自社商品を広めたい場合は、お客さんの「心の動き」を知ることが大切です!
お客さんが商品を知り、購入するまでには、段階的な心の変化があります。
その流れを表したのが、「マインドフロー」です。
マインドフローを理解すると、商品が自然と売れる流れを組み立てやすくなります^^
マインドフローとは?


愛犬ムース
ねぇWebマーケター。
マインドフローってなに?

ユウキ
お客さんが購入に至るまでの、心の変化を段階的に表したものだよ。
人は最初から「この商品が欲しい!」とは思いません。
「商品を知る」→「興味が湧く」→「調べてみる」というように、少しずつ気持ちが変化していきます。
ネットサーフィン中にたまたま見かけたWeb広告。
何度か目にするうちに気になり始め、いつしか口コミを調べて、最終的には「購入ボタン」をクリック。
こんな経験がありませんか?
僕はあります 笑
これぞまさに、マインドフローに沿って心が動いた結果なんです^^
マインドフローはなぜ必要なのか?


愛犬ムース
どうしてマインドフローを知る必要があるの?

ユウキ
お客さんの購買心理を理解することで、商品が自然と売れる流れを組み立てやすくなるんだ。
1.認知をしてもらうためにはWeb広告を打とう。
2.興味を持ってもらうためにはLP制作も必要だ。
3.行動をしてもらうためには無料特典も用意しよう。
こんなふうに、商品を販売するまでの工程を、段階ごとに組み立てられるようになります。
感覚ではなく、心の流れに沿って設定することで、お客さんの心は自然と動き出します。
僕も商品を販売するまでの工程は、マインドフローに沿っています^^
購買心理の7段階の紹介


愛犬ムース
マインドフローの重要性を理解したぞ!
それじゃあ早速、心の変化の流れを教えてくれ。

ユウキ
OK。
マインドフローにはいくつか種類があるけど、今回は有名な「購買心理の7段階」を紹介しよう!
商品を全く知らない状態からリピーターになるまでの流れを、7段階で表したものです。
段階 | 内容 |
---|---|
認知 | 「こんな商品があるんだ」と存在を知る段階。 例.Web広告や無料特典などを用意して、認知してもらう。 |
興味 | 「なんとなく気になるな…」と興味を持つ段階。 例.ランディングページで魅力を伝えて、興味を持ってもらう。 |
行動 | 「ちょっと試してみようかな…」と実際に動き出す段階。 例.無料特典の価値を伝えて、メルマガやLINEに登録してもらう。 |
比較 | 「他社の商品と比べてどうなんだろう?」と検討をする段階。 例.メルマガやLINEで信頼関係を築き、競合商品と比較してもらう。 |
購買 | 「これにしよう!」と購入を決断する段階。 例.販売ページで商品の提案をして、購入してもらう。 |
利用 | 「実際に使ってみよう!」と体験する段階。 例.アフターフォローで満足感を高めながら、利用してもらう。 |
愛情 | 「ぜひまた使ってみたい!」とファン化する段階。 例.感動体験を届けて、リピート・口コミ・紹介へとつなげる。 |
業界・ターゲット・商品などによって最適なモデルは異なりますが、購買心理の7段階はシンプルなので、幅広く応用できます。
マーケティング初心者から上級者まで扱えるので、ぜひご活用ください!
マインドフローの種類とは?


愛犬ムース
「購買心理の7段階」以外にも、マインドフローはあるんだよね?

ユウキ
そうだね。
有名どころだと次の3つがあるよ。
・AIDMA:マス広告が主流だった時代に広く使われていた、古典的で王道な型。
・AISAS:インターネットが主流になってから登場した、検索行動を取り入れた型。
・ULUSAS:SNSでのマーケティングに最適化された、好意と拡散を重視する型。
あなたのビジネスモデルに合わせて、使い分けてみると良いです^^
AIDMA
段階 | 内容 |
---|---|
Attention(認知・注意) | 商品の存在を知る段階。 |
Interest(興味・関心) | 商品に興味を持ち、調べ始める段階。 |
Desire(欲求) | 商品が欲しくなり、購入を検討し始める段階。 |
Memory(記憶) | 商品を購入するために、情報を記憶しておく段階。 |
Action(行動) | 商品を購入して、体験する段階。 |
購買心理の7段階を、よりシンプルにした型ですね。
販売や広告の専門家である「サミュエル・ローランド・ホール」が提唱した型で、1920年代から広まりました。
古くからある型ですが、基本を押さえているので今でも活用できます!
AISAS
段階 | 内容 |
---|---|
Attention(認知・注意) | 商品の存在を知る段階。 |
Interest(興味・関心) | 商品に興味を持つ段階。 |
Search(検索) | 商品を調べ始める段階。 |
Action(行動) | 商品を購入して、体験する段階。 |
Share(共有) | 商品の感想や体験を、口コミで共有する段階。 |
検索や共有を加えた、インターネットを中心とした型ですね。
広告代理店の「株式会社電通」が提唱した型で、2005年頃から広まりました。
検索ユーザーの動きを的確に捉えています!
ULLSAS
段階 | 内容 |
---|---|
UGC(ユーザー生成コンテンツ) | ユーザーがSNSで商品の投稿をする段階。 |
Like(好意) | 他のユーザーが投稿について「良いね」や「コメント」をする段階。 |
Search1(SNS検索) | SNS内で、商品を検索する段階。 |
Search2(Google・Yahoo検索) | GoogleやYahooで、商品や購入店舗を検索する段階。 |
Action(購買) | 商品を購入して、体験する段階。 |
Spread(拡散) | 商品の感想や体験を、SNSで拡散する段階。 |
SNSでのマーケティングに特化した型ですね。
デジタルマーケティング会社の「株式会社ホットリンク」が提唱した型で、2020年頃から広まりました。
好意や拡散を通じて、商品やサービスが一気に広がっていきます!
まとめ

お客さんの心は、段階的に動いていきます。
だからこそ、マインドフローを意識したアプローチが大切です。
心の変化を意識することで、自然と選ばれる導線を作りやすくなります^^
ぜひ活用してみてくださいね!