内向型は課題の分離をすると、人生や対人関係が楽になるのだ!
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
- 人の否定的な意見を真に受けてしまう…。
- 人からの期待に応えようとして疲れてしまう…。
- 一人で責任を背負い過ぎてしまう…。
これは感受性が豊かだったり、繊細さを持っている内向的な人ほど、抱えがちな悩みだと思います。
僕も昔はこんな悩みを抱えていたのですが、課題の分離をすることで解決できました^^
今回は心理学や哲学をたくさん勉強してきた僕が、人生や対人関係が楽になる「課題の分離」について解説します!
課題の分離とは?
夫よ。
課題の分離ってなぁに?
「自分の課題」と「他者の課題」を分けて考えることだよ!
オーストラリアの心理学者「アルフレッド・アドラー」が説いた、人生の哲学みたいなものだね。
例えば、妻はすごくよく寝るタイプで、朝が弱いです。
今は6〜7時ぐらいに起きられるようになったのですが、結婚したばかりの頃は12時まで寝ていることが多々ありました 笑
当時の妻は寝坊をするたびに、こう言うのです。
専業主婦なのに、朝食を作れないで申し訳ない…。
罪悪感が半端じゃない…。
しかし、僕はお腹が空けば自分で朝食を作って食べるので、妻が罪悪感を感じる必要はありません。
「僕の課題」と「妻の課題」を分けるとこの通り!
僕の課題 | 妻の課題 |
---|---|
お腹が空いたら自分で朝食を作ること 妻が朝起きられるようにサポートすること | 時間通り起きられるようにすること |
もしも僕が課題の分離ができていない場合、
いつまで寝ているんだ!
早く起きて朝食を作ってくれよ!
と、妻を変えようとするでしょう。
しかし、他者をコントロールすることは不可能なので、他者を変えようとしたり、他者に求めたりするのは、適切ではありません^^;
それよりも、「自分にできることは何か?」「自分の課題とは何なのか?」を考えて、自分で対処をした方が有益です。
「僕が仕事をして妻は家事をする」という役割分担はありますが、相手ができない部分は自分がやれば良いと思っています。
妻も、僕が独立したばかりで収入が少なかった時代、「わたしがサポートをする!」と仕事を手伝い、家計を支えてくれました^^
Point
課題の分離とは、「自分の課題」と「他者の課題」を分けて考えることです!
課題の分離ができると、人間関係が円滑になったり、悩みや問題がスムーズに解決できるようになったり、生きるのが楽になります^^
課題の分離が必要な理由とは?
ここからここまでは自分の課題で、ここからここまでは相手の課題。
こんなふうに線引きをすることが、課題の分離なんだね!
その通り!
課題の分離ができないと、相手の課題を自分の課題と思い込んで背負ってしまったり、相手に依存をしてしまったり、人生や対人関係が上手くいかなくなるんだ^^;
例えば、僕が高校生の頃、一人のクラスメイトから責められた事件がありました。
修学旅行中、何人かの友人と1時間ほどトランプで遊んでいたんです。
トランプを終えて部屋に戻ると、たまたま同じ班になったクラスメイトから「なんで俺を誘ってくれなかったんだ!呼びに来てくれたって良いだろ!」と、怒られました^^;
単純に「俺もやりたいから、もしも明日もトランプをやる場合は誘ってよ!」と言えば済む話を、僕の責任だと言わんばかりに、半ギレしたわけです。
4泊5日の修学旅行の1日目に、そんなことが何度かありました 笑
今の僕であれば、
それじゃあ次から誘うわ!
(まぁ確かに、一言声をかけてあげる方が親切だったかもな。ただ、僕に期待や依存をしている彼に問題があるから、そんなに気にすることはないな。修学旅行中は、最低限の関わりだけで上手くやり過ごそう…)
と割り切って考えます。
しかし、当時の僕は未熟だったので、
僕は残りの日数、彼の機嫌を伺いながら修学旅行を過ごすのか…。
あぁ…面倒臭い。
早く修学旅行が終わらないかなぁ…。
と憂鬱な気分になりました^^;
当時の僕と友人の問題点がこちら。
僕の問題点 | 友人の問題点 |
---|---|
友人の課題を背負っている点 | 他者に依存している点 |
課題の分離を小学生の頃に教えて欲しいですよね 笑
内向的で感受性が豊かな人だったり、優しすぎたり親切すぎる人だったり、人から言われたことを真正面から捉えてしまう人ほど、相手の課題を背負ってしまいやすいと思います。
また、「◯◯とはこうあるべきだ!」「◯◯しなければならない!」というように極端な考え方を持っている人ほど、相手に期待をしてしまったり、相手に依存をしてしまう傾向が高いように思えます。
Point
課題の分離は、共依存の状態に陥らないためにも必要です。
自分と相手の課題を分離して、良好な人間関係を築きましょう!
課題の分離の例とは?
課題の分離について詳しくなってきたぞ。
課題の分離ができるようになると、より有益な考え方ができるようになるよ^^
それでは、課題の分離の例をいくつか見ていきましょう!
