商品が売れるかどうかは、「どんな内容を書くか」よりも、「どんな姿勢で書くか」で決まります。

厳密に言うと、文章を書く姿勢が、そのまま内容に反映されます。

ここでいう姿勢とは、大きく分けると次の2つです。

「主体的」であるか、「依存的」であるか。

今回は「主体的」と「依存的」という視点から、文章の書き方についてお伝えします。

「主体的」とは「依存的」とは?

「主体的な姿勢」「依存的な姿勢」

愛犬ムース

ねぇねぇ人間。
「主体的」とは「依存的」ってどういう意味?

ユウキ

主体的とは、自分の思考・行動・感情の責任を自分で引き受ける姿勢のこと。
一方、依存的とは、それらの責任を他者に委ねてしまう姿勢のことを指すよ。

愛犬ムース

・・・え、ごめん、わからん。
本当にわからん。

ユウキ

それじゃあ、具体例を見てみよう。

たとえば、職場で自分と目が合った後輩が、挨拶をしてこなかったとします。

このときの対応を、依存的な場合と、主体的な場合とで見ていきましょう。

依存的な対応

依存的な人は、こんな対応をします。

Note

愛犬ムース

極端な例だけど、こんな先輩がいないとは言い切れないね。

ユウキ

ここに依存的な要素がいくつも含まれているから、一つずつ見ていこう!

