感情に振り回される場合、メタ認知を鍛えてみよう!
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
今日はだいぶマニアックな話をします 笑
メタ認知です!
「不安になる」「落ち込む」「怒る」というネガティブな感情をコントロールできるようになります。
私生活はもちろんですが、事業をする上でも重要なことなので、ぜひ参考にしてみてください^^
メタ認知とは?
メタ認知とは「物事や自分自身を客観的に捉えること」です。
Example
・主観的:「上司から怒られて辛い…」
・客観的:「上司から怒られて辛い…」と思っている自分がいる。←メタ認知
物事を主観でしか見ていない人も、多いと思います。
自分というフィルターを通して、世界を見ているイメージですね。
主観で物事を見ると、自分の思い込みが人生の指標になってしまうんです^^;
本当はたくさんの捉え方・価値観・解決策があるのに、一つしかないと思い込んでしまう。
そうなると生きづらさを抱えやすいですし、人との言い争いも起こります。
子どもがよく喧嘩をしたり、自分の思い通りにならないで怒ってしまうのは、メタ認知ができていないからなんです。
僕も子ども頃は、自分を中心に世界が回っていると思っていました 笑
自分の考え方や価値観こそが絶対の正解だと思っていましたし、感情のままに生きていました^^;
それが成長と共に、
世の中にはいろんな考え方や価値観を持っている人がいて、物事には様々な捉え方があるんだ!
と気づくんですよね。
少しずつ、メタ認知ができるようになってきました^^
メタ認知の必要性とは?
メタ認知ができるようになると…
Good
・人の考え方や価値観を尊重できるようになる
・物事をプラスの面から捉えられるようになる
・感情を上手くコントロールできるようになる
・トラブルに冷静に対処できるようになる
・自分を客観的に評価できるようになる
メタ認知ができないと…
Bad
・自分の考え方や価値観こそが全てであると思い込んでしまう
・物事をマイナスの面からしか捉えられなくなってしまう
・反射的に怒ったりすぐに落ち込んだりしてしまう
・トラブルが起きた時に慌ててしまう
・自己評価が極端に低いもしくは極端に高くなってしまう
むかし、
わたしは社会人として、何の役にも立てていないんです…。
と、自己評価が極端に低い人に会ったことがあります。
僕からしてみると、
いやいや、週5日間も会社に出勤して、毎日8時間も営業活動をして、後輩の指導をして、仕事に必要な資格まで取得して、お子さんをきちんと育てて、納税をして、社会の役に立ちまくりじゃないですか!
と思うわけです 笑
客観的に自分を観察できていれば、もっと正当な自己評価ができていると思います。
僕がメタ認知を初めて意識したのは、学生時代でした。
たしか学校の先生から、すごい怒られたんですよね^^;
その時に気づいたことがあります。
テレビで芸人さんがスベッていても、僕の心はダメージを受けないよな。
それはスベッているのが僕ではなく、他人だからだ!
だったら、自分を客観視すればダメージが和らぐのではないか?
当時はメタ認知を知らなかったので、「これはまさしく天才の発想ではないか!」と思ったのを覚えています 笑
そんなわけで自分を客観視してみました。
上空から自分を眺めるようなイメージですね。
やってみると、気持ちが少し楽になりました。
他人の目線から見ると、自分に起きた出来事なんて全然大したことないよな!
と、冷静に判断できるからです。
僕もまだまだ未熟な人間なので、大人になった今でもメタ認知を完璧に使いこなしているわけではありません^^;
ただ、感情のコントロールは格段に上達したと思います。
思い通りにならないことがあっても、「期待をしてしまった自分の責任だな」と考えますし、苛立ちを感じた時は、「寛容さが足りない自分が未熟だな」と考えます。
冷静に自分を客観視できるようになったのは、大きな成長ですね^^
メタ認知の鍛え方とは?
おそらく素質は関係あるでしょうが、メタ認知は訓練をすれば鍛えられると思います。
僕がメタ認知を鍛えるためにやっているのがコレ!
Check
「起きた出来事」と「自分の感情」を切り離して考える。
例えば、「商品が一個しか売れなくて辛い」という出来事と感情があったとします。
これは実際にあった、リアルな失敗談です 笑
関連記事:自分の商品を作って販売したけど、1個しか売れなかった失敗談!
この場合まずは、
僕は「商品が一個しか売れなくて辛い」と考えた。
と自分を客観的に観察します。
そして次に「商品が一個売れた」という出来事と、「辛い」という感情を切り離して考えます。
Check
出来事:商品が一個売れた
感情:辛い
これ、見方によっては商品が「一個しか」ではなく、「一個も」売れているんです。
自分が一生懸命つくった商品を、一人のお客さんが買ってくれています。
そう考えると、落ち込む必要性は全くないんですよね。
高い視点から全体像を見渡すことで、違った解釈が見えてきます。
目標には届かなかったけど、商品が一個売れたのは良かった^^
今回の問題は、売れると思い込んで商品を作ってしまったことだな。
次はお客さんの声に耳を傾けて、需要を考えて商品を作ろう!
こんなふうに、冷静に課題に取り組めるようになります^^
この時に合わせてやってほしいのは、「自分の感情」を細かく分析することです。
なぜ辛いと考えたのか? |
---|
もっとたくさん商品が売れると思ったから。 |
▼
なぜもっとたくさん商品が売れると思ったのか? |
---|
自分ならできて当たり前だと思ったから。 |
▼
なぜ自分ならできて当たり前だと思ったのか? |
---|
自分に期待をしていたから。 |
こうやって「なぜ?」という質問を繰り返していくことで、自分の思考の癖が明らかになります。
思考の癖がネガティブな感情につながる場合、改善をすることでより生きやすくなります。
僕は期待をしすぎる傾向があるな。
普段から期待値を下げるように心がけよう!
僕は起こった出来事を、できるだけプラスの面から捉えるように心がけています。
その方が、マイナスな感情に振り回されないで済みますし、生きるのが楽だからです^^
10代〜20代の頃は、正直うまくできませんでした。
しかし、訓練を繰り返して30歳を過ぎてからは、メタ認知の能力が高まったと感じています。
まとめ
メタ認知ができるようになると、感情に振り回されることがなくなるので、生きるのが楽になります^^
少し意識をするだけでも変わると思うので、心がけてみてください。
- 楽しい出来事や嬉しい出来事は、主観的に捉えて感情を受け止める。
- 辛い出来事や苦しい出来事は、客観的に捉えてダメージを抑える。
こんなふうに上手くメタ認知を使い分けられるようになることが、僕の目標です 笑