「give & give」を意識することで、人生も事業も上手くいく!
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
「give & give(見返りを求めずに人に与える行為)」はすごく大切です。
人に与える精神を持つことで、人間関係が良好になったり、事業の売り上げがアップしたり、結果的に良い影響が出るからです^^
ところが、giveの仕方を少し間違えただけで、悪い結果に繋がってしまう可能性もあります^^;
今回は「give & give」の重要性と、giveを行う際の3つのポイントをまとめました!
「give & give」とはどういう意味か?
・・・はぁ。
どうした愛犬。
失恋でもしたのかい?
実は昨日、道に迷っていたお嬢さんを目的地まで案内してあげたんだ。
親切ですな。
ところが、お礼を言われただけで何も貰えなかったんだ。
ボクはてっきり、ドックフードをもらえると期待したんだけどね。
・・・愛犬よ。
君は見返りを求めて人を助けたのかい?
当たり前ではないか。
人生とは「give & take」で成り立っているのだよ。
「give & take」を知らないなんて、ユウキ氏も人間としてまだまだ未熟だね!
もちろん「give & take」は知っているよ。
いわゆる、持ちつ持たれつの関係ってやつでしょ?
そうそう。
人に何かを与えたら、返ってくるのが当然でしょ?
いや、僕はそうは思わないな。
君に人生や発信にすごく大事な「give & give」という考え方をお伝えしよう!
さてさて、僕は人への接し方には次の3種類があると思っています。
Check
・give & give:自分よりも他者の利益を優先して人に与えること
・give & take:自分と他者の利益のバランスを考えて人に与えること
・take & take:他者よりも自分の利益を優先して人から貰うこと
「take & take」という言葉は僕が勝手に作ったのですが(笑)、考え方として覚えておくと良いです。
アメリカの心理学者「アダム・グラント」は、著書「与える人こそ成功する時代」の中で、「ギバー(give & give)」、「マッチャー(give & take)」、「テイカー(take & take)」なんて言葉で表現をしていますね^^
これらの考え方が、人生や事業やWebでの発信をしていく上でものすごく重要なので、一つずつ説明していきます!
give & give
他者に見返りを求めず、与えることです。
Example
・パートナーに喜んで欲しいから、今日は美味しい料理を作ろう!
・先輩の事業が上手くいってほしいから、集客のお手伝いをしよう!
・お客さんの悩みを解決したいから、ブログの記事を書こう!
「与えること」が「貰うこと」よりも多い人のことですね。
僕はこれが、最も理想的な生き方だと考えています^^
give & take
他者に見返りを求めて、与えることです。
Example
・困った時に助けてもらうために、人に恩を売っておこう!
・お礼を返してもらうために、お中元を送ろう!
・商品を買ってもらうために、お問い合わせメールに丁寧に返信しよう!
「与えること」と「貰うこと」が同じぐらいの人のことですね。
持ちつ持たれつの関係であり、この生き方をする人が一番多いと思います!
take & take
自分は何も与えないで、他者から貰おうとすることです。
Example
・何不自由のない生活を送るために、年収3,000万円の人と結婚しよう!
・自分が楽しむために、恋人を見つけよう!
・貧乏生活から抜け出すために、国になんとかしてもらおう!
「与えること」よりも「貰うこと」が多い人のことですね。
主体性がなく、他者に依存をしたり、責任を押し付けてしまう人が多いです^^;
「give & give」がなぜ大事なのか?
なんで「give & give」が大事なの?
「take & take」が良くないのはわかるけど、別に「give & take」でも良いじゃん!
もちろん「give & take」がダメというわけではないよ。
でも、他者に見返りを求めてしまうと、返ってこなかった時に残念な気持ちになるでしょ?
…まぁ、今なっているもんね。
そもそも、人の気持ちや行動は自分自身でコントロールができないんだ。
相手がgiveするかどうかは相手次第。
だから、期待をするのは意味がないと思わないかい?
