あなたは、自分や他者に期待をして生きていませんか?
期待をすると、自己肯定感が低くなりやすく、人間関係も悪化しやすいです。
期待を手放すと、自己肯定感が高くなりやすく、人間関係も良好になりやすいです。
期待をしないだけで、生きるのが凄く楽になります^^
そこで今回は、期待値0で生きている僕の人生観を紹介します!
期待とは?


妻
夫よ。
改めて聞くけど、期待ってなんだい?

ユウキ
簡単に言えば、欲望のことだね。
期待のわかりやすい例がこちら!
・1ヶ月間も筋トレをすれば、3キロは痩せられるはず。
・人に悩みを相談したら、優しくアドバイスしてくれるはず。
・世の中は辛いことよりも、楽しいことの方が多いはず。
そして、期待の度合いのことを、期待値と言います。
僕は、自分にも他者にも全く期待をしない、期待値0の生き方をしてきました。

期待をしない方が良い理由とは?


妻
どうして期待をしない方が良いの?

ユウキ
期待をしない方が、生きるのが楽になるんだ。
反対に、期待をすると生きづらさを抱えやすいよ。
「自分に対する期待」と「他者に対する期待」の2つに分けて説明します!
自分に対する期待
自分に期待をすると、自己肯定感が低くなりやすいです。
できなかったときは「なぜ自分はこんなこともできないんだ…」と責めやすく、できたときも「これぐらいできて当たり前だ…」と褒めにくくなるからです。
・できて当たり前
・成功して当たり前
一方で、自分に期待をしないと、自己肯定感が高くなりやすいです。
できなかったときは「できなくて当然だ!」と受け入れやすく、できたときは「できて凄い!」と褒めやすくなるからです。
僕はいつも、こんなふうに考えています。
・できなくて当たり前
・失敗して当たり前
僕は2019年に、人生初のフルマラソンに出場しました。
サブ5.5(5時間30分)以内の完走という目標に向かって2ヶ月間練習し、見事走り切ることに成功しました^^
挑戦する以上は目標を掲げましたが、

ユウキ
完走できるだけでも凄いよね。
たとえ失敗しても、挑戦しただけ偉い!
という気持ちでした 笑
自分に期待をしなかったおかげで、練習もすごく楽しかったですし、走り切ったときは自信がつきました^^
もしも期待をしていたら、

ユウキ
自分なら3時間以内に絶対に走り切れるはず!
こんな練習しかしていない自分はダメな人間だ!
と自分を否定し、挑戦が辛くなっていたと思います^^;
他者に対する期待
他者に期待をすると、人間関係が悪化しやすいです。
思い通りに行動してもらえなかったときは「なぜあの人はこうしてくれないんだ…」と不満を抱きやすく、思い通りに行動してもらえなかったときは「やってもらって当たり前」と感謝が薄れやすいからです。
・人は自分に優しくしてくれるのが当たり前
・店員さんは笑顔で接客してくれるのが当たり前
一方で、他者に期待をしないと、人間関係が良好になりやすいです。
期待をしない分、不満を感じませんし、少しでも良い行動をしてもらえれば、素直に感謝できるからです。
僕はいつも、こんなふうに考えています。
・自分は人に優しくするが、人は自分に優しくしてくれないのが当たり前
・自分は笑顔で接するが、店員さんは笑顔で接してくれないのが当たり前
僕は妻に関しては、生きているだけでありがたいと思っています。
だから毎日感謝の気持ちを伝えています。

ユウキ
料理を作ってくれてありがとう!
コーヒーを淹れてくれてありがとう!
1日家事をしてくれてありがとう!
妻もまた、僕に対して毎日感謝の気持ちを伝えてくれます^^
他者への期待値を0にすると、ありのままの相手を受け入れ、肯定できるようになるのです。
そして、どんな小さなことにも感謝できます。
妻は昔、自己肯定感が非常に低かったです。
常に人の顔色をうかがっていましたし、自分を否定しながら生きていました。
結婚して僕と何年も過ごしたことで、ようやく自分の存在価値を認められるようになったと言っています^^
期待をせずに気楽に生きる方法とは?


妻
確かに、自分にも他者にも期待をしないことで、生きるのが楽になるね。

ユウキ
うむ。
特に、次の2つを意識してみると良いよ。
・できなくて当然だと思う
・できることに目を向ける
できなくて当然だと思う
大前提として、人は何もできなくて当然ですし、失敗するのが普通です。
・料理を作れなくて当たり前。
・時間通りに起きられなくて当たり前。
・腹筋が1回もできないで当たり前。
僕は料理もあまりできませんし、この前は妻から「ハンバーグの火加減を見ていて」と言われて焦がしました。
自分へ期待している場合、「ハンバーグを焦がしてしまった…。自分は料理すらまともにできないのか…」というように、自己否定が起きやすいです。
でも僕は、「人は何もできなくて当然だし、失敗するのが普通」と思っているので、気にしません。
それに対して、妻は炊事・洗濯・家事を毎日こなしており、料理も上手いです。
世の中には「それが普通だよ」と言う人もいるかもしれませんが、僕からしてみると普通ではありません。
スーパー主婦ですし、女神のような存在なのです^^
妻は以前、はじめてのケーキ作りに挑戦しました。
その結果、スポンジがパサパサの出来になってしまい、失敗したと落ち込んでいました。
僕からしてみると、落ち込む必要は全くありません。
失敗して当たり前ですし、何よりも、新しいことに挑戦した時点で素晴らしいのです。
できることに目を向ける
そして、できることに目を向けてください。
・料理を作ったら「料理が作れた!凄い!」と考える。
・時間通りに起きられたら「時間通りに起きられた!凄い!」と考える。
・腹筋が1回できたら「腹筋が1回できた!凄い!」と考える。
自分や他者の、小さな成功や小さな成長に気づけるようになります^^
あなたは、「世界は奇跡でできている」という、高橋一生さんの主演ドラマをご存知でしょうか?
そのドラマの中で、自己肯定感の低い歯科医師を演じる榮倉奈々さんに、高橋一生さんが伝えた言葉があります。
高橋一生さん「僕はあなたの良いところを100個言えます。まず、朝起きられる。」
榮倉奈々さん「いやいや。そんなの誰でもできることじゃないですか!」
高橋一生さん「当たり前のことが当たり前にできるのは、凄くないんですか?」
当たり前にできることに目を向ける。
すると、自分や他者の強みや魅力に気づけるようになります^^
まとめ

僕も昔は、「自分なら成功して当たり前だ」「相手はきっと分かってくれる」と、自分や他者に期待することがありました。
その度に思うようにいかず、落ち込むことの繰り返し。
やがて、「期待とは、自分勝手な欲望であり、未熟さの表れである」と気づいたんです。
期待を手放してからは、「今日も筋トレができた」「相手が挨拶してくれた」「妻と犬と散歩ができた」など、日常の小さな出来事に幸せを感じられるようになりました。
自分にも他者にも期待をしないことが、日々を穏やかに生きるための最大のコツですね^^
YouTubeラジオでも、期待値を下げることの大切さを解説しました!