ダブルオプトインで熱心なお客さんを集めよう【マイスピー活用法】
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
僕は2019年ごろから、メルマガにダブルオプトインを積極的に取り入れるようになりました。
ダブルオプトインは、熱心なお客さんを集めやすいという利点がある一方で、登録率が低くなりやすいという課題もあります。
そこで今回は、メルマガ配信スタンドのマイスピーを使って、できるだけ高い登録率を維持しつつ、熱心なお客さんを集める方法をまとめました。
僕は凝り性で研究が大好きなので、仕組みを作り込んでいます 笑
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
ラジオでも発信中
今日の内容はラジオでも発信しています。
文章を読むよりも音声で聴きたい場合は、ぜひご視聴ください^^
ダブルオプトインとは?
夫よ。
ダブルオプトインについて教えてくれ。
お客さんがメルマガに登録した後、登録の確認を行うシステムのことだよ!
メルマガ登録 |
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お客さんがメルマガに登録します。 |
▼
確認メール送信 |
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お客さんに登録の確認メールが流れます。 例:まだ仮登録の段階です。 こちらのURLをクリックしてもらうことで、本登録が完了します! →本登録用のURL |
▼
URLのクリック |
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メルマガの本登録が完了します。 |
一回目の登録は仮登録で、二回目の登録で本登録が完了する。
これがダブルオプトインの流れです。
Point
一度でメルマガ登録が完了するシステムは、シングルオプトインと言います。
ダブルオプトインのメリット・デメリットとは?
そんなことをしたら、メルマガの登録率が落ちるじゃん!
デメリットしかないように思えるんだけど?
確かにメルマガの登録率は落ちる。
ただし、それ以上に大きなメリットがあるんだ!
メリット
僕がダブルオプトインを導入している最大の理由がこちら!
Good
・正確なメールアドレスを取得しやすい
・関心の高いお客さんを集めやすい
・開封率やクリック率が高くなりやすい
正確なメールアドレスを取得しやすい
間違ったメールアドレスで登録をした場合や、迷惑メールフォルダに入ってしまった場合も、すぐに気づいてもらいやすいです。
登録し直してくれたり、迷惑メールフォルダから通常メールフォルダへと戻してくれるので、メルマガが届きやすくなります。
これだけでも、ダブルオプトインを導入する価値はあると思います!
関心の高い読者さんを集めやすい
本登録のURLをクリックしてくれる方は、「メルマガを読みたい!」「メルマガ登録でもらえるプレゼントが欲しい!」と、それなりに関心を持ってくれているお客さんの可能性が高いです。
逆に言うと本登録のURLをクリックしてくれない方は、関心の低いお客さんの可能性が高いので、本登録されなくても問題ないと思っています。
僕の経験上、メルマガ一通目をクリックしてくれないお客さんの多くが、その先のメルマガも読んでくれないので^^;
開封率やクリック率が高くなりやすい
関心の高いお客さんが集まることで、メルマガの開封率やクリック率が上がりやすいです。
メルマガを配信するサーバーには、評価があります。
開封率やクリック率が高いとサーバーの評価が上がり、迷惑メールフォルダにも入りづらくなるんです。
デメリット
ダブルオプトインの課題がこちら。
Bad
・登録率が落ちる
登録率が落ちる
シングルオプトインと比較して、ほぼ確実に登録率は落ちます。
仮登録という工程が一つ増えるので、これは避けられません^^;
Note
僕の経験上、ダブルオプトインの本登録率は7〜8割です。
10人が仮登録をしたら、本登録まで進むのは7〜8人で、2〜3人は本登録をしてくれません。
この数字は、会社や人によっても変わると思います。
これまでにリサーチも兼ねて、たくさんのメルマガに登録をしたのですが、ダブルオプトインを導入している法人・個人はめちゃくちゃ少ないです。
特に大手企業と比べて、中小企業や個人事業主の採用傾向は異常に低く感じます。
おそらく、登録率を優先してシングルオプトインを採用しているのでしょうね。
登録率をできるだけ下げないダブルオプトインの導入方法とは?
