内向型とはどういう意味?【性格・特徴をわかりやすく解説】
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです( ´ ▽ ` )ノ

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- 内向型とはどういう意味?
- 内向的な人はどんな性格をしているの?
- 内向型の特徴を知りたい!
こんな疑問にお答えします!
内向型人間研究家の僕が、内向型の意味・性格・特徴などをまとめました^^
記事を読んでもらえると、内向的な人について詳しくなりますよー。
内向型の意味・定義とは?
夫よ、質問があるぞ。
わたしは人からよく「内向的な性格をしているね」とよく言われるんだけど、そもそも内向型・内向的な人ってどういう意味だい?
お、僕と同じ内向型仲間ですな 笑
内向型や内向的な人には明確な定義はないけど、ものすごく簡単に言えば「控えめで思慮深い」というイメージかな。
反対に外向型や外向的な人は「活発で行動派」というイメージだね。
内向型とは、人間の気質の一種です。
気質とは、持って生まれたその人の特性ともいえます。
1921年にスイスの心理学者であるカール・グスタフ・ユングが「内向型」「外向型」という言葉で性格理論を述べたことで、世の中に広まりました。
内向型とは「内向的」や「内向性」とも呼ばれ、外向型とは「外向的」や「外向性」とも呼ばれます。
内向型・外向型に対する明確な意味や定義は存在しません。
心理学者によっても、意味や定義は異なるからです。
ただし、最近では内向型と外向型には、脳の機能やDNAのレベルなど、科学的な点からも違いがあることがわかってきました。
それが、ドーパミン受容体の長さです!
ドーパミンとは、人間が快楽や幸福を感じたり、意欲を作ったり感じたりする物質だと思ってください。
そしてドーパミン受容体とは、ドーパミンの受け皿のようなものです。

内向型はドーパミンの受け皿が小さいため、外部からの刺激に弱いです。
外向型はドーパミンの受け皿が大きいため、外部からの刺激に強いです。

刺激の感じ方に違いがあるため、内向的な人は自宅でゆっくり過ごすなど刺激の少ない環境を好み、外向的な人は外で活発に活動するなど刺激の強い環境を好む傾向があります。
これが、科学的な観点から見た内向型と外向型です!
Point
内向型(内向的な人)は刺激に過敏な体質で、外向型(外向的な人)は刺激に強い体質である!
内向型に対する独自の考え方!
なるほど。
同じ人間でも刺激に強い人と弱い人がいるのは、このためなのか!
うん。
僕は独自の考え方として、内向型と外向型を、ファンタジーの世界に出てくる職業に分けて考えているよ。
具体的には、内向型が魔法使いタイプで、外向型が戦士タイプだね!
魔法使いは、本を読んだり知識を身につけたり、自分の内なる力を魔法という形に変えて、戦う傾向があります。
戦士は、強敵と戦ったり強力な武具を整えたり、外部からの力をエネルギーにして、戦う傾向があります。

もちろん、ファンタジーの話なので、一概に言い切れませんが、このようなイメージを持っている人も多いでしょう。
これが、内向型・外向型と非常に似通っています。
後ほど、内向型と外向型の特徴を詳しくお話ししますが、内向型は思慮深く物事を考えたり、自分の内側からアイディアやエネルギーを放出する傾向があります。
まさしく、魔法使いのイメージです!
外向型は積極的に外で活動をしたり、外部からの力をエネルギーに変える傾向があります。
こちらは、戦士のイメージです。
ただ、内向型・外向型の程度は人それぞれです。どちらの気質も持ち合わせている、両向型というタイプの人もいます。
剣術と魔術を戦況によって使い分ける、魔法戦士タイプのような人ですね。

ファンタジーの世界では、戦士も魔法使いも魔法戦士も、重要な役割を果たします。
戦士だけであれば、剣術の効かない敵には太刀打ちできませんし、魔法使いだけであれば、魔法の効かない敵には太刀打ちできません。
魔法戦士は剣術も魔術もバランスよく使えますが、剣術は戦士に及ばず、魔術は魔法使いには及びません。
人間の気質も、これと同じです。
自分の気質をよく理解して、自分を受け入れて、自分の適性にあった生き方を送ることで、人生は生きやすくなる。
僕はそう考えています^^

