キーワード選定のやり方・考え方【初心者さんに向けて解説します】
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
- キーワード選定のやり方がわからない…。
- キーワード選定の方法を知りたい!
- キーワード選定って必要なの?
こんな人に向けて、キーワード選定のやり方・考え方をまとめました^^
はじめに – ブログで情報発信する手順 –
次の順番で記事を読んで実践してもらえると、ブログで情報発信ができます。
今回の記事は「キーワード選定」です!
キーワード選定とは?
夫よ。
キーワード選定って何だい?
GoogleやYahooなどで、読者さんが検索しそうな需要のあるキーワードを選ぶことだよ!
例えば、「内向型 筋トレ」というキーワードで検索をすると、僕の記事が検索結果の上位に表示されます。
内向的な人に筋トレって向いているのかな?
知りたいからGoogleで「内向型 筋トレ」と検索してみよう!
こんな人が僕のブログにアクセスしてくれます^^
検索結果の上位にブログの記事が表示されれば、多くの人の目に触れるので、アクセスを集めやすいです。
そしてアクセスが集まることで、メールアドレスやLINEなどの顧客リストを取得できたり、商品が売れやすくなります。
検索結果で記事を上位表示をして、疑問を抱えている人の問題を解決してあげる。
これがキーワード選定の役割です!
Note
検索エンジンを通じてアクセスを集めることをSEO集客、検索エンジンで上位表示させるための対策をSEO対策と言います。
キーワード選定の必要性とは?
なるほど!
それじゃあSEO集客を行う場合、キーワード選定は必要不可欠というわけですな。
そうだね。
言い換えれば、SEO集客をしない場合は、キーワード選定は必要ないよ。
僕はキーワード選定をしていない記事も、たくさん書いているからね^^
キーワード選定が必要な場合
Check
・検索エンジンからアクセスを集める場合
・濃いお客さんを集客したい場合
GoogleやYahooなどの検索エンジンからアクセスを集める場合、キーワード選定は必須です。
興味のあるキーワードで検索をするので、濃いお客さんが集まります。
キーワード選定をして記事を書きましょう!
キーワード選定が不必要な場合
Check
・内部リンクからアクセスを集める場合
・広告から集客する場合
内部リンクなど検索エンジン以外からアクセスを狙う場合、キーワード選定をする必要はありません。
広告から集客をする場合も同様ですね。
キーワードを意識しないで記事を書いてOKです!
キーワードの種類とは?
なるほど。
わたしは検索エンジンからアクセスを集めたいから、キーワードを意識して記事を書くぞ!
キーワード選定の前に、キーワードの種類について理解しておこう!
次の8つのキーワードは覚えておくと良いよ^^
Check
・単一キーワード
・複合キーワード
・サジェストキーワード
・関連キーワード
・トレンドキーワード
・ビッグキーワード
・ミドルキーワード
・ロングテールキーワード
それぞれのキーワードを、詳しく説明していきますね。
単一キーワード・複合キーワード
種類 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
単一キーワード | 一つの単語から成るキーワード | 腹筋 筋トレ ダイエット |
複合キーワード | 二つ以上の単語から成るキーワード | 腹筋 鍛え方 筋トレ 初心者 おすすめ ダイエット 女性 食事 メニュー |
単一キーワードとは「腹筋」のように、一つの単語から成るキーワードです。
複合キーワードとは「腹筋 鍛え方」のように、二つ以上の単語から成るキーワードです。
また、複合キーワードの中心となるキーワードのことを「メインキーワード」、メインキーワードと組み合わせて検索されそうなキーワードのことを「サブキーワード」と呼びます。
サジェストキーワード・関連キーワード
種類 | 特徴 |
---|---|
サジェストキーワード | 検索窓に入力した際に表示されるキーワード |
関連キーワード | 検索結果一覧ページに表示されるキーワード |
サジェストキーワードも関連キーワードも、検索されやすいキーワードが一覧で表示されます。
複合キーワードで上位表示を狙う際に、非常に参考になります。
トレンドキーワード
