多くの起業家は、専門性を磨き、最新のマーケティング手法を習得することに奔走します。

しかし、ここで見落としがちな極めて重要な真実があります。

どれだけ専門性を磨こうと、最新のマーケティング手法を習得しようと、土台となる「思考パターン」が欠落していると、成果には結びつきません。

この記事では、事業を盤石にするための三層構造、「思考パターン」×「マーケティング」×「専門性」=「成果」のピラミッドを紐解きます!

三層構造のピラミッド

僕はビジネスについて考えるとき、いつも三層構造のピラミッドをイメージします。

ビジネスのピラミッド
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それぞれの層を解説します。

専門性

ビジネスのピラミッド

自分の事業を持つ人の多くは、素晴らしい専門性を持っています。

例えば、ピアノの先生であれば、長年培ってきた音楽の知識や演奏の技術です。

しかし、ここで多くの人が「陥りがちな罠」があります。

「専門性さえ磨き続ければ、いつか必ずお客さんは来てくれる」という思い込みです。

酷な話をしますが、「専門性を極めること」と「事業を軌道に乗せること」は、全くの別物です。

マーケティング

ビジネスのピラミッド

専門性だけで食べていけないと気づいた人たちは、「マーケティング」に目を向けます。

コンセプト設計、ブランディング、Web集客、セールス方法など、いわゆるビジネス戦略ですね。

これらは、自分の価値を必要としている人に届けるための「強力な武器」となります。

しかし、マーケティングを学んだにも関わらず、成果を上げられない人はたくさんいます。

なぜなら、多くの人が、土台となる「思考パターン」を疎かにしているからです。

思考パターン

ビジネスのピラミッド

事業の根底を支える真の土台、それが「思考パターン」です。

いわゆる「マインドセット」や「あり方」であり、人生すべての根源となります。

土台が脆ければ、いかに専門性を磨き、戦略を尽くしても、砂浜に建てた城のように一瞬で崩れ去るでしょう。

逆に言えば、土台が盤石であれば、どんな時代の荒波も乗り越えられ、どんな局面でも淡々と挑戦を続けられます。

この「思考の質」こそが、あなたの事業を軌道に乗せられるか否かを分けるのです。

成否を分けるのは「思考パターン」という土台

僕は月の売り上げが激減したとしても、全くと言っていいほど動じません。

実際、過去に大きな売り上げの減少を経験しましたが、メンタルはノーダメージでした 笑

僕は「主体的に選択する(主体性)」というあり方が土台にあるため、あらゆる出来事をプラスに変換できます。

ここで言う「主体性」とは、単に自分から動くことだけを意味するわけではありません。

「外部からの刺激(出来事)に対して、自分の反応を自分で選ぶこと」も含みます。

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見方や捉え方の決定権は、常に自分自身にあるのです。

そのため、僕は「落ち込む」「怒る」「悲しむ」といった、マイナスの感情に支配されることがほぼありません。

日頃から、「感謝」「喜び」「希望」など、プラスの感情に溢れています。

些細なことで落ち込み、不満を述べて、人を責める。

これでは、どれほど高度な専門性を身につけても、最新のマーケティング手法を学んでも、宝の持ち腐れです。

土台が脆ければ、武器を構えることさえできなくなります。

「手法」ではなく「思考」をコピーする

どんな出来事もプラスへ変換できる僕ですが、起業したばかりの頃はこんな考え方はできませんでした^^;

ブログのアクセスが下がったり、目標を達成できなかっただけでも、落ち込んでいたぐらいです 笑

ただ、そんな僕でも、起業当初から確信していたことがありました。

それが、思考パターンの重要性です。

Note

そう考えていた僕は、成果を出している経営者が「何を考えているのか?」を徹底的に分析し始めます。

たくさんの本を読み、尊敬できる恩師の側で多くを学びました。

そこで、ある共通点に気づいたのです。

原則を中心とした人格主義

分析の結果、僕が辿り着いた共通点。

ここで、世の中に存在する2つのアプローチを整理してみましょう。

人格主義個性主義
人間の内面を磨き、成熟させることを重視する生き方のこと。
誠実さや正直さ、他者への貢献、信頼を積み重ねる姿勢など、人としての土台を育てることに価値を置く。
自分らしさや他者との違いなど、個性を重視すること。
キャラクター、スキル、テクニック、行動、態度など、自分の能力や才能を活かすことに価値を置く。

例えば、誠実、尊厳、貢献、美徳、成長などの要素は、どんな時代や環境でも価値は変わりません。

これが、原則を中心とした「人格主義」の意味です。

原則中心が真の土台である

三層構造のピラミッドに当てはめると、上段の「専門性」や中段の「マーケティング」は個性に該当し、下段の「思考パターン」が人格に該当します。

ビジネスのピラミッド

原則中心が真の土台だと確信した僕は、自分の思考パターンを修正していきました。

「目の前の出来事をどう見て、どう捉えるかは、すべて自分次第である」

この主体性を軸に据え、どんな出来事も「成長の糧」としてプラスに捉え直す。

このシンプルな修正を繰り返した結果、思考パターンが変わり、事業が軌道に乗ったのです。

思考パターンという「OS」を最新に書き換えたことで、専門性やマーケティングという「アプリ」が、ようやくその真価を発揮しました。

結局のところ、「どんな手法」を学ぶか以上に、それを扱う自分が「どんな思考」で取り組むか。

このピラミッドの土台こそが、すべての成否を分けるのです。

まとめ

三層構造のピラミッドとは、下から順に「思考パターン」「マーケティング」「専門性」で構成されています。

土台が歪んでいれば、その上にどれほど豪華な建物を建てても、いつか必ず崩壊の時を迎えます。

逆に、「思考パターン」という土台さえ整っていれば、その上に載せる「マーケティング」や「専門性」は、何倍もの威力を持って機能し始めます。

多くの人がスキルやテクニックにばかり目を向けますが、本当に大事なのは目に見えない土台の部分です。

僕自身、Webマーケターとして「戦略」を教えていますが、それ以上に「あり方」を大切に伝えています。

揺るぎない土台を作ることが、成果を出す一番の近道になるからです。

まずは、「自分はどんな思考のクセを持っているのか?」を客観的に見つめ直してみてくださいね。