【自伝】超マイペースな内向型にんげんの生き方
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

2016年4月某日。
目にはクマができ、顔色は真っ青。
足取りが重く、今にも嘔吐する寸前。
ものすごく心配そうな顔をしている妻に見送られながら、僕は自宅の玄関を開けました。
今から、僕が所属している起業家コミュニティの合宿に向かいます。
あまりにも憂鬱で、3日ほど前から睡眠不足でした。
どうしてだろう…。
僕は無理に人と関わらず、のびのび自分のペースで生きる為に独立したのに、どうしてこんな面倒な人付き合いをしているのだろう…。
気の合わない人たちと丸一日も一緒にいるなんて、あまりにも苦痛で吐きそうだ…。
そんなことを考えながら、静岡県の旅館に向かいます。
これは、内向的な性格をしており、集団行動や人付き合いが苦手・嫌いな僕が、脱サラをして会社を設立し、新たな人生を歩み始める2019年までの出来事を描いた自伝です!
人間関係に苦しんでいる人や、内向的な性格で生きづらさを抱えている人が、
人間には、色んな生き方があるんだな!
こんな性格をしている人でも、人生楽しく生きられるんだ!
と、少しでも気持ちが楽になってくれればと思い、物語として発信することにしました( ´ ▽ ` )ノ
失敗体験やその時の心情などを、包み隠さず語っています。
全10章という長いストーリーとなっておりますので、気が向いた時にでも読んで頂けると嬉しいです!
ご覧あれ!
この物語では、僕の偏屈すぎる人間関係の考え方が全開になっています。
極端な意見も多々ありますが、「まぁこんな人間もいるよね」と思って読んでください 笑
第1章:内向型人間の誕生!
夫よ。
ついに本編がスタートだね。
うむ。
今回は僕の偏屈すぎる学生生活のお話だよ!
今回は自伝の第1章です!
章 | 題名 |
---|---|
第1章 | 内向型人間の誕生! |
第2章 | 2時間の監禁の末に…。 |
第3章 | なぜか主夫になる!? |
第4章 | 貯金0円の結婚生活。 |
第5章 | 心と体の崩壊! |
第6章 | 起業家付き合いの憂鬱…。 |
第7章 | 恐怖!税金の支払い! |
第8章 | 内向型社長の誕生! |
第9章 | そして新たな人生が始まる…。 |
第10章 | あなたに伝えたいこと。 |
僕は幼い頃から、人が当たり前にしていたことが、当たり前にできない人間でした。
特に顕著だったのが、学校などの集団生活です。
- 毎朝友達と待ち合わせて学校へ行くのが苦手。
- クラスのように大勢の人に囲まれた空間が苦手。
- 体育や部活動などの集団行動やチームプレイが苦手。
- 決められた時間に決められた授業を受けるのが苦手。
簡単に言えば、人付き合い・集団行動・縛られた空間などが、大の苦手・嫌いです。
3歳頃に親とダンス教室に通っていたのですが、みんなと一緒に踊ることがなぜか苦痛で、一人だけ踊らずに抵抗し続けていたことを未だに覚えています 笑
幼稚園の頃は、集団生活があまりに苦痛でしょっちゅう泣いていました。
小学校に上がってからも、環境や人間関係に生きづらさを感じることが多かったです。
特にクラス替えなど環境が大きく変わった時には多大なストレスを感じて、常に緊張状態が続いていました。
そんな性格をしているため、
皆、よく平然と学校に通えるな。
学校でさえ苦痛なのに、将来、会社でなんて働けるのだろうか…。
と、子どもながらに思っていました 笑
中学進学後は少しずつ学校生活に適応できるようになりましたが、部活動の経験は一度もありません。
そして高校時代、ちょっとしたトラブルが起こります。
高校に入学してすぐ、たまたま健康診断の検査に引っかかり入院しました。
よっしゃ!
これで堂々と学校休めるぞ!
