第4章:貯金0円の結婚生活。
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

夫よ。
主夫が板についてきたではないか。
うむ。
主夫になるために会社を辞めた訳じゃないんだけどな…。
今回は自伝の第4章です!
第3章を読んでいない場合は、下記の一覧からご覧ください( ´ ▽ ` )ノ
章 | 題名 |
---|---|
序章 | 超マイペースな内向型にんげんの生き方 |
第1章 | 内向型人間の誕生! |
第2章 | 2時間の監禁の末に…。 |
第3章 | なぜか主夫になる!? |
第4章 | 貯金0円の結婚生活。 |
第5章 | 心と体の崩壊! |
第6章 | 起業家付き合いの憂鬱…。 |
第7章 | 恐怖!税金の支払い! |
第8章 | 内向型社長の誕生! |
第9章 | そして新たな人生が始まる…。 |
第10章 | あなたに伝えたいこと。 |
Webマーケティングとの出会い
2014年に差し掛かろうとしたある日。
ユウくんの主婦歴も、半年経過だね。
100万円あった貯金が、50万円に減ってきたところで、いよいよ焦りが見えてきました。
う〜ん…。
さすがにどうにかしないと、貯金が底をついてしまうな…。
会社員に戻るという選択肢もありましたが、それは最終手段でした。
僕は性格的に会社勤めが合わないことは、わかっていたからです。
どれだけ優良企業に就職しようと、すぐに退職するのは目に見えていました。
とは言え、何をすれば良いのかわからない…。
無理に人と関わらず、自分のペースでのびのび生きたい…。
どうにかして、独立して食べていける方法はないだろうか…。
その方法を模索してインターネットで調べていた時、Webマーケターという仕事の存在を知りました。
Webマーケターとは、簡単に言えばWeb上で商品を販売する仕事のことです。
具体的には、ブログを運営して広告収入を得たり、メルマガを配信して商品販売をしたり、いわゆる、Webを活用して売り上げを上げるスペシャリストのこと!
パソコンを使った仕事は、SEやプログラマーなど、複雑なコードを書き上げるものだと思っていた…。
それがまさか、こんな方法で仕事ができるとは…!?
Check
・自宅で自分のペースで仕事ができる!
・人と無理に関わらないでいい!
・パソコンとインターネット環境があれば経費はほとんど必要ない!
・売り上げがほぼそのまま利益になる!
・スキルがあれば生涯食いっぱぐれることはない!
その仕事を知ったとき、電気のような衝撃が走ったのを覚えています 笑
僕は組織勤めや集団行動は大の苦手でしたが、昔から一人でコツコツ物事を進めるのはめちゃくちゃ得意でした。
努力は報われるという表現は間違っている。
正しい場所で、正しい方向性で、充分な量をこなした努力は報われる。
僕の尊敬する、東進ハイスクールの林修先生の言葉です。
簡単に言うと、「勝てる分野で方向性を間違えずに、沢山努力をすれば報われるよ!」ということ。
無理に人と関わらず、自分のペースで生きる。
方向性さえ間違えなければ、Webマーケターで自分が理想とする未来を実現できるな!
そんな訳で、2014年にWebマーケティングの猛勉強を開始。
新しい知識を入れるのがすっごく面白くて、1日14〜16時間ぐらいは勉強と実践に時間を使っていました。
そして、ブログ運営を開始。
1〜2週間ほど経過した頃に、初報酬が発生!
おぉ、本当に売り上げが発生している!
売り上げは30円程度でしたが(笑)、Webマーケティングという仕事に大きな可能性を感じました。
1ヶ月目の収入は400円程度でしたし、貯金も残りわずかでしたが、正しい知識を仕入れようと、Webマーケティングの書籍を購入したり、Web上で学べる動画教材を購入したり、積極的に投資をしました。
また、この時にお金を払ってコンサルタントを雇うことに決めました。
仕事はできるだけ一人で進めたいのですが、自分にとって必要だと思った物事には、積極的に投資をするのが僕の方針です!
その方が、効率よく成果が出るからね!
問題は「誰から学ぶか?」ということですが、「経営者」から学ぶのが一番だと思いました。
- 学生時代はゲーム三昧。
- 会社員もたった1年で退職。
- 退職後は家事をこなす日々。
こんな人間が、これから経営者になろうとしているのです 笑
Webマーケティングの技術はもちろん、経営者としての考え方など、多くのことを身に付ける必要があります。
経営者のコンサルタントの方であれば、経営者としての能力が総合的に学べると判断しました。
そんなわけで、実績もあり、何となく相性も合いそうな方に、コンサルティングをお願いしました。
先生、よろしくお願いします!
