- こういう言い方をした方が、親切だったかも…。
- もしかしたら、失礼な言い方をしてしまったかも…。
人と会った後、頭の中で「ひとり反省会」を開いてしまう。
内向的な人には、よくある光景ではないでしょうか?笑
僕自身も、クライアントさんとのやり取りが終わった後に、「別の言い方をした方が、うまく伝わったかもしれないな」と考えることがあります。
実は、ひとり反省会には、「有益な反省会」と「消耗する反省会」の2種類があります。
今回は2つの違いについてまとめました。
内向型はなぜ「ひとり反省会」をしがちなのか?


妻
内向的な人って、ひとり反省会をしがちだよね。

ユウキ
そうだね。
それは思慮深さの表れだろうね。
外向型は情報処理のスピードが早く、その場ですぐに反応しやすいです。
一方、内向型は物事をじっくり整理しながら理解する傾向があります。
そのため、出来事を振り返って考え直すことが多く、ひとり反省会を開きやすいのです。
人と会話をした後に、「ああ言えばよかったかも」「違う言い方があったかも」と何度も考えてしまうのは、思慮深さの表れだと思います。
「有益な反省会」と「消耗する反省会」の違いとは?


妻
ひとり反省会はしない方が良いの?

ユウキ
そんなことないよ。
ただ、「有益な反省会」と「消耗する反省会」の2種類があるんだ。
有益な反省会
自分の成長につながるものです。

ユウキ
別の言い方の方が伝わったかも。
よし、次はこうしてみよう!
改善点に気づき、行動に反映するので、より良い未来へつながります。
僕がしている反省会はこっちです^^
消耗する反省会
自分を苦しめるものです。

ユウキ
なんであんな言い方したんだろう…。
嫌われたかもしれない…。
失敗を悔やみ、自分を否定しているので、心が消耗してしまいます。
同じ出来事を何度も頭の中で再生し、自分を責め続けてしまうネガティブな思考のことを、「反芻思考」や「ぐるぐる思考」と言います。
ひとり反省会とは、こちらを指すことが多いです。
2つの決定的な違い
この2つには、決定的な違いがあります。
| 有益な反省会 | 有益ではない反省会 |
|---|---|
| 意識が未来や相手に向いている。 ・次からはこうしよう! ・その方が相手のためになる! | 意識が過去や自分に向いている。 ・やらかしてしまった…。 ・自分が嫌われたかも…。 |
反省会には自己肯定感が関係している?


妻
学生時代の頃は、有益ではない反省会ばかりをしていたなぁ…。

ユウキ
実はこの2つには、自己肯定感が関係しているんだ。
自己肯定感が高い人は、心に余裕があるので、自分を責めません。
自分が満たされているので、相手を優先し、前向きな改善ができます。
一方、自己肯定感が低い人は、心に余裕がなく、自分を責めがちです。
「人から嫌われたくない」と考えるため、自分を守るための反省になってしまいます。
大切なのは、自分の味方をしてあげることです。
僕はいつも、

ユウキ
過ぎてしまったことは仕方ない!
貴重な経験だと思って、次に活かそう!
と前向きな言葉をかけるようにしています。
僕は、怒ったり、責めたり、文句を言う人間には近づきたくありません 笑
だから、自分にも他者にも優しく、寛容で、前向きな人間であろうと意識しているのです。
このあり方こそが、自己肯定感を育て、有益な反省会を開いてくれます^^
まとめ

有益な反省会とは、意識が未来や相手に向き、自分の成長につながります。
有益ではない反省会とは、意識が過去や自分に向き、自分を苦しめます。
どうせだったら、自分の成長につながる有益な反省会を開きましょう!
そのためには、自分自身の味方でいるように心がけてください^^




