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【自伝】超マイペースな内向型にんげんの生き方

    
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【自伝】超マイペースな内向型にんげんの生き方

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^

どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^

女神へのプロポーズ

プロポーズは一生に一度だから印象的に…という人が多いでしょうが、僕はプロポーズをしたことすら覚えていません 笑

確かこんなやり取りだったと思います。

ユウキ「アパートの更新日、もうすぐだね」

未来の妻「うん。二人だと狭いから、引っ越そうね」

ユウキ「それじゃあ、引っ越しのタイミングで結婚しよう。住所変更とか名義変更とか、もろもろ同時に済ませられるし!」

未来の妻「そうだね。25歳前後で結婚する予定だったし、タイミングも良いかもね」

ロマンチックのかけらもありません 笑

この時期は、安定した収入も貯金もなかった上に、やたらとお金がかかるイベントが重なりました。

  • 引っ越し
  • 両家の挨拶と顔合わせ
  • 婚約指輪と結婚指輪の購入

経済的にはカツカツだったので、婚約指輪は10分割で購入。

婚約指輪のローンに苦しんだり、妻と一緒に小麦粉を焼いて食べたり、今となっては良き思い出です 笑

昔、テレビ番組に経営者の方が出演し、「結婚はお金のない時期にした方が良い。その方が、相手の本質がわかるから!」と言っていました。

妻はお金のなかった時代に、僕に文句を言ったことは一度もありません。

いつも幸せだと言っていましたし、僕が仕事をしていることに感謝してくれました。

どんな時も僕を支えてくれて、僕のことを考え、愛を注いでくれました。

相変わらず、女神は健在です。

心と体の崩壊

僕の生活は、周りからは順風満帆に見えたかもしれません。

しかし、実際は心も体もボロボロでした…。

頭痛、動悸、痺れ、吐き気、腹痛などに毎日襲われ、食も喉を通らない。

ある日、朝起きると体がピクリとも動かない日がありました。

原因はストレスです。

妻の母親の存在が強烈なストレスになり、僕の心と体をむしばみました。

親族のことをあまり悪くは言いたくありませんが、妻の母親は人に期待や価値観を押し付けるタイプです。

  • 子どもは親の言う通りに生きるものだ
  • 子どもは親の面倒を見るものだ

僕が最も苦手とするタイプの人間です 笑

結婚に伴い義理の母親と接する機会が増えるにつれて、僕のメンタルはどんどん削られていきました。

義理の母親と何十年もの関わりを持つと考えると、結婚生活が地獄のように感じられます。

ここで大きな問題だったのは2つです。

  • 妻が母親の期待を背負おうとしたこと
  • 僕が妻の期待を背負おうとしたこと

アダルトチルドレンの妻

妻の家庭は複雑で、早くに両親が離婚しています。

父親はお酒とギャンブルに溺れ、全く働かないというドラマで見るような父親です。

離婚後は母親と暮らしていたのですが、父親は家庭に一切お金を入れなかったとのこと。

母親は妻を一生懸命育てて、大学まで卒業させています。

妻にとっては、たった一人の良き母親なのです。

妻は幼い頃から、母親の顔色をうかがいながら生きてきました。

父親のいない妻にとっては、母親から捨てられたら人生おしまいだからです。

僕の両親は子どもに期待や価値観を押し付けないタイプですし、仮に両親から何か言われたとしても、僕は「それは俺の人生だから」と言い返せます。

しかし、妻は親の期待に応えようと必死に生きてきたのです。

その状態を引きずったまま大人になったので、今でも周りの顔色を伺いながら生きるようになってしまいました。

いわゆる、アダルトチルドレンです。

アダルトチルドレンとは、幼い頃のトラウマをひきづったまま大人になってしまった人たちを指し、自己肯定感が低い傾向があります。

そのため、母親から何か否定的なことを言われたとしても、「わたしがしっかりしていないから悪いんだ…」と考えてしまいます。

妻の期待を背負おうとした僕

そして一番の問題点は、僕が妻の期待を背負おうとしたことです。

妻からは母親と仲良くして欲しいと言われたので、「義理の母親と仲良くできないなんて夫失格だ!我慢をしてでも、無理をしてでも、仲良く接しよう!」と、今の自分を否定して理想の夫になろうとしたのです。

妻はありのままの僕を愛してくれたのに、僕自身が今の自分を否定してしまいました。

妻は優しいので、義理の母親とは上手くやれないと相談をすれば、素直に対策を考えてくれたはずです。

しかし、この時の妻は上司からのパワハラにより多大なストレスを抱え、パニック障害を患っており、僕以上にメンタルが疲弊していました。

いきなり体が痙攣したり、いきなりうつ状態に陥ったり、僕の目から見ても明らかに異常な状態です。

休職を挟み、結婚が決まったと同時に退職したのですが、その後も万全とは言えず、不安定な精神状態が続きました。

そんな妻に相談をすればショックを受けるかもしれませんし、ストレスでパニック障害が悪化する危険性があります。

当時は妻以外にプライベートな悩みを相談できる人物が一人もいなかったため、誰にも悩みを打ち明けられず、どんどんメンタルが削られていくという負の連鎖が起こります…。

妻はそんな僕の状態に気づいており、「最近のあなたは、すごく苦しそう…。もしもわたしとの結婚が原因なら、結婚を取りやめても良いんだよ…」と言ってくれました。

しかし、妻のことは心から愛していたので、結婚を取りやめるという選択は僕にはありませんでした。

そして、メンタルがボロボロの状態で結婚することに…。