やっぱり登録率が下がるんだったら、シングルオプトインの方が良いかな…。
メルマガ読者さんが増えた方が、商品が売れる可能性も高くなるし。
ならば僕が取り入れている、登録率をできるだけ下げないダブルオプトインの仕組みを教えよう!
メルマガ配信スタンドのマイスピーを使った仕組みだよ。
最も重視したのはお客さんの利便性です。
ダブルオプトインはお客さんにとって手間になるので、登録までの手順を最適化しました。
Point
・シングルオプトインを二段階にする
・ユーザー情報が入力された状態にする
・2クリックで本登録が完了できる状態にする
・仮登録のサンキューページでLINEのリストを取得する
・本登録のサンキューページでワンタイムオファーを案内する
シングルオプトインを二段階にする
シングルオプトインを二段階にして、ダブルオプトインを実現させるってこと?
うん。
シングルオプトインを二段階にすることで、本登録が済んでいないお客さんに対して、本登録を促すメールを送信できるのだ!
通常のダブルオプトインの流れはこちら。
仮登録 |
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ご登録どうもありがとうございます! まだ仮登録の段階なので、お送りしたメールのURLから本登録を完了してください。 |
▼
確認メール送信 |
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仮登録が完了しました。 下記のフォームから本登録をお願いします。 →本登録のURL(クリックで本登録される) |
▼
本登録 |
---|
本登録が完了しました。 ご登録どうもありがとうございます^^ |
この場合、お客さんが確認メールを見逃してしまうと、本登録されません。
シングルオプトインを二段階にする流れはこちら。
仮登録 |
---|
ご登録どうもありがとうございます! まだ仮登録の段階なので、お送りしたメールのURLから本登録を完了してください。 |
▼
ステップメール | 時間 | 内容 |
---|---|---|
1通目 | 登録直後 | 仮登録が完了しました。 下記のフォームから本登録をお願いします。 →本登録フォームのURL(フォームに記入で本登録される) |
2通目 | ◯時間後 | まだ本登録が完了していません。 下記のフォームから本登録をお願いします。 →本登録フォームのURL(フォームに記入で本登録される) |
3通目 | ◯時間後 | まだ本登録が完了していません。 下記のフォームから本登録をお願いします。 →本登録フォームのURL(フォームに記入で本登録される) |
4通目 | ◯時間後 | まだ本登録が完了していません。 下記のフォームから本登録をお願いします。 →本登録フォームのURL(フォームに記入で本登録される) |
5通目 | ◯時間後 | まだ本登録が完了していません。 下記のフォームから本登録をお願いします。 →本登録フォームのURL(フォームに記入で本登録される) ◯時間以内に登録がないと仮登録がキャンセルされます。 |
6通目 | ◯時間後 | 仮登録をキャンセルしました。 また機会があればよろしくお願い致します。 |
▼
本登録 |
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本登録が完了しました。 ご登録どうもありがとうございます^^ |
本登録を促すステップメールを送れるので、お客さんが確認ミスをしにくくなります。
「条件の指定」を設定することで、本登録が済んでいない人にだけメールを送れます。
内容 | 入力 |
---|---|
項目 | 対象シナリオ |
条件 | に未登録または無効 |
設定値 | 本登録のシナリオ名 |
僕は次の頻度でステップメールを設定しています。
Check
・1通目:登録から0分後
・2通目:登録から10分後
・3通目:登録から60分後
・4通目:登録から1日後の8時
・5通目:登録から1日後の20時
・6通目:登録から1日後の21時←このステップメールが送られると仮登録がキャンセルされる。
2通目以降で登録してくれるお客さんも、ちょくちょくいます。
さすがに5通目までに登録されなかった場合は、メルマガを読む意思がないと考えて配信を解除します。
配信後に実行するコマンドを「送信後配信解除」に設定することで、6通目のステップメールで配信を解除できます。
ユーザー情報が入力された状態にする
でもこのやり方だと、お客さんがユーザー情報を2回入力する必要があるよね?
