「ネット起業に必要な、お金の知識を知りたいです!」
こんな疑問を抱えている場合は、当記事をご覧ください。
Webビジネスをする為に、最低限知っておくべきお金の知識を解説します。
当記事を最後まで読んでもらえると、消費・浪費・投資など、ビジネスに必要なお金の使い方が身につきます。
ネット起業に取り組む際の、参考にして頂けると嬉しいです。
目次
ネット起業に必要なお金の知識 – 基礎編 –


これからネット起業をして、Webビジネスを行おうと思うのですが、お金の知識が全くありません。
ネット起業をする為に、最低限身につけておくべきお金の知識を教えてもらえますか?

まず、基礎中の基礎として、次の2つを覚えておきましょう。
- 生活費
- 経費
生活費とは?
生活費とは、私生活上で使用するお金のことです。
- 夕食にカレーをつくる為に、スーパーで食材を購入する。
- 奥さんにプレゼントをする為に、デパートで指輪を購入する。
- 映画を楽しむ為に、映画館でチケットを購入する。
経費とは?
経費とは、ビジネスの売り上げをアップする為に使用するお金のことです。
- ブログを運営する為に、サーバーと契約をする。
- Webマーケティングの知識をつける為に、セミナーに参加する。
- 経営を学ぶ為に、コンサルティングをお願いする。
経費には、税金が掛かりません。
例えば、ネット起業をして年間800万円を売り上げたとします。
極端な例ですが、経費に1円もお金を使わなかったとしましょう。
その場合、売り上げ800万円が丸々利益となるので、800万円に対して税金が掛かります。
一方で、経費に300万円を使ったとしましょう。
その場合、売り上げ800万円から経費300万円を差し引いた500万円が利益となり、500万円に対して税金が掛かります。
ビジネスの為に使ったお金であれば、経費として計上しましょう。
生活費と経費の考え方とは?
生活費と経費の考え方は簡単です。
ビジネスの売り上げアップが目的であれば経費、そうでなければ生活費と考えてください。
例えば、仕事仲間と一緒に食事に行くとしましょう。
- A:愚痴を言ってストレス発散するのが目的
- B:情報交換をしてビジネスに繋げるのが目的
ストレス発散が目的のAは、経費で落とせません。
ビジネスとは何ら関係がないので、生活費に分類されます。
情報交換が目的のBは、経費で落とせます。
ビジネスに繋がる可能性があるので、経費に分類されます。
ビジネスの売り上げアップが目的であれば経費、そうでなければ生活費と考えるとわかりやすい!
ネット起業に必要なお金の知識 – 知識編 –


ビジネスに関連したことであれば、経費で落とせるんですね。

もう少し突き詰めて考えた場合、お金の使い方は次の3種類に分けられます。
- 消費
- 浪費
- 投資
消費とは?
消費とは、人間が生活する上で必須な物事、主に「衣」「食」「住」に使うお金です。
例:洋服・食事・家賃など。
基本的には経費で落とせませんが、例外もあります。
- 家賃の一部分を経費で落とせる場合
3部屋のうちの1部屋を、仕事部屋として使用している。 - 洋服を経費で落とせる場合
セミナーに登壇する際の衣装として、スーツを購入する。 - 化粧品を経費で落とせる場合
Youtubeでレビューする為に、化粧品を購入する。
私が当初住んでいたマンションは2LDKだったのですが、そのうちの1部屋を仕事部屋として使用していた為、家賃の3分の1程度を経費として計上していました。
現在はマンションを法人名義で契約している為、経費で落とせる額がもう少し増えています。
※環境によっても異なる為、詳しくは税理士さんに相談してください。
浪費とは?
浪費とは、自分自身の快楽を得る物事、生活に無くても支障のないことに使うお金です。
例:お酒・タバコ・ギャンブルなど。
経費で落とせません。
投資とは?
投資とは、お金が何倍にもなって返ってくる物事、後々に利益が出ることに使うお金です。
例:株・本・セミナーなど。
ビジネスに関連した投資であれば、経費で落とせます。
投資は重要ですが、必ずリターンを計算してください。
あなたが投資した金額が、将来いくらになって戻ってくるのかを、投資をする前に考えるということです
例えば、私は独立したばかりの頃、事業の売り上げをアップさせる為に、1,200円のWebマーケティングの本を購入したことがあります。