はい。
よろしくね。
これが素晴らしく良い先生でした。
Webマーケティングや経営者としての考え方など、ビジネスの基礎を全て教わりました。
厳しさの中にも優しさがある。
自分の利益よりも僕のことを考えてくれる。
ビジネスマンとしても人としても尊敬できる、数少ない人間でした。
そんなこんなで4ヶ月ほど試行錯誤を続けた結果、月の売り上げが20万円を突破。
会社員時代と、同等の収入を得られるようになりました
積極的に投資をしていたため、貯金は相変わらず0円で、経済的にはギリギリです 笑
しかし、そのおかげで自分の力で収入を得るスキルと、自信が付きました。
そしてこの年に、同棲していた彼女とついに結婚をしました。
プロポーズは一生に一度だから印象的に…という人が多いでしょうが、僕はプロポーズをしたことすら覚えていません。
確か食事しながら、
アパートの更新日、もうすぐだね。
うん。
更新料払いたくないから、引っ越そうね。
それじゃあ、引っ越しのタイミングで結婚しよう。
住所変更とか名義変更とか、もろもろ同時に済ませられるし。
そうだね。
25歳前後で結婚する予定だったし、タイミングも良いかもね。
みたいに、他愛もないやり取りで決まりました。
ロマンチックのかけらもありません 笑
この時期は、独立一年目で安定した収入も貯金もなかった上に、やたらとお金がかかるイベントが重なりました。
- 引っ越し
- 両家の挨拶と顔合わせ
- 婚約指輪と結婚指輪の購入
経済的にはカツカツだったので、婚約指輪は10分割で購入。
婚約指輪のローンに苦しんだり、妻と一緒に小麦粉を焼いて食べたり、今となっては良き思い出です 笑
昔、テレビ番組に経営者の方が出演し、「結婚はお金のない時期にした方が良い。その方が、相手の本質がわかるから!」と言っていました。
妻はお金のなかった時代に、僕に文句を言ったことは一度もありません。
いつも幸せだと言っていましたし、僕が仕事をしていることに感謝してくれました。
どんな時も僕を支えてくれて、僕のことを一番に考え、愛を注いでくれました。
相変わらず、女神は健在です。
…と、周りからは順風満帆に見えた僕の生活ですが、実際は心も体もボロボロでした。
頭痛、動悸、痺れ、吐き気、腹痛などに毎日襲われ、食も喉を通らない。
ある日、朝起きると体がピクリとも動かない日がありました。
原因はストレスです。
義理の母親の存在が強烈なストレスになり、僕の心と体をむしばんでいきました。
妻の母親なのであまり悪くは言いたくありませんが、僕と義理の母親は死ぬほど相性が悪いです。
まず間違いなく、人生で出会った人間で一番苦手で一番嫌いな人間でした 笑
結婚に伴い義理の母親と接する機会が増えるにつれて、僕のメンタルはどんどん削られていきます。
こんな人間が義理の母親になり、何十年もの関わりを持つと考えると、結婚生活が地獄のように感じられました。
ここで大きな問題だったのは2つです。
- 妻がややアダルトチルドレン気味
- 僕が今の自分を否定して理想の夫になろうとした
妻の家庭は複雑で、早くに両親が離婚しています。
父親はお酒とギャンブルに溺れ、一切働かないというドラマで見るようなひどい父親です。
離婚後は母親と暮らしていたのですが、父親は家庭に一切お金を入れなかったとのこと。
母親は妻を一生懸命育てて、大学まで卒業させています。
妻にとっては、たった一人の良き母親なのです。
幼い頃から、妻は常に母親の顔色をうかがいながら生きてきました。
父親のいない妻にとっては、母親から捨てられたら人生おしまいだからです。
その状態を引きずったまま大人になったので、今でも周りの顔色を伺いながら生きるようになってしまいました。
いわゆる、アダルトチルドレンです。
アダルトチルドレンとは、幼い頃のトラウマをひきづったまま大人になってしまった人たちを指し、自己肯定感が低い傾向があります。
そのため、母親から何か否定的なことを言われたとしても、
わたしがしっかりしていないから悪いんだ…。
と考えてしまいます。
そして一番の問題点は、僕が今の自分を否定して理想の夫になろうとしたことです。
僕が妻を支えないと!
義理の母親と仲良くできないなんて、夫失格だ!
我慢をしてでも、無理をしてでも、良き夫になろう!
妻はありのままの僕を愛してくれたのに、僕自身が今の自分を否定してしまいました。
妻は優しいので、義理の母親と上手くやれないと相談をすれば、素直に対策を考えてくれたはずです。
しかし、この時の妻はパニック障害とうつ病を患っており、僕以上にメンタルが疲弊していました。
上司からのパワハラにより多大なストレスを抱え、うつ病とパニック障害を併発しています。
いきなり体が痙攣したり、いきなりうつ状態に陥ったり、僕の目から見ても明らかに異常な状態です。
休職を挟み、結婚が決まったと同時に退職したのですが、その後も万全とは言えず、不安定な精神状態が続きました。
そんな妻に相談をすればショックを受けるかもしれませんし、ストレスでパニック障害とうつ病が悪化する危険性があります。
当時は妻以外にプライベートな悩みを相談できる人物が一人もいなかったため、誰にも悩みを打ち明けられず、どんどんメンタルが削られていくという負の連鎖が起こります…。
妻はそんな僕の状態に気づいており、
最近のあなたは、すごく苦しそう…。
もしもわたしとの結婚が原因なら、結婚を取りやめても良いんだよ…。
と言ってくれました。
しかし、妻のことは心から愛していたので、結婚を取りやめるという選択は僕にはありませんでした。
そして、メンタルがボロボロの状態で結婚することに…。
2014年の振り返り
ついに独立を果たし、ビジネススキルの基礎を身につけた一年でした!
第5章へ続く!
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