自分の商品の価格の設定方法!値段はいくらがベストなのか?
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
- 自分の商品の価格設定に迷っている…。
- 自分の商品の値段が決められない…。
こんな方に向けて、独自商品の価格の設定方法を解説します^^
記事を読んでもらうと、独自商品の適正な値段の付け方が学べます!
自分の商品の価格の決め方とは?
自分の商品を販売したいんだけど、価格設定に迷っているよ。
自分の商品の値段は、いくらに設定するのがベストなんだい?
結論を言うと、価格設定に正解は無いよ。
強いて言うならば、商品を販売する目的に合わせて設定するのがおすすめかな!
自分の商品には「フロントエンド」や「バックエンド」などの役割があります。
フロントエンド | バックエンド | |
---|---|---|
特徴 | 低額商品 | 高額商品 |
役割 | 顧客のファン化 | 利益の最大化 |
価格 | 数千~数万円程度 | 数十万~数百万円程度、月額課金 |
例 | 1時間5,000円のパーソナルトレーニング | 半年30万円のパーソナルトレーニング |
関連記事:自分の商品の役割を決めよう【売り上げを11.3倍にした販売戦略】
そのため、商品の役割に合わせて価格設定をするのがおすすめです^^
Point
・フロントエンドの商品の場合は、購入者数が最大化する価格設定がおすすめ!
・バックエンドの商品の場合は、利益が最大化する価格設定がおすすめ!
・本命商品が一つだけの場合は、利益が最大化する価格設定がおすすめ!
フロントエンドの場合
フロントエンドの商品は、顧客をファン化して、バックエンドの商品に繋げることが目的です。
そのため、購入者さんの数が最も多くなる価格に設定するのがベスト!
パターンA、パターンB、パターンCを比べてみます。
パターン | 商品価格 | 購入者数 | 売り上げ |
---|---|---|---|
パターンA | 1万円 | 100人 | 100万円 |
パターンB | 5万円 | 50人 | 250万円 |
パターンC | 10万円 | 30人 | 300万円 |
パータンCの商品価格10万円は、売り上げが300万円と最も多いですが、購入者数は30人と最も少なくなります。
パターンAの商品価格1万円は、売り上げが100万円と最も少ないですが、購入者数は100人と最も多くなります。
フロントエンドの役割を考えるならば、購入者数が最も多くなる、パターンAの価格を採用すると良いです!
商品の良さを多くの人に知ってもらえる分、バックエンドの商品を購入してもらいやすくなります^^
Note
僕は以前、約2万円のフロントエンドの商品を販売していました。
商品の質には自信があったので、5万円程度で販売したいのが本音でした^^;
しかし「より多くの人に自分の商品を知ってもらいたい!」と思い、あえて低めの価格設定にしました。
結果としてフロントエンドの商品の購入者さんの1割程度の人たちが、約30万円のバックエンドの商品を購入してくれました^^
フロントエンドの商品単体の売り上げを考えた場合、商品の価格を5万円に設定していた方が、利益は大きくなったかもしれない。
でも、バックエンドの商品込みで考えた場合、商品の価格を2万円に設定した方が、利益は大きくなるということだね。
フロントエンドの商品を購入してファンになってくれたお客さんが、バックエンドの商品を購入してくれる可能性があるからね!
バックエンドの商品が控えている場合は、価格低めのフロントエンド商品を販売するのも、一つの戦略だよ^^
バックエンドの場合
バックエンドの商品は、利益の最大化が目的です。
本命の商品なので、利益が最も大きくなる価格に設定するのがベスト!
パターンA、パターンB、パターンCを比べてみます。
パターン | 商品価格 | 購入者数 | 売り上げ |
---|---|---|---|
パターンA | 10万円 | 20人 | 200万円 |
パターンB | 50万円 | 15人 | 750万円 |
パターンC | 100万円 | 3人 | 300万円 |
パターンAの商品価格10万円は購入者数が20人と最も多いですが、売り上げは200万円と最も少ないです。
パターンBの商品価格50万円は購入者数が15人と少し減りますが、売り上げは750万円と最も多いです。
利益を最大化するというバックエンドの役割を考えるならば、売り上げが最も多くなるパターンBの価格を採用するのがベスト!
パターンCのように商品価格が高いと、少ない購入者数でも大きな売り上げに繋げやすいです。
Note
独立して間もない頃に、約50万円程度のブログ集客のコンサルティングを販売したことがあります。
数万円のフロントエンドの商品を購入してくれた10名のうち、3名の方が商品を買ってくれました。
結果、購入者さんの数は3人で約150万円ほどの売り上げになりました。
フロントエンドの商品だけだったら売り上げは少なかったですが、バックエンドの商品のおかげで売り上げが大きく伸びました!