と思いながら、意気揚々と入院したのを覚えています。
割とすぐに退院をしたのですが、学校に行くのが面倒だったので1学期を丸々休学しました。
僕の通っていた学校は、1教科でも出席日数が足りないと留年が決定します。
1学期を丸々棒に振ったので、2学期が始まった時点で、保険の授業を1日休んだら留年決定の状態でした。
ここで大問題が起こります。
2学期が始まってすぐに、僕の大好きなドラゴンクエストシリーズの新作が発売されたのです。
「ドラゴンクエスト8 空と海と大地と呪われし姫君」
その面白さに魅入られた僕は、学校そっちのけで必死にプレイしました。
神鳥レティスの上で暗黒神ラプソーンと戦っている時、担任の先生から電話が来ます。
ユウキくん。
今日の2限目に来ないと、進級ができないよ…。
すいません。
体調が悪いので、今日は行けそうにありません。
進級とドラクエを天秤にかけた結果、僕はドラクエを選びました。
留年が決定した日、クラスメイトから大量の留守電とメールが届いていました。
みんな、心配してくれてどうもありがとう。
だが実際は、家でドラクエをしていただけなんだ…。
ちなみに、僕の学年には600人ほどの生徒がいたのですが、この時の成績は学年で下から3番目でした。
10段階評価で美術だけが2で、その他の教科は全部1。
オール赤点です。
この成績だったら、諦めもつくね。
ここまできたら、オール1の方が良かったけどね 笑
そんなこんなで2回目の1年生がスタート。
側から見たら病気で留年した気の毒な男子生徒ですが、現実はただドラクエにハマって学校をサボっていただけの自堕落人間です。
自業自得以外の何者でもありません。
この頃から僕の心境に変化が現れました。
これまで親に迷惑をかけすぎているな。
僕の行きたい僕立の高校に進学させて貰ったのに、ドラクエのやりすぎで留年しているし。
一体どれだけの学費を無駄にしてきたんだ…。
これからは真っ当な人生を歩むようにしよう。
それからの3年間は真っ当に勉学に励み、成績も上位50位以内に食い込みました。
関わる同級生は全て1個下ですが、年齢のことは気にしない性格だったので(笑)、上手く溶け込んで学校生活を送っていました。
恐らくこの3年間で、コミュニケーション能力は大幅に向上したと思います。
そして無事に高校卒業!
高校を卒業した時、ようやく人として成長できたような気がしました。
幼稚園、小学校、中学校、高校と苦痛を感じていた僕にとって、大学は最高の学び場でした。
- 講義の選択が自由
- 学校へ行く時間も自由
- 付き合う人が自由
- 卒論のテーマが自由
- 服装も髪型も自由
高校までは学校が苦痛で仕方なかったのですが、大学は毎日通いたくて仕方なかったです!
そんなある日、友人の紹介で一人の女性と出会います。
今の妻です。
優しくて思いやりがある、純粋な女性でした。
出会った頃の妻に、
どうして、そんなに人に優しくできるんだい?
と質問をしたことがあります。
その時に妻は、
人の良い部分に目を向けるようにしているからかな。
と答えました。
妻は人の良い部分を見つけるのが、圧倒的に上手いです。
人付き合いや集団行動を苦手とする僕に対しては、
- マイペース
- 自己管理ができる
- 軸がある
- 意思が強い
- 人に流されない
- 継続力がある
と良い部分を見つけ、プラスに捉えてくれます。
人はどうしても、欠点に目を向けがちです。
わたしは、集団行動が苦手…。
俺の部下は、営業が下手くそだ…。
しかし、人の強みに目を向けて伸ばすことで、自分自身はもちろん、人の人生を豊かにできる。
わたしは集団行動が苦手だけど、一人でコツコツ作業をするのはすっごく得意!
俺の部下は、物腰が柔らかくて丁寧だ!
彼の良さを活かしてあげた方が、もっと成績が伸びるかもしれない!
妻と接していると、そんなことを感じました。
ふふふ…。
もっと褒めてくれて良いのだぞ。
大学生活での経験や妻との出会いによって、僕は自分の特徴を少しずつ理解してきました。
人から強制させられた環境では力が発揮できず、自分のペースでのびのび活動できる環境では力が発揮できる!
卒業論文は3年かけてじっくり研究し、表彰状までもらいました。
自分のペースで研究できるのが、楽しくて仕方なかったんです 笑
幼稚園・小学校・中学校・高校と、生きづらい学生生活を送ってきたけど、大学生活は最高だ!
これまでと打って変わって、順風満帆な大学生活を送るようになった僕。
しかし、この後に地獄のような日々が待っていることを、この時の僕はまだ知りませんでした…。