内向型は会社などの組織で働くことに向いていないのか?
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
- 会社や組織に馴染めないで、思うように力を発揮できない…。
- 内向的な人は会社などの組織で働くことには向いていないの?
- 内向型に向いている働き方を知りたい!
こんな悩みや疑問を持っている場合は、記事をご覧ください。
僕も昔から内向的な性格をしており、会社勤めが性に合わずに悩んでいました^^;
大勢の人たちがいる職場の居心地が悪い…。
ときおり開かれる飲み会が苦痛で仕方ない…。
今では独立をして悩みからは解決されたのですが、会社員しか生きる道がないと思っていた当時は死活問題でした 笑
そこで今回は「内向型は会社などの組織に向いていないのか?」「内向的な人にはどんな働き方が向いているのか?」について、詳しくまとめました。
記事を読んでもらえると、あなたに合った働き方が見つかります!
内向型は会社員として働くことに向いていないのか?
夫よ。
内向的な人には「自分は会社などの組織で働くことに向いていない…」と感じている人が多いような気がするんだけど、それはなぜだい?
たしかに、そんなイメージを持つ人も多いだろうね。
実際、僕も会社や組織で働くことに向いていないと思っているよ。
理由は、社会では内向的な人よりも、外向的な人が求められる傾向があるからだよ。
下記の記事でも詳しく解説していますが、僕たちの多くは内向型よりも外向型が理想であるという価値観を持ち、内向型よりも外向型が基準とされる社会で生きています。
誰とでも分け隔てなく仲良くなれて、みんなをグイグイ引っ張っていくような外向的な人間こそが出世できるよね!
いつも一人で読書をしているような内向的タイプよりも、みんなでワイワイ遊びに行くような外向的タイプの方が幸せそうだよね!
なんとなーく、こんなイメージを持っている人は多いと思います。
特に社会に出てからは、内向的な人よりも外向的な人が評価されるケースは多いです。
例えば、会社などの組織で出世をする人のことを考えてみてください。
こんな人たちが多くありませんか?
Example
・誰とでも分け隔てなく仲良くなれて、人脈をどんどん広げていく。
・行動力があり、新しい物事にどんどんチャレンジをしていく。
・チーム一丸となって、プロジェクトを進めていく。
いわゆる、外向的な人たちですね。
もちろん、全員が全員このような人たちではありません。
しかし、外向型タイプが上司にいることは多いと思います。
わたしが以前勤めていた会社も、全員こういうタイプの上司だったよ!
僕も会社員時代は同じフロアに3人の上司がいたんだけど、3人ともこのタイプだったよ 笑
まぁ、うちの会社が体育会系だったことも関係しているだろうけどね。
下記のような内向型タイプの上司は、あまりイメージがないと思います。
Example
・積極的に人とは関わらず、人脈も作らない。
・物事を深く考えて、慎重に行動する。
・一人で仕事に没頭して、黙々と作業を進めていく。
仕事や職種によってはこういった上司もいるでしょうが、比較的珍しいタイプかと思います。
あんまり見たことがないよね。
内向的な上司って、あまりイメージがないもんね。
外向的な人は、活発で自己表現が上手い傾向があります。
そのため、上司や部下とも気軽にコミュニケーションが取れ、会議では自分の意見を発言できる。
こんな強みを持つ人が多いです。
内向的な人は、自分の考えをしっかり持っている人が多いのですが、自己表現が苦手な傾向があります。
そのため、上司や部下とも上手くコミュニケーションが取れなくて、会議でも中々自分の意見が言えない。
こんな人も多いと思います。
特に内向的な人の多くが持っている下記の6つの弱点は、外向型優位の社会ではどうしても目立ってしまいます。
Check
・自己肯定感が低くなりやすい
・不安を感じやすい
・完璧主義になりやすい
・繊細すぎる
・競争が苦手
・人と関わるのを避けたがる
関連記事:内向型は弱みを受け入れると楽になる!【内向的な人の短所6選】
一つの物事を徹底的に追求する探究心を持っていたり、空気を読むのが上手だったり、内向型には特有の強みがたくさんあるのですが、外向型優位の社会では、どうしても内向型の欠点ばかりに目がいきやすいんです。
外向的な人は上司から評価されやすいため、出世のスピードも早い。
だから、外向型が上司になる可能性は高いです。
