あなたは、「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」という言葉を知っていますか?
老師の格言である「授人以魚 不如授人以漁」に由来し、「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という意味があります。
僕の価値観の一つであり、豊かな人生を送るために大切な考え方です^^
そこで今回は、「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」という考え方について、紹介します!
「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」という考え方が大事な理由
人に依存せず、自立して生きる力が養われるからです。
例えば、無人島でAさんが空腹に苦しんでいるとします。
僕が魚をあげれば、Aさんは一日は生き延びられます。
しかし、自分で魚を釣れないので、僕に依存してしまう可能性が高いです。
一方、僕が釣り方を教えれば、Aさんはずっと生きられます。
自分で魚を釣れるので、僕に依存せず、自立して生きられるのです。
クライアントさんへのサービスでの応用
僕はブログ集客のやり方を教えていますが、「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」という考え方は常に意識しています。
例えば、クライアントさんから「ブログの記事が書けません」という相談を受けたとしましょう。
最も楽な方法は、僕が代わりに記事を書いてあげることです。
しかし、それだとクライアントさんのライティングスキルは成長しません^^;
お手本として書くのは有りですが、何度も繰り返すと「ユウキさんに頼めば記事を書いてくれる!」と、僕に依存してしまう可能性も高いです。
だから僕がやるのは、記事の書き方を教えること。
すると、クライアントさんはライティングスキルが身につき、自分で記事が書けるようになります。
やり方を教えることで、自立を促せるのです^^
僕は、ホームページやブログの制作代行をすることもあります。
代行の目的は、クライアントさん自身で運用できるようになるためです。
つまり、クライアントさんを成長させることが本質です。
主体性を育てることが大切
「魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ」という言葉からわかること。
それは、主体性を持って生きることの大切さです。
例えば、僕はコンサルティングを受ける場合、「コンサルタントが教えてくれる」という受動的な姿勢ではなく、「コンサルタントに教わりにいく」という主体的な姿勢で学びます。
受動的な姿勢 | 主体的な姿勢 |
---|---|
「相手が教えてくれるのを待つ」という、依存している状態。 結果、人生が上手くいかない。 | 「自分から質問や相談に行く」という、自立している状態。 結果、人生が上手くいく。 |
人を頼ること(主体性を持ち、相手に協力をお願いすること)は大切ですが、依存すること(主体性を失い、相手に全てを任せること)は危険です。
依存してしまうと、自分の人生を主体的に生きられません。
クライアントさんに教える場合も、僕が1から10までをすべて先回りして教えてしまうと、「自分が行動しないでも、この人は全て丁寧に教えてくれる」と、主体性を削いでしまう可能性があります。
だから僕は、教え方も工夫しています。
まずは必要なやり方を伝え、クライアントさんに行動してもらう。
わからないことや相談したいことがあれば、その都度連絡をもらう。
添削の際には、答えを教えるのではなく、改善点を伝える。
クライアントさんに考えてもらい、自分で答えに辿り着けるように導く。
こうすることで、クライアントさんは自立しやすいです。
主体性を育てるためには、やり方を教えるだけではなく、教え方も工夫しましょう!
まとめ
主体性を持って生きることは、何よりも大切です。
結果を与えるのではなく、結果を出すやり方を教え、サポートする。
そうすることで、人は自立して生きる力を養えます。
時間はかかりますが、長期的な視点で考えれば、成長することが大切ですね^^