僕は2014年に起業してから、文章で多くの商品やサービスを販売してきました。

セールスをするとき、すごく意識していることがあります。

それが、「言葉で人を操る」のではなく、「言葉で人を導く」という考え方です。

「操る言葉」と「導く言葉」の違い

操る言葉と導く言葉

僕は言葉には、次の2種類があると思っています。

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操る言葉

人を操る言葉は、支配や洗脳によって相手をコントロールします。

わかりやすいのが、過剰に不安を煽ったり、欲望を刺激して無理に商品を買ってもらうような方法です。

操る言葉

例えば、僕は以前、「AIだけでは生み出せない選ばれる文章術」という書籍を販売しました。

その書籍の中で、「文章を学ばなければあなたは必ず不幸になる」と恐怖を与え、「僕の言うことだけを聞けば成功できる」と依存させ、有料講座へ誘導すれば、確かに商品は売れるかもしれません。

しかし、そのようなやり方では、お客さんの人生が本当に良くなるとは思いません。

人を操る言葉は、相手の思考を停止させ、主体的に考える力を奪ってしまうからです。

お客さんのことを思うならば、言葉によって相手の人格を成長させ、自分の頭で考えた上でより良い選択をし、自発的に行動できるように導く必要があります。 

導く言葉

人を導く言葉は、相手の心を動かし、行動を促すだけではなく、その人自身の人間力を高めます。

お客さんに新たな気づきを与え、内側から意欲を引き出すことです。 

導く言葉

例えば、「AIだけでは生み出せない選ばれる文章術」では、商品を売るテクニックではなく、お客さんの人生が豊かになるための本質的な文章の書き方を伝えています。

つまり、「文章を学ばないと、あなたの事業は確実に停滞します!」と不安を過剰に煽ったり、「文章を学ぶことで、爆発的に売上が伸びて豪遊できます!」と欲望を過剰に掻き立てるのは、健全な言葉の使い方とは言えません。

「文章を学ぶのって、こんなにも素晴らしいことなんだ!お客さんはもちろん、社会全体を豊かにできるんだ!私も真剣に学んでみたい!」というように、気づきと意欲を与えるのが、僕の考える健全な言葉の使い方です。

まとめ

まとめ

人を操るのではなく、人を導く。

この意識でセールスをした方が、お客さんの人生はより良くなると思います。

こうしてお客さんの信頼を築けば、結果として売り上げも安定しやすいです^^