はキーワード選定も全くできておらず、記事の質も非常に低かったです。
自分目線の記事ばかりを更新していました。
その後、経営者の先輩から
需要なのは、読者さんの目線に立って記事を書くこと!
と正しい方向性を示してもらい、ブログのアクセスが徐々に増えてきました。
正しい場所で、正しい方向性で、継続する。
この時、林修先生の言葉を、身をもって体感しました。
Point
場所や方向性を間違えたり、努力の量が少ないと結果が出にくい。
正しい場所で、正しい方向性で、継続するべし!
適性を考える!
自分の適性に合った仕事をする方が、結果が出やすいです。
僕がまだ20代前半だった頃の話です。
独立を志して会社を辞めた僕でしたが、特に何をすれば良いのかわからず、貯金の残高が刻一刻と減っていきました。
そんな訳で、「自由出勤でシフト提出の必要なし!週3勤務で月収100万円も可能!」という、胡散臭さ全開のホストクラブの面接を受けることにしました。
普段関わらない世界だった為、面接の時に気になっていたことを質問しました。
人は見た目じゃない。
人間は外見よりも中身の方が大事だと、よく言いますよね?
容姿の良し悪しに関係なく、中身が人気でNo1になったホストはいますか?
いや、ランキング上位のホストたちは、全員容姿が優れているよ。
人は見た目じゃないなんて言葉は嘘だよ。
人は見た目が大事。
そんなことは皆、わかっています。
わかっているけど、それを言うのはタブーだから、「人は見た目じゃない!」と誤魔化してきた訳です。
それをこの社長は、「人は見た目じゃないなんて言葉は嘘!」と言い切りました。
結局、人は見た目ってことですかね?
いや、外見だけが優れているからと言って、簡単にNo1になれる訳じゃないよ。
外見と中身の両方が優れている人間がNo1になれる。
ルックスが良くて中身も優れている人間と、ルックスは悪いが中身が優れている人間。
当然、前者のホストを選ぶだろう?
ぐうの音も出ない正論です。
昔、M-1グランプリを立ち上げた島田紳助さんが、こんなようなことを言っていました。
才能1で努力10をした人間は、1(才能)×10(努力)=10(結果)になる。
島田紳助
才能10で努力10をした人間は、10(才能)×10(努力)=100(結果)になる。
才能のない人間が才能のある人間に勝つためには、努力でカバーするしかない。
うろ覚えではありますが、こんな感じの意味だったと思います。
ホストの世界であれば、外見が良いのは生まれ持った才能でしょう。
外見だけが全てとは言いませんが、ルックスが優れていればそれだけ成功しやすいということです。
しかし、どれだけ才能に溢れた人間でも、努力をしなければ結果に繋がりません。
容姿端麗のイケメンホストにしても、トークが面白くなければ指名は取れないでしょう。
トーク力を磨く努力が必要です。
トークの面白いホストがいたにしても、ぶよぶよに太っていれば嫌悪感を抱かれるかもしれません。
痩せる努力が必要です。
ホストにとって容姿(才能)はもちろん大事ですが、中身(努力)が伴っていなければ、結局は人気No1にはなれない。
そして容姿(才能)が優れていないホストは、誰よりも中身(努力)を磨いて勝負をするしかない。
社長はそんなことを言いたかったのだと思います。
色々と話を聞いて、この世界は自分には向いていないと思い辞退しました。
お酒も飲めず、人と関わるのが好きではない僕にとって、ホストは勝てる土俵ではないと思ったからです。
その後、僕はWebマーケターとして独立をし、会社を設立できました。
一人でコツコツ継続ができるという、僕の適正に合っていたからです。
また、独立後は僕も外注さんに仕事をお願いする立場になりました。
以前、文章を書くのが飛び抜けて上手いライターさんと仕事をしたことがあります。
毎回ボリュームたっぷりで、独自性溢れる読みやすい記事を納めてくれました。
しかし、非常に真面目な方で、手を抜くことが中々できません。
「いつも納期ギリギリになって申し訳ありません!もう少し記事のボリュームを落とせば、記事を書くスピードを上げられるかもしれません!」
こんなメッセージを度々もらいました。
契約内容は1日2記事ですが、彼女の性格を考えると2日に1記事ぐらいがちょうど良いかと思いました。
記事のクオリティは抜群に高いので、短い納期で焦って書くよりも、余裕を持って書いてもらう方が適性が伸びると感じたからです。
何よりも非常に真面目な方だったので、多少ゆるい環境の方が、彼女にとっては働きやすいと思いました。
記事の内容は毎回素晴らしい出来栄えです!
いつもありがとうございます!
納期はそんなに気にしないで良いので、気負わず楽しみながら、伸び伸び好きに書いてください!
人によって力を発揮しやすい場面や、働きやすい環境は全く違います。
納期が短い方が集中して作業ができる方もいれば、自由にのびのび作業をするのが向いている方もいます。
今後伸びていきそうな人や、条件を変えれば力を発揮できそうな人には、その人に合った環境を提供してあげることで、お互いに良い結果をもたらすと思います。
自分自身が勝てる土俵を選ぶのはもちろん、相手の才能を見極めて、力が発揮しやすいフィールドを整えてあげることも大切なのかな。
経営者の立場になってからは、そんなことを考えるようにもなりました。
Point
自分の適性を考えた上で、物事に取り組むべし!
技術だけでなく考え方も学ぶ!
