情報発信の目的地を明確化する方法【Webマーケティング講座Step0】
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ
ブログをお読みいただき、どうもありがとうございます!

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ
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今回は「Webマーケティング講座Step0」ということで、情報発信の目的地を明確化する方法を解説します。
「Webを活用した集客や商品販売に取り組みたいけど、目的がはっきりと決まっていません!」という場合は、最後まで記事をご覧ください^^
Webマーケティングを実践する上でまず最初にやるべき、目的地の明確化が身につきます!
Webマーケティングは大きな括りで分けると、「目的地の明確化」「コンセプトの決定」「Webメディアの運営」「収益化」という4つの工程を行います。

今回はStep0の「目的地の明確化」の解説記事です!
僕は2014年にWebマーケターとして独立をしてから、今も現役で情報発信を続けています。
実践や検証を繰り返したリアルの情報をお届けするので、参考にして頂けると嬉しいです( ´ ▽ ` )ノ
はじめに – Webマーケティングの全体像 –

「自分のペースでWebマーケティングスキルを身につけたいです!」という場合は、次の順番で記事をお読みください!
講座 | タイトル |
---|---|
全体像を確認する | 情報発信の仕組み・始め方・やり方とは?Webビジネス講座1 |
目的地を明確化する | 情報発信の目的地を明確化する方法【Webマーケティング講座Step0】 |
コンセプトを決める | 情報発信のコンセプトを決める方法【Webマーケティング講座Step1】 |
メディアを運営する | 情報発信メディアを運営する方法【Webマーケティング講座Step2】 |
収益化する | 情報発信で収益化する方法【Webマーケティング講座Step3】 |
記事を読んで実践してもらうことで、Web上でお客さんを集めて商品を販売する、Webマーケティングスキルが身につきます^^
情報発信の目的地の明確化とは?

夫よ。
情報発信の目的地の明確化とはどういう意味だい?
簡単に言えば、Webマーケティングに取り組む理由を明確にすることだね( ´ ▽ ` )ノ
目的地の明確化の意味
Webマーケティングに取り組む理由は、人によって様々だと思います。
- 自社の集客を強化したい!
- 自社の商品を世の中に広めたい!
- 個人のブランディングを強化したい!
- 自由に使えるお金を増やしたい!
- 会社から独立したい!
突き詰めて考えた場合、大抵はお金に結びつくと思います。
- 自社の集客を強化したい! ⇒売り上げアップ
- 自社の商品を世の中に広めたい! ⇒売り上げアップ
- 個人のブランディングを強化したい! ⇒売り上げアップ
- 自由に使えるお金を増やしたい! ⇒年収アップ
- 会社から独立したい! ⇒個人の力で売り上げを上げる
つまり目的地の明確化とは、「あなた」もしくは「あなたの会社」が、何のためにWebマーケティングで売り上げを上げようとしていますか?ということです。
目的地の明確化が必要な理由
目的地の明確化が必要な理由は、Webマーケティングでより結果を出しやすくするためです!
例えば、Webマーケティングに取り組む人の中には、下記のような目標を掲げる人が沢山います。
Web事業で年商1億円を売り上げたいです!
月収100万円、年収にして1,000万円以上を目指します!
何となく切りが良くて、「年商1億円」とか「月収100万円」という目標を掲げる人は多いです。
実際、僕も2014年にフリーランスのWebマーケターとして独立した時には、年収1,000万円を目標に掲げていました^^
ここで重要なのは、「目標の先に明確な目的がありますか?」ということです。
Webマーケティングを実践することや、Webマーケティングで売り上げを上げることは、一つの手段や目標であって、目的ではありません。
Note
・目的:達成したいこと
・目標:目的の達成に必要な通過点
・手段:目的や目標の達成に必要な行動
目的地の明確化とは、いわば行動する理由を明確にすることです。
例えば、下記のような目的を掲げている人がいるとしましょう。
家族の生活を楽にしてあげたいので、Webマーケティングを活用して、月収に10万円をプラスしようと思います!
この場合、目的・目標・手段は次のとおりです。

行動する理由が明確な方が、物事に集中して取り組みやすいですよね?
「家族の幸せ」というワクワクした未来を思い描けるため、目的達成までの道のりも楽しめるようになります。
それだけ、Webマーケティングで結果が出やすくなるということです。
一方で、下記のような目的を掲げている人がいるとしましょう。
とりあえず、年収1,000万円を達成したい!
この場合、目的・目標・手段は次のとおりです。

行動するための原動力がない状態で、物事に集中して取り組めるでしょうか?
中には取り組めるという人もいると思いますが、僕だったら難しいです。
僕は2017年からジムに通い始めて、週3〜4ペースで筋トレに励んでいます。
筋トレの目的は、「健康」や「ボディメイク」のためです。

