情報発信のベネフィットを決めよう【コンセプト設計その3】
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
今回はWebマーケティングにおける、コンセプト設計その3です。
- ベネフィットって何?
- ベネフィットがどうして必要なの?
- ベネフィットの決め方を知りたい!
こんな場合は記事をご覧ください。
情報発信のベネフィットの説明や決め方をまとめました。
記事を読んで実践してもらえれば、ベネフィットが明確になります!
これから情報発信する場合はもちろん、既に情報発信している場合も、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
はじめに – コンセプト設計の流れ –
次の順番で記事を読んで実践してもらえると、事業や情報発信のコンセプトが明確になり、集客力や販売力のアップに繋がります^^
講座 | タイトル |
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コンセプトについて | 情報発信のコンセプトを設計しよう【必要な4つのStep】 |
テーマの決め方 | 情報発信のテーマを決めよう【コンセプト設計その1】 |
ペルソナの決め方 | 情報発信のペルソナを決めよう【コンセプト設計その2】 |
ベネフィットの決め方 | 情報発信のベネフィットを決めよう【コンセプト設計その3】 |
ブランディングの決め方 | 情報発信のブランディングを決めよう【コンセプト設計その4】 |
今回はコンセプト設計その3「ベネフィットの決め方」です!
情報発信のベネフィットとは?
夫よ、質問があるぞ。
情報発信をするためには、何やらベネフィットの設定が必要らしいのだが…何それ?
ベネフィットとは、お客さんに与えられることだよ。
もう少しビジネス的な話をすると、「お客さんにどんな価値を提供するのか?」という意味になるね!
お客さんに与えられること?
例を見てみよう!
Example
・英会話を上達させるための情報を発信する場合→海外で楽しく英語を話せる未来
・筋トレやボディメイクの情報を発信する場合→心身ともに健康で腹筋が割れた未来
・夫婦仲が円満になる情報を発信する場合→夫婦関係が円満になり笑顔が絶えない未来
なるほど!
その人の情報を受け取ったり、商品を購入することで、どんな未来が得られるのか?ということだね。
その通り!
Point
ベネフィットとはお客さんに与えられることです。
メリットのようなものですね^^
情報発信になぜベネフィットが必要なのか?
でもさ、どうしてベネフィットが必要なの?
ベネフィットが明確な方が、集客がしやすくなったり、商品が売れやすくなるんだよ^^
例えば、夫婦関係がうまくいっていない人に、夫婦関係が良好になる情報を発信したり、カウンセリングを提供する場合で考えてみます。
次のAさんとBさん、どちらのカウンセリングを受けたいですか?
すっごくキラキラした、明るい未来が手に入ります!
夫婦関係が円満になり、お互いに尊重し合える間柄になれます!
この二人であれば、Bさんのカウンセリングを受けたいと思いますよね?
Aさんのベネフィットは漠然としすぎていて、カウンリングを受けてもどんな未来が待っているか想像ができません 笑
それに対してBさんは、カウンセリングを受ければ夫婦関係が円満になるという未来が想像できます。
ブログで情報発信をしている場合も、僕だったらBさんの情報を見たいと思います^^
Point
ベネフィットが明確だと、集客がしやすくなったり、商品が売れやすくなります。
だからこそ、お客さんに与えられる価値を明確にしましょう!
情報発信のベネフィットの決め方とは?
ベネフィットの重要性はわかったけどさ、どうやって決めれば良いの?
次の3つを考えてみると良いよ!
Check
・お客さんに与えられること・与えたいこと
・自分が解決できたこと・実現できたこと
・お客さんが解決したいこと・実現したいこと
お客さんに与えられること・与えたいこと
まずは、「こんな未来へ導ける!こんな未来へ導きたい!」というように、お客さんに与えられること・与えたいことを考えてみましょう。
美容の知識がものすごく豊富です!
お客さんをキレイにしたいという強い想いを持っています^^
こんな場合は「10歳も若く見えるメイク」というベネフィットを設定しても良いですね。
自分が解決できたこと・実現できたこと
また、「こんな悩みを抱えていたけど解決できた!」「こんな未来を夢見ていたけど実現できた!」というように、あなたが解決できたこと・実現できたことも考えてみましょう。
昔は痩せ型の体型で悩んでおり、細マッチョの体型に憧れていました。
正しい筋トレの方法や栄養管理を学んだことで、筋肉質で健康的な体つきになったんです!
