内向型は自己肯定感が低くなりやすい?【理由と高め方を解説】
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

- 内向型という自分の気質や性格を肯定できない!
- 内向的な人の自己肯定感が低くなりやすい理由を知りたい!
- 自己肯定感を高めて気楽な人生を送りたい!
こんな悩みや疑問を解決するのがこの記事です!
内向型人間研究家であり心理セラピストの資格を持っている僕が、内向的な人の自己肯定感が低くなりやすい理由と、自己肯定感を高めるための2つの方法をまとめました^^
この記事を読んで実践してもらえると、自己肯定感が高まり、自分に自信を持って生きられるようになります。
内向型の自己肯定感が低くなりやすい理由とは?
夫よ。
内向的な人って、なんだか自己肯定感の低い人が多い気がするんだけど、それには何か理由があるのかい?
自己肯定感とは自分自身を素直に受け入れる感覚のことなんだけど、確かに内向型は自己肯定感が低くなりやすいね。
内向型の自己肯定感が低くなりやすいのは、次の3つが大きな理由だよ!
Check
・外向型が理想という価値観を持っている
・外向型が基準とされる社会で生きている
・内向型は誤解されやすく理解もされにくい
関連記事:内向型(内向的な人)が社会で生きづらいと感じる4つの理由!
簡単に言えば「内向的な人間よりも外向的な人間の方が優れている!」という思い込みや環境により、内向型は自己肯定感が低くなりやすいんです^^;
学校では「たくさんの友だちをつくり、みんなで仲良く生活しましょう!」と教育し、仕事や事業で成功した人は「考えるよりもまず先に行動しろ!そして人脈が大事だ!」と説き、社会に出ればエネルギッシュで社交的な人が評価されやすく、世間では「内向的な人」=「コミュ障で根暗な人間」という悪いイメージが浸透している。
そんな環境で育ってきた内向型は、
自分は人とは違う…。
成功できないダメな人間なんだ…。
と自分を否定しがちになってしまいます。
実際、僕も昔は内向型という自分の気質や性格に自信が持てませんでしたし、「社交的でエネルギッシュな外向的な人間になりたい!」と思っていました^^;
しかし、実際は外向的な人と内向的な人に優劣はありません。
気質や性格や得意なことが違うだけです!
本来は自分を否定する必要もありませんし、もっと堂々と生きて良いのです^^
内向型の自己肯定感を高める方法とは?
なるほどね。
確かに外向型が理想だと思い込んでいる人は多いだろうし、世間でも外向的な人が評価されやすい風潮があるよね。
内向型にも素晴らしい強みが沢山あるにも関わらず、自分を否定して力が発揮でない。
それどころか、生きづらさまで抱えてしまう^^;
これは本当にもったいないことなんだ。
自分に自信を持ってイキイキと活動をしていくためにも、自己肯定感を高めていこう!
「自己肯定感を高めましょう!」と口で言うのは簡単です。
しかし、それを一瞬でおこなうのは難しいと思います。
人間には癖があるからです。
例えば、僕は右利きです。
ご飯を食べる時は右手でお箸を持ちますし、スマートフォンでメールを打つ時は右手を使います。
これらは全て無意識でおこなっており、意識しなければ左手を使いません。
右脳を使うために、歯磨きは左手でするのですが、慣れるまでには何ヶ月もかかりました。
自分を肯定するのも、これと同じようなものです!
何年も「内向的な自分はダメな人間だ」「自分は他人よりも劣っている」と自分を否定し続けてきた人間は、無意識に自分を否定する癖がついています。
毎日意識をして「内向的な自分は強みがたくさんある」「自分には価値があるんだ」と言い続けない限り、癖は治らないのです。
今から自己肯定感を高める方法をお伝えしますが、毎日おこなってください!
この記事を読んで自己肯定感が高まったとしても、それは一瞬です。
3日もすれば、また自己肯定感の低い状態に戻ってしまいます^^;

だからこそ、毎日おこない、自分で自分を肯定する癖をつけましょう!
わかった!
毎日実践するよ^^
OK!
自己肯定感を高めるために大事なのは、次の2つだよ!
重要なのは「自分に対する期待値を低く持つこと」と「自分と他人とを比較しないこと」です。
Check
・自分と他者に優しくする
・自分と他者の期待値を低く持つ
・自分と他者を比較しない
自分と他者に優しくする
前に仕事仲間から、
ユウキくんって、人に優しくて自分に厳しいよね?
と言われたことがあります。
僕は自分にも他者にも優しくがモットーです 笑
まず「優しさとは何か?」ですが、僕は肯定的な厳しさを持つことが本当の優しさだと考えています。
こちらの図をご覧あれ!