種類 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
トレンドキーワード | 新しく誕生したキーワード | ChatGPT VR メタバース |
2023年でしたら、話題になった「ChatGPT」がトレンドキーワードと言えますね。
新しく誕生したキーワードは爆発的に検索される可能性が高く、なおかつ競合も少ない傾向があります。
「筋トレのメニューをChatGPTに作ってもらう方法」というように、自分の狙うキーワードにトレンドキーワードを含めることで、多くのアクセスを集められるかもしれません。
トレンドキーワードは、サジェストキーワードや関連キーワードに反映されていない可能性が高いです。
その為、どんな複合キーワードで検索されるのか、ある程度自分で予想をする必要があります。
ビッグキーワード・ミドルキーワード・ロングテールキーワード
種類 | 特徴 | 検索数の目安 | 単語の目安 | 例 |
---|---|---|---|---|
ビッグキーワード | 検索数と競合の多いキーワード | 月間1万以上 | 1〜2語 | 腹筋 |
ミドルキーワード | 検索数と競合が中間のキーワード | 月間1,000〜1万 | 2〜3語 | 腹筋 毎日 |
ロングテールキーワード | 検索数と競合が少ないのキーワード | 月間1,000以下 | 3語以上 | 腹筋 毎日 女性 |
ビッグキーワードに単語を追加することで、ミドルキーワード、ロングテールキーワードへと変化します。
仮に「腹筋」というビッグキーワードで上位表示できれば、それだけ多くのアクセスが集められます。
しかし、実際は企業が運営しているような大手サイトや、専門性の高いブログなどの競合がいるので、ものすごく難易度が高いです。
そこで活躍するのが、ミドルキーワードやロングテールキーワードです。
「腹筋 毎日」「腹筋 毎日 女性」と単語を増やしていくことで、競合が減り上位表示を狙いやすくなります。
Note
「腹筋 毎日 女性」という3語のキーワードで記事を書けば、「腹筋 毎日」という2語のキーワードで検索された場合にも上位表示できる可能性があります。
その点からも、ロングテールキーワードを狙うのは凄くおすすめです。
少しずつアクセスを集めることでWebサイトのパワーが強くなり、いずれミドルキーワードやビッグキーワードで上位を狙える可能性もあります
まずはロングテールキーワードを狙って、Webサイトのパワーを高めていきましょう^^
キーワード選定のやり方とは?
キーワードの種類を覚えるだけでも、なかなか大変そうだね 笑
実践しながら少しずつ覚えていけば問題ないよ!
それじゃあ実際に、キーワード選定をしていこう^^
キーワード選定のやり方は次の通りです。
Check
1.キーワードを書き出す
2.関連するキーワードを探す(ラッコキーワード)
3.検索ボリュームを調査する(キーワードプランナー)
4.複合キーワードを選ぶ
5.キーワードの競合調査をする
キーワードを書き出す
まずはキーワードを書き出します。
例えば、あなたがパーソナルトレーナーさんだとしましょう。
その場合、体を鍛えたい人やダイエットをしたい人を集めたいですよね?
そんな人たちが検索をしてきそうなキーワードを書き出します。
Example
・自宅でできる腹筋の鍛え方を知りたい人:腹筋 鍛え方 自宅
・ベンチプレスの正しいフォームを知りたい人:ベンチプレス フォーム
・プロテインを飲む適切なタイミングを知りたい人:プロテイン 飲む タイミング
GoogleやYahooなどでユーザーが検索を行う際の目的を「検索意図」と呼び、大きく次の4つに分けられます。
種類 | Knowクエリ | Doクエリ | Buyクエリ | Goクエリ |
---|---|---|---|---|
意図 | ◯◯を知りたい | ◯◯を実行したい | ◯◯を買いたい | ◯◯へ行きたい |
意味 | 知りたい情報を得ることを目的とした検索 | 何らかのアクションの実行を目的とした検索 | 商品・サービスの購入や契約を目的とした検索 | 特定の場所やサイトへのアクセスを目的とした検索 |
例 | バーベルスクワット フォーム | オンラインフィットネス 参加方法 | ユウキ 個別トレーニング 評判 | ユウキ 公式ブログ |
あなたの発信しているテーマや集客したい人に合わせて、キーワードを書き出しましょう!
