内向型は強みがすっごい沢山あります!【内向的な人の長所12選】
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
- 内向型にはどんな強みがあるの?
- 内向的な人の長所を知りたい!
こんな疑問を抱えている場合は、記事を読んでみてください。
超絶内向型人間であり、内向型人間研究家の僕が、内向的な人の長所を12個あげました!
僕は昔、自分の気質や性格にあまり自信が持てませんでした。
しかし、自分の強みに目を向けるようになった今では、自信を持って生きています^^
Warning
内向型といっても人によって度合いは違いますし、様々な性格の方がいます。
この記事は心理カウンセラーのスクールや文献から学び、「これは内向型の強みだな!」と思う部分を、僕なりにまとめたものです。
全ての内向型に当てはまる訳ではないので、その点はご了承ください!
あなたの強みを見つけるための、一つの参考にして頂けると嬉しいです。
内向型は自分の強みに気づきにくい?
夫よ。
わたしは内向的な気質を持っているんだけど、内向型の強みってあんまり思い浮かばないんだよね。
なるほど。
内向型には強みがたくさんあるんだけど、自分の強みに気付いていない人が多いと思う。
それどころか、自分は他者よりも劣っていると感じてしまう人が多いんだ。
下記の記事でも述べていますが、僕たちの多くは「外向型こそが理想だ!」という思い込みを持って生きています。
特に社会人になってからは、誰とでも別け隔てなく接することのできる人や、職場の上司と上手く打ち解けられるような人が評価されやすいです。
内向型には素晴らしい強みがたくさんあるにも関わらず、
上司とは上手く打ち解けられないし、営業活動も苦手すぎる…。
自分は社会では役に立たない人間なんだ…。
と自己嫌悪に陥ってしまったり、
外向的な人間だと思ってもらいたいから、積極的に飲み会に参加したり、みんなに意見を合わせて生きるようにしよう!
と本来の自分を偽って生きることもあります。
何を隠そう、過去の僕がそうでした 笑
学校のような多くの人やルールに囲まれた空間が苦痛で、社会人になっても人付き合いや組織勤めが合わず、社会に馴染めない。
どうにかして起業をしてみたが、起業家同士の交流や人脈形成が苦痛で思い悩む。
そんなこんなで、自己嫌悪に陥っていた時期もあります。
そんな僕も、自分を受け入れ、強みに目を向け、適性に合った活動をするようになってからは、毎日を気楽に生きられるようになりました。
外向的な人にも沢山の強みがあるように、内向的な人にも沢山の強みがあるんです!
僕は強みとは他人と比較をするのではなく、自分の中で見つけるものだと考えています。
例えば、僕は自分の能力の中でも、創造力が少しだけ優れています。
僕よりも創造力の高い人なんてむちゃくちゃ沢山いますが、僕の中では立派な強みなんです^^
「他人と比べて自分には強みなんてない…」ではなく、「自分の中ではここがほんの少しだけ優れているな!」と考えてみましょう。
自分の強みに目を向けるために、今回の記事を活用してみてください^^
内向型の強み12選!
なるほど!
わたしも自分の強みに気付いていないだけかもしれないね。
そうだね。
僕が思う内向的な人の強みは、下記の12個だよ^^
Check
・思考力がある
・集中力がある
・分析力がある
・忍耐力がある
・創造力がある
・落ち着きがある
・一人の時間を大事にできる
・文章を書くのが上手である
・聞き上手である
・大切な人を大切にできる
・人の気持ちをよく理解できる
・少しの刺激で満足できる
最初にも言ったように、強み・弱みは一人ひとり違います。
あくまでも「内向型はこんな強みを持っている傾向がある!」という話なので、一つの意見として参考にしてみてください^^
思考力がある
内向型は、物事を深く考える傾向があります。
少し言い方を変えると、よく考え、慎重に行動します。
「考えすぎる」「慎重すぎる」とマイナスなイメージを持たれることもありますが、僕はむしろ長所だと思っています。
例えば、会社で新しいプロジェクトを立ち上げる時で考えてみましょう。
- 戦略やリスクを考えず、とりあえず実行する。
- 戦略を練ってリスクを考え、慎重に行動する。
後者のほうが、プロジェクトが上手く進むと思いませんか?
大赤字になるようなリスクを回避する戦略を練って、慎重に行動して、着実に軌道に乗せていく。
「考える」「慎重」というのは大きな強みです!