人から何かを教わる時は、「技術」と「考え方」を同時に学ぶのをおすすめします。
その方が、結果が出やすいからです。
「技術」と「考え方」をバスケで表現すると、次のような形になります。
- 技術=ドリブル,パス,シュート,カット,ディフェンス
- 考え方=諦めない心,逆境に耐え抜く心,不安に打ち勝つ心
少し想像してみてください。
あなたは今から、バスケの優勝決定戦に出場します。
ぽわわわわ〜ん(想像する時の音)
日本一のコーチからの猛特訓の結果、誰も追いつけない超高速ドリブル、予測不可能の方向へ曲がるパス、どんな場所からでも決まる3Pシュートという、チート級の必殺技を会得しました。
(某有名バスケ漫画より拝借)
しかし、技術だけを磨いて、試合で勝てるでしょうか?
ここまでチート級な必殺技を身に付ければ勝てるかもしれませんが(笑)、実際には難しいと思います。
試合をする場合は、技術の他にも、不安や緊張にも打ち勝つメンタルが必要だからです。
そうでなければ、練習で得た技術を100%の力で発揮できません。

技術と考え方の2つが合わさって、はじめて大きな結果に繋がります。
これは仕事においても同じで、ノウハウやマーケティングを身に付けていても、思うように結果が出ないことがあります。
僕は今では会社を経営していますが、そこに至るまでは、
- ゲームや漫画などの甘い誘惑
- 思うように結果が出ない時の失望感
- なんとなくやる気が出ないという気持ち
など、自分の心との葛藤もありました。
こういう状況を打破できる考え方がなければ、技術だけを持っていても意味がありません。
今回の記事で説明しているようなマインド(考え方)があってこそ、マーケティング(戦略)やノウハウ(技術)が活きてきます。

土台がしっかりしていなければ、どれだけ上に岩を積み上げたとしても、耐えきれなかうなっていずれ崩壊してしまいます。

だからこそ、「技術」だけではなく「考え方」を学ぶのが重要です。
ぶっちゃけて言えば、運よく結果が出てしまう時もあります。
僕もたまたま調子が良くて、「1ヶ月だけ売り上げが爆発的に上がった!」なんてことも過去にありました。
ただ、考え方が身に付いていないと、売り上げが激減するなどのピンチに陥った時に、それを乗り越えていけません。
「技術」は限られた環境でしか使えませんが、「考え方」はどんな環境でも活かせます。
「バスケのドリブル」という技術は、バスケの環境でしか使えません。
「それが仕事にどのように活かせるのか?」と言われても、中々思いつきません。
では、バスケの試合で身に付けた、「どんな逆境にも耐え抜く心!」という強い精神力はどうでしょうか?
これは仕事にも活かせます。
例えば営業をしている方で、
明日までのノルマがまだ達成できていない!
という状況では、その精神力が活きてきます。
「この人は何をやっても上手くいく!」
そんな人に出会ったことはありませんか?
それは「技術」だけでなく、結果を出すための「考え方」が身に付いているからです。
そういう人はどんな環境にいたとしても、結果を出し続けられます。
人から何かを教わる時は、技術だけではなく、考え方も同時に学んでみてくださいね!
Point
技術だけでなく、メンタルも鍛えるべし!
魚の釣り方を教わる!
「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ!」ということわざをご存知でしょうか?
これは、人に魚を与えてしまえば1日で食べ終わってしまうが、釣り方を教えれば生涯魚を釣って生きていけることを意味しています。
こんな話を想像してみてください。
航海中に遭難して無人島に辿り着いた、AさんとBさんがいます。
無人島には食料が一切ありません。
海に魚が泳いでいるだけです。
Aさんは釣竿と釣りのスキルを持っています。
食料は何一つ持っていません。
しかし、釣りの技術があれば、この先も魚を釣って生き続けられます。
Bさんは釣竿は持っていますが、釣りのスキルがありません。
その代わり、魚を10匹だけ持っています。
1日1匹ずつ食べれば10日間は持つでしょう。
しかし、それ以降は食料がなくなるので、Aさんに頼らなければ死んでしまいます。
AさんがBさんに魚を与えればAさんは生きられますが、Aさんが死んでしまったら、Bさんも生きられません。
Bさんは一人で魚を釣れないからです。
しかし、AさんがBさんに魚の釣り方を教えていれば、Aさんが死んでしまったとしても、Bさんは生きられます。
Bさんは一人で魚を釣れるからです。
この話のように、人から何かを教わったり、物事に取り組む際には、人から結果を与えてもらうのではなく、自らの力で結果を出すということを意識してください。
僕は学生時代、数学の問題集をの答えを丸写していました。
しかし、答えだけを手に入れても、考える力が身に付きません。
数学の証明問題であれば、次のような手順を踏んで答えを導き出すことで、論理的に人に物事を説明する能力が身に付きます。
- 仮定
- 根拠
- 結論
答えを丸写しして宿題を終わらせたり、答えを丸暗記してテストで良い点をとっても、何の意味もありません。
「自分の頭で考えて問題を解き明かす」という、行為そのものが重要だからです。
Point
人から何かを教わったり、物事に取り組む際には、人から結果を与えてもらうのではなく、自らの力で結果を出すということを意識すべし!
しくじった話を積極的に聞く!
意外とやらない人が多いのですが、人から何かを教わる際には、しくじった話は積極的に聞いてください!
成功談を聞く人は多いですが、失敗談を聞く人は少ないです。
成功は実力や運や時代背景など、その時のその人だからこそ、達成できたことも多いです。
しかし、失敗は誰でも陥る可能性があります。
失敗談を聞くことは、失敗を避けて通れる方法が知れるので、ある意味成功談よりも貴重です
あなたは、しくじり先生というテレビ番組を知っているでしょうか?
