僕はWebマーケターですが、広い意味では教育業にも携わっています。
クライアントさんの成長をサポートする仕事だからです。
今回は、クライアントさんの成長を支える2つの軸についてお伝えします。
僕のような教育業に携わっている場合は、ぜひ参考にしてみてください^^
クライアントさんの成長を支える2つの軸


愛犬ムース
2つの軸ってなに?

ユウキ
僕はクライアントさんを、「やり方」と「あり方」の軸で見ているんだ。

・やり方:スキル、ノウハウ、テクニックなど。
・あり方:信念、価値観、姿勢など。
少し抽象的なので、今回は「Web集客スキル(やり方)」と「自己肯定感(あり方)」の軸を例に考えてみましょう。
項目 | 内容 | 例 |
---|---|---|
A | やり方もあり方も成熟している。 | Web集客スキルは身に付いている。自己肯定感は高い。 |
B | やり方は未熟であるが、あり方は成熟している。 | Web集客スキルは身に付いていない。自己肯定感は高い。 |
C | やり方は成熟しているが、あり方は未熟である。 | Web集客スキルは身に付いている。自己肯定感は低い。 |
D | やり方もあり方も未熟である。 | Web集客スキルは身に付いていない。自己肯定感は低い。 |
例えば、あなたが「Webで月間100人の見込み客を集める」という目標を掲げているとしましょう。
その場合、Web集客スキル(やり方)が必要です。
情報発信、LP制作、広告運用など、Web集客のやり方が身に付いていなければ、当然ながらお客さんは集められません。
それと同様に、自己肯定感(あり方)も必要になります。
自分を肯定できないと、「どうせ自分は何をやっても上手くいかない…」とマイナス思考に陥り、結果が出る前に諦めてしまう可能性があるからです。


ユウキ
Aの人は、Web集客スキルが身に付いており、自己肯定感も高いので、結果を出しやすいです。


ユウキ
Bの人は、Web集客スキルを身に付けることで、結果を出しやすくなります。


ユウキ
Cの人は、自己肯定感を高めることで、結果を出しやすくなります。


ユウキ
Dの人は、Web集客スキルを身に付け、自己肯定感も高めることで、結果を出しやすくなります。
重要なのは、クライアントさんをAの状態まで導くことです。

そのため、僕はクライアントさん一人ひとりの状態を見極めて、必要なサポートを提供します。
今回はわかりやすく、Web集客スキルと自己肯定感の軸で考えました。
実際は他にもさまざまな「やり方」「あり方」が絡むため、ここまで単純ではありません。
しかし、考え方としては、「やり方」「あり方」の2つの軸を意識すると、結果につながりやすいです。
サービスを提供する人と控える人の見極め方


愛犬ムース
やり方を指導するのはもちろん、心を整え、人格の成長までサポートするのが理想というわけだね。

ユウキ
うむ。
もしそれが難しい場合は、自分が教育できる範囲の人だけに、サービスを提供しよう。
サービスを提供する人を絞り込む場合、下記のような方法を使うと良いです。
Check1.メルマガやLINEを通じて、教育や価値観の共有を行う。
2.販売ページで、サービスの対象外となる方を明記する。
3.サービス提供前に事前相談を行い、自分との相性を確認する。
例えば、あなたが筋トレのパーソナルトレーナーだとしましょう。
「筋トレのやり方は教えられるけど、心の指導まではできない」という場合は、最初から心が整っている人だけを対象にした方が良いです。
メルマガやLINEで教育を行い、販売ページでサービス対象外の方を伝え、最終確認として事前相談を行う。
サービスを提供する人を絞り込むことで、あなたは精神的な負担を減らせますし、お客さんは満足度が高くなります。
人にはそれぞれ役割があるので、心の指導が必要なお客さんは、カウンセラーやコーチに任せましょう^^
特に、あり方が整っていない人は、教育に時間が掛かります。
教育しやすい人