「健康的に家族と一緒に過ごす人生」や「大胸筋が発達した自分w」というように、ワクワクした未来が明確だからこそ、これまでずっと筋トレを続けられてきました。
何より、目的を達成するまでの道のり自体が楽しいです。
明確な目的がなく、ただ何となく週3〜4日ジムに通い続けるという目標を立てたところで、恐らくこんなに継続はできなかったと思います。

Webマーケティングにおいても、「何のために取り組むのか?」という目的地を明確にしましょう!
目的地の明確化のポイント
実際に目的地を明確化していきます。
特に難しく考えずに、「どんな未来を実現させたいのか?」を考えればOKです!
Example
・自分のペースでのんびり生きたい!
・家族の生活を楽にしたい!
・旅をしながら仕事をしたい!
ポイントとしては、自分や他者の幸せに繋がるような目的を設定することです。
下記のように、承認欲求を満たすための目的地を設定してしまうと、幸福度が下がる可能性があります^^;
俺は周りから凄い人間だと思われたい!
年商1億円を達成して、周りに自慢したい!
もちろん、「あいつを見返してやる!」「人から認められたい!」という思いが行動力を加速させる場合もあるので、承認欲求が悪だとは一概には言えないです。
しかし、人から認められたり、優越感を感じたところで、本当の意味でその人が幸せになれるとは到底思えません。
承認欲求を満たす為の目的地を設定するぐらいでしたら、「自分の生活を豊かにしたい!」「家族の生活を楽にさせてあげたい!」「世の中に良い商品を広めたい!」というように、自分や他者の幸せに繋がるような目的を設定した方が有益です^^
情報発信の目的地を見失うとどうなるのか?

ふむふむ。
たしかにあなたの言うとおり、目的地の明確化って大事だね。
かくいう僕も、目的地を見失った経験があるよ。
目的地を見失った僕の体験談
僕は昔から、人付き合いやグループで行動することが嫌いでした。
Webマーケティングに取り組んだのも、「面倒な人間関係や組織から解放されたいから」という理由です。
その思いで、Webマーケターとして独立!
最初の1〜2年はマイペースにコツコツやっていたのですが、いつしか本来の目的を忘れて、「Webマーケティングでお金を稼ぐ為に、積極的に人脈を作ろう!」という考え方に変わっていました。
「ビジネスでは人脈が大事だ!」と、多くの人からアドバイスをもらっていたからです^^;
面倒な人付き合いをしたくないから独立したのに、積極的に面倒な人付き合いをするという悪循環です。
当時は、Webマーケティング,ブログ集客,リアルビジネス系のコミュニティなど、複数のグループに所属しており、尚且つ異業種交流会にも参加していました。
その為、結構な頻度で飲み会やビジネス合宿などに誘われます。
僕はコミュニケーション能力はそれなりにあるのですが、人付き合いが大嫌いです。
毎回むちゃくちゃ憂鬱な気分でイベントに参加していました^^;
そこまで苦痛だったら、人と無理に関わるのやめれば?
そもそも、Webマーケティングに人脈って必要ないでしょ?
いや、ビジネスは横の繋がりって大事だから…。
割り切って付き合うよ…。
妻からは至極真っ当な指摘を受けたのですが(笑)、それでも僕は人付き合いを続けていました。
一応言っておくと、付き合っていた人たちは皆さん凄く良い人です。
前向きで意識も高いですし、尊敬できる人たちが沢山いました。
ただ、ビジネス系のコミュニティやグループに所属している人たちは、「みんなで一緒に頑張ろう!」という仲間意識の強い人たちが多い傾向があります。
僕は学校が嫌いで、部活動などのグループ活動を一切してこなった一匹狼タイプの人間です。
人との関わりを嫌い、一人で過ごすのが大好きなため、根本の性格が全く合いません。
結果的にサラリーマン時代よりも人付き合いが面倒になり、就職を考え始めます。
プライベートの悩みを相談できる経営者の先輩が一人だけいたので、アドバイスを求めました。
目的地を見失っていることに気付く
人付き合いとか、人脈作りとか、サラリーマン以上に面倒くさいので、就職しようかと思っています。
ユウ君って、面倒な人間関係や組織から解放されたくて独立したんだよね?
その目的を達成させるために、幅広い人脈って必要ある?
…いや、必要ないですね。
…やっぱり就職するのは辞めて、Webマーケターとして生きます。
例えば、「ゲーム会社を立ち上げて、大勢の人たちが楽しめるテレビゲームを提供する!そのために、Webマーケティングで年商10億円を売り上げる!」という場合は、それ相応の人脈が必要でしょう。