人とのコミュニケーションにおいても「自分の言っていることは、筋が通っているだろうか?」「この人には、こういう言い方をした方が響くだろう」と、頭でじっくり考えてから、慎重に言葉を発する傾向があります。
相手に対してぶしつけな態度をとったり、自分の意見を押し付けたりすることは少ないので、好印象に捉えられることも多いです^^
僕も慎重派の人間です 笑
豪快さはありませんが、戦略を練って着実に物事を実行していくのは得意です^^
集中力がある
内向型は、一つの物事に長時間集中して取り組むことに、長けている傾向があります。
Note
内向型人間のコミュニケーションコーチとして活動している、ドイツの学者シルビア・レーケンは「内向型は外向型と違い、外からの刺激や後押しを必要としない為に集中力が高い」と述べています。
参考文献:内向型人間のための人生戦略(著:シルビア・レーケン)p50
外向型は外からの刺激がエネルギーとなることが多いのですが(他者からのアドバイスなど)、内向型は外からの刺激が無くても淡々と作業ができる、という意味です。
物事に集中している姿はオーラを放ち、人を惹きつける魅力があります^^
僕も昔から一つの物事に集中して取り組むのは得意でした。
夏休みの宿題や試験勉強は、一人で黙々と進めるタイプです 笑
分析力がある
内向型は、高い分析力を持っている傾向があります。
内向型は人との関わりを避けて、外部の出来事から距離を取ろうとします。
常に多くのことを考えている為、情報を処理するためにも一人の時間が必要なのです。
周囲から距離を置いているので、じっくりと物事を考えて、分析することが得意なのでしょうね!
物事を客観的に見て、考え、整理し、問題を解決する。
これは、思考力や集中力がある内向型だからこそ、なせる技かもしれませんね^^
僕もWebマーケターという職業柄、PVやコンバージョン率やら、常にデータと睨めっこしています 笑
得意かどうかはわかりませんが、分析好きです!
忍耐力がある
内向型は、自分の決めた目的や目標を目指し続ける、忍耐力や継続力を持つ傾向があります。
「目的や目標を達成する為にはどうすれば良いのか?」
時には深く考え、時には分析し、目的や目標を達成しようと行動します。
外からの刺激を必要とせずに、淡々と物事を進められるのが、忍耐力に繋がっているのだと思います。
「専門分野を極めるならば、その分野に1万時間以上は費やさなければならない!」
これは、スウェーデンの心理学者アンダース・エリクソンの言葉です。
忍耐力という強みを持っている内向型は、専門分野を極めるのにふさわしいタイプだと思います^^
僕はブログは2014年から、筋トレは2017年から続けています。
そのおかげもあって、今でも会社が設立できて、腹筋もバキバキに割れました 笑
創造力がある
内向型は、創造力の豊かな人が多い傾向があります。
これは、1958年から1962年にかけて、カリフォルニア州立大学バークレー校が行った、創造性に関する研究で明らかになっています。
Note
研究者たちは、建築家・数学者・科学者・エンジニア・作家など、創造性が必要とされる分野で大きな業績をあげた人と、あまり業績をあげていない人を集め、彼らに対して性格検査や問題解決実験を実施しました。
すると、大きな業績をあげた人々の多くは、落ち着いた性格をしている内向型という点が明らかになりました。
参考文献:内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法(著:スーザン・ケイン)p58〜59より
もちろん、内向型は例外なく創造力が豊かであるという意味にはなりません。
ただ、創造力が必要とされる世界では、多くの内向型が活躍していると捉えられます!