過去にしくじり経験のある著名人をゲストに迎えて、失敗から学んだことを授業形式で放送していく番組です。
- なぜしくじってしまったのか?
- そこからどうやって這い上がったのか?
- その経験で何を学んだのか?
など、失敗からは多くのことが学べます。
あなた自身が失敗することがあっても、それは非常に貴重な体験だと思ってください。
僕は健康やボディメイクの為に、定期的にジムに通い、栄養バランスのとれた食事を意識しています。
筋肉を育てる為に重要は栄養は、たんぱく質を多く摂取し、できるだけ脂質を抑えることです。
そんな中でも手軽で最適な食品は、コンビニ等で売っているサラダチキンです。

筋トレをやっている人であれば、ほとんどの方が知っていると思います。
筋肉を育てるには、サラダチキンが良いんだ!
そんな訳で、スーパーで購入していたサラダチキンを、半年ほど食べ続けていました。
ある日、何気なく栄養成分をチェックしてみると…

脂質がめちゃくちゃ多かったです!笑
コンビニで売っているサラダチキンは、100gあたりのたんぱく質が20〜30gで、脂質が1〜2g程度のものが多いです。
しかし僕が食べていたサラダチキンは、55gあたりのたんぱく質が9.6gで、脂質は6.8gでした。
たんぱく質少ないし、脂質が多すぎるじゃん!
初心者の頃にこんな失敗を経験したので、今では栄養成分をしっかりとチェックするようになりました。
更に筋トレを始める人には、同じようにアドバイスができる訳です。
失敗が人に学びを与えられるならば、その失敗は無駄になりません。
「失敗は成功の元!」という有名な言葉があるぐらいなので、先生からはしくじり話を積極的に聞くようにしましょう!
Point
成功談以上に、失敗談に耳を傾けるべし!
必要な物事に投資をする!
何を学ぶ際に、本を購入したり、講座を受けたり、コンサルティングを受けたり、お金を使う場面があると思います。
そんな時は、「欲しい?欲しくない?」ではなく、「必要か?必要ではないか?」を基準に投資をすると良いです。
「必要か?必要じゃないか?」を基準に投資をすることで、効率的に結果が出せるからです。
あなたは、「ノウハウコレクター」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ノウハウコレクターとは、ノウハウを求め続けて次々と色んな商品を購入してしまうが、一向に結果が出せない人のことです。
営業成績を伸ばしたいから、本を読んだりセミナーに出席したり、ひたすら営業テクニックを学ぶ…が、一向に結果が出ない。
ダイエットを成功させたいから、インターネットで検索をして、ひたすらダイエットについて学ぶ…が、一向に結果が出ない。
中々結果が出ないけど、もっと簡単なノウハウがあるはずだ!
こんな風に別の情報を手に入れようと、再び新しい商品を購入する。
こんな感じで、次々とノウハウだけにお金をつぎ込んでしまう。
これがいわゆる、ノウハウコレクターの典型的なパターンです。
以前、自称ノウハウコレクター界の、サラブレッドにお会いしたことがあります。
彼は僕が知っている中でも、殿堂入り確実なノウハウコレクターでした。
仮にNさんと呼びます。
Nさんは個人事業主で売り上げを伸ばしたいと思っていました。
ビジネス系の商品であれば、販売ページを見ただけで購買意欲がそそられてしまい、ポンポン買ってしまうとのこと。
セミナーに参加しても必ず商品が欲しくなってしまい、以前にも30万円のコンサルティングを購入したと言っていました。
今までに数百万円単位の金額をつぎ込んでしまったそうです。
僕とお会いした時も、
ユウキさんって良い方ですね!
ユウキさんの商品であれば、なんでも買いますよ!
と言ってくれました。
しかし、Nさんは作業の継続ができないので、全く結果は出せません。
目の前にやるべき仕事があっても、誘惑に負けてしまうそうです。
Nさんにとって一番問題なのは、作業の継続ができないこと。
つまり、「事業の売り上げを伸ばす」ことにお金を使う前に、「作業の継続ができない」という問題を解決することにお金を使った方が良いです。
もの凄く魅力的なノウハウが、2万円で売っているとしましょう。
そのノウハウを、Nさんはとても欲しいと思っています。
一方で、継続力を上げるためのコンサルが20万円で売っています。
そのコンサルを、Nさんはそれほど受けたいとは思いません。
Nさんの問題点が「継続力がない」という場合であれば、必要な商品は継続力を上げるための20万円のコンサルです。
どんなに魅力的で優れたノウハウを手にしても、行動や継続ができなければ結果は出せないからです。
「自分一人では甘えてしまってダイエットができない」というのが問題であれば、「アドバイスをくれるダイエットコーチ」に投資をする。
「家では誘惑が多くて思うように勉強ができない」というのが問題であれば、「作業に集中できるようにコワーキングスペース」に投資をする。
これが、必要な物事に投資をするという意味です。
必要な物事に投資をすることで、効率的に結果が出せるようになります。
Point
その商品が「欲しいか?欲しくないか?」ではなく、その商品が「必要か?必要ではないか?」でお金を使うべし!
損切りを見極める!
これはビジネスや投資における話ですが、損切りのタイミングはできるだけ早く見極めた方が良いです。
例えば、飲食店を経営する為に、初期費用に300万円を支払ったとしましょう。
集客が全くできなかった為、出費だけが続き、初期費用と合わせて600万円の赤字になりました。
この状態で事業を撤廃した場合、600万円はどう足掻いても戻ってきません。
これを埋没必要と言います。
この場合は、次の2つのどちらかを決断する必要があります。
- この先に利益が出ると思うから事業を継続する
- この先も赤字続きだと思うから事業を撤廃する
多くの人は、
今ここで事業を撤廃したら損をする!