なるほど。
さすが人間は賢い考え方をするね。
それに、ブログに記事を書いたり、商品を作る場合も、「読者さんやお客さんに喜んでもらいたい!悩みを解決してあげたい!」という想いが強い方が、良い記事が書けたり、良い商品が作れそうでしょ?
一理ありますな。
まぁ、僕も過去に経験があるけど、「自分の利益のため!」という想いが強すぎると、相手目線を失ってしまい、自己満足の記事を書いてしまったり、誰も求めていない商品を作ってしまう可能性があるからね。
ボクの飼い主も、毎日ご飯をくれて散歩もしてくれる。
でも、見返りなんて求めてこないね。
正直に言えば、僕も昔は他者に期待をして、見返りを求めて生きていたよ。
僕が独立したばかりの頃、Web制作や集客サポートのサービスを販売していました。
そんな時にワインの試飲会に参加して、ワインソムリエとして独立を志しているAさんという女性に出会います。
ここでAさんに恩を売っておけば、きっと僕にWeb制作や集客サポートを依頼してくれるに違いない!
そんな期待を胸に秘めて、Aさんが開くワイン会に積極的に顔を出し、Webマーケティングの素晴らしさを伝え、色々とアドバイスをしました。
後にAさんは会社を設立して自分のお店を持つことになったのですが・・・、僕にWeb制作や集客サポートの依頼をしてくることはなかったです。
あれだけ親切にしたのに、何も返ってこなかった!
この時の僕の最大の問題点は、意識が自分の内側に向いていたことです。
ワインソムリエのAさんのために行動していたわけではなく、事業の売り上げを上げるという自分のために行動していたんです。
つまり、Aさんに対して見返りを求めていました^^;
本当にAさんのために行動していたならば、
Web制作や集客サポートの依頼はなかったか。
でもまぁ、自分の会社を設立できて、お店まで持てたんだから良かったね!
と素直に喜べていたはずです。
本来は意識を外側に向けて、Aさんの利益を優先して考えるべきでした^^;
今にして思えば、「商品を売りたい!是非ともサービスに申し込んでくれ!」という僕の必死さがAさんに伝わっていたと思います^^;
こんな経験を本当に数えきれないぐらいしまして(笑)、後に恩師から人に与えることの大切さを指導されました。
ユウキくんは、自分優先で事業をしているでしょ?
そうじゃなくて、相手優先で考えるのが大事だよ。
相手にgiveをした結果として、売り上げに繋がるわけだからね。
当時はあまりピンと来ませんでしたが、今では痛いほど意味がわかります 笑
実際、「give & give」を意識してからの方が、事業の売り上げが大きく伸びたので。
結婚に関していえば、僕は妻を幸せにしたいから結婚しました。
「こんな変わり者の人間と結婚してくれてどうもありがとう!」という感謝の想いを持って(笑)、僕の愛情を全て与える気持ちで接しています。
妻に対して見返りは求めていませんが、結果的に僕は幸せな結婚生活を送れています^^
妻もまた僕に見返りを求めることなく、常に僕のことを考え、家事などのサポートを行い、感謝の気持ちを述べてくれます。
この考え方を夫婦関係だけではなく、仕事上でも意識できていれば、僕はもっと早く事業を軌道に乗せられていたでしょう 笑
「give & give」を意識する上での3つのポイント!
・・・。
どうした愛犬よ?
急に大人しくなったな。
いまボクは、ユウキ氏を論破しようとIQ180の脳みそをフル回転しているのだ。
そうか。
思いついたらぜひ教えてくれ。
あ、思いついた!
ユウキ氏は商品を売る時、お客さんからお金もらっているじゃん!
これ「give & take」でしょ?
なるほど。
そうきましたか。
ほらほら、ボクを論破してみるが良い。
無理だろう。
これはもうボクの勝ちは決まったね。
ちゃんと答えはあるよ。
それじゃあ最後に、「give & give」を行う際の3つのポイントを教えよう!
