10代〜20代半ばの頃、「お金を稼ぎたい!」「服が欲しい!」「人から認められたい!」と、たくさんのものを求めていました。
これ、若い頃にありがちな感覚ですよね 笑
しかし、20代後半〜30歳にかけて、「人に与えることこそが、より有意義な人生だ!」と考えるようになりました。
今回は、そんな心境の変化を振り返りながらお話ししていきたいと思います。
多くを与える生き方
極論ですけど、お金や物は天国に持っていけないじゃないですか 笑
でも、僕が人に伝えた知識や経験は、僕がこの世からいなくなったとしても、人の心に残り続ける可能性があります。
例えば、僕は恩師から「人を思いやることの大切さ」を教わったので、それを自分のWebメディアで発信しています。
すると、発信を見てくれた人が気づきを得て、人生が豊かになるかもしれません。
さらに、気づきを得た人がその知識を別の人に伝えることで、人生を豊かに生きる人が増えていきます。
それってすごくステキなことだと思うんですよね。
人間が生きる意味なんて何もありませんが、人に優しくしたり、人を助けたり、人に知識を伝えることで、自分の存在に意味が生まれるんじゃないかと思っています。
多くを求めていた時代
カッコいいことを言いましたが、昔の僕は求めてばかりの人間でした^^;
特に20代半ば頃までの僕は、欲望のままに生きていたと思います 笑
でも、歳を重ねるにつれて、そんな自分を恥ずかしく感じるようになりました。
「自社の商品やサービスで、本当に世の中を豊かにできているのだろうか?」
「自分は心から、人の幸せを願えているのだろうか?」
今の自分と向き合い、人生を振り返る中で、「人に与えることこそが、より有意義な人生である」と気づいたんです。
僕は今まで、優しさや知識や支えなど、人から多くのことを受け取って生きてきました。
「今度は僕が、人に多くのことを与えられる人間になろう」
そう決意しました。
与えることを意識するようになった結果
求めるのではなく、与えることを意識するようになってからは、結果的に得られることが増えました。
会社の売り上げも増えましたし、僕の周りに魅力的な人たちが集まってくるようになりました。
これ、少し考えればわかることです。
例えば、次のAさんとBさん、ステキなパートナーができる可能性が高いのはどちらだと思いますか?
・Aさん:「自分に優しくしてほしい!自分に愛情を注いでほしい!」と、相手に求めてばかりいる。
・Bさん:「相手を大切にしたい!相手に幸せになってほしい!」と、相手の幸せを願っている。
おそらく、多くの人はBさんに惹かれると思います。
つまり、与えることを意識する人間の方が、結果的に多くのことを得られるのです。
こんな当たり前のことに、若い頃は気付きませんでした^^;
「生のスパイラル」と「負のスパイラル」
さてさて、今回のお話をマーケティングに当てはめてみましょう。
人に与えることを意識する人は、下記のように「正のスパイラル」に入ります。
人に与える→信頼される→商品が売れる→売り上げが伸びる→余裕ができる→さらに人に与える…
一方で、人に求めてばかりいる人は、下記のように「負のスパイラル」に入ります。
人に求める→信頼されない→商品が売れない→売り上げが下がる→余裕がなくなる→さらに人に求める…
僕自信、与えることを意識するようになってからの方が、人生がずっと豊かになりました。
人生とは不思議なもので、求めれば求めるほど満たされず、与えれば与えるほど満たされていくのです 笑
あなたもぜひ、人に与えることを意識してみてください。
それだけで、人生が大きく変わるかもしれません^^