という「損をしたくない精神」が働く為、事業の撤廃を中々決断できないです。
仮に事業を継続して利益が出た場合は、600万円を回収できるかもしれません。
しかし、事業を継続することで赤字が悪化し、1,000万円を失う可能性もあり得ます。
そう考えると、早めに事業を撤廃した方が、少ない損失で済みます。
つまり本来は、既に支払ってしまった600万円は無視して、事業を継続するか否かを決めた方が良いです。
この流れとそっくりなのが、「つまらない映画を我慢して観続けるか?」「それとも、割り切って途中退場するか?」という決断です。
以前、評判の良かった映画があったので映画館へと足を運びました。
映画開始5分後。
あ、これつまんないやつだ…。
僕は映画を最後まで観るかどうかは、冒頭の5分程度で決めることが多いです。
つまらないと思ったら観るのをやめるか、他の映画に切り替えます。
理由は単純。
時間が勿体無いからです!
多くの映画の時間は90〜120分程度。
その時間を楽しく過ごせたり、何か学ぶことがあれば有意義だと思います。
しかし、つまらないだけの映画に、90〜120分もの時間を費やすのは、時間が勿体無いと思ってしまいます。
そんな時間を過ごすぐらいだったら、読書でもするか、他の面白そうな映画を観る方が良いです。
映画は自宅で観る方が圧倒的に多いので、映画館でこの状況になるのは滅多にありません。
何より今回は大きな問題がありました。
隣に妻がいることです。
本当に申し訳ないんだけど、映画つまんないから退出してても良い?
おっけー!
後で合流しよう!
妻は僕の性格を熟知しているので、快く承諾してくれました 笑
ちょうどiPadを持っていたので、近くのカフェに入って仕事をしていました。
同じような状況が20代前半の頃にありました。
まだ僕と妻が学生だった頃、一緒にミュージカル映画を観に行きました。
うわぁ…。
良い映画なのはわかるけど、ぜんっぜん面白くない!
ミュージカル映画は性に合わないな!
この時は、「途中退場するのは映画代金が勿体ない!」と考える以上に、「自分から誘ったにも関わらず、デート中に途中退場するのはあり得ないでしょう!」という至極真っ当な考えが強く、2時間30分の超大作を最後まで観続けました。
さて、チケット代1,800円を払い、映画がつまらなかった場合、あなたならどんな決断をするでしょうか?
「この先めちゃくちゃ面白くなるかもしれない!」と映画を見続けるべきか?
「この先も面白くならないだろう!」と映画館を出て行くべきか?
この場合、映画が面白かったとしても、つまらなかったとしても、1,800円が戻ってくることはありません。
既に1,800円を映画館に払っているからです。
つまり、この場合に天秤にかけるべきは、残り115分という貴重な時間を、「映画」に使うか「他の物事」に使うかです。

ところが、多くの人はそんなことをあまり考えません。
既に1,800円を支払ってしまっているので、「損をしたくない!ここで出て行くのは、お金が勿体無い!」という感情が働き、つまらない映画を観続けてしまうのです。
学生時代の僕も、実際にそうでしたから。
お金が勿体無いと思っても、実は時間を損失しています。
本来は既に支払った1,800円は無視して、映画を観続けるか否かを決めた方が良いです。
事業の継続と撤廃を決断する時と同じですね。
僕の場合は、これ以上面白くなることはないだろうと思い、途中退場を選びました。
妻曰く、その後も映画はつまらなかったらしいです 笑
昔、経営者の先輩から勧められて、「インベスターZ」という投資系の漫画を読んだことがあります。
投資部という部活に入った主人公が、先輩たちから投資を学び、活躍していく物語です。
主人公の財前くんが投資部に入ったばかりの頃、先輩たちにいきなり映画館に連れてこられて、一人でつまらない映画を観させられます。
これは、どれだけ早い時間で、映画を途中退場できるかというテストであり、財前くんは確か数分で映画館から出てきました。
先ほども言ったように、つまらない映画を観続けても時間を損失するだけです。
早く見切りを付けた方が、時間の損失は少なく済みます。
これは投資と同じです。
株式投資で、株が値下がりした場合で考えてみましょう。
これから上がるかもしれない!
ここでやめたらつぎ込んだお金が勿体無い!
と思って投資を続けた場合、更に損失が大きくなる可能性があります。
これ以上はやめた!
ここで損切りしよう!
と早めに損切りをすれば、損失が少なく済みます。
飲食店の経営にしても、映画観賞にしても、株式投資にしても、根本的な考えは全て一緒です。
「どのタイミングで損切りができるか?」
しっかりと見極めましょう!
Point
損切りのタイミングを早めに見極めるべし!
プラス思考で捉える!
プラス思考とは、物事を前向きに捉える考え方です。
この世に起こる全ての物事は、人によって捉え方が異なります。
またもや筋トレの話ですが(笑)、以前、デッドリフトというウエイトトレーニングの最中に、腰を痛めたことがありました。
「デッドリフトで腰を痛めた」という出来事も、
こんな怪我をしてしまうなんて最悪だ!
と、マイナスに捉えることも、
フォームの重要性を知れた良い機会だった!
今回失敗していなければ、もっと大きな怪我をしていたかもしれない!
これからは正しいフォームで行おう!
と、プラスに捉えられることもできます。
実際、その経験があったからこそ、ジムのパーソナルトレーナーさんに定期的に教わるようになり、筋トレの効率性が圧倒的に上がりました。
同じ出来事が起きても、
こんなトラブルが起きてラッキー!
と平然としている人もいれば、
なんて最悪の出来事なんだ!
