起業家にとって、「自動化」という言葉は魔法のような響きを持っていると思います。

  • 自分が仕事をしていない間も売り上げが上がる
  • 労働から解放されて自由な時間が手に入る
  • 一度作った仕組みが24時間働き続けてくれる

これらは大きな魅力ですし、一つのビジネスの理想の形と言えるかもしれません。

しかし、僕はあえてお伝えしたいことがあります。

自動化は「手段」であって「目的」ではありません。

今回は、自動化を追い求めて廃人化してしまった、僕の苦い経験をお伝えします!

自動化の定義

まず、ビジネスにおける「自動化」を定義しておきましょう。

「集客」「教育」「販売」という一連の流れを仕組み化し、人の手を介さずに売り上げが上がる状態を作ることです。

Example

これらが上手く回れば、自動で売り上げが上がるようになります。

自動化の構築に力を注ぐ

僕は、2017年から2018年にかけて、自動化の構築にかなり力を入れました。

その理由は、対人関係に疲れてしまったからです^^;

コンサルティング業務や起業家仲間との付き合いに追われ、僕は心身ともに疲れていました。

そこで、「自分が動かなくても回る仕組み作り」に力を入れようと考えたのです。

徹底して仕組みを構築した結果、2018年の自動化による年間売り上げは9,201,910円を達成。

仕組みが24時間働き続けて、売り上げが発生するような状態になったのです。

自動化の果て

「自分が動かなくても回る仕組み作り」という目標は達成しました。

数字を見ても、大成功と言えるでしょうね。

しかし、当時の僕はまさに「廃人」のような状態でした^^;

理由は、自動化自体を目的にしてしまったからです。

本来、ビジネスの本質は「誰かの悩みを解決し、喜んでもらうこと」にあります。

自動化とは、その価値をより多くの人に、効率的に届けるための「手段」に過ぎません。

しかし、当時の僕は「いかに動かずに売り上げを上げるか?」という、自分中心の「自動化そのもの」を目的にしてしまっていたのです。

いざ目標を達成し、自由を手に入れた瞬間、突きつけられたのは残酷な問いでした。

Note

イメージとしては、若くしてセミリタイアし、情熱を注ぐ対象を見失ってしまった人のような感覚です。

「自由」を手に入れたはずなのに、心にはぽっかりと穴が開いたような、虚無感だけが残りました。

自動化の先にある志

虚無感の真っ只中にいた僕を救ったのは、恩師からの言葉でした。

「本来、ビジネスとは社会貢献のためにある。社会に何を与えたいのかを考えてみるといい」

その問いに向き合い、一度立ち止まって「自分のあり方」を見つめ直したとき、ようやく明確な目的ができました。

Check

これが、ビジネスを通じて実現したい理想であり、僕なりの社会貢献です。

今は自動化という基盤を持ちながら、コツコツと発信活動をしたり、新しいコンテンツ作りに励んでいます^^

自動化は手段であって目的ではない

誤解のないように言っておくと、僕は自動化そのものを否定しているわけではありません。

むしろ、自分や大切な人を守るための「リスク管理」としても、自動化は起業家にとって欠かせない仕組みです。

もし僕たちが体調を崩して動けなくなったときも、仕組みがあればお客さんに価値提供ができ、売り上げも守れます。

しかし、そこで忘れてはならないのが、「自動化の先にある目的」を明確に持つことです。

Point

自動化は、あくまでもあなたの理想を実現するための「手段」に過ぎません。

手段に振り回されるのではなく、その先にある本来の「目的」を見据えること。

あなたの「志」のために、賢く仕組みを使いこなしていきましょう!

まとめ

大事なことなので、最後にもう一度言います。

自動化は「手段」であって「目的」ではありません。

自動化で手に入れた貴重な時間を使って、あなたはどんな価値を提供しますか?

その答えを常に自分に問いかけながら、あなたの理想の仕組みを組んでみてくださいね。