一人でゲーム制作をするのは難しいでしょうし、年商10億円という大金を売り上げる為には、Web事業関連の人脈があった方が有利です。
しかし、「家族や大切な人とだけ関わった生き方をしたい!そのために、Webマーケティングで年商1,000万円を売り上げる!」という場合は、無理に人脈を作る必要はありません。

目的達成の為に一時的に人脈を活用する方法もありますが、幅広い人脈作りに時間を費やすと、家族や大切な人と過ごす時間が減ってしまいます。
僕が目的地を見失った理由の一つが、承認欲求です。
「周りの人たちよりも売り上げを増やしたい!」とか、「人脈を増やして人から囲まれているように見せたい!」とか、恐らく無意識に思っていました。
しかし、売り上げを増やして周りから凄いと思われたところで、僕の人生に何の影響もありません。
優越感に浸ったところで惨めなだけです^^;
人脈を増やして人から囲まれても、僕の苦痛が増えます。
好きでもない人と一緒にいても苦痛なだけですし、家族や一人でいる方がよっぽど幸せです!
僕は自分が大切に思う人だけを大切にできれば、それで良いと思っています。
幅広い人脈も、馴れ合いだけの友人も必要ありません。
現在は人付き合いがほとんど無くなり、ほぼ家族としか付き合っていないです。
会社の経営に関しても、社員は一人も雇っていません。
「コンサルタントの先生」「税理士の先生」「パーソナルトレーナーの先生」「尊敬できる仕事仲間や先輩」など、少数の人とお付き合いはありますが、人間的に好きな人としか関わらないようになりました。
家族と過ごす何気ない日常が、今の僕にとっては幸せです( ´ ▽ ` )ノ
目的地は人それぞれ違う
以前、経営者のセミナーで言われたことがあります。
一人の力では限界がある。
一人でビジネスをしている場合、年商3,000万円程度が限界かもしれない。
しかし、人脈があれば、年商3億円も目指せる。
だからこそ人脈は重要である。
僕はその話を聞いて、全く共感できませんでした。
人脈を駆使して年商3億円を売り上げるぐらいだったら、個人で年商3,000万円を売り上げた方が幸せだな!
もちろん、セミナー講師の先生が間違っている訳ではありません。
人脈が多い方が、大きな売り上げは作りやすいと思います。
しかし、人はそれぞれ目的地が違います。
重要なのは、あなた自身がどんな人生を送りたいかです!
単純にお金を追い求めたり、人から言われたことをそのまま鵜呑みにしたり、他人と比較するのではなく、あなたが思う理想の人生を考えてみてください^^
他者に与える目的の明確化とは?

他者に与える目的ってなぁに?
お客さんに対して提供したいことだね!
目的地を考える際には、他者に与える目的も大切だよ^^
他者に与える目的の意味
他者に与える目的とは、「お客さんに対して何を提供したいのか?」ということ。
言い換えると、ビジネスの理念のようなものです。
例えば、「組織から独立する!」という目的を持ち、Web上で英会話のセミナーを販売している場合で考えてみましょう。
Example
・自分に与える目的:組織から独立する
・他者に与える目的:英会話スキルの向上のお手伝いをする
自分に与える目的が自分の利益を追求することだとしたら、他者に与える目的は他者の利益を追求することです!
他者に与える目的が必要な理由
他者に与える目的が必要な理由は、お客さん目線でのサービスを提供するためです。
例えば、あなたが英会話を習う場合、次のAさんとBさんのどちらから習いたいでしょうか?
お金を稼いで組織から独立したいので、個人で英会話のサービスを提供しています!
昔から英語が大好きで、英会話スキルの向上のお手伝いをしたいと思い、英会話を教えています!
この2人であれば、Bさんから習いたいですよね?
「お金を稼いで組織から独立する!」という自分の目的のためだけに英会話サービスを提供する場合、どうしても意識がお客さんではなく自分自身に向いてしまいます。
それでは、お客さん目線でのサービスがしにくいです。
「英会話スキルの向上のお手伝いをする!」という他者の目的が明確の場合、意識がお客さんに向いています。
その分、お客さん目線でのサービスがしやすいです。

Webマーケティングを実践する以上、自分自身の目的を達成させるのはもちろんですが、お客さんへ価値を提供する必要があります。
その意識を持つためにも、「他者に対して自分が与えられることは何か?」「どんな理念で情報発信や商品販売をしたいか?」ということを考えてみてください。
他者に与える目的のポイント
念のために言っておくと、自分を犠牲にしてでも他者のために行動するのは避けましょう!
例えば、「お客さんに喜んでほしいから、英会話のサービスを全て無料で提供する!」というような行為。
お客さんが喜んでくれたとしても、自分の生活が苦しくなります。
結果的にサービスを提供できなくなって、自分とお客さんの双方にとって不利益が生じるという、最悪の結果になり兼ねません。

※無料でサービスを試してもらって、後に有料商品を販売するのは有効です。
自己犠牲の精神は、Win-WinならぬLose-Loseの関係を招きます。
Win-Winの関係を築くためにも、自分と他者に与える目的を明確にしていきましょう!
他者へ与える目的を見失うとどうなるのか?