と落ち込む人もいます。

起こった物事は変えられませんが、起こった物事に対する捉え方は変えられます。
プラス思考に必要なのは、起こった出来事に感謝できる心を持つことです。
どうせ起こってしまったことが変えられないのでしたら、「ピンチはチャンス!」と思って、その出来事を前向きに捉えた方が良いですよね?
「ピンチや失敗は学びである」
僕が経営者の先輩から学んだことです。
ちなみに僕は大学生の頃、電車が遅延して授業やアルバイトやデートの待ち合わせに遅れた時は、
もしも電車が遅延せず、時間通りに到着していたら、俺は車にひかれて死んでいた!
と、強引に気持ちを切り替えていました。
よく友人からは、
お前はポジティブなんだかネガティブなんだか、どっちなのかよくわからん!
と、言われていました 笑
どうしても前向きに考えられない場合は、ぜひこの手法を使ってください!
Point
ピンチや失敗は学びと捉えるべし!
長期的な視野で取り組む!
「ピーター・ドラッガー」というユダヤ人の経営学者がいるのですが、彼は凄く有名な名言を残しています。
僕たちは、1年でできることを多く見積りすぎている。
ピーター・ドラッガー
ところが、5年先に実現可能なことを少なく見積りすぎている。
例えば、起業をする場合、短期的に成功しようと考える人は沢山います。
起業して成果を出して、来年には世界中を飛び回りたいです!
今年中には形にして、一生起業家として生活していきたいです!
それは僕自身も同じで、
起業一年目で会社を設立して、ロレックス買って、ベンツに乗って、タワーマンションに住んで…自由で贅沢な人生を送りたい!
とか、すごい欲張ったことを思っていました。
独立した頃は日記を付けていたのですが、見返してみると物凄い熱意に溢れています 笑


当時を思い返して思うのは、自分の能力を過信しすぎていたということです。
どんな物事であっても、真剣に取り組めば人生は大きく変わります。
ただ、人間は完璧じゃありません。
今年こそは自分のビジネスを持って、来年は年収500万円を目指そう!
と目標を立てても、実際は上手くいかないこともあると思います。
年収500万円で設定したけど、結局100万円しか達成できなかった…。
もう諦めよう…。
こんな感じで諦めてしまう人が多いです。
これが非常に勿体無い!
この場合、目標金額の500万円には届いてはいませんが、100万円達成できている時点で、1年前の自分と比べて成長しています。
「残りの400万円にはなぜ届かなかったのか?」ということを反省して、改善した後で再び挑戦すれば良いだけです。
成長した部分は褒めて、達成できなかった部分は反省して、改善してまた挑戦する。
この繰り返しが大事なんです。
僕たちは、1年でできることを多く見積りすぎている。
ピーター・ドラッガー
ところが、5年先に実現可能なことを少なく見積りすぎている。
まさにピーター・ドラッガーの言う通りだと思います。
人生は短距離走ではありません。
長距離走です。
42.195キロのフルマラソンで、出だしの3キロだけ好調でも、残りの39.195キロが不調では意味がありません。
たとえ最初の20キロが不調でも、残りの22.195キロが好調であれば問題ないです。
何か物事に取り組む場合、早々に結果が出なくても何も問題はありません。
反省や改善を繰り返しながら、長期的に取り組むのが大事だと思います。
Point
人生は長距離走!
長期的な視点を持って物事に取り組むべし!
不安を煽らない!
新しい物事に取り組む際には、不安を感じる人が多いと思います。
まず、覚えておいてください。
不安とは、未来に起こる可能性のあるリスクに対して感じます。
起業に挑戦しようと思っており、「万が一会社が倒産したらどうしよう!」と不安に感じている若者がいるとしましょう。
この不安は、「会社が倒産してお金を失うリスク」に対して感じています。
ただ、未来に起こる可能性のあるリスクに怯えていても、意味がありません。
起こるかどうかわからないからです。

リスクが発生する時は発生しますし、発生しない時は発生しません。
万が一何か起こったら、その時に対処すれば良いです。
サラリーマン時代の僕は、お金さえあればある程度の不安は解消されると思っていました。
1年で会社を退職して独立。
独立した当初はまだ売り上げも少なかったですが、2~3年である程度は事業が軌道に乗ってきました。
今では会社を設立して、当時に比べると余裕のある生活ができています。
生活に余裕ができたらできたで、「調子が良いのは今だけではないのか?」「いつか売り上げが下がるのではないか?」という、新しい不安が出てきました。
そしてある時、経営者の先輩から言われました。
起こるかどうかもわからないことに、ビクビク怯えているのは時間が勿体ないよ。
むしろ、売り上げが伸びすぎちゃったらどうしよう!と思って、楽しみながらビジネス進めた方が有意義じゃない?
まさしくその通りだと思いました。
人生において最も高いリスクは「死ぬこと」です。
でも、
今日、交通事故に遭遇して死んでしまったらどうしよう!
今日、殺人事件に巻き込まれて死んでしまったらどうしよう!
とか、いちいち考えません。
そんなこと、考えるだけ無駄だからです。
仮に交通事故で死ぬリスクを恐れて家に引きこもっていたとしても、大地震が来て家が崩壊して死ぬ可能性もあります。
人間、死ぬときは何をやっても死にます。
明日の朝を迎えられるかどうかもわかりませんし、いま生きていることが奇跡です。
未来に起こる可能性のあるリスクに対して、いちいち不安を感じても意味がありません。
だったら、
売り上げが下がったらどうしよう…。
と不安を煽って生きるよりも、
売り上げがめちゃくちゃアップしちゃったらどうしよう!!
