僕からしてみると社会が人に求める基準値が高すぎる問題
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
僕は常々「社会が人に求める基準値が高すぎるよな…」と思って生きています。
- 週5日も満員電車で会社に向かう
- 毎日8〜10時間程度は拘束される
- 嫌いな人や苦手な人とも我慢して関わる
- 場の空気を読んで人の意見に合わせる
- 仕事終わりは定期的に飲み会に参加
- 家族と一緒に過ごせる時間が短い
週5で学校に通うことすら苦痛を感じていた僕にとって、これをこなせる人をほんっっっとに尊敬します。
僕は幼稚園児や小学生の頃から、人がたくさんいる空間や集団行動が苦手でした^^;
子どもの頃から「おそらく将来、自分は会社では働けないだろうな…」と思っていたのですが、案の定まともに会社で働けなかったです 笑
そんな僕も考え方を変えたり、上手く対処をすることで、なんとか今では社会の一員として生きられるようになりました。
今回は「社会に上手く適応ができないな…」と思っている人に向けて、社会で生きやすくなるための、僕なりの考え方をまとめました!
社会に上手く適応できない場合の心理
過去の僕を含めて、社会に上手く適応ができない時の心理として、大きく次の3パターンに分かれると思います。
Check
A.社会に責任を押し付けるパターン
B.自分を責めるパターン
C.自分の課題と向き合うパターン
A.社会に責任を押し付けるパターン
「基準値が高すぎる社会が悪いんだ!」「社会不適合者に育てた親の責任だ!」というように、社会や他者に対して責任を押し付けるパターンです。
確かに僕も基準値が高すぎるとは思っていますが、責任を押し付けたところで問題は何も解決しません^^;
B.自分を責めるパターン
「社会に上手く適応できない自分はなんてダメな人間なんだ!」というように、自分を責めてしまうパターンです。
僕も昔は必要以上に責任を背負い込んでしまう傾向があったので、気持ちはすごくわかります。
しかし、問題は何も解決しませんし、最悪の場合は心を壊してしまう場合もあります。
C.自分の課題と向き合うパターン
「社会が人に求める基準値が高すぎるのは仕方ない。それならば、どうすれば自分は社会で生きられるようになるだろうか?」というように、自分の課題を明確にして対処法を考えるパターンです。
問題を解決できる最善の考え方ですね^^
僕も自分の課題と上手く向き合ったことで、なんとか社会で生きられるようになりました。
自分の課題と向き合う上で必要なこと
自分の課題と向き合う上で、特に重要だと感じているのが次の3点です。
Check
・期待値を徹底的に下げる
・「できないこと」は諦めて「できるフィールド」で活動する
・付き合う人を選ぶ
期待値を徹底的に下げる
まず大前提として期待値を徹底的に下げること。
関連記事:世の中の人たちは期待値を高く持ち過ぎていると思うのだ!
