第5章:心と体の崩壊!
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

夫よ。
ついに起業家の生活がスタートしたではないか。
うむ。
でも、独立2年目は失敗続きなのでした…。
今回は自伝の第5章です!
第4章を読んでいない場合は、下記の一覧からご覧ください( ´ ▽ ` )ノ
章 | 題名 |
---|---|
序章 | 超マイペースな内向型にんげんの生き方 |
第1章 | 内向型人間の誕生! |
第2章 | 2時間の監禁の末に…。 |
第3章 | なぜか主夫になる!? |
第4章 | 貯金0円の結婚生活。 |
第5章 | 心と体の崩壊! |
第6章 | 起業家付き合いの憂鬱…。 |
第7章 | 恐怖!税金の支払い! |
第8章 | 内向型社長の誕生! |
第9章 | そして新たな人生が始まる…。 |
第10章 | あなたに伝えたいこと。 |
重圧との戦い…
2015年、独立2年目。
幸いなことに、妻は仕事を辞めて職場を離れたことで、パニック障害とうつ病の症状はかなり回復しました。
僕も義理の母親の存在はストレスでしたが、精神安定剤を服用しながら仕事を続けたことで、気持ち的にはかなり楽になりました。
しかし、僕は気づいていました。
精神安定剤の効果で気持ちが楽になっているだけで、根本の問題は解決していないな!
虫歯の人が痛み止めを飲めば、虫歯の痛みは抑えられるかもしれません。
しかし、虫歯という根本の問題は解決していません。
僕もこれと同じ状態でした。
根本の問題とは、義理の母親の存在ではありません。
僕の考え方です。
例えば、どれだけ義理の母親と合わなかったとしても、「全然気にしない!」といって平然としている人もいれば、「憂鬱で毎日が辛い…。」という人もいます。
結局は、物事に対する自分の捉え方が重要なんです。
義理の母親は変えられなくても、自分の考え方は変えられると気付き、下記のように開き直ることにしました 笑
- プラス思考で考える
- 割り切って付き合う
- 辛かったら周りに助けを求めて無理せず休む
まずは、物事をプラスに捉えるようにしました。
義理の母親がいなければ妻と出会うこともなかったし、自分自身の考え方を見つめ直すこともなかった。
実際、義理の母親の存在はストレスでしたが、僕を人間的に成長させてくれる良いきっかけだったと思います。
次に、「無理に仲良くしない!正月とお盆だけ、最低限の付き合いをすれば良い!」と割り切るようにしました。
人間には相性があるので、合う合わないは仕方ありません。
義理の家族と無理に仲良くして体調を崩すぐらいなら、割り切って付き合えば良いと思います。
それでも辛ければ、周りに助けを求めて無理せず休む!
無理をして体調を崩した場合、一番迷惑がかかるのは妻です。
何かあればすぐに妻に相談をして、無理せず休むようにしました。
人は誰しも、体と心の強さが違います。
ベンチプレス100キロに耐えられる人もいれば、50キロで限界の人もいます。
そんな人間に100キロの負荷をかけてしまえば、間違いなく潰れてしまいます。
ストレスも、自分の限界を超えた負荷をかければ心が壊れます。
世の中には無理が必要な場面もありますが、体調を崩すぐらいだったら、負荷をかけ過ぎない方が良いです。
妻に自分の悩みを正直に打ち明けたら、
最低限の付き合いをしてくれれば全然OKだよ!
気を遣わせてごめんね!
と納得してくれました。
結局は僕が勝手に悩み、苦しみ、妻に迷惑をかけていただけです 笑
ちなみに、現在は妻も母親と距離を置くようになり、僕は一切関わらなくなりました。
妻は僕と長年一緒にいることで自己肯定感も高まり、親の目もほとんど気にしなくなったそうです。
そして今回の一件では、相手の立場で物事を考える大切さを学びました。
妻は人から言われたことを気にしたり、周りに非常に気を遣ったり、かなり繊細な性格をしています。
そのため、人よりも圧倒的にストレスを感じやすいです。
僕は結婚する前、妻がパニック障害とうつ病で会社を休んでいる時に、
まぁ、上司の言うことなんて、いちいち気にしたって仕方ないよね。
仕事を休みながらお金が貰えるなんて、最高じゃないか!
あんまり深く考えずに、気晴らしにどっか遊びに行こうよ!
という、最高にデリカシーのない接し方をしていました。
僕は集団行動や人の集まった空間が苦手ですが、会社員時代、嫌いな先輩や上司ともそれなりに上手く接していました。
上司から怒られることも多かったですが、
まぁ、一年目なんて怒られるのが当然だし、僕のことを想って怒ってくれているんだな!
