先日、妻と一緒に映画館に行きました。
上映を開始してから5分後。
映画館を出て、カフェでコーヒーを飲みました 笑
この行動には、事業に大切な考え方が詰まっているので、理由を解説します!
既に使ったお金や時間は戻ってこない
僕と妻は、映画を最後まで観るかどうかは、冒頭5分〜10分程度で決めることが多いです。
つまらないと感じたら、すぐに観るのをやめます。
理由は、時間がもったいないからです。
別の映画を観たり、仕事をする方が有意義だと思います。
しかし、「チケット代が勿体無い!」という理由で、映画を観続ける人は案外多いのではないでしょうか?
ポイントは、映画の内容がどうであれ、既に支払ったチケット代は戻ってこないという点です。
これを経済学では 、「埋没費用(サンクコスト)」 と言います。
つまり、支払ったお金に引きずられず、これから得られる価値で判断することが大切です。
今回は、上映開始5分でつまらないと感じました^^;
そこで、残りの上映時間をAとBのどちらに使うか、天秤にかけたんです。
A.面白くなる可能性に賭けて、映画を観続ける。
B.すぐに損切りをして、カフェでコーヒーを飲む。
「映画が面白くなることはないだろう!」と判断し、カフェにコーヒーを飲みに行きました 笑
事業や投資にも応用できる
この考え方は、事業や投資にも応用できます。
例えば、あなたが30万円の自社商品を広めるため、1ヶ月に10万円の広告費を使ったとしましょう。
3ヶ月間広告を運用したものの、商品は一つも売れず、広告費は30万円の赤字になりました。
この場合、あなたはどう判断しますか?
A.商品が売れることを信じて、今の広告を回し続ける。
B.今の広告はストップして、別の広告に切り替える。
僕ならBを選択します。
少ない損失で済みますし、別の広告に切り替えた方が、成果が上がる可能性が高いと思うからです。
「過去に使った30万円の広告費に引きずられずに、これから得られる価値で判断することが大切」
映画の話と同じですね^^
まとめ
人は「これまでに使ったお金や時間が勿体無い…」という感情で、判断しがちです^^;
でも、既に使ったお金や時間は返ってこないので、これから得られる価値で判断しましょう。
早めに見切りを付けた方が、損失は少なく済みますし、お金や時間も有効に使えます。
事業や投資をする際の、参考にしてもらえると嬉しいです!