なーるほど!
理想の自分だけではなく、人に対して何を提供できるかを考えるのも大切というわけだね。
ちなみに僕は、過去に他者に与える目的も見失ったことがあるよ^^;
他者へ与える目的を見失った僕の体験談
先ほども言ったように、僕は元々「面倒な人間関係や組織から解放されたいから」という理由からWebマーケターとして独立しました。
もちろんビジネスをする以上は、「お客さんが満足してくれるようなWebサイトを制作しよう!」「お客さんに喜んでもらえるようなWebコンテンツを販売しよう!」と、お客さん目線でのサービスを心がけていました。
そんな意識でビジネスを続けて5年。
事業の売り上げ規模が大きくなったため、法人を設立します。
ところが、この時期は経済的にも時間的にもある程度の余裕ができた為に、「一体何のためにビジネスしているの?」という状態に陥っていました^^;
「面倒な人間関係や組織から解放されたいから」という自分の目的を達成したことで、他者に与える目的を見失ってしまったんですね。
この時期の詳しい内容は、下記の関連記事でも解説しています。
関連記事:未来型Webマーケティングとは何か?詳しく解説します!
そんな経験を経て現在は、昔の自分と同じ悩みを抱えている人に知識や経験を伝えたいと思い、情報発信をするようになりました!
他者へ与える目的が明確だと物事を継続がしやすい
よく、ブログやメルマガの読者さんからこんな質問を頂きます。
ユウキさんは、なぜブログやメルマガなどで情報発信を継続できるのでしょうか?
単純に「僕自身が楽しい!」という理由もありますが、「人に知識や経験を伝えたい!」「妻を幸せにしたい!」という他者への想いがあるからだと思います。
これは人によるかもしれませんが、自分の利益を追求するだけよりも、他者の利益を追求することに重点を置いた方が、物事を継続をしやすいです。
例えば、僕の妻は専業主婦として毎日家事をこなしています。
厳密に言うと肩書きは僕の会社の役員ですが、本人曰く本業は専業主婦です 笑
こんなやり取りが度々あります。
洗い物手伝うよ。
いやいやいや!
洗い物は全部やるから、あなたは自分のやるべきことに集中して!
妻曰く、家事は自分が全て引き受ける気持ちでおり、家事に対して「やる気」や「モチベーション」は関係ないそうです。
それは、妻の意識が僕に向いているからです。
夫が自分のやるべきことに集中できるよう、常にサポートしていたい!
自分が家事をこなすという行動に、見返りを1ミリも求めません。
少し自慢させてください。
僕にはもったいない、できた妻です 笑
一方、仕事面は僕の担当であり、妻に働いてもらおうとは思いません。
収入確保は全て僕が行うので、妻には妻のやるべきことに集中して欲しいと思っています。
僕はWebマーケティングで世の中を豊かにすることに重点を置き、妻は僕がやるべきことに集中できる環境作りに重点を置いています。

だから、やる気やモチベーションの影響を受けにくいのかもしれません。
より幸福度の高い人生を送れるためにも、自分の他者の両方に与える目的を明確にしてみてください( ´ ▽ ` )ノ
情報発信の目的地の明確化まとめ

情報発信の目的地の明確化とは、Webマーケティングに何のために取り組むのかをはっきりさせることです。
目的地を明確にすることで、より結果が出やすくなります!
目的を考える際には、自分の利益だけではなく、他者に何を与えたいかもよく考えてみてくださいね。
それがビジネスの理念にも繋がるので!
下記の講座もぜひご覧ください^^
講座 | タイトル |
---|---|
全体像を確認する | 情報発信の仕組み・始め方・やり方とは?Webビジネス講座1 |
目的地を明確化する | 情報発信の目的地を明確化する方法【Webマーケティング講座Step0】 |
コンセプトを決める | 情報発信のコンセプトを決める方法【Webマーケティング講座Step1】 |
メディアを運営する | 情報発信メディアを運営する方法【Webマーケティング講座Step2】 |
収益化する | 情報発信で収益化する方法【Webマーケティング講座Step3】 |