僕はよく、尊敬できる仕事仲間と勉強会をしています。

そのメンバーの中にスクールカウンセラーの先生がいて、とても印象的な話をしてくれました。

Note

これ、学校の教科書に載せてほしいぐらいの名言です。

たった三行の言葉に中に、事業や人生に通じる大切な考え方が詰まっています。

ラポールとは何か?

愛犬ムース

ねぇねぇ。
ラポールって何?

ユウキ

簡単に言うと、信頼関係を築くことだね。
心理カウンセラーがクライアントとコミュニケーションを取る際に、よく使われる考え方だよ。

有名なテクニックとして、次のようなものがあります。

Check

僕もむかし教わったことがありますが、これらは表面上のテクニックです。

テクニックも役には立ちますが、クライアントさんの幸福を願っていない場合、信頼関係は築けません。

例えば、僕が独身で、付き合いたい女性がいたとしましょう。

あらゆるテクニックを駆使して女性と付き合えたとしても、「相手の女性を幸せにしたい」という想いがなければ、長期的な関係性は築けません。

テクニックとは、本質があってこそ意味を持つのです。

ラポールの本質とは何か?

愛犬ムース

ところで、ラポールの本質って?

ユウキ

「相手の幸せを願って行動する」というのが本質だね。
最初に紹介した、スクールカウンセラーの先生が教えてくれた言葉の通りだよ。

Note

突き詰めて考えると、人はみんな幸せになりたいと思って生きています。

よほどの捻くれ者でなければ、「不幸になりたい」なんて思って人生を歩んでいる人はいません 笑

だから、「相手の幸せを願って行動すれば、信頼関係が築けて、人間関係は上手くいくよ」という話です。

例えば、僕は妻と2009年に出会い、これまでずっと一緒に人生を歩んできました。

喧嘩はしないですし、倦怠期もないですし、夫婦関係は良好です。

夜はいつも手を繋いで寝ます。

仲の良い理由はシンプルで、常に妻が幸せになれるように行動しているからです。

Example

妻が幸せに生きてくれることが、僕の幸せに繋がっています。

僕が妻に唯一求めるのは、「生きていてほしい」ということだけです。

そんなある日、妻が僕に言いました。

妻

ユウくんってさ、わたしへの接し方100点じゃん。
この接し方をお客さんにもすれば、ビジネスは上手くいくんじゃない?

ユウキ

・・・確かに。
それは盲点だったぞ。

よくビジネスの世界では、「ユーザーファースト」「相手目線」といった言葉が使われます。

これらを突き詰めると、「相手の幸福を願って行動する」という一点に集約されます。

「求めるのではなく与える」という姿勢ですね。

その結果として、2014年に起業してから今まで、事業を継続することができました。

少なくとも、この姿勢は間違っていなかったと感じています。

実際、僕の周りを見ても、結果を出している人は皆さん、与える精神に溢れています。

理由は至極単純で、与える人は好循環が生まれるからです。

与える人求める人
人に与える
↓
信頼される
↓
商品が売れる
↓
売り上げが伸びる
↓
余裕ができる
↓
さらに人に与える…
人に求める
↓
信頼されない
↓
商品が売れない
↓
売り上げが下がる
↓
余裕がなくなる
↓
さらに人に求める…

結果的に、見返りを求めずに与える人が最も得をして、周りに求めてばかりいる人が最も損をするのです。

ラポールを築けない人たち

愛犬ムース

簡単なことなのに、人間関係がギクシャクしている人は多いよね?
ビジネスだって、上手くいっていない人がたくさんいるし。

ユウキ

人間にはエゴ(自我)があるからね。
自分の幸せを優先しようとする人が多いんだ。

例えば、「パートナーの稼ぎが少ない」と不満を言う人。

その奥底にあるのは、「もっとお金を稼いで、自分を楽させてほしい!」という欲求です。

正直にいうと、僕や妻はこう思います。

妻

人に不満を言うくらいなら、自分でお金を稼いで、パートナーを楽にしてあげればいいじゃん!

しかし、世の中には「相手に幸せにしてもらおう」と考える依存体質の人が、一定数存在します。

こういう方は自分中心なので、人の文句や不満ばかりを口にします。

一緒にいると不快な気持ちになるため、ラポールを築けず、最終的には孤立しやすいです。

特に、自己肯定感の低い人ほど、他者に依存しやすい傾向があります。

自分で自分を満たせないため、周りに求めてしまうのです。

ラポールを築く相手は選べる

愛犬ムース

周りに求めてばかりいる依存体質の人に対しても、幸せを願って与えることが大切なの?

ユウキ

相手の幸せを願うこと自体は大切だよ。
ただし、与えるかどうかは別の話なんだ。

ここで大切なのが、「ギバー」「テイカー」という考え方です。

Check

これまで僕が話してきたのは、ギバーとしてのあり方です。

しかし、先ほども言ったように、世の中には「相手に幸せにしてもらおう」と考える依存体質の人が、一定数存在します。

それが、テイカーです。

Warning

極端な例をいうと、相手の幸せを願って優しく接していても、相手が暴力を振るってくるような人間であれば、心身ともにボロボロになってしまいます。

相手の幸せを願うこと自体は大切ですが、自分の身を守るためにも、相手に与えることをやめ、関わりを断つことも必要なのです。

このように、自分を犠牲にしながら他者へ貢献する人のことを「自己犠牲型ギバー」といい、自分を大切にしながら他者へ貢献する人のことを「他者志向型ギバー」といいます。

Point

僕と妻の関係がうまくいっているのは、妻もまたギバーだからです。

起業後、経済的に苦しかった時期もありますが、文句や不満を言われたことは一度もありません。

それどころか、「あなたは自分のやりたいことをやって生きてほしい。経済的に苦しいんだったら、わたしが外で働いても良いよ」と言ってくれました。

僕は妻の幸せを願って行動し、妻は僕の幸せを願って行動する。

お互いの行動はエゴに基づいておらず、純粋に相手の幸せを願う気持ちから生まれています。

この「相互性」があるからこそ、良好な関係が成り立ちます。

これは僕と妻の関係性に限らず、尊敬する仕事仲間や相性の合うクライアントさんも同じです。

「他者の幸福を優先するが、決して自分を犠牲にしない」という価値観が一致しているからこそ、心地良い関係性を築けています。

まとめ

相手の幸せを願って行動する。

それが、一番簡単なラポールの築き方です。

「求めるのではなく与える」という姿勢ですね。

ただし、与える相手は自分で選択しましょう。

その点を見誤らなければ、人生は楽になります^^