Check
A:肯定的で厳しい
B:肯定的で甘い
C:否定的で厳しい
D:否定的で甘い
僕の基準では、「厳しさ」の反対は「優しさ」ではなく「甘さ」です。
そして本当の優しさはAだと思っています。

Example
A:自分は価値のある人間だから、自分に与えられた仕事をしっかりこなそう!
B:自分は価値のある人間だから、社会貢献なんてしなくても良いよね!
C:自分は価値のない人間だから、せめて社会には貢献できるような人間でありたい…。
D:自分は価値のない人間だから、自宅でゲームだけをして生涯を終えよう…。
縦線が「自身軸」で横線が「自立軸」です。

親から「あなたは生きているだけで価値があるんだよ!」と肯定的な言葉を多くかけられた子どもは、「自分は価値のある人間!何をやっても上手くいく!」と、自己肯定感が高く自身満々に成長しやすいです。
「自分のことは自分でしなさい!」と厳しく育てられた子どもは、「一人の人間として自立をして、社会に貢献しよう!」と、自立心の強い人間に成長しやすいです。
反対に、否定的な言葉を多くかけられた場合は自己肯定感が低くなりやすいですし、甘く育てられた場合は自立心の低い人間に成長しやすいです。
僕はありがたいことに、家族からめちゃくちゃ愛されて育ちました。
昔は内向的な性格に自信が持てず、自己肯定感が低い時期もありましたが、「自分には価値がない」とまでは思いませんでしたし、起業をしても自分なら上手くいくだろうという自信もありました。
おそらく、親が肯定的に育ててくれたおかげだと思っています。
外向型が理想という価値観を持っていたり、外向型が基準とされる社会で生きている内向型は、どうしても自己肯定感が低くなりがちです。
僕も昔はそうでしたが、
内向的な自分はダメな人間だから、外向的な人間にならないと!
もっと積極的に人と関わっていく、そんな人間にならないとダメだ!
というように、否定的な厳しさを持ってしまうんです。

これでは自己肯定感が低くなり、生きづらさを抱えやすくなってしまいます^^;
実際、僕も昔は頭の中で自分を否定して厳しく接していました。
これでは、生きづらくなって当然だと思います。
内向的な自分でも全然OK!
この強みをどう社会に活かそうかな?
わたしには強みがたくさんある!
人と無理に関わらないで、個人で仕事をするスタイルのほうが力を発揮できるかも!
と肯定的な厳しさを持つほうが、有益な思考なんです。
僕は自分を肯定して、自分の強みに目を向けるだけで、むちゃくちゃ生きるのが楽になりました^^
そしてもちろん、自分だけではなく他者にも優しさを持って接してあげることで、相手の自己肯定感もアップして、人間関係も上手くいきやすくなります!
自分の部下が仕事で失敗をしてしまった場合も、
こんなミスをするなんて、お前は無能でダメな人間だな…。
二度と同じミスをしないように対策をしておけよ!
と否定的で厳しい声をかけるよりも、
誰だって失敗はするし、これは君が成長するための良い機会だよ!
同じミスをしないように、対策を考えようね!
と肯定的で厳しい声をかけたほうが、明るい気持ちになれますよね?
つまり、自分とコミュニケーションを取る際には、「どんな言葉をかければ自分が喜ぶのか?自分が成長できるのか?」を考える。
他者とコミュニケーションを取る際には、「どんな言葉をかければ相手が喜ぶのか?相手のためになるのか?」を考える。