この3つのポイントを意識しないと、giveが悪い方向性へと働いてしまう可能性があります。
Point
・自己犠牲に気をつけること
・自己満足に気をつけること
・与える相手に気をつけること
自己犠牲に気をつけること
これはgiveを意識した人が陥りやすい罠です。
なんでもかんでもgiveすれば良いというわけではありません。
例えば、僕はブログやメルマガで無料で情報をたくさん発信していますが、有料で商品を売っています。
仮に商品まで無料で提供してしまえば、生活が成り立たなくなり、事業を継続できなくなります。
つまり、giveをしたくてもgiveができなくなってしまうんです^^;
もしも僕が社員を雇っていれば、社員まで犠牲にすることになります。
自分や自分の大切な人を犠牲にしてしまうのは、本当の意味の「give & give」とは言えないと思います。
それにお金があれば広告を運用したり、新たな知識を得て発信したり、より多くの人たちにgiveできるようになります。
発信や事業に関していえば、とにかくお客さんに無料で与えること!
相手の目線に立ち、相手が喜ぶことをしたり、相手の悩みを解決してあげる。
ただし、キャッシュポイントはちゃんと作り、感謝の気持ちを持ってお金をいただく。
そして、より良い活動をおこなう為にお金を使う。
これが大切です^^
自己満足に気をつけること
自分がgiveしたつもりでも、相手に迷惑をかけたり、相手のためになっていないパターンです。
たまに話題になる「被災地に千羽鶴を送らない方が良い問題」などですね^^;
良かれと思って被災地に千羽鶴を送ったものの、被災地の人たちは処分に困り、迷惑してしまう。
これもgiveの自己満足だと思います。
また、成人を過ぎても「面倒だから」という理由で全く働かない子どもに、毎日お小遣いを与え続けるのも自己満足です。
giveをしたつもりでも、子どものためになっていません。
自分が嫌われてでも子どもの自立を促そうとするのが、本当の意味での「give & give」だと思います。
自分の行為が本当に相手のためになっているのか?
これをしっかりと考えた上で、giveするのが大事だと思います!
与える相手に気をつけること
これは賛否あるかもしれませんが、僕はgiveする相手をある程度選んでいます。
例えば、僕は「内向的で生きづらさを抱えている人」を救うために情報発信をしています。
その中でも、人や社会に対して思いやりがあったり、自分の未来を自ら切り拓こうとする主体性のある人を助けたいと思っています。
「人がどうなろうと知ったことではない!」という思いやりのない人や、「私の人生をあなたが変えてください!」という依存性のある人、いわゆる「take & take」の人とはできるだけ関わりたくありません^^;
そういう人に向けて発信をしたり、商品を売ってしまうと、僕の時間や精神が削られて、本当に救いたい人への対応にも影響が出る可能性があるからです。
そのため、思いやりのない人や依存性のある人は、商品を購入しないように呼びかけています。
人間には相性がありますし、嫌いなタイプの人も苦手なタイプの人もいます。
そういう人たちとは無理に関わらずに、どうしても関わらなければいけない時にだけgiveを行う。
普段は「この人を大切にしたい!」「この人を助けたい!」「この人を喜ばせたい!」と思った人に、徹底的にgiveをしまくればそれで良いのではないか?と考えています^^
まとめ
人生でも発信でも大切なのは、見返りを求めずに相手に与えること。
ただし、「自己犠牲」「自己満足」「与える相手」には気をつける。
そういうことですな。
うむ!
また一つ賢くなったな。
ボクはこれから、人にも動物にも社会にもgiveできるような犬になって生きていくよ。
良い心がけだ。
成長するのは良いことだね。
仕事で大金をがっぽり得て、女の子にモテて、地位と名誉を手に入れるためにも、「give & give」を心がけるぞ!
それ、見返りを求めているだろ。
そんなわけで、「give & take」が決して悪いわけではありませんが、「give & give」の精神を持って活動してみてください^^
最初から完璧にはできないかもしれませんが、まずは自分の身近な人、大切な人、助けたい人に、与えてみましょう!