関連するキーワードを探す(ラッコキーワード)
次に関連するキーワードを一覧で表示してくれる「ラッコキーワード」というツールを使います。
登録無しでも使えますが、無料登録をすることで1日に検索できる回数が増えるのでおすすめです!
検索窓に狙うキーワードを入力してください。
今回は「腹筋 鍛え方」というキーワードで考えてみます。
キーワードを入力することで、検索されやすい複合キーワードが一覧で表示されます。
「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックして、キーワードをコピーしましょう。
検索ボリュームを調査する(キーワードプランナー)
検索ボリュームとは、キーワードがどのぐらい検索されているかを調べることです。
狙ったキーワードで上位表示ができたとしても、毎月1人しか検索されないようでしたら、1ヶ月に1人しかアクセスが集まりません。
そこで役立つのが、キーワードの検索ボリュームを調査してくれる「キーワードプランナー」というGoogle公式のツールです!
Googleアカウントを持っている場合、無料で使えます。
Google広告にアクセスをして、Googleアカウントにログインをしてください。
※Googleアカウントを持っていない場合は先に作りましょう。
「ツール」→「キーワードプランナー」→「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックしてください。
コピーしたキーワードを貼り付けて「開始する」をクリックしましょう。
キーワードが、月間でどのぐらい検索されているのかが表示されます。
期間を選択できるので、1年程度に設定すると良いです。
「月間平均検索ボリューム」をクリックすると、検索数の多いキーワードから順番に表示されます。
本来、キーワードプランナーは広告を出す事業者に向けて提供しているツールです。
広告を出すことで、月間平均検索ボリュームが「100〜1,000」という曖昧な数字ではなく、「10」「50」「100」とはっきり表示されるようになります。
より細かい月間平均検索ボリュームを知りたい場合は、Googleに広告費を支払いましょう。
キーワードプランナーを使うだけの場合、広告費は1ヶ月に200円程度でOKです!
広告を出して1〜2日経つと、「月間平均検索ボリューム」が細かく表示されるようになります。
「月間平均検索ボリューム」が細かく表示されるようになったら、広告をストップして、翌月に再び200円程度の広告費を払えばOKです!
Google広告の使い方は下記の記事で解説しているので、キーワードプランナーを使いたい場合は参考にしてください^^
関連記事:Google広告の初心者さん必見!種類や使い方を専門家が徹底解説
複合キーワードを選ぶ
キーワードプランナーに表示された一覧から、複合キーワードを選びます。
複合キーワードを選ぶポイントは次の3点です。
Check
・テーマやペルソナに合わせたキーワードを選ぶ
・積極的にロングテールキーワードを狙う
・できるだけ多くのキーワードを組み合わせる
テーマやペルソナに合わせたキーワードを選ぶ
例えば、あなたがパーソナルトレーナーとして、男性向けのトレーニングを販売しているとします。
しかし、「腹筋 鍛え方 女性 初心者」というキーワードを選んで記事を書いても、男性客は集められません^^;
その場合は、「腹筋 鍛え方 簡単」というキーワードを選んで、腹筋の鍛え方【自宅で簡単にできる方法をトレーナーが解説】」という記事を書いた方が良いです。
あなたの発信している内容や集客したい人に合わせたキーワードを選びましょう!
積極的にロングテールキーワードを狙う
月間平均検索ボリュームは、10〜1,000程度のキーワードを狙うのがおすすめです。
月間平均検索ボリューム0では需要がありませんし、1,000以上のミドルキーワードやビッグキーワードでは、競合に太刀打ちできない可能性があるからです。
キーワードプランナーは一つの目安に過ぎないので、月間検索ボリュームが10〜100程度でも、それ以上にアクセスが集まる可能性はあります。
そのため、積極的にロングテールキーワードを狙っていきましょう!