と、都合の良いように考えて上手くやり過ごしていました 笑
しかし、それは飽くまでも僕の考え方です。
僕のように楽観的に考えられる人もいれば、妻のように真面目に悩んでしまう人もいます。
それに毎日、上司からボロカスな扱いをされていれば、僕だってパニック障害とうつ病を患っていたかもしれません。
「相手の立場で物事を考えることが大事!」と僕はブログによく書いていますが、当時の僕はそれが全くできていませんでした。
酷い上司だよね。
とりあえず今は無理しないでいいから、ゆっくり休むんだよ。
という一言で妻は救われたはずなのに、その言葉が出てこなかったのです。
僕は自分自身が精神を病み、心の辛さを味わったことで、妻の気持ちを初めて理解しました。
昔の僕は、自分本位で相手の立場で物事を考えられない、心の弱い人間だったと思います。
この経験から学んだ、
- プラス思考で物事を捉える
- 相手の立場で物事を考える
という2つの教訓は、今の僕の人格形成に大いに役立っております 笑
今では何かトラブルや失敗があった時に、「その出来事から何かを学び取ろう」「その出来事をネタにしてしまおう」と思うようになりました。
マイナスの出来事をマイナスで終えるのが、もったいないと思うからです。
この頃はちょうど、30歳を過ぎたら自伝を書こうと思っていたので、良いネタができたと思って喜ぶことにしました 笑
そんなこんなで体調が回復してからは、複数のコミュニティに所属をしたり、起業家の集まりなどに、積極的に顔を出すように心がけました。
自分や事業を成長させる為に、人脈を増やしたかったからです。
※この考え方や行動が、のちに大きなトラブルを生むことになるのですが、それはまた次章の話で…。
その他にも、お茶会を開いたり、セミナーを主催したり、コンサルティングを始めたり、Webマーケター意外の活動にも力を入れ始めます。
何事もやってみないとわからないと思い、色んな活動に挑戦しました。
また、銀行から人生初の融資を受けます。
まだまだ売り上げも低く信用もないと思っていたのですが、意外とすんなり融資してくれました。
そして僕の相棒となる「Macbook」を購入。
この相棒と共に、僕はWebマーケターとして成長することになります。
これで晴れて、スタバでドヤ顔でmacを開くという、オサレな行動ができるね。
実際は、家に引きこもって仕事をしているんだけどね。
そんなこんなで2015年の終わり。
かなり余裕が出てきたので、親族だけを呼んで結婚式を挙げました。
正直に言うと、僕は結婚式に全く興味がなかったです。
形式上のイベントだから、わざわざ式を挙げる必要はないと思っていました。
妻も結婚式にはこだわりがなく、親族が集まって、美味しい食事が食べられて、写真を撮影してもらえれば満足というタイプです。
お互いにサバサバとした考え方だったので、プランナーさんとの打ち合わせは一度だけで、しかも1時間で終わりました。
歴代で最速の夫婦だそうです 笑
しかし、いざ結婚式を行うとけっこう感動しました。
何というか一種のけじめのような感じで、「あぁ…夫婦になったんだなぁ…。」と実感しました。
結婚式当日はあいにくの台風でしたが、何やら式の雨は縁起が良いとのこと。
神様が天から涙を流し、一生分の苦労を洗い流してくれる。
そんな言い伝えがあると、プランナーさんが必死にフォローしてくれました 笑
勝手に家を出て、勝手に独立して、勝手に結婚する。
そんな僕の自由奔放な生き方を一切否定せず、常に肯定し続けてくれた親はもちろんのこと、これまで支えてくれた妻や、妻を育ててくれた義理の母親に対しても、感謝の気持ちが溢れました。
独立してからの2年間は大変でしたが、この年は良い締めくくりだったと思います。
ちなみに姉からは、「ユウキ!結婚式に友達は呼ばないの?せっかくだから、あなた達の結婚式で良い男を見つけようと思っているんだけど!」と言われました。
そもそも僕も妻も、結婚式に呼ぶほどの親しい友人はいません。
ごめんよ姉さん。
結婚相手は自分で見つけてくれ。
(姉は2022年に心優しい経営者の男性と結婚しましたw)
2015年の振り返り
人生で一番トラブルと失敗が多かったですが、精神的に大きく成長した1年でした!
第6章へ続く!
関連記事:第6章:起業家付き合いの憂鬱…。