僕は、中小企業さんや個人事業主さんが、真心を込めてつくった商品やサービスを、世の中に広めるお手伝いをしています。
でも実は、僕の事業には裏テーマがあるんです!
それが、教育の力でより良い社会を実現すること。
今日はそんな想いについて、少しだけお話しさせてください^^
問題を自分ごととして考えられていますか?
ちょっと真面目な話になりますが、僕は「社会の問題を自分ごととして考える大人」って、まだまだ少ない気がしています。
そのわかりやすい例が、選挙の投票率の低さです。
例えば、「景気が悪いなぁ…」「生活もしんどいなぁ…」と感じているのに、選挙に行かない人はたくさんいます^^;
僕は、自分の理想の社会を実現するために、会社の売り上げはしっかり伸ばしたいと思っています。
税金が高かったとしても、それが国民の豊かさにつながるのであれば、未来への投資だと考えて納めます。
そして、その大切なお金が、適切な施策に使われることで、社会の健全な循環につながります。
だからこそ、自分なりに調べて、「人々の暮らしが豊かになる」と思える政策を掲げている人に投票します。
少しだけでも調べて、少しだけでも動けば、社会が変わるかもしれない。
本来は、僕たち一人ひとりが「明るい未来を創る!」と、主体的な考え方を持った方が良いです。
でも、「自分には関係ない…」「全く興味がない…」と、他人事のように感じてしまう人が多いのでしょうね。
その背景には、「教育」が大きく関係していると思っています。
教育はどのような影響を及ぼすのか?
これはあくまでも僕の考え方ですが、日本の教育は、「主体性」や「自己肯定感」を育てにくい側面があると感じています。
・正解のある問いばかりを学び、正解のない問いを考える経験が少ない。
・周囲の空気を読みすぎて、自分の本音や意見を素直に言えなくなる。
・平均的であることや、みんなと同じであることが良しとされる。
・親や教師から、「人間はこうあるべき」という価値観を押し付けられる。
・謙遜が美徳とされるあまり、親が自分の子どもを下げるような言葉を使ってしまう。
今の教育現場は、少しずつ変わってきているのかもしれません。
しかし、僕たちが育ってきた環境には、まだまだこういった構造が色濃く残っていたように思います。
こういった環境の中では、主体性も自己肯定感も育ちにくいです。
そうなると、自ら挑戦することが減り、問題が起きたときには、周りや環境のせいにしがちになってしまいます。
僕が見る限り、日本人は真面目で勤勉です。
しかし、「勉強ができること」と「頭が良いこと」は、イコールではありません。
僕が思う頭の良さとは、物事を俯瞰で捉え、自分の頭で最適な答えを導き、実際に行動に移せることです。
素晴らしい資質を持っていながら、「自分で考えて動く力」が育っていないのは、本当にもったいないなと感じます^^;
悪しき教育の連鎖は断ち切る必要がある!
子どもはいずれ大人になり、人を教育する立場になります。
その時、自分が受けてきた教育を、無意識に再現してしまいます。
そして、また次の世代に同じような教育が繰り返されていく…。
教育の問題は、一代で解決できるものではなく、長く続く連鎖になっています^^;
だからこそ、どこかでその流れを断ち切る必要があるんですよね。
正直に言えば、僕は10代・20代の頃は自分のことで精一杯でした。
しかし、30代に入ってからは、次の世代のことを考えられるようになりました。
悪しき教育や風習は、僕たちの世代で終わらせたい。
子どもたちのため、そして日本の未来のために、まずは僕たち大人が有益な教育を受ける必要があります。
有益な教育は人生を変えるのか?
当然ながら、「10代の僕」と「今の僕」とでは、考え方や価値観がまるっきり違います。
10代の僕は、日常に感謝をすることは少なく、自分の感情や欲求に振り回されることも多かったです。
今の僕は、日常に感謝ができますし、自分の課題を認識し、社会全体の利益を考えて行動できるようになりました。
それは、まぎれもなく、僕に人としてのあり方を教育してくれた人たちのおかげです。
・家族からの愛情
・尊敬できる恩師の言葉
・数々の書籍との出会い
・カウンセラースクールでの学び
・挑戦や失敗からの気づき
教育によって、人生の見方そのものが変わったんです。
僕が大事にしている考え方に、「ペイ・フォワード(恩送り)」というものがあります。
これは、人から受けた恩を相手に直接返すのではなく、別の人に返すことで、その恩を広げていくという考え方です。
むかし観た映画の内容なのですが、なんとも素敵な循環システムだと思います 笑
僕がたくさんの人から学びや気づきを得て人生が変わったように、今度は僕が多くの人へ学びや気づきを渡していく番ですね^^
マーケティングは世の中を豊かにする!
僕はWebマーケターという立場で、商品やサービスを広めるお手伝いをしています。
しかし、単に「売る」だけではありません。
事業者さんの想いや理念、価値観、ストーリーを、社会へ広めていくことも、大切な役割の一つです。
つまり、それは「教育」とも言えるんです。
特に、ストーリーの力はとても大きいと思います。
漫画、映画、小説、ドラマ、ゲームなどのストーリーに感動し、価値観が180度変わった経験がありませんか?
ストーリーには、人の心を動かし、価値観や生き方にまで影響を与える、教育的な力があります。
僕も昔、自伝を書きましたが、想像以上に多くの方に読んでいただき、感想もいただきました。
それが、「ストーリーの力って本当にすごいな!」と気づくきっかけになりました。
例えば、ケーキ屋さんはケーキを売ることで、お客さんに幸せを届けます。
プラスαで想いやストーリーを伝えることで、そのケーキは、誰かの心を動かす存在になるんです。
多くの事業者さんが、良質な商品やサービス、そして想いやストーリーを届けていけば、社会はもっと豊かになると信じています。
僕が思い描く理想の世界とは?
僕が思い描く理想の世界は、「一人ひとりの個性が輝き、尊重し合い、笑顔があふれる社会」です。
その社会を実現するためには、質の高い教育が欠かせません。
僕は自社の商品・サービスを提供する人の業界を絞っていないので、さまざまな事業者さんが集まっています。
定期的にメルマガでワークやアンケートを実施しますが、人生で初めて関わる業界の人も多いです。
人に良い影響を与えられるような事業者さんを、僕は全力でサポートしたいと思っています。
そうすれば、各々の業界のレベルが上がりますし、何より社会全体が良い方向へと進んでいくはずです。
社会はときに残酷ですし、人は誰でも弱さや醜さを持っていると理解しています。
だからこそ、「きれいな社会を創りたい」と願う人が増えてほしい。
僕は、マーケティングの力で、そんな事業者さんたちの想いを広げていきたいと思っています。
まとめ
今の日本はモノにあふれ、暮らしはとても便利になりました。
社会問題は山積みですが、命の危険を感じるほどの場面は少ないと思います。
しかし、便利で平和な環境だけで、本当の豊かさが手に入るわけではありません。
むしろ、「便利なのが当たり前」「与えられて当たり前」「平和なのが当たり前」と感じてしまい、日々のありがたさに気づきにくくなっているのかもしれません。
大切なのは心の豊かさであり、それを育むためには「教育」が必要です。
日々のありがたさに気づき、自分の人生を主体的に歩んでいける人が、もっと増えてくれたら嬉しく思います^^