例1.社会で生きづらいです
生きやすい環境を自分で作りましょう。
僕は会社員生活が性に合いませんでした^^;
しかし、社会は自分に合わせてくれません。
別の会社に転職してもまた同じ悩みを抱えると思い、独立しました。
自分が生きやすい環境を自分で作り、自分の適性に合った生き方をしています。
例2.上司が自分のことを認めてくれないです
自分で自分を認めてあげましょう。
他者が自分を認めてくれるかどうかは、相手の課題なのでコントロールができません。
僕には上司も友人もいませんが、自分で自分を認めているので気楽です^^
関連記事:自己肯定感が低い内向的な人は、肯定する前に受け入れるのが大事!
例3.飲み会のノリについていけないです
無理に参加するのはやめましょう。
僕は会社員時代、飲み会に誘われないように上手く立ち回っていました 笑
どうしても避けられない場合、コミュニケーション能力をアップさせる場と割り切って参加すると、気持ちが少し楽になります。
関連記事:「飲み会が超絶苦手」そんな内向型人間の僕が考えた3つの対処法!
例4.幸せになりたいです
今ある幸せに目を向けましょう。
「幸福になりたければ幸福になろうとしてはいけない」という有名な言葉があります。
今が幸福ではないと、否定することになるからです。
それよりも「住む家がある!」「食べるものがある!」「ふかふかなベッドで眠れる!」など、今ある幸せに目を向けたり、「自分にはこんな強みがある!」「自分はこんなことができる!」など、良い部分に目を向けた方が幸福度が高くなると思います^^
例5.年収3,000万円の人と結婚したいです
自分が魅力的な人間になりましょう。
人の気持ちはコントールできないので、自分自身が年収3,000万円の収入を得るぐらいの、魅力的な人間になった方が有益だと思います。
課題の分離ができていない人との付き合い方とは?
わたしたちは勉強しているけどさ、実際は課題の分離を知らない人たちが多いよね?
そういう人と付き合うのは凄いストレスがかかりそう…。
確かに、自分の課題を相手に押し付けてしまう人もいるからね。
僕の場合、次の2つの対策をしています^^
Check
・割り切って付き合う
・付き合いをやめる
割り切って付き合う
そこまでストレスにならない場合は、割り切って付き合うのが得策だと思います。
親子の関係なんかは、このパターンが多いかもしれませんね。
例えば、僕の母親は人生で関わった人の中でも一位二位を争うほどの変わり者です 笑
- 部屋を出ていく時に扉を閉めてと言っても絶対に閉めない
- 姉と話をしている最中に何の脈絡もない話を放り込んでくる
- おそらく人の気持ちがあまりよくわからない
子どもの頃は、母にイライラすることも多かったです。
それは、母の考え方を変えようとしていたからだと思います。
大人になり「母の考え方を変えるのは不可能!自分の思考や接し方を変えた方が有益だ!」と考えるようになってからは、ストレスはなくなりました。
扉は自分で閉めれば良いですし、急な話を放り込まれてもテキトーな相槌をうてば良いですし、自分の気持ちをわかってもらおうなんて思わなければ良いです。
母は干渉してくるわけでもないですし、僕の生き方や価値観を否定するわけでもないですし、何不自由なく育ててもらいました。
お正月とお盆に会う程度なので、親孝行のつもりで付き合っています。
今では、母とのコミュニケーションで自分の人格の成熟度合いを図るようになりました 笑
イライラした場合は自分の人格がまだ未熟だと考えますし、寛容に対応できた場合は自分の人格が成長したと考えています^^
母が変わり者だったおかげで、僕は寛容さが身についたと本気で思っています。
付き合いをやめる
過度に期待をしてくる人・自分の意見を押し付けてくる人・依存性のある人とは、関わらないようにしています。
昔の僕は、嫌いな人・苦手な人とも無理して付き合っていました。
その結果、仕事に支障が出るレベルのストレスを感じ始めます^^;
当時の僕の問題点は、人に期待をしない割に、人からの期待には応えようとしていたことです。
- 相手が自分と仲良くなりたいと思っているならば、僕も仲良くしよう!
- 相手がノリの良い人間を求めているのならば、自分もノリ良く振る舞おう!
こんなふうに自分を偽って人付き合いをしていると、「自分は人に期待をしていないのに、なぜ人からの期待には応えなければいけないんだ!?」と、イライラが募りメンタルが疲弊していきます^^;
- 相手が自分と仲良くなりたいと思っているのは、相手の課題。相手に主体性や思いやりがないのであれば、無理に仲良くする必要はない。
- 相手がノリの良い人間を求めているのは、相手の課題。ノリの良い人間と仲良くなれば良いだけの話で、自分が相手に合わせる必要はない。
本来はこんなふうに、「自分の課題」と「相手の課題」を分けて考える必要があったんです。
今は人に期待もしませんし、人からの期待にも応えようとしないで生きるようになりました^^
「自分の好きな人とだけ関わろう!」と生き方を変えて、ごく少数の、主体性や思いやりのある人とだけ付き合っています。
付き合う人を自由に選べるのは経営者の利点ですね。
過度に期待をしてきたり、意見を押し付けてきたり、依存してくるような人とは、付き合いをやめるというのも一つの方法だと思います。
まとめ
課題の分離とは、「自分の課題」と「他者の課題」を分けて考えること。
共依存状態を避けて、主体性を持って生きるためにも大切だと思います^^
課題の分離ができると生きるのが楽になるので、ぜひ意識してみてくださいね!