これはあくまでも僕のイメージに過ぎませんが、アーティストや小説家など、自分の世界をつくり込むような職業の人は、おとなしい研究者タイプが多い気がします。
この記事にちょいちょい挟まれているゆるい絵は、僕がipadで描いております。
これも内向型の創造力を活かした、素晴らしいアートです!笑
落ち着きがある
内向型は、落ち着いた雰囲気を持った傾向があります。
落ち着きには「外的な落ち着き」と「内的な落ち着き」の2種類があります。
外的な落ち着きとは「外の静けさ」を表し、内的な落ち着きとは「心の静けさ」を表しています。
内向型は、外の静けさと心の静けさの両方を大事にします。
まずは、外の静けさ。
内向型は外からの刺激に過敏なので、静かで落ち着いた環境を好みます。
静かで落ち着いた環境に身を置いているからこそ、物事をじっくり考えたり、分析したりできるのです。
そして、心の静けさ。
内向的な人は物静かで温厚な方が多く、他者とのコミュニケーションにおいても、聞き役に回ったり、口調を相手に合わせたり、穏やかな人間関係を築こうとします。
場の雰囲気を、和ませられるということです。
外と心の両方の静けさを大事にしているからこそ、落ち着いた雰囲気や安心感を与えられるのでしょう。
思い返せば昔から「年齢の割に落ち着いている」「悩みを相談しやすい」と言われることが多かったです。
僕の強みを感じてくれている人は多かったのに、僕自身が自分の強みに意識を向けていなかったのかもしれませんね^^;
一人の時間を大事にできる
内向型は、一人で過ごす時間を大事にする傾向があります。
それは、外部からの強い刺激が苦手な点からも伺える傾向です。
読書をしたり、研究をしたり、考え事をしたり、一人の時間を有意義に過ごせる余裕があります。
飲み会やパーティに参加するよりも、自宅で一人本を読んでいる方が好きという人は多いでしょう。
僕も人と一緒に過ごすよりも、一人でいる方が落ち着きますし、何より楽しめます^^
(それ以上に、妻と過ごす時間が好きですけど 笑)
一人の時間を大事にできるからこそ、思考力・集中力・分析力・創造力の豊かさにつながっているのかもしれませんね。
学びたいことがあるからセミナーに参加したり、身につけたいスキルがあるからコンサルティングを受けるなど、目的があって人と関わることはあります。
日常生活では、ぼっちの時間を満喫中です 笑
文章を書くのが上手である
内向型は、喋りよりも文章で自分の意見を表現する方が、得意な傾向があります。
文章は対面でのコミュニケーションと違い、じっくり時間をかけて思考を整理できるからです。
小説家などの物書きが、内向的な職業と言われるのも納得できます。
僕が2014年にブログ運営をはじめたのも、「幼い頃に作文を書くのが得意だったから、ブログ運営もいけるだろう!」と思ったのが、一つのきっかけです。
ちなみに人にメールを送る時は「文章が破綻していないか?」「丁寧な文章になっているか?」など、何度も見直してから送信します。
送信相手にわかりやすく読んでもらいたいので、結構時間がかかってしまいます。
内向的な人で、同じことやっている人いますかね?笑
僕もマイペースに自分を表現できる文章での発信が大好きです!
最近は趣味で小説を書いています^^
内向型で文章を書くのが好き、もしくは得意な場合は、ブログでの情報発信はおすすめです!
聞き上手である
内向型は人の話を聞く力に長けている傾向があります。
じっくりと物事を観察し、落ち着いて分析する内向型は、コミュニケーションにおいてもその力を存分に発揮します。
相手の話をじっくりと聞き、時には質問をして、「この人が本当に伝えたいことは何か?」という本質を見抜こうとします。
話し上手は聞き上手とはよく言ったもので、コミュニケーションで重要なのは聞く力です。
相槌や質問などを上手く使い、興味関心を持って相手の話を聞くことで、上手なコミュニケーションが成り立ちます。
自分に興味を持ち、真剣に話を聞いてくれることに対して、大半の人は喜びを感じるでしょう!
それだけ、コミュニケーションが円滑になるということです^^
内向的な人は、無理に話を盛り上げようと気を張らなくても良いと思います。
それよりも、相手の話を聞くことに意識を集中してみてください。
僕も昔から聞き役に回ることが多かったです。
元々は、自分の話をするのが苦手というコンプレックスを抱えていました^^;
しかし「聞く力こそコミュニケーション能力で重要!」と気付いてからは、自信が持てるようになりました!
大切な人を大切にできる
内向型は大勢と過ごすよりも、大切に思える少数の人と過ごすことを好みます。
それに対して外向型は、大勢との関わりを求める人の方が多いです。
Note
これを心理学者のマーティ・O・レイニーは、自身の著書の中で「狭く深く派(内向型)」と「広く浅く派(外向型)」と表現しました。
参考文献:内向型を強みにする(著:マーティ・O・レイニー)p26より
どちらが優れているのか?という優劣の問題ではありませんが、狭く深く人と付き合おうとする内向型は、それだけ特定の人物を大切にできるとも捉えられます。
関わる人が少ない分、家族や恋人や親友など、大切に思える人と親密に付き合います。
大勢の友人がおり、誰とでも分け隔てなく交流ができる社交的な人間は、とても魅力的だと思います。
しかし、特定の人物と濃い時間を過ごそうとする人間もまた、とても魅力的だと思います^^
僕には頻繁に連絡を取るような親しい友人はいませんが、その分、妻と過ごす時間を大切にしています^^
自分、家族、尊敬できる仕事仲間、お客さんなど、大切な人たちに時間を使いたいので、狭く深い付き合いを心がけています!
