コンテンツ販売の価格の設定方法!値段はいくらがベスト?
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

- コンテンツ販売をしているのですが、価格の設定に迷ってします!
- 独自コンテンツを作ったけど、値段が決められません!
こんな悩みを抱えている場合は、当記事をご覧ください^^
コンテンツ販売(独自コンテンツ)の価格の設定方法を詳しく解説しました!
記事の信憑性
僕は2014年からWebマーケターとして独立し、Web上で多くの商品を販売してきました。
2018年には法人成りを果たし、現在もブログ運営や自社商品の販売で安定的な売り上げを維持しています!
当記事を読んで頂ければ、コンテンツ販売における適正な価格・値段の設定方法が身につきます!
Note
一般的にコンテンツ販売とは、文章・映像・音声などデジタルコンテンツ(無形商品)の販売を意味します。
(例:ブログの記事、Youtubeの動画、CDに録音した歌など)
当ブログではデジタルコンテンツに限らず、自分でつくった商品・サービスをWeb上で販売することを、コンテンツ販売と表現しています!
(例:書籍、コンサルティング、システムなど、有形商品も含む)
コンテンツ販売(独自コンテンツ)の価格の決め方とは?
夫よ。
コンテンツ販売に挑戦しようと思っているのだが、価格設定に迷っているよ。
独自コンテンツの値段は、いくらに設定するのがベストなんだい?
ふむふむ。
商品の価格設定は迷うところだよね。
最初に言っておくと、コンテンツ販売の価格設定に絶対的な正解は無いよ。
強いて言うならば、商品を販売する目的に合わせて設定するのがベスト!
…商品を販売する目的?
わかりやすく言うと、「フロントエンド」と「バックエンド」で価格の設定方法が変わるという意味だよ!
「フロントエンド」と「バックエンド」の詳しい説明は、下記の記事を読んでみて!
関連記事:ブログの売り上げを1年で11.3倍も伸ばした戦略を公開するよ!
フロントエンドの場合
フロントエンドとは、優良顧客やファンを集めることを目的に販売する低額商品のことです。
フロントエンドの商品は、購入者数が多くなる価格に設定するのがベスト!
例えば、フロントエンドの商品を500人に販売した場合で考えてみましょう。
パターン | 商品価格 | 購入者数 | 売り上げ |
---|---|---|---|
パターンA | 1万円 | 100人 | 100万円 |
パターンB | 5万円 | 50人 | 250万円 |
パターンC | 10万円 | 30人 | 300万円 |
パターンA、パターンB、パターンCを比べた場合、売り上げが最も高くなるのはパータンCの300万円です。
しかし、購入者数は30人と最も少なくなります。
対してパターンAは、売り上げが100万円と最も少ないです。
しかし、購入者数は100人と最も多くなります。
有料顧客やファンを集めるというフロントエンドの役割を考えるならば、購入者数が最も多くなるパターンAの価格を採用すると良いです!
自社の商品の良さを多くの人に知ってもらえる分、バックエンドの商品を購入してもらいやすくなります。
経験談
僕は以前、14,800円のフロントエンド商品を販売していました。
商品の質には自信があったので、5〜10万円で販売したいのが本音でした^^;
しかし「より多くの人に自社の商品を知ってもらいたい!」と思い、敢えて低めの価格設定にしました。
結果として100名以上の方に商品を購入して頂き、そのうちの約20名の方が、36万円のバックエンド商品を購入してくれました^^
なーるほど!
フロントエンド単体の売り上げを考えた場合、商品価格を5〜10万円に設定した方が利益は大きくなったかもしれない。
だけど、バックエンド込みで考えた場合、商品価格を14,800円に設定した方が利益は大きくなるのか!
うん。
フロントエンドの商品を購入し、ファンになってくれたお客さんが、バックエンドの商品を購入してくれるからね!
バックエンドの商品が控えている場合は、敢えて価格低めのフロントエンド商品を販売するというのも、一つの戦略だよ!
フロントエンドの商品を多くの人に購入してもらい、尚且つ売り上げも最大化したい場合は、アップセル・クロスセルという手法と組み合わせるのも効果的です^^
関連記事:ブログの売り上げを1年で11.3倍も伸ばした戦略を公開するよ!
Point
フロントエンドの商品は、購入者数が多くなる価格に設定するのが吉!
バックエンドの場合
バックエンドとは、利益を最大化することを目的に販売する高額商品のことです。
バックエンドの商品は、売り上げが最大化する価格に設定するのがベスト!