手間がかかるから、登録率すごい下がりそうだけど…。
それは大丈夫!
マイスピーには、お客さんのユーザー情報が入力された状態で、登録フォームを表示させるシステムがあるからね。
やり方はすごく簡単です。
登録フォームのURLの末尾に「?登録項目のキーの名称=置き換え文字」を入力した状態で、メルマガを送ればOK!
登録項目が二つ以上ある場合は「?登録項目のキーの名称=置き換え文字&登録項目のキーの名称=置き換え文字…」と、&を使うことで複数項目が入力された状態にできます。
この設定をした上で本登録フォームにアクセスをすると、仮登録で入力したユーザー情報が表示されるんです。
お客さんは再度ユーザー情報を入力する必要はなく、登録ボタンをクリックするだけで本登録が完了します^^
マイスピーでお客さんにアンケートを取る場合にも便利なので、覚えておくと良いです!
2クリックで本登録が完了できる状態にする
なるほど。
この方法であれば、通常のダブルオプトインとほとんど手間が変わらないんだね。
うん。
さらに設定を工夫して、登録までの工程を簡略化しよう。
登録フォーム設定を行います。
本登録フォームの「確認画面をスキップする」にチェックを入れてください。
これで、お客さんは2クリックで本登録を完了できるんです^^
確認メールで送られてきた、本登録フォームのURLをクリックします。
本登録フォームにはユーザー情報が入力されているので、登録ボタンをクリックするだけで本登録が完了します。
「確認画面をスキップする」ではなく「確認画面を表示する」にチェックを入れた場合、次のような「送信内容確認」の画面が表示されます。
これだと、クリックの工程が一つ増えてしまうんです。
「仮登録」と「本登録」という二重のチェックを入れているので、「送信内容確認」はスキップしても問題ありません。
できるだけ少ない工程で本登録ができた方が、お客さんにも優しいと思います^^
仮登録のサンキューページでLINEのリストを取得する
サンキューページは、メルマガ登録直後に表示されるページのことだよね。
うん。
僕は仮登録のサンキューページで、LINEのリストを取得しているんだ。
「登録完了ページ設定」の「登録完了ページURL」に入力したURLが、サンキューページとして表示されます。
仮登録のサンキューページ |
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サンキューページは、お客さんの行動を促す強力なページです。
「メルマガよりもLINEを読みたい!」というお客さんもいるので、案内をしておきましょう^^
本登録のサンキューページでワンタイムオファーを案内する
ワンタイムオファーは、お客さんに一度きりのオファーを案内する手法だよね。
うん。
僕は本登録のサンキューページでは、ワンタイムオファーを案内しているよ。
本登録のサンキューページ |
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お客さんの中には、「すぐにサービスに申し込みたい」と思っている意欲の高い人もいます。
そういう人にとって、ワンタイムオファーは親切な提案です^^
まとめ
最後に全体像をまとめます。
仮登録 |
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「本登録」と「LINE登録」を促すサンキューページを表示する。 |
▼
確認メール |
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本登録が済んでいないお客さんにのみ、本登録を促すステップメールを送る。 本登録フォームは、ユーザー情報が入力された状態にする。 「確認画面をスキップする」にチェックを入れて、2クリックで本登録を完了させる。 |
▼
本登録 |
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ワンタイムオファーを表示する。 |
この方法では、お客さんの利便性を最優先にしつつ、登録率が低くなりがちな課題を解決できます。
サンキューページでLINEとワンタイムオファーの案内をできるのも、大きな利点だと思います。
かなりマニアックな方法ですが(笑)、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
濃いお客さんを集めるスクリーニングの方法も解説しているので、合わせて読んでいただけると嬉しいです^^