Point
内向型(内向的な人)は内側にためた力をエネルギーとして放つ魔法使いタイプで、外向型(外向的な人)は外側からの力をエネルギーとして使う戦士タイプ!
内向型の性格・特徴とは?
確かに、わたしは戦士か魔法使いで言えば、魔法使いのようなタイプかもしれない。
内向型と外向型には、他にどんな特徴があるんだい?
内向型と外向型には、次の5つの点で違った特徴を持っているよ!
Check
1.刺激に対する捉え方
2.行動のパターン
3.人との接し方
4.心の惹かれ方
5.エネルギーの充電方法
内向型・外向型の度合いは人によって変わりますが、ある程度は似通った共通点を持っています。
一つ一つを詳しく解説しています!
Note
これからお話するのは、「内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法(著:スーザン・ケイン)」「内向型人間のための人生戦略大全(著:シルビア・レーケン)」「内向型を強みにする(著:マイティ・O・レイニー)」の内容を僕なりに解釈してまとめたものです!
刺激に対する捉え方
内向型の刺激に対する捉え方
内向型は刺激を受けやす為、低刺激が心地良いと感じます。
人混みや飲み会などが苦手で、自宅で一人で読書をすることを好むなど、あまり刺激を求めない傾向があります。
外向型の刺激に対する捉え方
外向型は刺激を感じにくい為、高刺激でも動じにくいです。
初対面の人と合ったり、積極的に飲み会に参加したり、高い刺激を求める傾向があります。
行動のパターン
内向型の行動のパターン
内向型はよく考え、慎重に行動する傾向があります。
情報を処理するのに時間がかかるからです。
新しいことにチャレンジする際にも、計画を立てリスク回避を考えてから、行動に移す人が多いです。
一つの物事をコツコツこなすことに長けており、圧倒的な集中力を発揮します。
外向型の行動のパターン
外向型はすばやく行動し、物事を決断するのが得意な傾向があります。
情報を処理するスピードがはやいからです。「考えるよりも先に動く!」というタイプが多く、リスクをあまり恐れません。
一度に複数の物事をこなすことに長けています。
人との接し方
内向型の人との接し方
内向型は、家族など心から大切だと思える少人数との関わりを望む傾向があります。
コミュニケーションにおいては、自分が話をするよりも、相手の話を聞く方が得意です。
頭でじっくり考えてから言葉を発するので、話すスピードはスローテンポです。
喋って伝えるよりも、文章で自分の意見を表現するのが得意な傾向があります。
外向型の人との接し方
外向型は、一人よりも人と一緒に過ごすことを望む傾向があります。
できるだけ多くの友人や、仲間に囲まれたいと思う人が多いです。話を聞くよりも喋る方が好きで、スラスラと言葉が出てきます。
知らない人のいるパーティなどでも、積極的にコミュニケーションがとれます。
心の惹かれ方
内向型の心の惹かれ方
内向型は自分の思考や感情に、心を惹かれます。
考え事が好きだったり、自分の内側からアイディアを出す傾向があります。
外向型の心の惹かれ方
外向型は外部の人々の活動に、心を惹かれます。
外部で起こる出来事に対して、積極的に飛び込んでいく傾向があります。
エネルギーの充電方法
内向型のエネルギーの充電方法
内向型は、一人でゆっくり休むことでエネルギーを充電できます。
自宅で一人で本を読む、アロマを焚く、布団で何時間も眠るなどですね。
外向型のエネルギーの充電方法
外向型は、積極的に活動することでエネルギーを充電できます。
飲み会に参加をする、大勢でキャンプに出かける、カラオケで歌を歌うなどですね。
内向型と外向型の違いの例!
同じ人間なのに、気質が違うだけでこんなにも特徴が変わるんだね。
うん。
まとめると次の通り!
違い | 内向型 | 外向型 |
---|---|---|
刺激に対する捉え方 | 刺激を感じやすい | 刺激を感じにくい |
行動のパターン | じっくり考えて行動する | すばやく行動する |
人との接し方 | 狭く深く関わる | 広く浅く関わる |
心の惹かれ方 | 自分の思考や感情に惹かれる | 外部の人々の活動に惹かれる |
エネルギーの充電方法 | ゆっくり休む | 活発に活動する |
それでは次に、内向型と外向型の違いを、実例をもとにしながら解説していきます!
内向型の例
僕や妻に関して言うならば、自宅でのんびりと映画を観たり、ゲームをするのが心地良いと感じるタイプです。
旅行をしたり、山登りをしたり、初めての体験をすることも楽しいですが、自宅に帰ると「やっぱり家が一番だね!」と毎回言い合っています 笑
アウトプットは大好きですが、何かに挑戦する際には計画を立てて慎重に行動します。
この記事を書く際にも、本を購入して、重要部分を線で引き、自分の頭で整理し、全体の構成を練って書きました 笑
一つの物事を突き詰めるタイプで、ブログ運営は2014年から、筋トレは2017年から続けています。
ただし、マルチタスクは苦手なので、できれば一つの物事に集中して取り組みたいですね。
人付き合いもほとんどしません。
基本的には家族や大切だと思える仕事仲間として関わらず、のんびり暮らしております( ´ ▽ ` )ノ
考え事をしてぼーっとしていることも多いです。
人と会ってお酒を飲んだり、一緒に旅行したり…というのは、すっごい疲れてエネルギーを消耗します 笑
そのため、疲れたらとにかく寝ます!
自宅で妻と美味しいご飯を食べて、お風呂に入って、ゆっくり眠ることで、体力が回復します^^
妻と自宅でまったり過ごすのが、最高の休息ですね。
外向型の例
僕の知り合いにアクティブで外向的な男性がいます。
彼は休日に家でじっとしていられないらしく、恋人と一緒に買い物に出かけたり、友人と一緒に飲みに行くことが多いそうです。
一人でゆっくり過ごすよりも、人と一緒に遊ぶ方が大好きだと言っていました。
行動派であり、会社でおこなわれるイベント毎にも積極的に参加しています。
僕や妻のような内向的人間からしてみると、彼のような生活は多分耐えられません 笑
「そんな生活をして疲れないの?」と聞いたところ、「むしろ活発に動いている方が楽しいし活力になる!」と言っていました。
たとえ次の日が仕事であっても、夜遅くまで飲み歩いているそうです。
こんなふうに、同じ人間であっても、気質が違うだけで、生活スタイルが大きく異なります。