例えば、バックエンドの商品を100人に販売した場合で考えてみましょう。
パターン | 商品価格 | 購入者数 | 売り上げ |
---|---|---|---|
パターンA | 10万円 | 20人 | 200万円 |
パターンB | 50万円 | 15人 | 750万円 |
パターンC | 100万円 | 3人 | 300万円 |
パターンAは購入者数が20人と最も多いですが、売り上げは200万円と最も少ないです。
パターンBは購入者数が15人と少し減りますが、売り上げは750万円と最も多いです。
利益を最大化するというバックエンドの役割を考えるならば、売り上げが最も多くなるパターンBの価格を採用するのがベスト!
パターンCのように、商品価格が高いと少ない購入者数でも大きな売り上げに繋げやすいです。
しかし、あまりにも価格が高すぎて、商品が全く売れなければ本末転倒です。
経験談
まだ僕がビジネスを始めたての頃、120人のお客さんに42万円の商品を販売したことがあります。
結果、購入者数は3人でした。
約3万円のフロントエンド商品を購入してくれた10名の方のうち3名の方が、商品を買ってくれたんです。
フロントエンドだけでしたら30万円だった売り上げが、バックエンドだけでも126万円に伸びました。
購入してくれたお客さんには、非常に感謝しております( ´ ▽ ` )ノ
ふむふむ。
バックエンドではできるだけ利益を出すように、高い価格で設定したほうが良いのか。
でも、高すぎて売れなければ本末転倒だから、その辺りのバランスが難しいところですな!
うん。
バックエンドの商品を販売する場合は、フロントエンドの商品の質に加えて、メルマガにおける教育やセールスページの作り込みなどが重要になるね。
いかにお客さんとの信頼関係を築くかが、最大のポイントだね!
購入したお客さんに喜んでもらい、尚且つ利益を最大化する為にも、お客さん目線での対応を心がけ、値段以上の価値を与えるように商品を作りましょう!
Point
バックエンドの商品は、売り上げが最大化する価格に設定するのが吉!
フロントエンド・バックエンド関係なく商品を売りたい場合
フロントエンドとかバックエンドとか難しそうだから、とりあえず一つの商品を売りたい!
フロントエンド・バックエンドで商品を分けないで、一つの商品を売りたいです!
こんな人もいると思います。
その場合は、バックエンド感覚で利益が最大化する価格をつけると良いです。
価格の安い商品を大人数に販売するよりも、価格の高い商品を少人数に販売する方が楽だからです。
月の売り上げ目標が100万円の場合で考えてみましょう。
極端な例ですが、1個1万円の商品でしたら100人に販売する必要がありますが、100万円の商品でしたら1人に販売すれば目標達成です。
特にコンサルティングやコーチングなど、自分自身が商品となる労働型サービスを販売する場合は、なおさら高額の方が良いと思います。
販売者目線から見ると、高額の商品が売れた方がテンションが上がりますし、高いサービス料金を支払ってくれる意識の高いお客さんが集まってくれます。
購入者目線から見ても、低額よりも高額のサービスの方が安心できますし、一人に費やせるサービスの時間が長くなるので満足度が高まります。
経験談
僕もビジネスを始めたての頃、約10万円のコンサルティングを販売したことがありますが、価格が安かったために、お客さんの中には音信不通になる方もいました。
のちに約50万円に値上げをしたのですが、やはり高額サービスの方が礼儀正しいお客さんが多かったです。
一人のお客さんに対して使える時間も多いので、お客さんからの満足度も高かったです!
なるほど。
できるだけ価格を高く設定しほうが、販売者にも購入者にもメリットがあるんだね。
そうだね。
商品の安売りは避ける!
これが鉄則ですな!
Point
フロントエンド・バックエンドを分けずに一つの商品を販売する場合は、できるだけ高額で商品を販売するのが吉!
コンテンツ販売(独自コンテンツ)の適正価格は販売してみないとわからない?
フロントエンドは購入者数が多くなり、バックエンドは売り上げが多くなるよう、価格の設定をする!
…とは言うものの、購入者数や売り上げがどうなるかなんて、実際に販売してみないとわからないよね?
そうだね。
そのため、独自コンテンツを長期的に販売する場合、最初は気持ち控え目の価格で設定して、様子を見てから値上げをするのがおすすめだよ!
その理由は、値上げは気軽にできますが、値下げは気軽にできないからです。
例えば、独自コンテンツを10万円という価格で販売したとしましょう。
100人に販売したものの、購入してくれた人はたったの一人でした。
仮に5万円に値下げした場合、
きっと商品が売れなかったから、値下げしたんだろうな…。
とお客さんから思われる可能性が高いので、商品の価値が下がります。
更に10万円で購入してくれた方は、
あ…せっかく発売と同時に購入したのに、値段下がってる。
発売日に買わないで、いま買えば良かった!