外向的な上司は内向的な部下の気持ちが中々わからないで、評価も悪くなる。
幼い頃から外向型優位の社会で育ってきた内向型は自己肯定感が低くなりがちなので、
俺は仕事ができない…。
わたしは会社からは求められていない…。
と思い込んでしまう人が多いのでしょうね^^;
会社などの組織では、内向型の強みには目を向けられにくいよね。
これぞ内向型あるあるですな。
僕も会社員時代は、組織に上手く馴染めずに悩んでいました^^;
僕は内向的な性格とは言え、コミュニケーション能力はそれなりに高いです。
大勢の前で話をするのは苦手ですが、1対1で尚且つ聞き手に回るのは得意でした。
そんな強みが功を奏したのか、会社の営業成績は良かったです。
しかし、仕事とは全く関係のないところで僕は自分自身の評価を下げていました。
それが、僕がこの世で最も苦手・嫌いな行事の飲み会です 笑
僕は大勢の人たちが集まる場所が大の苦手です。
飲み会はめちゃくちゃ緊張して、お酒を飲んでいなくても吐き気がします^^;
また、大勢の人がいると誰とコミュニケーションをとれば良いのかわからず、トイレに逃げ込みたくなります 笑
僕のいた会社は昔ながらの古い体質で、先輩からは「出世をするためには麻雀やゴルフを覚えた方が良い!とにかく先輩に気に入られるのが大事だ!」とアドバイスを受けました。
飲み会も頻繁に開かれますし、先輩いわく、飲みの場での言動も出世に響くようでした。
さらに最悪なのは、新人はお酌をしなければならないという暗黙の了解があります。
僕はお酌が苦手なので、「新人の癖に動きが悪い!」という感じで毎回のように怒らました^^;
一切お酌をしなかった同期が、先輩からブチ切れられて飲み会がお開きになっこともあります。
そのため「内向的な性格はできるだけ隠したい!」「成功するためには外向的にならなければ!」と考え、内向的な自分の気質や性格に蓋をしていました^^;
結局、会社などの組織で働くことに自分は向いていないと感じ、Webマーケターとして独立をしました。
会社などの組織に馴染めない場合はどうしたら良いのか?
たしかに、あなたの言うことは一理あると思う。
結局のところ、会社・組織に馴染めない内向的な人は、どうしたらの?
主な対処法としては、次の2つだね。
Check
・会社を変える
・働き方を変える
会社を変える
会社などの組織勤めが向いていない場合、会社を変えても意味がないんじゃないの?
そうだね。
ただ、「全ての会社が向いていないのか?」と言われれば、そうとは言い切れないよ。
自分の気質や性格に合った会社も、あるかもしれないからね。
例えば、僕の気質や性格はこんな感じです。
Check
・一人で仕事をするのが好き
・飲み会が死ぬほど嫌い
・体育会系が苦手
自分でも、内向型の度合いはかなり強いと思います。
それに対して、僕の勤めた会社の雰囲気はこんな感じです。
Check
・チームでの仕事が基本
・しょっちゅう飲み会がある
・体育会系の職場
どう考えても、僕の気質や性格と会社の雰囲気が合わないです 笑
しかし、下記のような会社だったら、僕の気質や性格には合っているかもしれません。
Check
・一人で黙々と仕事ができる
・全く飲み会がない
・穏やかな職場
こんな会社だったら、内向的な人の気質や能力を活かせるかもしれません。
なるほど。
自分の気質や性格に合っている会社か?
これが重要なんだね。
うん。
内向的な人にとって、会社を選ぶ際に下記の3つの要素はかなり重要だと思うよ!
Check
・自分の適性に合っている
・体育会系ではない
・仕事時間外での拘束がない
自分の適性に合っている
当然と言えば当然ですが、自分の適性に合った仕事に就くのがおすすめです。
例えば、人と話をするのが苦手・嫌いで営業職に就くというのは、中々のハードモードだと思います 笑
仕事をするのも苦痛だと思いますし、会社からの評価も上がりにくいでしょう。
僕の場合、人と話をするのが好きではないのですが、コミュニケーション能力はそれなりに高かったため、何とか営業成績上位を保てていました。
しかし、仕事内容も会社の雰囲気も苦痛で一年で辞めちゃいました^^;
今はWebマーケターという仕事をしているのですが、一人で黙々と作業をすることが得意・好きという僕の適性にバッチリ合っています。
もちろん、今は会社経営者という立場なので、会社員時代とは一概に比較はできません。
それでも、毎日20人近いお客さんと会っていた会社員時代と比べると圧倒的に楽です!
