「アップセル・ダウンセル・クロスセルの意味や具体例について、詳しく知りたいです!」
そんな場合は、当記事をご覧ください。
2014年からWebマーケティング業界に参入し、アップセル・ダウンセル・クロスセルを使い分けて商品販売をしてきた筆者が、3つの戦略を具体例と共に解説します。
当記事を読んでもらえれば、アップセル・ダウンセル・クロスセルの使い分けができるようになります。
目次
はじめに – 売り上げアップ戦略の概要 –
次の順番で記事を読んでもらえると、売り上げをアップさせるWebマーケティング戦略が、すべて身に付きます。
1.全体像 | ブログ・メルマガの売り上げを11.3倍もアップさせた戦略! |
2.無料オファー | 無料オファーの作り方とは?【おすすめの商品を解説】 |
3.フロントエンド・バックエンド | フロントエンド・バックエンドとは?【マーケティング戦略を解説】 |
4.アップセル・ダウンセル・クロスセル | アップセル・ダウンセル・クロスセルとは?【意味や具体例を解説】 |
今回は4の「アップセル・ダウンセル・クロスセル」について、詳しく解説させて頂きます。
アップセル・ダウンセル・クロスセルとは?


この3つを上手く使い分けることで、事業の売り上げを大きくアップさせられるので、ぜひ覚えておいてください!
アップセルの意味や具体例とは?
アップセルとは、商品に付加価値を付けて販売価格を上げる戦略です。
例えば、飲食店の食べ放題で、こんなサービスを受けたことはありませんか?
90分食べ放題2,980円!
プラス1,000円でドリンクも飲み放題です!
パソコンを購入した時に、こんなオプションを提案されたことはありませんか?
10,000円で保険に入れます!
3年以内に故障した場合は、無料で修理が可能です!
これらが、アップセル戦略です。
商品購入後に付加価値を付けて、売り上げをアップさせます。
お客さんは既に商品を購入してくれているので、財布の紐が緩んだ状態のままになっています。
価格が上がっても、商品を購入してくる可能性が高いです。
ダウンセルの意味や具体例とは?
ダウンセルとは、商品の品質を下げる代わりに販売価格を下げて、成約率を上げる戦略です。
品質を下げると言うと聞こえは悪いですが、一部の機能を省くコストカットのようなものです。
例えば、3ヶ月間の英会話スクールを販売するとしましょう。
自宅で学べる動画教材付きの3ヶ月間のスクールが、期間限定で10万円です!
お客さんは価格がネックになり、購入してくれませんでした。
商品の品質と価格を下げて、再度セールスをするのが、ダウンセルによる戦略です。
今回の場合でしたら、動画教材を無くす代わりに商品の価格を下げます。
自宅で学習できる動画教材は無しで、スクールだけでしたら7万円で販売できます!
動画教材に興味がない人や、価格がネックで購入に至らなかった人は、購入に踏み切ってくれる可能性があります。
このように、網を2重にも3重にも張っておくことで、お客さんを逃さないようします。
結果として売り上げが伸びて、お客さんに良質な商品がいきわたるのであれば、ダウンセルを活用する価値はあります。
ただし、ダウンセルを使わずに、正規の価格で購入してもらう方が得策です。
ダウンセルはどうしても購入に踏み切れない人に向けた、救済措置だと思ってください。
クロスセルの意味や具体例とは?
クロスセルとは、お客さんが購入してくれた商品に関連した商品を紹介して、購入点数を増やす戦略です。
例えば、ハンバーガー屋さんで、次のような提案をされたことはありませんか?
ご一緒に、ポテトはいかがでしょうか?
スマホを購入した時に、次のような提案をされたことはありませんか?
ご一緒に、ケースや液晶シートは購入されますか?
これがクロスセルです。
お客さんが商品を購入してくれた時に、関連した商品を紹介して販売をします。
ただし、購入してくれた商品と全く関連性のない商品だったり、購入してくれた商品よりも大幅に高い商品だった場合は、中々購入には繋がりません。
5万円のスマホを購入した際に、30万円の一眼レフカメラを紹介されても、購入する気にはなりませんよね?
スマホと一眼レフカメラを同時に買う理由もないですし、そもそも価格が高すぎます。
スマホと一眼レフカメラをセットで買う明確な理由があったり、セット割引のような特典があれば売れる可能性はあります。
お客様のスマホと一眼レフカメラは連動ができて、カメラで撮った写真を転送できます!
セットで購入して頂けると、半額の15万円です!
クロスセルをする場合は、関連性のある商品を適正価格で販売しましょう。
アップセル・ダウンセル・クロスセルの活用例とは?

確かにアップセル・ダウンセル・クロスセルを上手く使い分ければ、売り上げアップに繋がりそうですね。

ダイエット系のビジネスをしている場合で、考えてみましょう。
無料オファー 動画教材をプレゼント 集客人数1,000人 (売り上げ0円) |
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フロントエンド 3万円の会員サイトを販売 (購入者100名) 売り上げ300万円 |
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アップセル ダイエット関連の 3万円のメールサポート (購入者30名) 売り上げ90万円 |
ダウンセル 一部機能を省いた 1万5千円の会員サイト (購入者30名) 売り上げ45万円 |
クロスセル ダイエットに関連した 1万円の筋トレグッズ (購入者30名) 売り上げ30万円 |
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バックエンド 50万円の個別トレーニングを販売 (購入者20名) 売り上げ1,000万円 |
一つの例として、参考にしてみください。
アップセル・ダウンセル・クロスセルまとめ
アップセルとは、販売価格を上げる戦略。
ダウンセルとは、成約率を上げる戦略。
クロスセルとは、販売点数を上げる戦略。
このように覚えておくと、わかりやすいです。
3つの戦略を上手く活用して、ビジネスを加速させましょう!

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何やらアップセル・ダウンセル・クロスセルというマーケティング用語があるみたいですが、この3つはどういう意味なのでしょうか?