とショックを受ける可能性が高く、信用を失うこともあり得ます。
そのため、最初は気持ち控え目で価格を設定をして、順調に売れそうであれば、徐々に値上げをしていくと良いです。
経験談
1年半に渡り19,800円で販売し続けた商品を、29,800円に値上げしたことがあります。
購入者数が減るのではないかとドキドキしたのですが、むしろ値上げ後の方が購入者数が増えました。
価格が高い方が、商品に価値があると思ってくれる人も多いです。
そのため、値上げをして購入者数が増えるというパターンも多々あります!
たしかに商品が値上げをすると、「この商品には値上げをするだけの価値があるんだ!」と思っちゃうな。
ディズニーランドの入場料も定期的に値上げをしているけど、それでもお客さんは減らないもんね。
サービスにそれだけの価値がある証拠だね!
商品やサービスを初めて販売する場合、価格を高額設定するのに抵抗があるかもしれません。
そんなときにも「5名限定のお試し価格!」という形で販売することで、実績がつくれますし、自信もつくと思います。
お試し価格で購入できる代わりに感想を頂けば、セールスページに「お客さんの声」として載せられます。
経験談
僕もブログコンサルティングを初めて販売したときは、実績作りや経験値を積むという意味で、一名限定5,000円という価格で募集しました 笑
クライアントの方は成果を出せて喜んでくれましたし、僕も自信がつきました!
そっか。
最初から○○人限定のお試し価格!という形で販売すれば、堂々と値上げができるもんね。
うん。
その場合は本当に値上げをしなければ信用問題に関わるけど(笑)、商品の価格戦略としてはおすすめだよ!
Point
長期的に商品を販売していく場合は、最初は気持ち控えめで価格設定をしたり、人数限定のお試し価格に設定するのが吉!
順調に売れるようであれば、値上げをしていきましょう^^
コンテンツ販売(独自コンテンツ)の価格を間違えた場合はどうすれば良いのか?
もしも商品の価格を高く設定しすぎて、全く売れなかった場合はどうすれば良いの?
やっぱり値下げをするしかないの?
その場合は、商品の価値を高めるように工夫しよう!
値下げは商品の価値が下がるから、どうしようもないときの最終手段だね!
商品の価値を高めるためには、具体的に下記のような対策が有効です^^
Check
・独自コンテンツのセールスページを書き換える
・独自コンテンツに新たな特典を追加する
・独自コンテンツのコンセプトを変更する
重要なのは商品を安売りするのではなく、商品の価値を上げることです!
セールスページで商品の魅力をアピールしたり、新たな特典を追加するだけでも、商品価値を高められます。
実際、僕はセールスページを何度か書き換えていますが、ヘッダーを変更したり、特典を追加するだけでも、同じ値段の商品でも成約率が変わります。
独自コンテンツのコンセプトを変更するのもポイントです。
あなたは「シュレッダーバサミ」という、紙を細かく切り刻むためのはさみをご存知でしょうか?

ホームセンターで見たことある!
実はこの商品、元々は「刻みのりバサミ」というのりを刻むための商品だったんだよ!
商品のコンセプトを「はさみのシュレッダー」に変えただけで、売り上げが何十倍にも跳ね上がったんだって!
こんなふうに商品の内容や価格を変更しないでも、コンセプトを変えただけで価値が高まり、売れる商品へと変化する可能性があります!
経験談
以前、個人向けにブログ集客の教材を販売していたことがあります。
1年間で100個程度売れる、そこそこのコンテンツでした。
商品の中身はそこまで変えず、ターゲットを事業者(個人事業主や法人)に変更したところ、1年間で450個以上も売れるヒットコンテンツへと変化しました!
意外と盲点かもしれませんが、コンセプトの変更は売り上げアップに繋がる可能性があります^^
どうしても値下げが必要な場合は、ダウンセルという手法も効果的です。
関連記事:ブログの売り上げを1年で11.3倍も伸ばした戦略を公開するよ!
商品の価値を下げずに価格を下げることができるので、検討してみてください!
Point
商品が売れない場合は、セールスレターやコンセプトの変更などを行い、商品の価値を高めるのが吉!
どうしても売れない場合は、ダウンセルを検討してみましょう!
コンテンツ販売(独自コンテンツ)の価格の設定方法まとめ
コンテンツ販売の価格設定は、フロントエンドとバックエンドの商品とで戦略が異なります。
フロントエンドの商品では購入者数が最大化する価格を、バックエンドの商品では売り上げが最大化する価格を設定するのがポイントです。
独自コンテンツを長期的に販売する場合、最初は気持ち低めで価格設定を行い、様子を見ながら値上げしていきましょう!
コンテンツ販売の基礎知識・作り方に関する記事は、下記にまとめました( ´ ▽ ` )ノ
順番に記事を読んで実践してもらえると、Web上で販売できる独自商品の作り方が身に付きます!
内容 | タイトル |
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