購入してくれたお客さんには、非常に感謝しております^^
バックエンドの商品は、できるだけ利益を出すように高い価格で設定したほうが良いのか。
でも、あまりにも高すぎて売れなければ本末転倒だから、バランスを考える必要があるね。
バックエンドの商品を販売する場合は、いかにお客さんとの信頼関係を築くかが最大のポイントだよ^^
フロントエンドの商品の質に加えて、メルマガにおける教育や販売ページの作り込みなども重要だね。
本命商品が一つだけの場合
フロントエンドとバックエンドを分けずに商品を売る場合は、利益が最大化する価格に設定しましょう。
本命商品を一つ販売するという意味では、バックエンドの商品と役割は同じですね^^
特にコンサルティングなど、あなた自身が商品となる労働型のサービスを販売する場合は、高単価に設定するのをおすすめします。
Good
・低単価のサービスを大人数に販売するよりも、労力が少なくて済む。
・高単価のサービスを扱う方が、意識の高いお客さんが集まる傾向がある。
・お金と時間に余裕ができる分、一人のお客さんにより丁寧なサポートが提供できる。
関連記事:自分の商品はできる限り高単価に設定しましょう!
販売者と購入者、どちらにもメリットがあるんです^^
Note
僕は昔、約10万円のコンサルティングを販売したのですが、お客さんを大勢集めるのが大変でした。
低価格だったこともあり、お客さんの中には音信不通になる方もいました^^;
約50万円のコンサルティングを販売した時は、労力が少なかった上に、礼儀正しいお客さんが多かったです。
一人のお客さんに使える時間も長いので、満足度も高かったと思います。
何より、1件売れた時の利益が大きいので、テンションが上がりました 笑
なるほど。
できるだけ価格を高く設定しほうが、販売者にも購入者にもメリットがあるんだね。
本命の商品であれば「商品の安売りは避ける!」というのが鉄則だね^^
購入したお客さんに喜んでもらい、尚且つ利益を最大化する為にも、お客さん目線での対応を心がけて、値段以上の価値を与えるように商品を作ろう!
自分の商品の適正価格はわからない?
商品の役割に応じて価格を変えるのはわかったけど、購入者数や売り上げがどうなるかは、実際に販売してみないとわからないよね?
そうだね。
そのため、長期的に商品を販売する場合、最初は気持ち控えめで価格を設定して、様子を見てから値上げするのがおすすめだよ^^
その理由は、値上げは気軽にできますが、値下げは気軽にできないからです。
例えば、10万円の商品が思うように売れず、5万円に値下げをするとしましょう。
商品の価格が下がっている。
きっと商品が売れなかったから、値下げしたんだろうな…。
せっかく発売と同時に購入したのに、値段が下がってる。
発売日に買わないで、いま買えば良かった!
こんなふうに、商品の価値が下がったり、お客さんの信用を失う可能性があります。
値下げを避けるためにも、最初は気持ち控え目で価格を設定をして、順調に売れそうであれば徐々に値上げをしていきましょう。
Note
以前、約1年半に渡り19,800円で販売した商品を、29,800円に値上げをしたことがあります。
購入者さんの数が減るのではないかとドキドキしたのですが、むしろ値上げをした後の方が購入者さんの数が増えました^^
価格が高い方が、商品に価値があると思ってくれる人も多いです。
値上げをして購入者数が増えるパターンもあります!
たしかに商品が値上げをすると、「この商品には値上げをするだけの価値があるんだ!」と思うかも。
値下げは最終手段だから、できるだけ避けよう!
自分の商品を値下げしたい場合はどうすれば良い?
もしも商品の価格を高く設定しすぎて、全く売れなかった場合はどうすれば良いの?
値下げをするしかない気がするけど…。
その場合は、商品の価値を高めるように工夫しよう!
重要なのは商品を安売りするのではなく、商品の価値を高めることだからね。
商品の価値を高めるためには、具体的に下記のような対策が有効です^^
Check
・販売ページを書き換える
・新たな特典を追加する
・コンセプトを変更する
販売ページで商品の魅力をアピールしたり、新たな特典を追加したり、コンセプトを変更するだけでも、商品の価値を高められます。
僕も販売ページを何度か修正していますが、ヘッダーを書き換えたり、特典を追加したり、コンセプトを変えるだけでも、成約率が変わります^^
あなたは「シュレッダーバサミ」という、紙を細かく切り刻むためのはさみをご存知でしょうか?
実は「シュレッダーバサミ」は、元々は「刻みのりバサミ」という、のりを刻むための商品でした。
商品のコンセプトを「はさみのシュレッダー」に変えただけで、売り上げが何十倍にも跳ね上がったと言います。
Note
以前に「Webマーケティングアカデミープロ」という、Webマーケティングスキルを高めるためのオンライン講座を販売していました。
現在は「Webマーケティングアドベンチャー」という、ゲーム感覚でスキルアップや仕組みの構築ができるオンライン講座へと、コンセプトを変更して販売しています。
コンセプトを変更した後の方が、お客さんの反応は良くなりました。
意外と盲点かもしれないけど、コンセプトの変更は売り上げアップに繋がる可能性があるんだね^^
僕の場合は、商品自体も作り直して、中身も大幅にパワーアップしているから、コンセプトのみを変更したわけではないけどね。
それでも、反応が変わったのは、コンセプトの変更が大きかったと思う!
まとめ
自分の商品のベストな価格設定は、目的によって変わります。
フロントエンドの商品は購入者数が最大化する価格に、バックエンドの商品では利益が最大化する価格に設定するのがおすすめです^^
商品の価格を決める際に、今回の記事が参考になれば嬉しいです!