とプラスの未来を想像して生きる方が、よっぽど有益な人生だと思います。
もちろん、不安が全くない状態ですと、命の危険のある場所に足を運んでしまったり、何の戦略もなく多額の借金をしてしまったり、危険な行動をとりがちになってしまいます。
少しぐらいの不安を持っている方が、人間は安全に生きられます。
不安とは、言い換えれば危機管理や危険回避のことです。
狩を行なっていた原始時代では、不安という感情により、勝ち目のない獰猛な動物との戦いを避けたり、危険な場所に足を踏み入れなかったりと、危機を回避してきました。
人間は、不安という感情があるからこそ、これまで生き残ってこれました。
しかし、現代は普通に生活している以上、命を脅かすような危険はほとんどないです。
街中で猛獣に襲われることもなければ、食料が尽きて飢え死にすることもまずありません。
必要以上に不安を感じたり、不安を煽る必要はない訳です。
重要なのは、未来に起こる可能性あるリスクを想定して、事前に保険をかけておくことです。
- 大地震が起こるリスクがある→防災グッズを揃える
- 会社が潰れるリスクがある→副業収入を作っておく
- 車で事故を起こすリスクがある→自動車保険に入る
など。
特にビジネスの世界は、順調に進んでいようと、何の前触れもなく売り上げが激減することがあります。
- 昨日まで上手くいっていた手法が、急に通用しなくなる。
- ガンガン商品が売れていたのに、いきなり売れなくなる。
こんなことは日常的に起こります。
だからこそ、利益の数%を別事業に投資したり、次にヒットするような新商品を開発したり、何かしらの保険を掛けておくことが重要です。
Point
不安を煽る必要はないが、リスクに対する保険は掛けておくべし!
失敗を恐れない!
何か新しいことに取り組もうとしている方で、こんなことを言う人がいます。
挑戦したい気持ちはあるのですが、失敗が怖いです…。
僕はそういう方たちに対して、いつも言っていることがあります。
人生は負けても経験値の入るドラクエです!
ドラクエの原則とは次の3つ。
Check
・敵を倒すと経験値とお金が手に入る
・経験値が一定の基準に達するとレベルアップする
・負けるとゴールドが半分になるペナルティがある
ドラクエに限らず、多くのRPGにも共通するのは、敵に負けると経験値が手に入らないことです。
しかし、人生は失敗しても経験値が手に入ります!
正直に言いますが、僕は過去に何度もビジネスで失敗を重ねてきました。
- 初めてのプロモーションで100万円の売り上げを目標にするが、90万円しか売り上げられなかった。
- 初めてのセミナーで10人の集客を目標にするが、3人しか集まらなかった。
僕の立てた目標は、ことごとく失敗に終わっています。
しかし、失敗して失うものがあったかと言えば、何もありません。
失うどころか得たものがあります。
それが経験値です。
2つの目標は達成できませんでしたが、プロモーションとセミナーに挑戦したという経験値を手に入れています。
それどころか、90万円の売り上げと3名のお客さんも得ました。
成功の反対は失敗ではなく、行動しないこと!
僕はそう教わって生きてきました。
人生は失敗をしても経験値を得られ、レベルがどんどん上がります。
レベルが上がれば次の挑戦が楽になり、成功しやすくなります。
行動しなければ何も手に入りません。
もちろん、失敗すると命に関わるとか、失敗すると多額の借金を負うとか、極端にリスクの高い挑戦は考えものです。
しかし、得られる物事に対してリスクが小さいのであれば、失敗する覚悟で挑戦して、経験値を積んだ方が良いと思います。
リスクを負うのが怖くて挑戦しないのは、スライムに負けるのが怖いから、最初の町から一歩も出ないのと同じです。
そんなドラクエ、果たして面白いでしょうか?
Point
人生をドラクエだと思って楽しむべし!
最初から質を求めない!
教わったことを、完璧にこなす必要はないです。
最初は質よりも量をこなしてください!
例えば、この記事には僕の考え方や体験談を多く盛り込み、自分で作った画像も沢山載せています。
読者さんが読みやすいように、見出し、改行、装飾などにも気を遣い、文字数は30,000を超えました。
1記事に多少時間をかけてでも、質の高い記事を書こうと意識しています。
ただし、それは僕がWebマーケターとして、記事を書くのに慣れているからです。
Webマーケターの活動を始めたばかりの頃は、画像も使わず、装飾も行わず、500〜800文字程度の内容の薄い記事をアップしていました。
いきなり質を求めてしまうと、記事を書くのに膨大な時間が掛かるからです。
まずは量をこなす方に集中していました。
今、昔の記事を読み返すと、
うわ…なんだこの記事…。
と恥ずかしくなります 笑
多くの記事を更新していくと、効率の良い記事の書き方がわかってくるので、記事の作成スピードが上がります。
レベルが上がると余裕ができるので、やれることが自然と増えていきました。
僕は、「量が質を産む」と思っています。
以前、保険の営業成績全国No1の実績を持つ、ビジネスマンのセリフを聞いたことがあります。
「僕は契約を取った数は全国で一番だが、断られた数もまた、全国で一番である!」
とにかくアポと取りまって場数をこなして、営業の成功体験や失敗体験を積み重ねていく。
多くのお客さんと接することで、お客さんの気持ちがより理解できるようになる。
トーク力も磨かれ、契約が取れるようになり、全国でNo1という実績を掴めた。
僕はそういう意味だと理解しています。
まさに量が質を産んだ結果ですね。
飽くまでも感覚的な話ですが、量と質の割合は次の図を参考にしてください。

初心者は質よりも量を意識する。
中級者は質と量を同じぐらいにしてみる。
上級者は量よりも質を意識する。
もちろん、全ての物事がこの図式に当てはまる訳ではありません。
飽くまでも一つの目安として、参考にして頂けると嬉しいです。
Point
最初は質よりも量をこなすべし!