これが、自分に優しく人に優しくです!
ちなみに、「肯定的な甘さ」が時には必要な場面もあります。

例えば、風邪をひいて力が発揮できない時には「いまはゆっくり休もう!」と声をかけてあげた方が有益です。
人から悩みや愚痴を相談された時も、
いや、君の考えは間違っている!
こう考えるの正しいよ!
と、ド正論を言うよりは(笑)、
なるほど。
それは確かに辛かったね。
その気持ち、僕もよくわかるよ。
でもさ、こんな考え方もできるんじゃない?
と、肯定的な甘さを交えた方が、コミュニケーションは上手くいく場合が多いです。
僕は姉がいるのですが、姉が結婚をするまでは恋愛相談をむちゃくちゃ受けてきました 笑
僕の意見を聞きたいというよりは、ただ悩みや愚痴を聞いてほしいという割合の方が圧倒的に多かったです 笑
自分にも人にも優しくすることで、自己肯定感が高まり、人間関係も上手くいくようになります^^
自分と他者の期待値を低く持つ
つぎに自分と他者の期待値を低く持つこと。
期待値とは、物事に対してどのぐらい期待しているかです。
Example
・世の中は辛いことよりも、楽しいことの方が多いだろう。
・人に悩みを相談したら、優しくアドバイスをくれるだろう。
・1ヶ月間も筋トレをすれば、3キロぐらい痩せられるだろう。
僕はこういった物事に対する期待を、期待値と呼んでいます。
そして自分に対する期待値や他者に対する期待値を0、もしくは極限まで0に近づけることで、自己肯定感が高くなりやすいです!

自分に対する期待値
自分に対する期待値を下げるとは、簡単に言えば「自分は何もできなくて当たり前!できたら凄い!」と考えることです。
まず大前提として、人は何もできないのが普通だし、失敗するのが普通です!
妻は以前、はじめてのケーキ作りに挑戦しました。
その結果、スポンジがパサパサの出来になってしまい、失敗したと落ち込んでいました。
僕からしてみると、全く失敗ではありません!
ケーキは完成していますし、何より初めての挑戦をしたこと自体が素晴らしいと思います。
ケーキを作り始めた時点で、凄いのです^^
ところが、世の中には「これぐらいできて当たり前」「成功するのが普通」と思っている人も多いですよね?
できなかったり、失敗したりすると、「なぜ自分はこんなこともできないんだ」「なぜこんな失敗をしてしまったんだ」と自分を責めてしまう。
これは、自分への期待値が高すぎることが原因だと思います。
これでは自己肯定感が下がってしまいますし、生きるのは辛くなります。
反対に、自分への期待値を下げることで、気楽に生きられるようになります。
例えば、料理を作ったら「料理が作れた!凄い!」と考える。
時間通りに起きられたら「時間通りに起きられた!凄い!」と考える。
腹筋が1回できたら「腹筋が1回できた!凄い!」と考えてみましょう^^
僕はこんなふうに「できなくて当たり前だけど、できたら素晴らしいよね!」と考えるようにしています!
高橋一生さんの主演ドラマで「世界は奇跡でできている」という作品があります。
そのドラマの中で、自己肯定感の低い歯科医師を演じる榮倉奈々さんに、高橋一生さんが言った言葉があります。
Note
高橋一生さん「僕はあなたの良いところを100個言えます。まず、朝起きられる。」
榮倉奈々さん「いやいや。そんなの誰でもできることじゃないですか!」
高橋一生さん「当たり前のことが当たり前にできるのは、凄くないんですか?」
参考元:世界は奇跡できている(制作:フジテレビ)より。
セリフは少し違うかもしれませんが、こんな流れだったと思います。
当たり前のことが当たり前にできるのは、凄いことなんです 笑
自分を褒めたり、自分の強みに目を向けたり、小さな成功体験を積み重ねることで、ありのままの自分を受け入れやすくなります。
もちろんこれは、「志を低く持つべきだ」とか「成長なんてしないで良い」と言っている訳ではありません。
現状を受け入れた上で、成長することが大事だと思っています。

自分への期待値を低くして、成長意識を持つことで、小さな成長を喜べるようになりました^^
例えば、僕はホームジムでほぼ毎日筋トレをしています。
一週間前にベンチプレス70キロを合計30回上げられていたのが、合計31回上げられただけでも、ものすごく嬉しいです!