内向型の性格や特徴は人それぞれ!
内向型と外向型の違いを知れば知るほど、わたしは内向型のような気がしてきたよ 笑
ただ、今回説明したことは、飽くまでも「内向型や外向型にはこんな傾向があるよ」というだけの話なんだ。
どういうこと?
内向型・外向型の度合いは人によって違うんだ。
だから、同じ内向型の人間であっても、人によって性格や特徴に違いがあるのは当然だね。
内向型・外向型の度合いは人によって違います。
やや内向型寄りの気質を持った人もいれば、ものすごく内向型の気質を持った人もいます。
外向型の面を持った内向型もいれば、内向型な面を持った外向型もいます。
内向型と外向型の気質が半々程度の、両向型の人もいます。

心理学者のカール・グスタフ・ユングは、内向型・外向型を次の8つに分類しました。
Check
・内向思考型(内向的で思考が豊かな人)
・内向感情型(内向的で感情が豊かな人)
・内向感覚型(内向的で感覚に優れている人)
・内向直感型(内向的で直感に優れている人)
・外向思考型(外向的で思考が豊かな人)
・外向感情型(外向的で感情が豊かな人)
・外向感覚型(外向的で感覚に優れている人)
・外向直感型(外向的で直感に優れている人)
さらに内向型という気質の他にも、HSP(感受性が豊かで繊細すぎる人)、アダルトチルドレン(子どもの頃のトラウマを抱えたまま大人になり自己肯定感が低くなってしまう人)といったように、さまざまな特性もあります。
人間は生まれ持った気質に加えて、育った環境やそれまでの経験など、あらゆる要素が組み合わさって人格が形成される。
そのため、内向型・外向型の一言で、その人の全てがわかるわけではありません!

ただ、「自分にはこういう傾向がある!」「この部分は当てはまる!」と何となくでも自分の傾向を理解することで、人との付き合い方や仕事の選び方などに役立てられます。
自分の人生を豊かにするための一つの参考として、当記事や当ブログを活用してもらえると嬉しいです!
下記の記事では20個の質問に答えるだけで、あなたの内向的な度合いを診断できます。
関連記事:内向型か診断してみよう!【20個の質問でわかる簡単テスト】
「自分が内向型がどうか気になる!」という場合は、ぜひ活用してみてください^^
内向型の意味まとめ
内向的な人には内向的な人の良さが、外向的な人には外向的な人の良さがあります。
自分の適性に合わせた活動をしていくことで、豊かな生活を送りやすくなる。
僕はそう思っています^^
当ブログでは、内向型が豊な人生を送るための情報を発信中です!
内向型という強みを活かして活動したい場合は、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです^^