完璧を求めない!
日本人は、完璧主義者が多いと思います。
完璧主義者とは、その名の通り、物事を完璧にこなさないと気が済まないタイプです。
一見すると向上心のある良い性格にも見られます。
しかし、現状に満足できずに常に上を目指そうとするので、いつまで経っても満足感や達成感を得ることができません。
営業成績が2位だと?
1位以外はあり得ない!
寝坊して子どものお弁当が上手に作れなかった!
こんなの母親として失格だわ!
こんな毎日を送るのは、かなり辛くありませんか?
度が過ぎた完璧主義者は、「完璧で当たり前、それ以外は全て失敗!」という考え方を持ってしまいます。

仮に完璧な結果を出しても、
これぐらいできて当たり前。
と自分自身を褒める行為をしなくなりますし、理想の結果が出なければ、
失敗ばかりで自分はなんてダメな人間なんだ…。
と自信を損失させる原因にもなります。
僕の場合、現状を一旦受け入れた上で、更に高みを目指すという生き方をしています。
仮に100点満点の試験で30点を取った場合も、全然問題無し。
ただ、次は31点以上が取れればもっと素晴らしい。

重要なのは、決めた目標に向かってより良い結果を出す為に取り組むことです。
例えば、iPhoneを想像してみてください。
ものすごく高性能ですし、世界中で絶大な人気を誇っています。
iPhoneを作っている人たちは、めちゃくちゃ頭が良くて技術のある集団です。
しかし、発売後に定期的にアップデートされます。
それは、iPhoneが完璧ではないからです。
頭が良くて技術のある人たちが集団になって作っているにも関わらず、iPhoneは完璧には作れません。
より良い製品にしようと発売日まで作り込み、その後で、改善すべき点をアップデートします。
人間も同じです。
目標を決めたら自分の中で最大限の力を注ぎ込み、達成できない部分があれば、改善して次に繋げる。
これで十分です。
Point
完璧を求めずに、物事に取り組むべし!
他人と比べない!
自分と他人を比べる必要はないよ。
先輩の言葉
大事なのは、過去の自分と今の自分を比べること!
今の自分が過去の自分よりも劣っていたら、それは恥ずかしいことかもしれないけど、他人よりも自分が劣っていたからとって、何も気にすることはないよ。
これは、僕が経営者の先輩から言われた言葉です。
パナソニック創設者である松下幸之助さんの名言としても有名なので、知っている方も多いかもしれません。
例えば、中学生から野球を初めてプロを目指している学生が、「自分はイチローと比べて何も才能がない…。プロ野球選手を目指さないで会社員になった方が幸せなんだ…。」と比べたところで、意味があるでしょうか?
人間は一人一人、「生まれ持った素質」も「育った環境」も「価値観」も「経験」も、何もかもが違います。
他人と自分を比較するのは、全くもって意味がありません。
重要なのは、「しっかり練習をして1年後にレギュラーになる!」というように、理想とする自分の目標に向かって歩むことです。
1年後、目標通りレギュラーになれていれば、それは大きな進歩です。
もしもレギュラーになれずに、同じ時期に野球を始めた同期に抜かれたとしても、それは何も恥ずべきことではありません。
毎日練習をこなして野球スキルが上がっていれば、それは一歩前進です。
できない部分に目を向けるのではなく、できるようになった部分に目を向ける。
そうした小さな成功体験を繰り返して、自信を蓄積していった方が有意義です。
もちろん、
同じ土俵で戦っていた同期は、なぜこんなに結果を出せたのか?
この1年間を振り返って、何を改善すべきか?
というように、上手くいっている人物と上手くいっていない自分との差を分析し、反省することは大事です。
しかし、自分と他人を比較して落ち込むことはありません。
人は人。
自分は自分です。
大事なことなので、もう一度言います。
自分にはない部分を人から学んだり、取り入れたり、尊敬することは大事ですが、他人と自分を比較して落ち込む必要は一切ありません。
Point
自分と他人を比較せず、自分のやるべきことに取り組むべし!
他人軸ではなく自分軸を生きる!
「自分軸」と「他人軸」という言葉は造語なので、辞書には載っていません。
僕はこの2つを、次のように捉えています。
Check
・自分軸:「目的地」や「価値観」が明確であり、目的に向かって人生を歩むこと。
・他人軸:「目的地」」や「価値観」が明確ではない。もしくは、明確ではあるが、他人の意見や考え方に左右されて人生を歩むこと。
僕は受験に失敗して落ち込んでいた時、テレビで観たお笑いに救われました。
だからお笑い芸人として、人を笑顔にして生きていこうと思っています!
僕は安定なんて求めていません。
例え不安定な人生でも、やりたいことができればそれで幸せです!
こんな風に、「目的地」や「価値観」が明確であり、その軸に沿って人生を歩んでいる。
これが、自分軸で生きている人だと思っています。
いわゆる、「自分らしく生きる」ということですね。
「目的地」や「価値観」が明確でも、周りから否定的な意見が飛んでくることがあります。
いやいや…、芸人なんてどうせ売れないから、辞めた方が良いと思うよ。
芸人になるよりも、サラリーマンや公務員のような人生の方が、安定的で幸せだよ。
こういった状況下においても、
確かに、そういう意見も最もだと思う。
でも、僕は自分のやりたいことに挑戦しない人生の方が後悔すると思うから、芸人を目指すよ!