最初に言った「週5勤務」「1日8時間労働」「必要以上に場の空気を読む」「上下関係に厳しい」という数々ですが、僕からしてみれば何もできないのが基準です 笑
「こんなの社会人として当然でしょ!これをこなして一人前だ!」という人もいると思いますが、僕はできなくて当然、少しでもできれば素晴らしいと思っています。
だからできなかったとしても、自分を責める必要なんてありません。
僕は会社員に上手く適応ができなったため、2014年に独立をしました。
組織勤めをしないで生計を立てられるようになったのですが、周りの人から「その程度のレベルで満足なのかい?今の君は全然ダメだから、もっと努力をしなさい!」と言われたことがあります。
当時の僕はその言葉を真に受けて、
自分はなんてダメな人間なんだ…。
と落ち込みました。
これも期待値の高さが問題です。
知識やスキルのない状態から独立して生計を立てられるようになったにも関わらず、他者からの意見を真に受けて落ち込んでいます^^;
本来であれば「他人からどう言われようと、ここまでレベルが上がった自分を認めよう!…でも、今の自分よりも成長できれば、もっと素晴らしい人間になれる!」と、現状を一旦受け入れた上で成長する必要があったんです。
「今の自分を否定した上で成長する」のではなく、「今の自分を受け入れた上で成長をする」ということですね。
人は何かが足りないと思うから、生きるのが辛くなるんです。
Example
・年収300万円しかない→「年収300万円もある。ここから増やせる喜びを感じられる!」
・コミュニケーションが上手く取れない→「人と会話はできる。これから成長の喜びを感じられる!」
結局のところ、全ての物事は捉え方次第ですね。
「できないこと」は諦めて「できるフィールド」で活動する
人間には向き不向きがあるので、できないことがあって当たり前です。
できないこと・向いていないこと・苦手なことをやり続けるよりは、自分のできること・向いていること・得意なことを活かせるフィールドで活動した方が、生きやすくなると思います。
僕の場合、組織勤めでは上手く力が発揮できませんでしたが、一人社長として独立をしたことで、上手く力が発揮できるようになりました。
関連記事:逃げるは恥だが役に立つ【戦いやすい場所を選ぶのも大事です】
- 自宅で仕事が完結する
- 仕事の時間も休日も自由に決められる
- 相性の合う人とだけ関われる
- 無理に人に合わせる必要がない
- 飲み会や交流会に参加しなくて良い
- 家族といつも一緒にいられる
僕の場合、こんな環境の方が向いていたんです^^
時には逃げたり諦めたりして、自分に向いているフィールドに活動の場を移すことも大事だと思います。
付き合う人を選ぶ
人生は関わる人に大きく左右されると思っています。
マイナス思考の人とずっと一緒にいれば、自分もマイナス思考になりやすいですし、プラス思考の人とずっと一緒にいれば、自分もプラス思考になりやすいです。
僕が幸運だったのは、人に恵まれていたことです。
両親は僕を愛情を持って育ててくれましたし、妻は常に僕を応援してくれます。
中には批判的な人や価値観を押し付けてくるような人もいましたが、そういう人とは極力関わらないようにしてきました。
社会に上手く適応できない状態の時に「なんでそんなこともできないんだ!」と言われれば、「自分はダメな人間だ…」と落ち込んでしまうと思います^^;
そういう人とはできるだけ距離を置いて、肯定的な意見をくれる人と一緒にいるのをおすすめします。
「なるほどね!それじゃあこういう生き方も有りなんじゃないの?」と、あなたを受け入れた上で意見をくれる人や、「おぉ、良いじゃん!大変かもしれないけどやってみなよ!」と、厳しいながらもあなたのやろうとしていることを応援してくれる人のことです。
いきなり否定から入ったり、甘やかすだけの人ではなく、肯定的且つ厳しい人のことですね^^
関連記事:自己肯定感が低い内向的な人は、肯定する前に受け入れるのが大事!
人格が成長してくると、人の意見に左右されにくくなりますし、自分や他者に対して肯定的に接することができるようになります。
僕はこれまでに多くの人に助けられてきたので、今は自分が人を導けるような存在でありたいと思いながら、この記事を書いています 笑
まとめ
重要なのは自分の課題と向き合うことですね。
昔の僕は、社会に上手く適応できない自分を責めていました^^;
- これが当たり前の社会だし、弱音を吐いてはいけない…。
- 当たり前のことを、当たり前にできない自分に問題があるんだ…。
- 我慢をしてでも、無理やりにでも、社会に適応しなければならないんだ…。
でも、今の僕ならこう考えます。
- 人間には向き不向きがあるし、できないことや苦手なことがあって当たり前!
- 自分を責めたって、社会に期待をしたって何も変わらない!
- 今の自分を受け入れた上で、自分が活動しやすい環境で生きていくことが大事!
こう考えているからこそ、僕は経営者のWebマーケターという、自分に合った環境で活動しているんです^^
「これができて当たり前」ではなく「できなくて当たり前。失敗するのが普通」ぐらいの感覚を持って、自分の活動できるフィールドで自分のペースで進むことが大事かと思います。
参考になれば幸いです!