会社の雰囲気も大事だけど、仕事内容も大事だよね。
Webマーケターになった今は、対面営業なんて二度とやりたくないよ 笑
体育会系ではない
内向型は外からの刺激に敏感な傾向が強いので、できるだけ穏やかな職場がおすすめです。
僕が勤めていた会社は、体育会系寄りの古い体質の会社でした。
「新人は出勤1時間前にきて掃除をしなければならない!」「飲み会ではお酌をしなければならない!」
僕は朝が強いので寝坊したことは一度もありませんでしたが、始業10分前に到着した先輩は怒られていました^^;
飲み会も少しでも動きが悪いと説教をされるので、ほとんど参加しなかったです 笑
体育会系の職場は上下関係が厳しかったり、大きな声を出す人が多かったり、飲み会が強制参加だったり、内向型の気質はとは相性が悪いように思えます。
僕は人生で一度も部活動を経験したことがなかったため、体育会系の職場の雰囲気に馴染めませんでした。
体育会系ってあんまり良いイメージないけど、好きな人もいるんだよね。
野球部出身の外向型タイプの同期は、すっごい居心地が良いって言ってた 笑
仕事時間外での拘束がない
仕事後の飲み会や休日の交流イベントなど、時間外での拘束がない会社がおすすめです。
内向型は刺激に敏感で疲れやすいことに加えて、一人でゆっくり休むことでエネルギーを充電できる体質をしています。
飲み会や交流イベントなどが頻繁に行われると、疲弊してしまい体力の回復が追いつきません。
僕の会社では、仕事時間外での拘束がけっこう多かったんですよね^^;
飲み会はどうにかして断れたのですが、休日に行われる地域のお祭りやBBQなどのイベントなどは半ば強制参加でした。
今にしてみれば良い思い出ですが、当時は「家でゆっくり休みたいなー」と思っていました。
次の日が仕事なのに飲み会で23時に帰宅したり、日曜日なのに仕事関係者と顔を合わせたりすると、疲れが全く取れないんですよね^^;
今は職場が自宅なので、疲れれていれば一日中、愛妻と愛犬と一緒にゴロゴロして過ごせます 笑
わたしがお世話になっている美容師さんは、休日は絶対に外に遊びに行くって言ってた 笑
これもまた、内向型と外向型の気質の違いですな!
働き方を変える
働き方を変えるってどういうこと?
会社員や公務員ではなく、個人事業主や経営者やフリーランスなど、雇われない働き方に変えるという意味だよ。
実際、会社などの組織に馴染めなかった僕も、独立することでこれまで生きてこられたからね 笑
内向型が雇われない働き方が向いている理由については、下記の記事で詳しく解説しています。
関連記事:内向型(内向的な人)におすすめの働き方とは?【体験を基に解説】
僕は次のような価値観を持っていたので、会社などの組織で働くという選択肢を完全に捨てて、経営者という人生を選びました。
Check
・組織で働くよりも自分で会社を経営したい
・付き合う人間関係を自分で選びたい
・自宅でマイペースに仕事をしたい
仮に僕の気質に合っていて、能力を活かせる会社があったとしても入社はしません。
組織で働くこと自体が、僕の価値観には反しているからです。
何より、大勢がいる職場では心臓がバクバクしていましたし、飲み会は毎回寿命が縮むほどのストレスを感じます 笑
人には人の適性があるので、強みを活かせる環境に変えるのも重要な戦略です。
明らかに自分とは合っていない環境で頑張り続けるよりも、自分に合った環境に変えた方が仕事の生産性も上がるはずです!
個人事業主・フリーランス・経営者という選択肢を含めることで、より自分に合った働き方を選びやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください^^
会社や組織に向いていない場合の対処法まとめ
内向的な人たちは、会社という組織になかなか馴染めないで悩んでしまう人が多いです。
そんな時は「内向型だから会社に馴染めない!仕事ができない!社会で生きづらい!」とマイナスな方向に考えるのではなく、「内向型という自分の強みを仕事にどう活かすか?どうすればイキイキと社会で働けるか?」とプラスの方向で考えてみてください^^
仮に会社勤めが合わなかったとしても、今はインターネットのおかげで、個人で生計を立てられる時代です。
個人事業主・フリーランス・経営者という選択肢を含めることで、自分に合った働き方が見つかりやすくなります。
今回の記事が、あなたの働き方の参考になれば幸いです!