と、軸を曲げずにいられることが、自分軸で生きる為のポイントです。
本当は芸人になりたいんだけど、周りから否定されそうだしなぁ…。
芸人になって売れなかったら、恥ずかしい思いをするのは自分自身だし…。
不安定な人生でも、自分のやりたいことをやって生きたいけど、親を失望させたくないから、大人しく就職でもするか…。
こんな風に、「目的地」や「価値観」から外れた人生を歩んでいる。
これが、他人軸で生きている人だと思っています。
特に気を付けなければならないのが、承認欲求です。
承認欲求とは、「人から認められたい」「受け入れられたい」と思う気持ちです。
承認欲求が強すぎると、
上司に認められたいから、頑張って出世をする!
周りから凄いと思われたいから、有名大学に進学する!
というように、人に認めてもらうことを目的に、物事を進めてしまう場合があります。
「自分が何を成し遂げたいか?」ではなく、「人からどう思われたいか?」という、他人軸を中心とした人生を送ってしまいます。
当然、他人軸で生きるよりも、自分軸で生きる方が人は豊かに生きられます。
例えば、
本当は芸人になりたいけれど、父親に認められたいから大企業に就職する!
という目標を掲げた男性を想像してみてください。
実際に大企業に就職し、父親は褒めてくれました。
しかし、「父親に認めてもらう」という欲求は入社した時点で既に達成されているので、大企業に勤める意味がなくなります。
あれ…俺はこの会社で、一体何の為に働けば良いんだ…?
そうなると今度は、
家族や同僚や上司、周りの人から認められる為に仕事を頑張ろう!
と人から認められることを目的に、この先も生きることになります。
次のAさんとBさん、どちらの人生が理想でしょうか?
- Aさん:本当はミュージシャンになりたかったにも関わらず、他人からの評価を気にして、サラリーマンに就職。嫌々ながらも仕事をこなす日々を送っている。
- Bさん:周りから反対されつつも、自分のやりたいことや価値観を曲げず、ミュージシャンに挑戦。ワクワクしながらも仕事をこなす日々を送っている。
僕は、自分軸で生きているBさんの人生の方が理想的です。
そして自分軸を生きる為に重要なのは、自分の課題と他者の課題を分離することです。
課題の分離とは、ベストセラーになった書籍、「嫌われる勇気」で触れられていた内容で、読んでいて非常に納得できました。
自分の課題とはあなたがやるべきことであり、他者の課題とは他者がやるべきことです。
この2つを分離してください。
自分のやるべきこととは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」で、他者のやるべきこととは「その選択に対する考えや意見や評価」です。

本を読んでいて、「あーなるほど!」とめちゃくちゃ納得しました。
例えば、将来ミュージシャンになりたいと思っている、大学生の男性がいるとしましょう。
そんな彼が、ある決断をしました。
俺は大学を中退して、ミュージシャンの夢に挑戦する!
このまま惰性で大学に在籍し続けて、無難に一般企業に就職するぐらいなら、自分のやりたいことに挑戦した方が良いと思う!
これが、彼にとっての自分の信じる最善の道です。
しかし、付き合っている女性から猛反対の声が飛んできました。
今の時代にミュージシャンになれる訳がないでしょ!
夢を見るのは勝手だけど、もう大人なんだから現実を見た方が良いわよ。
このような批判を、一切気にする必要はありません。
彼の行動に対して、「賛成するか?反対するか?」「応援するか?批判するか?」は、他者の課題だからです。
周りから認められたいと思い、何か大きな結果を成し遂げたとしましょう。
しかし、あなたを認めるか認めないは、他者の課題です。
「自分の信じる最善の道を選ぶこと」は、あなた自身でコントロールできますが、「それに対する他者の評価や意見」は、あなた自身がコントロールできません。
つまり、周りの意見や評価は、気にするだけ時間の無駄です。
自分のやるべきことに、さっさと集中してください。
もちろん、周りの意見を聞いて、正しいと思う選択が変わるかもしれません。
その場合は、周りの意見を取り入れてください。
しかし、自分が正しいと思う選択をしたにも関わらず、周りの批判を気にして選択を変えるのは、自分軸に反した生き方です。
僕は独立を志して会社に退職届けを提出した時、上司から個室に呼び出され、1時間ほど説得されました。
独立なんて上手くいかないから、会社に残っている方が良いよ!
「独立をする」と決めた自分の選択が正しいと思っていたので、上司の意見は無視して会社を辞めました。
今でもその選択は正しかったと思っています。
この時に上司の意見に左右されて独立を断念していたら、僕は会社員を続けていたかもしれません。
今の世の中は、周りの目を気にして、自分が正しいと思う生き方をできなかったり、自分が正しいと思う意見を言えない人が多いです。
はっきり言いますが、あなたが思っている以上に、周りはあなたのことを気にしていません。
もしも周りの目が気になる場合、それは自意識過剰と思った方が良いです。
あなたは木村拓哉のようなレジェンドでもなければ、綾瀬はるかのような大人気女優でもありません。
誰でも知っている有名人だったら話は別ですが、一般人である限り、誰もあなたの生き方や意見を気にしないです 笑
必要以上に周りを気にせず、もっと自由に生きましょう。
Point
周りを気にせず、自分の信じる最善の道を生きるべし!
マインドセットまとめ
学び方や取り組み方とは、姿勢のようなものです。
適切な姿勢で人から学び、物事に取り組むことで、結果が出るスピードが上がります。
非常に長くなりましたが、最後まで記事を読んで頂き、どうもありがとうございました!
今回の記事が、あなたの生き方の参考になれば嬉しいです。