できるだけ多くのキーワードを組み合わせる
2語よりも3語、3語よりも4語と、できるだけ多くのキーワードを組み合わせるのがおすすめです。
読者さんの検索意図を想像しやすいので、濃い記事を書きやすくなります。
- 腹筋 鍛え方→自宅で鍛えたいのか?それともジムで鍛えたいのか?
- 腹筋 鍛え方 自宅→自宅でできる腹筋の鍛え方が知りたいんだ!
何より、「腹筋 鍛え方 自宅」という3語のキーワードで記事を書けば、「腹筋 鍛え方」という2語のキーワードで検索されたときにも、上位表示できる可能性があります。
できるだけ多くのキーワードを組み合わせて、上位表示を狙ってみましょう!
キーワードの競合調査をする
同じキーワードで記事を書いているサイトが多いと、上位表示が難しいです^^;
そのため、競合調査をして上位表示ができるかを判断しましょう。
競合が強すぎると判断した場合は、別のキーワードを狙うのも一つの戦略です。
Point
質の良い記事を量産したり、ブログの運営歴が長くなったり、アクセスが集まってくると、Webサイトの力(ドメインパワー)が強くなり、上位表示されやすくなってきます。
競合調査をせずに記事を書いても良いのですが、最初は競合の少ないキーワードを狙った方が集客はしやすいです。
競合調査のやり方は簡単です。
GoogleやYahooで狙うキーワードで検索をかけてみて、1ページ目に表示された記事を次の3点からチェックをします。
Check
・Webサイトの種類
・タイトルのキーワード
・記事の質
Webサイトの種類
大手企業サイト、専門性の高いブログ、巨大メディアなどがズラッと表示されている場合は、ドメインパワーが強くて上位表示は狙いづらいです^^;
僕はブログ運営を始めたばかりの頃、無料ブログがいくつか表示されている場合は、積極的に記事を書いていました。
無料ブログはドメインパワーが弱く、WordPressの方が上位表示がしやすいからです。
こんなふうに、Webサイトの種類で強さをある程度判断できます。
タイトルのキーワード
あなたの狙っているキーワードが、表示された記事のタイトルに含まれているかを確認します。
例えば、「腹筋 鍛え方 女性」というキーワードで検索をしたのに、上位表示された記事のタイトルには「腹筋」というキーワードしか含まれていないとしましょう。
その場合は「腹筋 鍛え方 女性」というキーワードで、女性向けの腹筋の鍛え方に特化した記事を書けば、上位表示ができる可能性があります。
Yahooの「条件指定」を使うことで、タイトルにキーワードが含まれている記事の数を確認できます。
Yahooにアクセスをして「条件指定」をクリックしてください。
キーワードを入力して「ページのタイトルを対象」を選択します。
「すべてのドメイン」にチェックを入れて、「検索」をクリックしましょう。
すると、タイトルにキーワードが含まれている記事の数と一覧が表示されます。
キーワードを追加することで、競合のWebサイトをグッと減らすこともできるんです。
もちろん、タイトルにキーワードが含まれていない場合も、上位表示される記事はあります。
検索順位は、「記事の質」「専門性」「運営歴」などを総合的に判断して決まるからです。
あくまでも参考程度に考えてみてください。
記事の質
質の高い記事とは、検索してきた読者さんのニーズを汲み取り、それを満たしてあげる記事です。
- タイトルと記事の内容が合っていない
- 読者さんの知りたい情報が入っていない
- コピペしたような記事で独自性がない
表示されているのがこのような記事だった場合、読者さんのニーズに応えた質の高い記事を書くことで、上位表示を狙える可能性があります。
ブログの記事の役割とは、読者さんのニーズを満たしてあげること。
記事の質が、一番大事な部分だと思ってください!
まとめ
キーワード選定とは、GoogleやYahooなどで読者さんが検索しそうな需要のあるキーワードを選ぶことです。
SEO集客を狙う場合には、キーワード選定を行いましょう。
次の工程はタイトル付けです!