こんな場合は「筋トレで細マッチョな体型へ」というベネフィットを設定しても良いですね。
お客さんが解決したいこと・実現したいこと
そしてすっごく重要なのは、「需要のあるベネフィットを設定する」ということです。
お客さんが解決したい悩みや、お客さんが実現したい未来を、ベネフィットとして設定してください。
どれだけあなたが熱い理念を持っていても、お客さんが望むベネフィットでなければ意味がないからです^^;
例えば、
わたしは外見に自信がなくて、人からダサいと言われることが多かったんです。
でも、ファッションセンスを磨いたらスカウトされて、今はモデルとして活動しています!
そこで「ファッションコーディネートに関する情報を、ファッションセンスがなくて悩んでいる人に提供して、モデルにスカウトされる未来へ導く」というベネフィットを設定しました^^
こんなベネフィットを設定しても、残念ながらあまり需要はないかもしれません^^;
その場合は、
「ファッションコーディネートに関する情報を、ファッションセンスがなくて悩んでいる人に提供して、外見も内面も自信に満ち溢れた未来へ導く」というベネフィットを設定しました^^
こんなベネフィットの方が、おそらく需要はあると思います^^
あなたが「どんな未来へ導けるのか?」「どんな未来へ導きたいのか?」はもちろんのこと、お客さんは「どんな悩みを解決したいのか?」「どんな未来を実現したいのか?」もよく考えて、ベネフィットを設定しましょう!
情報発信のベネフィットの決め方の例とは?
ベネフィットの決め方がよくわかったよ!
今回は例として、僕がベネフィットを決めるまでの流れを紹介するね^^
僕は人付き合いが苦手で、会社などの組織にも馴染めなかったので、生きづらさを抱えていました。
組織勤めからの脱却を志して、2014年に個人事業主のWebマーケターとして開業をします。
ところが、集客が上手くいかず、売り上げが安定しませんでした^^;
当時抱えていた悩み |
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集客が上手くいかずに売り上げが安定しない… 内向的な自分に自信が持てない… |
さらに当時は起業家同士の人付き合いも多く、自分と他者を比べて自信を喪失していました…。
経済的にも精神的にもボロボロの状態です^^;
「このままでは生活が成り立たない…とにかく行動しよう!」とひたすら勉強と実践を繰り返したところ、ようやく結果が伴い始めます。
実現・解決できたこと |
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集客や売り上げが安定して会社を設立できた 内向的な自分の強みに気付いて自信が持てた |
集客数や売り上げが大きく伸びたことで、株式会社を設立できました。
さらに心理カウンセラーのスクールで心のあり方を学んだり、ブログでの発信・動画コンテンツなどの作り込み・イラストの制作などに励むことで、自分の強みに気づき、自信が持てるようになったんです^^
現在は「昔の僕のように、集客や販売が上手くいかずに悩んでいる事業者さんや、生きづらさを抱えている人たちを助けたい」という想いを持って、情報発信や会社の経営をしています。
与えられる・与えたいこと |
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相性の合うお客さんが集まり、心穏やかに活動できる未来! |
Webマーケティングで事業を成長させることはもちろん、心も成長させることを、ベネフィットとして提示しています。
心のあり方を学んだことで、人生が豊かになったからです。
情報発信をしたり、アンケートを取ったり、広告を打ったりする中で、このベネフィットに需要があることもわかりました^^
ベネフィットを決めるまでの流れをもう一度まとめます。
当時抱えていた悩み |
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集客が上手くいかずに売り上げが安定しない… 内向的な自分に自信が持てない… |
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実現・解決できたこと |
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集客や売り上げが安定して会社を設立できた 内向的な自分の強みに気付いて自信が持てた |
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与えられる・与えたいこと |
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相性の合うお客さんが集まり、心穏やかに活動できる未来! |
ぜひこの流れを参考に、お客さんを導く未来である「ベネフィット」を設定してみてくださいね^^
Point
「お客さんに与えられること・与えたいこと」「自分が解決できたこと・実現できたこと」「お客さんが解決したいこと・実現したいこと」などをよく考えて、ベネフィットを設定してみましょう!
まとめ
情報発信のベネフィットとは、お客さんに与えられることです。
あなたの発信する情報や提供する商品を手にすることで、どんな未来を得られるのか?
これを明確にして、発信活動をしていきましょう^^
お客さんが喜んでくれそうな、魅力的なベネフィットを考えてみてくださいね!
下記の記事もぜひご覧ください。
講座 | タイトル |
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コンセプトについて | 情報発信のコンセプトを設計しよう【必要な4つのStep】 |
テーマの決め方 | 情報発信のテーマを決めよう【コンセプト設計その1】 |
ペルソナの決め方 | 情報発信のペルソナを決めよう【コンセプト設計その2】 |
ベネフィットの決め方 | 情報発信のベネフィットを決めよう【コンセプト設計その3】 |
ブランディングの決め方 | 情報発信のブランディングを決めよう【コンセプト設計その4】 |