多くの人は、「できるだけたくさん商品・サービスを売りたい」と考えます。
しかし、売り上げが下がっても、商品・サービスを提供しない方が良い人がいます。
それが、期待値の高い人です。
理由はシンプルで、不満やクレームにつながる可能性が高いからです。
僕が商品・サービスを買うときの考え方

僕は、どんな商品やサービスを買うときも、期待しません。
・飲食→不味くても良い
・ゲーム→つまらなくても良い
・家電→使いづらくても良い
・コンサル→結果が出なくても良い
・投資→元本を失っても良い
例えば、口コミ評価の高い飲食店に行く場合、「美味しければ嬉しいな」という希望は持ちます。
でも、大前提として「不味くてもいいや」と思っています 笑
「きっと美味しいはず」と期待するのは、自分勝手な欲望ですからね。
だから、不味かったとしても不満を感じません。
むしろ、「自分と他者の評価は違うんだな」という学びを得られます。
僕は、どんな経験も学びとして捉えるので、「こんなことにお金を使わなければ良かった…」とは思わないんです。
期待値の高い人が商品・サービスを買うときの考え方

しかし、僕のように期待を手放している人は、せいぜい数%程度だと思います。
程度は違えど、商品・サービスに期待を抱く人は多いです。
ある程度の期待は仕方のないことですが、ごく稀に期待値が異常に高い人がいます。
・飲食→きっと美味しいはず!
・ゲーム→きっと面白いはず!
・家電→きっと使いやすいはず!
・コンサル→きっと結果が出るはず!
・投資→きっと儲けが出るはず!
あくまでも僕の体感ですが、数%ぐらいの人たちが該当します。
特にテイカー(「与えること」よりも「受け取ること」を優先する人)の人たちは、この傾向が強いです。
期待値の高い人は、自分が抱いた期待を下回ると、不満やクレームを言ってくる可能性が高いです。
もちろん、本来提供するはずの商品・サービスを提供していない場合は、不満やクレームを言われるのは仕方がないと思います。
例えば、コンサルティングで「60分のミーティングを計3回行う」という契約を交わしているに、2回しか実施していないケースなどですね。
しかし、期待値の高い人は、約束している範囲を超える価値を求めてきます。
自分の中の期待を基準に判断するため、どれだけ誠実に対応していても、不満やクレームにつながってしまうのです。
僕のような対人関係でストレスを抱えやすい人は、結構な精神力を削られると思います^^;
僕が商品・サービスを売るときの考え方

長期的な目線で見ると、期待値の高い人に販売するよりも、販売しない方がメリットが大きいです。
だから僕は、できるだけ期待値を高めずに販売するように心がけています。
結果が出るまでに時間が掛かることも正直に伝えますし、成果保証もしません。
お客さんの求める内容と、僕が提供できる内容が少しでもズレている場合は、買わないように勧めます。
販売ページにも、「こういう人は商品の購入をお控えください」と記載しています。
見方を変えれば、成約率を下げるために、販売ページを活用していると言えるかもしれません 笑
まとめ

期待値の高い人に商品・サービスを提供すると、かなり神経がすり減ります^^;
特に対人サービスを提供する場合は、その影響が顕著です。
だからこそ、「あえて売らない」という判断も、選択肢として持っておくことをおすすめします。