教育しにくい人

僕は、自分のクライアントになってもらった以上は、本人が成長するように全力を尽くします。
しかし、「この人をAまで導くのは、僕には難しいな…」と判断した場合、最初からサービスの提供を控えさせてもらいます。
具体的には、次の6つのどれか一つでも当てはまる人ですね。
・他責思考の人
・依存体質の人
・他者への期待値が高い人
・他者の意見や提案を受け入れられない人
・感情だけで物事を判断する人
・思いやりや感謝の気持ちがない人
簡単に言うと、主体性がなかったり、思いやりがない人たちです。
こういう人は、教育に相当な労力が必要で、僕の神経もすり減ります^^;
他のクライアントさんにも影響が出る可能性があるので、事前に見極めることが大切です。
僕は人の雰囲気を繊細に感じ取れるので、メールのやり取りや会話の印象で、ある程度は察知できます 笑
他責思考の人

愛犬ムース
新しく雇ったスタッフ、ぜんぜん仕事できないんだよね。
そのスタッフのせいで、売り上げも下がってしまったよ。

ユウキ
それは、教育ができていない愛犬の責任だよ。
問題を、他者や環境のせいにしてしまう人たちです。
自分の責任と向き合わないため、教育や成長には時間が掛かります。
上手くいかなかったときに、責任を押し付けられる可能性も高いです。
依存体質の人

愛犬ムース
ユウキ氏に頼みがある。
ボクの人生を変えてくれ!

ユウキ
自分で変えなされ。
「自分の力で変わろう」という意識が弱く、誰かに解決してもらおうとします。
メンタルが不安定で、教育や成長には時間が必要です。
他責思考と似た傾向がありますね。
他者への期待値が高い人

愛犬ムース
お金を払ったんだから、ボクの言うことは何でも聞いてくれるよね?
こっちはお客さんなんだから、与えてくれるのは当然だよね?

ユウキ
君の欲望を押し付けるでない。
言い方を変えると、自分の欲望を人に押し付けたり、他者に満たしてもらおうとする人です。
期待通りにいかないと、不満や怒りを向けられるので、こちらの神経が相当すり減ります。
「期待をしている自分が悪い」と自覚を持った人であれば良いのですが、自覚のない人もいるので、注意が必要です。
他者の意見や提案を受け入れられない人

愛犬ムース
君の言うことは受け入れられない。
君のアドバイスは絶対に実行したくない。

ユウキ
そう言われると、提案のしようがないんだよな…。
僕は、自分の意見や提案が絶対に正しいとは思っていません。
だから、疑問や意見は遠慮なく言ってほしいのですが、頭ごなしに否定されると、提案のしようがありません。
「なるほど。そういうやり方や考え方もあるんですね!」と受け入れてくれる人でなければ、ゴールへ導くのは難しいです。
感情だけで物事を判断する人

愛犬ムース
嫌いだから、これはやらない!
ボクはこう思うから、君の意見は間違っている!

ユウキ
一度、感情を抜きにして考えてくれ。
人間なので、感情があるのは当然です。
しかし、感情だけで判断されると、他者の意見を受け入れられなかったり、物事の本質を見失いやすくなります。
感情や思い込みに流されず、広い視野で物事を判断できる人でないと、ゴールへ導くのは難しいです。
思いやりや感謝の気持ちがない人

愛犬ムース
何をしてもらっても、お礼なんて言わないよ。
だってお金払ったんだから。

ユウキ
「ありがとう」の一言だけで、人間関係が円滑になるのにね。
僕は、思いやりと感謝の気持ちがあってこそ、健全な社会が成り立つと考えています。
こうした価値観を持たない人は、おそらく僕と相性が合いません。
お互いにストレスを抱えるだけなので、サービスの提供は控えます。
まとめ

クライアントさんを成長させるには、「やり方」と「あり方」の2つの軸を意識することが大切です。
サービスを求めるすべての人に対応しようとすると、精神的な負担が大きくなってしまいます^^;
そのため、サービスを提供する人は、あらかじめ絞り込むようにしましょう!