人の気持ちをよく理解できる
人の気持ちがわかるというのは、共感力のこと。
相手の気持ちに立って、考えられる力です。
神経生物学者によると、ミラーニューロンという神経細胞が「共感力」をつかさどっています。
わかりやすく言うと、テレビドラマで生き別れになった親子が再開するシーンが流れ、自分も感情移入して号泣してしまう。
これが、ミラーニューロンの働きです。
内向型は、ミラーニューロンが活発な傾向があります。
人の気持ちに敏感で、よく理解できるという意味です。
あまりにも繊細すぎる場合は、人の顔色を伺ったり、傷つきやすかったりと、生きづらさを抱えてしまう可能性もあります。
ただ、人に寄り添い、信頼関係を築きやすいという大きな強みにもつながるので、ぜひプラスに捉えてみてください!
僕も人の感情には敏感です。
妻に関しては、朝起きた時の表情で「あ、腰痛に苦しんでいるな」「お腹空いているんだろうなぁ」とか、すぐに察します 笑
少しの刺激で満足できる
内向型は低刺激が心地良いと感じます。
それは言い換えると、自分の行ったことのない場所に出かけたり、知らない人と会ったり、特別な刺激がなくても、心地よく過ごせるということです。
無理に人に会ったり、刺激を求めて外出したり…なんてことをしないでも、平和に過ごせる日常に充実感を感じられます。
僕も日々の生活にそれほど刺激はありませんが、のんびり愛妻や愛犬と過ごす毎日に幸せを感じられます^^
成長意欲は高く新しい挑戦も好きですが、「今のままでも幸せ」⇒「成長できたらもっと幸せ」と考えているので、何気ない日常も楽しいです!
内向型の強みを活かすには?
確かに!
内向的な人にも、たくさんの強みがあるんだね。
うん。
そのため、無理に外向的な人に合わせようとする必要はないと思っているよ。
内向型と外向型はお互いの弱点を補い合い、そして強みを活かして共存するのが、理想的な生き方だよね。
もしもあなたが内向型で生きづらさを抱えているならば、自分の強みを活かせる環境に身を置くのも一つの手です。
例えば、「一人の環境の方が集中して仕事ができる!」という強みを持っているのにチームワークが重視される接客業をしている場合は、在宅で完結するような仕事をするなど。
僕は会社員時代、チームでの外回りをしていました。
コミュニケーション能力はそれなりに高かった為、職場の人々と上手く接していました。
営業成績も良かったのですが、それでもチームで仕事をしたり、人と積極的に関わるのが苦痛でした^^;
毎日会社に向かう朝の電車は吐きそうでしたし、職場でも常に緊張して心臓がバクバクの状態で過ごしていました。
末期症状になると花の金曜日と言われる日でも、「土日が過ぎればまた月曜日が来る…」と憂鬱な状態に陥っていました 笑
この生活を40年も続けると、寿命が20年ぐらいは縮みそうだ…。
自分の性格上、会社員は難しいから独立しよう!
そんな理由もあり、「個人での仕事で力を発揮できる」「文章を書くのが得意」「集中力や忍耐力がある」など自分の強みを活かし、Webマーケターとして起業をしました。
自宅で一人で仕事ができるため、人間関係のストレスに悩むことはほとんどありません^^
僕のような内向的な人にも、自分の強みを活かせる環境が必ずあります!
今回紹介した強みに当てはまらなくても、あなたが持っている強みは必ずあるはずです。
ぜひ、自分の強みを考え、その強みが活かせる環境に足を踏み入れてみてください^^
まとめ
内向型が持っている強みをもう一度まとめます。
Check
・思考力がある
・集中力がある
・分析力がある
・忍耐力がある
・創造力がある
・落ち着きがある
・一人の時間を大事にできる
・文章を書くのが上手である
・聞き上手である
・大切な人を大切にできる
・人の気持ちをよく理解できる
・少しの刺激で満足できる
最初にも言ったように、内向型の度合いは人によって違いますし、様々な性格の方がいます。
今回紹介した12個の強みが、内向的なすべての人に当てはまる訳ではありません。
僕が言いたいのは、人は誰もが強みを持っていて、強みを活かせる環境があるということ。
そして、自分を受け入れて生きていくことの大切さです!
どれだけ素晴らしい強みを持っていたとしても、「こんなの強みでもなんでもない!」「どうせ自分なんて…」と否定的な気持ちでいては、楽しい人生は歩めないと思います。
自分らしい豊かな人生を歩むためにも、自分の強みに目を向けてみてください。
今回の記事が、少しでもあなたの人生を豊かにするものになれば嬉しいです^^
下記の記事では内向型の弱みについてまとめています。
関連記事:内向型は弱みを受け入れると楽になる!【内向的な人の短所6選】
弱みを受け入れることは、強みで上手くカバーをしたり、ストレスを抱えるポイントを知ることにも繋がるので、合わせて参考にしてみてください!