僕はRPGのドラゴンクエスト(通称:ドラクエ)が本当に大好きで、これまで全ナンバリング作品をプレイしてきました^^
実は、ドラクエの物語構造には、僕たちがビジネスやマーケティングを行う上で極めて重要なヒントが隠されています。
その一つが、主人公や仲間たちが立ち向かうことになる、宿敵「魔王」の存在です。
ビジネスやマーケティングの世界において、この魔王にあたる存在を「仮想敵」と呼びます。
そして、仮想敵を戦略的に使うことで、同じ志を持つ仲間との結束をより強固なものにできるのです。
魔王の存在が仲間との絆を強くする
ドラクエのストーリーは作品ごとに異なりますが、根底にあるのは「世界平和」という明確な目的です。
そして、世界平和という目的を達成するためには、その前に立ち塞がる魔王を倒す必要があります。
・理想の世界:皆が笑顔で暮らせる平和な世界
・立ち塞がる敵: 世界征服を目論む魔王
主人公は、魔王討伐の道中で同じ志を持った仲間を集め、共に理想の世界を目指します。
ここで重要なのは、「共通の敵」がいるからこそ、仲間との強い絆が生まれるという点です。
これはマーケティングの世界でも、全く同じことが言えます。
マーケティングにおける「仮想敵」とは、特定の個人や団体を倒すことではありません。
理想の世界へ到達することを阻んでいる、「誤った手法」「凝り固まった思い込み」「乗り越える必要のある課題」などを指します。
・理想の世界:自分が心から応援したい「素敵なお客さん」に囲まれ、感謝されながら長く事業を続けられる状態。
・立ち塞がる敵: 「これさえやれば結果が出る」という甘い言葉で誘惑をする、小手先のノウハウやテクニック。
共通の敵が定まることで、向かう方向が一つに定まります。
つまり、仮想敵を設定することで、仲間との絆が強くなり、理想の世界へと突き進むエネルギーが生まれるのです。
仮想敵の誤った使い方
ただし、仮想敵の扱いには注意が必要です。
「敵」という言葉の響きから、「倒す対象」や「攻撃の対象」と勘違いする人もいます。
特にやりがちなのは、個人や手段を否定したり、攻撃するような発言をして、自分を優位に見せようとすること。
たとえば、起業を勧める人がこんな発言をするパターンですね。
サラリーマンなんて、所詮は社畜に過ぎません。
経営者を目指した方が、自由で大金も得られます。
ここで問題なのは、サラリーマンを仮想敵に設定している点ではなく、サラリーマンの存在価値を否定している点です。
人や手段を攻撃することで自分を正当化する手法は、一見すると強そうに見えるかもしれません。
しかし、実際には大きなデメリットを招くことになります。
・信用を失いやすい
・攻撃的な人が集まりやすい
・周りに敵を作りやすい
信用を失いやすい
誰かを下げたり、攻撃するような発信を目にした人は、たとえ自分がそのターゲットでなくても、無意識に心のどこかで嫌な気分になります。
「この人は、自分の正しさを証明するために誰かを傷つける人なんだな」と思われた瞬間に、信用を失います。
攻撃的な人が集まりやすい
発信に使う「言葉」は、集まってくる人の質を決めます。
たとえば、誰かの活動を否定する発信で注目を集める場合、「人を攻撃するのが好きな人」や「負のエネルギーを持つ人」が、周りに集まってきやすいです。
ビジネスを続けていく上で、そんな人たちとずっと繋がっていたいとは思いませんよね?
僕が一緒に歩んでいきたいのは、自分や他者の存在を肯定できる「優しい人」です。
だからこそ、人や手段を攻撃するような言葉は使いません。
先ほど例に挙げたサラリーマンの話も同じです。
僕は現在、経営者として活動していますが、何不自由なく生活できているのは、社会の基盤を支えてくれているサラリーマンの方々がいるおかげです。
そうした目に見えない背景にまで想像力を働かせ、リスペクトと感謝の気持ちを持てる人。
僕は、そんな温かい価値観を持った方々とこそ、手を取り合って繋がっていきたいと考えているんです。
周りに敵を作りやすい
自分とは違う手法を教えている人がいても、そこには独自の「信念」があり、それを必要としている人が存在します。
たとえば、僕が教えているのは「Web集客」がメインですが、世の中には「リアル集客」に信念を持って取り組んでいる方もいます。
法律や道徳に反しているわけでもないのに、手法そのものを否定して、相手を嫌な気持ちにさせる必要はどこにもありません。
お互いを尊重し合い、それぞれの道を歩めば良いはずです。
自分の正当化のために否定を繰り返せば、あなたの周りには「敵」が増え続けることになります。
仮想敵の上手な使い方
では、どうすれば上手く仮想敵を扱えるのか?
僕はいつも、次の3つを意識しています。
・前提条件をつける:「こういう人には、◯◯はおすすめしません」と、対象を限定する。
・理由を説明する:「なぜなら、◯◯だからです」と、論理的に理由を説明する。
・代替案を示す:「その代わり、◯◯がおすすめです」と、新しい道筋を示す。
たとえば、僕は「人としてのあり方」を土台としたマーケティングやライティングを提唱しています。
この場合の仮想敵は、本質を無視して売り上げだけを追い求めるような、ノウハウやテクニックです。
「信頼を築く伝え方」と「信頼を失う伝え方」を比較してみましょう。
| 信頼を築く伝え方 | 信頼を失う伝え方 |
|---|---|
| 思考が整っていない段階で、テクニックだけを学んでも成果にはつながりにくいです。 家を建てる時と同じで、土台(思考)がしっかりしていないと、どんなに立派な柱(テクニック)を立てても、少しの風で崩れてしまいます。 ここで言いたいのは、テクニックが不要ということではなく、身につける「順番」が何より大切ということです。 まずは本質的な思考を一緒に磨いて、長く続くビジネスの強固な土台を一緒に作っていきませんか? | 世の中に出回っているテクニックを学んだところで、絶対に成果にはつながりません。 あんなものはただの小手先の誤魔化しであり、本質から逃げている薄っぺらい人たちが、自分を大きく見せるために使っているだけだからです。 ここで言いたいのは、テクニックは一切不要であり、教えている人間も総じてレベルが低いということです。 いい加減そんな無価値なテクニックを捨てて、本質的な思考を教える僕のところへ学びに来ませんか? |
同じ仮想敵でも、伝え方一つで印象がまるっきり変わるんです。
まとめ
仮想敵とは攻撃の対象ではなく、理想の世界へ辿り着くための「道標」に過ぎません。
大切なのは、敵を倒すことではなく、その先に広がる景色を「誰と一緒に見たいか」です。
あなたの理想に共鳴する優しい人たちへ届くよう、真心を込めた言葉を丁寧に選んでいきましょう!