ちょっと内容がわかりにくいな。
本を読んで、Webマーケティングで売り上げた金額は0円です。
その後、30万円のWebマーケティング講座を受講しました。

その講座を受けている最中、Webマーケティングで1,000万円以上は売り上げました。
投資金額とリターン結果は、次の通りです。
- Webマーケティングの入門書1,200円
リターン0円 - Webマーケティングの講座30万円
リターン1,000万円以上(投資額の33倍以上)
投資には、必ずリターンがあります。
しかし、毎回投資した金額以上のリターンがあるとは限りません。
その為、「いまの自分の使おうとしているお金は、将来的にいくらのリターンになって返ってくるのか?」ということを、ある程度予想しておくのが大切です。
もちろん、全ての投資がお金で計算できる訳ではありません。
例えば、ダイエットをしたいからジムへ投資するというのは、お金で計算できないです。
その場合は、「痩せることが自分にとって投資額以上のリターンがあるか?」を考えて、お金を使うようにしましょう。
事前にリターンの計算をしなければ、無駄なことにどんどん投資をしてしまい、結果的にお金を失う可能性もあります。
消費・浪費・投資の考え方とは?
生活費や経費と同様、目的によって消費・浪費・投資の捉え方は変わります。
例えば、こんな状況を想像してください。
あなたはお腹が空いており、AかBの食事をしようと思っています。
- A:コンビニのサンドイッチ(200円)
- B:100%オーガニックの野菜サンド(600円)
AとBは、食事という点では全く同じです。
普通に考えれば消費なので、できるだけ安く済ませたいと思うかもしれません。
しかし、

健康の為に100%オーガニックの野菜サンドを食べよう!
と考えて600円を支払うのであれば、それは自分自身の健康に対する投資になります。
(ビジネスには関係ない為、経費で落とすのは難しいかもしれません。)
今使おうとしているお金は「消費」なのか?「浪費」なのか?「投資」なのか?
それを良く考えてから、使うようにしましょう。
人生を豊かにするには、投資に使う割合をできるだけ多くして、消費は必要最低限に、浪費は余ったお金で楽しむのがポイントです!
ネット起業に必要なお金の知識 – 応用編 –


これからは、消費・浪費・投資を意識してお金を使っていきます!

私はお金の管理を妻に任せていますが、妻は売り上げやお給料を次の4つに分類しています。
- 生活口座
- 投資口座
- 貯金口座
- 遊戯口座
生活口座とは?
生活費に必要なお金です。
家賃、光熱費、食事などに使用します。
投資口座とは?
ビジネスや投資に必要なお金です。
本やセミナーなどの、自己投資も含まれます。
大人になると勉強をする人が少なくなりますが、人は学ぶことで成長できます。
毎月一定額以上のお金を、自分への教育に使用するのがおすすめです。
妻は読書が大好きなので、毎月Amazonで大量の本を購入しています。
本の内容を私にアウトプットしてくれる為、私の知識も増えます 笑
投資口座を用意しておくと、「ビジネスで英会話が必要になったから、30万円のプライベートレッスンを受けたい!」というように、投資が必要になった時に役立ちます。
貯金口座とは?
いざという時の為の保険のお金です。
「貯金を一切しないで投資に使いたい!」という方もいるかもしれませんが、最低限の貯金は必要だと思います。
病気で入院した時など、急な出費があった時にも安心です。
私の感覚ですが、仕事をしないでも半年〜1年程度も暮らせる額があれば十分だと思います。
仮に何かトラブルが起こっても、半年〜1年もあれば持ち直せるからです。
反対に、将来が不安だからといって、やりたいことを我慢をして貯金をしまくる必要はありません。
人間はいつ死ぬかもわかりませんし、貯金は天国には持っていけないです。
必要最低限の貯金をして、やりたいことにはお金を使うのが理想だと思います。
遊戯口座とは?
旅行やスポートなど、遊びに必要なお金です。
「遊びにお金を使うぐらいでしたら、勉強代にお金を使いたいです!」と思う気持ちもわかりますが、遊びも大事だと思います。
私も妻も、家に引きこもってゲームばかりしている時もありますが(笑)、旅行に出かけたり、愛犬を連れて外に遊びに行くことも多いです。
夫婦関係が良好にもなりますし、ストレス解消にもなります。
初めての経験をすることで、脳が活性化して良いアイディアが浮かぶことも多いです。
生活口座・投資口座・貯金口座・遊戯口座の考え方とは?
口座の内訳は、次のパーセンテージを意識してみてください。
- 生活口座(50%以下)
- 投資口座(20%以上)
- 貯金口座(20%以上)
- 遊戯口座(10%前後)
毎月の生活費はできるだけ少なくして、投資に回せるようになるのがベストです。
とは言え、投資に収入の全額をつぎ込むのがリスクが高いので、最低限の貯金は確保しておくこと。
月の収入が30万円の場合は、生活口座15万円以下、投資口座6万円以上、貯金口座6万円以上、遊戯口座3万円以上を、目安にしてみると良いです。
口座を分けて、毎月の売り上げやお給料を振り込んでおきましょう!
投資で一文無しになった男性の話



