第3章:なぜか主夫になる!?
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

夫よ。
いよいよ起業家への第一歩がはじまったのだね。
うむ。
でも、現実は起業家とは程遠い生活をすることに…。
今回は自伝の第3章です!
第2章を読んでいない場合は、下記の一覧からご覧ください( ´ ▽ ` )ノ
章 | 題名 |
---|---|
序章 | 超マイペースな内向型にんげんの生き方 |
第1章 | 内向型人間の誕生! |
第2章 | 2時間の監禁の末に…。 |
第3章 | なぜか主夫になる!? |
第4章 | 貯金0円の結婚生活。 |
第5章 | 心と体の崩壊! |
第6章 | 起業家付き合いの憂鬱…。 |
第7章 | 恐怖!税金の支払い! |
第8章 | 内向型社長の誕生! |
第9章 | そして新たな人生が始まる…。 |
第10章 | あなたに伝えたいこと。 |
起業家人生が始まるはずが…
2013年。
1年1ヶ月の会社員生活から開放されて、晴れて自由の身になった僕。
これで起業家の道へ真っしぐら!
…が!
ここで大問題に気付きます。
独立をする為に、何をすれば良いのかわからないことです。
当時の僕には、ビジネスを起こすスキルもなければ、仕事を貰える人脈もありません。
唯一あったのは、1年の節約生活で貯めた100万円の貯金だけです。
普通、もろもろ決めてから会社を辞めるよね。
うむ。
当時はとにかく会社を辞めたかったし、どうにかなるだろうと思っていたんだね。
23年間も実家暮らしを続けていたので、とりあえず実家を出ようと思い、大学時代から付き合っていた彼女(現妻)に電話をかけました。
家を出たいんだけど、一緒に住んでも良い?
良いよ!
楽しそうだし、家賃が折半になればわたしも助かる!
OK!
それじゃあ、今日中に引っ越しの準備をして、明日には向かうね。
ふい。
待ってるね!
こうして翌日、未来の妻となる女性のアパートに転がり込みます。
ちなみに親には、引っ越しの当日に話をしました。
「えぇ、そうなの?っていうか、あんた会社辞めたの?」というような至極まっとうな反応はされましたが、23年間住んでいた家から巣立ちます。
この時、妻はアパレルショップの正社員として働いていました。
元々は別業界の営業職をしており、営業成績もかなり高かったのですが、僕と同様に集団行動やチームでの仕事が苦手で、体育会系のノリについていけず、穏やかなアパレル業界へと転職しました。
休日返上でみんなで営業に向かったり、運動会をしたり、登山をしたり…すっごい苦痛。
わたしは家でゆっくり休みたいのだ。
未来の妻は昼間仕事に出かけているので、僕は炊事・洗濯・掃除などの家事をこなしました。
僕は主夫業に徹することを決めます。
朝起きて妻にお弁当をつくり、「いってらっしゃい」と笑顔で見送る。
新婚夫婦さながらの生活です。
最初は夕食に火の通っていないお肉を出したりと、新米主夫っぽい失敗をやらかしましたが、料理の腕も段々と上がってきました。
- 空いた時間では「笑っていいとも!」を見たり、3DSやWiiで遊んだり、推理小説を読みました。
- 3DS版のドラクエ7が途中だったので、頑張ってオルゴデミーラを倒しました。
- 放置していたどうぶつの森も、村にカフェを作ったり、たぬきちにローンを返済しました。
- 初めてプレイしたバイオハザードでも、世界の平和を守ることに成功しました。
- 東野圭吾の「悪意」と、綾辻行人の「十角館の殺人」という、神作品にも出会えました。
そんな充実した日々を送る僕。
愛する人とのびのび生活できる毎日は、最高に幸せでした。
あれ、何か大事なことを忘れているような…。
僕って、何のために会社を辞めたんだっけ?
とりあえず会社を辞めて、何かやろうと思いつつ、ただ時間だけが過ぎていました。
貯金はありましたし、家事はこなしていましたが、起業とは無縁の生活を送っています。
そんな僕に対して妻は、
大丈夫!
きっと上手くいくから!
まぁ、焦らずのんびりやりたいことを見つけようよ( ´ ▽ ` )ノ
と声をかけ続けてくれました。
なんと母性溢れる女神でしょうか。
その後も、ドラクエで世界を救ったり、よくわからないビジネス系のセミナーに参加したり、バイオハザードでゾンビを撃ったり、横浜のスタバで起業本を読んだり、どうぶつの森を発展させたり、家事をこなしたり…何の変哲もない日々を繰り返します。
…そして、半年が過ぎるのでした。
2013年の振り返り
炊事・洗濯・掃除など、主夫スキルを磨いた一年でした!
第4章へ続く!
関連記事:第4章:貯金0円の結婚生活。