後輩なのに挨拶をしてこなかった。

「自分からではなく、相手から挨拶をすべき」という前提を持っています。

これは、相手の行動に自分の気分を委ねている状態です。

相手が自分の期待通りの動きをしなければ、不満や怒りが生まれる。

こういう人は、「相手が◯◯してくれない」と周りに不満を述べたり、「どうして◯◯してくれないの?」と相手を責める傾向があります。

「相手が◯◯すべき」という前提を持っていることで、すでに依存的な関わり方が始まっています。

相手に問題があるように見えても、実は本人の思考に問題があることは多いのです。

そのせいで朝から怒りを感じた。

「後輩が挨拶をしなかった」というのは事実です。

ただ、その事実をどう捉えて、どんな感情を持つかは、自分自身で選択しています。

中には、「今日はたまたま余裕がなかったのかもな」と捉えて、特に気にしない人もいるでしょう。

この例の場合は、「挨拶をしないのは非常識だ」と捉えて、「怒る」という感情を自分で選んだのです。

それにも関わらず、自分で選んだ「怒り」という感情を、後輩の責任へと転換しています。

後輩のせいで怒りを感じたのではありません。

自分が怒りを感じたことを、後輩のせいにしているだけなのです。

「なんで挨拶しないんだ」と怒った。

怒りという感情を使って、相手を自分の思い通りに動かそうとしています。

「自分を不快な気持ちにさせないため、おまえから挨拶をしてこい」と、相手に期待を押し付けている状態です。

これは、後輩の成長のために叱っているのではありません。

自分の欲求を満たすために怒りをぶつけているだけです。

自分の内面を変えるのではなく、相手の行動を変えようとしている。

主体性を放棄した関わり方と言えます。

主体的な対応

僕であれば、こんな対応をします。

Note

愛犬ムース

依存とは真逆だね。

ユウキ

一つずつの行動を解説するよ。

自分から笑顔で挨拶をする。

僕は、「自分は相手のために行動するが、相手は自分のために行動しない」という前提を持っています。

そのため、挨拶は自分からします。

「相手から挨拶をすべき」と考えるのは、自分勝手な欲望に過ぎないからです。

笑顔で挨拶をすれば、相手も安心します。

その姿を見て、次からは自分で挨拶をするようになるかもしれません。

挨拶が返ってきたら感謝する。

挨拶を返してくれたら、めちゃくちゃ感謝をします。

「おはようございます」という一言でも、相手が自分のために、時間と労力を使ってくれた行為だからです。

主体的な行動をする人の多くは、感謝の気持ちに溢れています。

自分が動くことが前提なので、相手がしてくれたどんな小さな行為にも、素直に感謝できるのです。

挨拶が返ってこなければ先輩として教育をする。

「挨拶は返した方が良いし、自分からした方が良いよ」と伝えます。

挨拶をした方が、心地良い人間関係を築きやすいからです。

しかし、相手が僕の言葉をどう受け取り、どう行動するかまではコントロールできません。

「先輩ヅラして指導なんてしやがって」と思われることもあるでしょう。

だから、「自分の課題」と「相手の課題」を分けて考えます。

後輩を教育することや、より良い伝え方を模索することは、僕の課題。

僕の言葉をどう解釈して、どう行動するかは、後輩の課題。

自分の課題とは向き合うが、後輩の課題までは背負う必要はない。

こうやって課題を分けて接するのが、主体的な関わり方です。

「主体的」な書き方と「依存的」な書き方とは?

「主体的な書き方」「依存的な書き方」

愛犬ムース

「主体的」と「依存的」に関してはよくわかったけど、これがライティングとどう関係してくるの?

ユウキ

読者さんとの向き合い方に、大いに関係してくるんだ。

依存的なライティング

依存的な人は、読者さんに期待を抱きます。

Note

愛犬ムース

後輩に期待を抱いている例と同じだね。

ユウキ

厳しい言い方をするけど、この時点でもうライティングは失敗しているんだ。
「この程度でも理解してくれるだろう」と、自分本位の文章を書いてしまうからね。

よくありがちなのが、無料オファーの渡し方です。

例えば、無料オファーで電子書籍をプレゼントしたとしましょう。

ユウキ

無料だし、読んでもらって当然だろう!

こう考え、メルマガやLINEの一通目で、「無料の登録特典です」とサクッと渡すだけになってしまう。

しかし、多くのお客さんは特典の価値を理解していないので、読んでくれない可能性は高いです。

ひどい場合は、「読んでくれない読者さんが悪い!」と、責任を外に置いてしまいます。

また、依存的な人は「相手が行動してくれて当たり前」と思っているので、読者さんへの感謝も薄れがちです。

その態度は文章にも現れるため、信頼関係を築くにくくしてしまいます。

依存的な姿勢で文章を書いても、良い結果には繋がりにくいのです。

主体的なライティング

僕が意識しているのは、圧倒的なまでの主体性です。

顧客に対して、一ミリたりとも期待を抱きません。

Note

愛犬ムース

顧客への期待が0ですな。

ユウキ

むしろ、「絶対に読まないし、絶対に理解しないし、絶対に動かない」ぐらいの感覚を持っているよ 笑
すべては、僕のライティングの実力にかかっているのだ。

大切なのは、自分の課題と向き合うことです。

もしも電子書籍が読まれなかった場合は、自分の伝え方が適切だったかを振り返ります。

どんな魅力があり、どんな結果を得られるのかを、丁寧に伝えます。

ブログの記事は、初心者さんが読んでもわかりやすいように書きます。

「どうすれば相手に響くか」を常に考えながら、言葉を選びます。

ステップメールから販売ページへリンクを送るときも、それまでのメルマガが読まれていない前提で書きます。

一度で伝わるとも、積み上がっているとも思わず、二重三重で策を打ちます。

徹底した主体的な姿勢を持つことが、文章の質を高めるのです。

ユウキ

そして、この記事を読んでくれているあなたには、心から感謝しています。
あなたの貴重な命の時間を削って、僕の文章を読んでくれているのですから!

どう設計して、どんな言葉で表現するか。

伝える努力に関しては、僕が責任を負う領域です。

この記事も、できるだけわかりやすく伝わるように、具体例を交えながら解説しています。

しかし、内容をどう受け取り、どう行動するかは、読者さんの自由です。

中には、「ユウキさんの記事を読んで不快になりました」という人もいるかもしれません。

表現には気を遣いますが、100人中100人が納得する記事を書くことはできません。

だからこそ、自分がコントロールできない領域までは背負い込まない。

これが、主体的なライティングの姿勢です。

まとめ

まとめ

主体的か、依存的か。

どちらの姿勢で文章を書くかで、結果は大きく変わります。

ぜひ一度、文章の書き方を見直してみてください^^