以前、貯金全額を投資に突っ込んでしまい、一文無しになってしまった男性に会ったことがあります。
あれは2017年のことです。
仮想通貨が爆発的に流行りました。
ヤフーニュースで億り人がもてはやされ、SNSでは1日で数百万円儲けたとの投稿が舞う。
ビジネスの世界では、右を見ても左を見ても、どこへ行っても仮想通貨の話ばかり。
そんな時代がありました。
ちょうどその頃、ビジネス系セミナーに参加したのですが、そこでたまたま出会った男性から、仮想通貨への投資で250万円を失ったというお話を聞きました。
その流れは、次の通りです。
- 仮想通貨のセミナーに行く
- 月利30%の仮想通貨の投資に誘われる
- お金を預ける
- 実際は配当がない
- 投資先にトンズラされる
お金を預けても実際は配当がなく、お金だけ奪われて逃げられてしまう。
当時に流行っていた、仮想通貨詐欺です。
月利30%とは、100万円預けておくと、毎月30万円ずつ配当が貰える計算です。
冷静に考えて、そんな案件がある訳ないです 笑
月利30%で配当が貰えるならば、会社員の月収分は楽々回収できます。
実際、彼は250万円あった貯金を全て注ぎ込んで、会社を辞めてしまったそうです。
ネット起業は、経費がほとんど必要ありません。
パソコンとインターネット環境があれば取り組めますし、売り上げのほぼ全てが利益になります。
それでも、スキルを身につける為に本を購入したり、講座を受講するなど、投資が必要な場面は多々あります。
当然、投資額以上のリターンを得られることもあれば、投資額を失うことだってあり得ます。
以前、プロの株トレーダーの方の話を聞く機会がありました。

マイナス分を一発逆転で取り返そうと、感情的になった瞬間に高確率で負ける。
例え勝てても運が良かっただけで、長期的に見ればいつか必ずマイナスになる。
お金をただの数値だと思って、無感情で続けるしかないね。

そう考えると、事前にお金を分けておき、最悪失っても良いと思える範囲で投資を行うのが良いでしょうか?

自分の許容範囲を超える投資をした場合、精神状態が不安定になり、冷静な判断ができなくなるんだ。
だから、貯金とは別に投資用の口座は作っておいた方が良いよ。

プロの投資家は、数百万~数億という金額を一瞬で動かします。
あらゆる人脈を駆使し、情報収集には命を懸けています。
そんな彼らでさえ、お金を溶かすことがあります。
だからこそ、事前にお金を分けておき、最悪失っても良いと思える範囲で投資を行う。
そして投資をする際には、ある程度のリターンを予想しておく。
これが、賢い投資の方法だと思います。
ネット起業に必要なお金の知識まとめ

ネット起業やWebビジネスは経費がほとんど掛かりませんし、誰でも気軽に取り組めます。
それでもビジネスに取り組む以上は、お金の使い方は身につけましょう。
消費とは、人間が生活する上で必須な物事、主に「衣」「食」「住」に使うお金。
浪費とは、自分自身の快楽を得る物事、生活に無くても支障のないことに使うお金。
投資とは、お金が何倍にもなって返ってくる物事、後々に利益が出ることに使うお金。
消費や浪費を減らして、投資に回せる金額を増やすのがポイントです。
その為にも、売り上げやお給料を4つの口座に分けてみてくださいね。

そんな風に思った場合は、下記から登録できる無料オンライン講座を活用してみてください。
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筆者は2014年に個人事業主のWebマーケターとして独立をして、2018年には法人成りをしました。
現役で、Webビジネスを行っています。