目的や目標を達成することはもちろんですが、その過程での成長を喜べる状態が最高だと思います。
他者に対する期待値
自分に対する期待値だけではなく、人や社会に対する期待値も低く持つのがおすすめです!
人に対して「この人はこのぐらいのことをしてくれるだろう」と、期待値を高く持っている人はいますよね?
例えば、コンビニ店員は笑顔で接客するのが当たり前、旦那さんが仕事をしてくれるのは当たり前、奥さんが家事をしてくれるのは当たり前。
僕からしてみると、全然当たり前ではないです。
昔、海外旅行へ出かけたとき、店員さんは無愛想な人が多かったです。
それどころか、街中の時計の時刻がバラバラで、バスも時間通りに来ることなんて、ほとんどありません。
自分が当たり前だと思っていたことが、全く当たり前ではないことに気づきました。
その結果、コンビニ店員が笑顔で接客してくれた、バスが時間通りに来たなど、小さな出来事に感謝できるようになりました。
僕は妻に関して言えば、生きてくれているだけでありがたいと思っています。
だから毎日お礼を言っています。
料理を作ってくれてありがとう!
コーヒーを淹れてくれてありがとう!
1日家事をしてくれてありがとう!
妻もまた、僕に対して毎日感謝の気持ちを伝えてくれます^^
人に対する期待値を下げて、存在自体に価値があるのだと受け入れる。
そうすることで、あなたは小さな出来事に感謝ができるようになりますし、相手は自己肯定感が高まります。
妻は昔、自己肯定感が非常に低かったです。
常に人の顔色をうかがっていましたし、自分を否定しながら生きていました。
結婚して僕と何年も過ごしたことで、ようやく自分の存在価値を認められるようになったと言っています。
自分一人の時は自分自身に沢山の愛情を注ぎ、人と一緒にいる時は相手に沢山の愛情を注ぐ。

そんなイメージですね!
あなたも、自分を受け入れて肯定するのはもちろんのこと、大切な人を受け入れて肯定してあげてください。
期待値を下げるだけでも、生きるのがグッと楽になります^^
自分と他者を比較しない
そして自分と他者を比較しないこと
特に「外向型が理想である」という価値観を持った内向型は多いので、自分とは真逆のタイプの外向的な人と比較をして、落ち込んでしまう人は多いと思います。
人間は一人一人、生まれ持った素質も、育った環境も、価値観も、経験も、何もかもが違います。
自分と他人とを比較するのは、全くもって意味がありません。
例えば、僕は健康のためにホームジムで筋トレをしています。
ベンチプレスは70キロを12回程度上げられます。
ベンチプレス100キロを軽々と上げられるボディビルの選手と自分とを比較して落ち込んだところで、意味がないですよね?
彼ら・彼女らとは目指す目標も違えば、レベルも違うからです。
もちろん、自分よりも結果の出ている人と比較をして、「自分もこのやり方を真似してみよう!」「自分もこの人の考え方を取り入れよう!」と、分析することは大事だと思います。
それは、より良い結果を出すために比較するだけであって、落ち込む必要は微塵もありません!
どうしても比較をしたいのであれば、過去の自分と比べてください。
僕であれば、筋トレを始めた2017年のときの自分ですね^^
最初は40キロしか上げられなかったベンチプレスも、現在は70キロ以上も上げられるようになりました。
2017年の自分と、現在の自分を比べても、成長できているので大満足です!
あなたがいま比較をするのは、この記事を読む前のあなたです。
あなたは「自己肯定感の低い自分を変えたい!」と思い、この記事を読んでいるのだと思います。
問題を解決するために記事を読むという行動をして、知識も身につけています。
今のあなたは、10分前のあなたよりも成長しています。
あなたが確実に一歩前進しているのは僕が保証するので、自信を持ってください!
他人と比較するのではなく、過去の自分と比較をする。
できない部分に目を向けるのではなく、できるようになった部分に目を向ける。
そうやって自信を蓄積していった方が、有意義ですよ!
内向型の自己肯定感が低くなりやすい理由と高め方まとめ
- 外向型が理想という価値観を持っている
- 外向型が基準とされる社会で生きている
- 内向型は誤解されやすく理解もされにくい
こういった理由から、内向型は自己肯定感が低くなりやすいです。
しかし、内向型と外向型に優劣はないので、自分を否定する必要はありません!
自己肯定感を高めるためには、次の3点を意識してみてください。
Check
・自分と他者に優しくする
・自分と他者の期待値を低く持つ
・自分と他者を比較しない
僕は優しい言葉をかけるようにして、期待値を低く持って、人と比較しなくなってからは、生きるのがグッと楽になりました^^
毎日おこなって、自分を肯定するクセをつけましょう!