• 内向的な自分を肯定できません…。
  • 自己肯定感を高められません…。
  • 自分の欠点にばかり目が向きます…。

こういう場合は「自己肯定」ではなく「自己受容」ができていない可能性があります。

僕はよく「生きづらさを解消するためには自分を受け入れて肯定しましょう!」と言います。

「受け入れる(自己受容)」と「肯定する(自己肯定)」は、似ているようで意味が違うんです。

自己受容ができていない状態で無理に自己肯定しようとすると、余計に辛くなる可能性があります^^;

今回は内向型人間研究家であり心理セラピストの資格を持っている僕が、自己受容と自己肯定の違い・やり方などを詳しくまとめました!

記事を読んで実践してもらえると、自分を受け入れて肯定できるようになります^^

自己受容と自己肯定の違いとは?

自己受容と自己肯定とは?

夫よ。
わたしは「自己需要」と「自己肯定」を同じ意味で捉えていたぞ。
違いを教えてくれ。

ユウキ

「自己需要」と「自己肯定」は似たような意味だけど、次のような違いがあるんだ。

Check

・・・一緒じゃん。

ユウキ

違うんですな、これが。
例を見てみると、もう少しわかりやすいと思うよ。

Example

ほうほう。
つまり、長所や短所などを含めた、自分という人間をまるっと全てを受け入れるのが自己受容。
その上で、自分を価値ある人間だと肯定するのが、自己肯定というわけですな。

ユウキ

いえす!
これはあくまでも僕の考え方だけど、自己受容という土台の上に、自己肯定が構えているイメージかな。

自己需要と自己肯定

自己受容が自己肯定の前に必要な理由とは?

まずは受け入れよう!

そもそもの話、自分を受け入れられなければ、肯定も上手くできないというわけか!

ユウキ

そうなんだ!
自己受容ができていない場合は、次のような考え方を持ってしまうからね。

自己受容できていない場合

自己受容ができていない人は、今の自分を否定した上で自分を肯定しようとします。

これが結構大きな罠になるんです^^;

「自己肯定感を高めるために、ちょっとしたことでも自分を褒めてあげましょう!」という方法を聞いたことがあるでしょうか?

これは僕も大事だとは思っているのですが、自己受容ができていない状態でこれをやってしまうと、

愛犬ムース

そもそも、自分には欠点しかないや…。
あぁ、今日も自分を褒められなかったな…。
自分は結局、どうしようもない犬なんだな…。

というように、「自分を褒められない自分はダメだ…」という負の連鎖に陥ることがあるのです^^;

だから自分を肯定するより前に、自分を受け入れる必要があります。

自己受容できている場合

自己肯定感の低い状態の自分や、欠点だらけの自分を受け入れると、

愛犬ムース

まぁ、欠点があるのは当然ですな。
あ、今日は自分のことを褒めていないけど、まぁ良いか。
別に今のままでも良いけど、ちょっとずつでも成長していこう。

というように、ありのままの自分を受け入れた上で、成長できるようになります。

自己受容の大切さは、ラジオでも解説しています。

なるほど!
よく「ありのままの自分を受け入れよう」という言葉があるけど、こういう意味なのか。

ユウキ

そもそもの話、自己肯定感が低かったり、欠点があるのが悪いというわけではないんだ。
「自己肯定感がむちゃくちゃ低いよりは、適度に高いほうが良いよね?」「欠点があるのは当然だけど、カバーできる強みやスキルがあればもっと良いよね?」というだけの話。
だから、今の自分を否定する必要なんてなく、受け入れた上で成長していけばそれで良いと思っているよ^^

自己受容をしないでも、自己肯定はできるの?

ユウキ

おそらく、できるにはできると思うよ。
でも、それは本当の意味で自己肯定感が高い状態にはならないだろうね…。

ごくごく稀に、

愛犬ムース

自分は最高で無敵で何も怖いものなんてないぜ!
欠点だって一つもないんだぞ!
どんなことでも達成できちゃうよ!

というように、異常なまでにテンションの高い人間がいます 笑

もちろん、そういう人を否定する気はありません。

あくまでも僕の分析に過ぎませんが、「これは自己受容が正しくできていない上で、自己肯定感だけを無理やり高めているのではないか…?」と思っています。

自分の欠点から目を逸らして、無理やり自分を肯定してしまうというわけか…。

ユウキ

自己肯定感は「無理やり高めれば良い!」「高ければ高いほど良い!」というわけではないんだよね…。
あまりに過剰な場合、自分の意見こそが絶対であるという考えを持ったり、相手の意見を全く聞き入れなかったりするから、これはこれで生きづらいと思うよ^^;

自分を受け入れて肯定するために必要なこととは?

思考の癖を矯正しよう!

なるほどね。
自己肯定の前に自己需要。
その意味がようやく理解できたぞ!

ユウキ

それじゃあ次は、自分を受け入れて肯定するために必要なことを学ぼう。
一番重要なのは、思考の癖を矯正すること!

人間には癖があります。

例えば、僕は右利きなのでご飯を食べる時は右手でお箸を持ちますし、スマートフォンでメールを打つ時は右手を使います。

これらは全て無意識でおこなっている、癖のようなものです。

自分を受け入れて肯定するのも、これと同じだと思ってください。

内向型は、自分を否定しがちな人が多いです。

学校では「たくさんの友だちをつくり、みんなで仲良く生活しましょう!」と教育し、仕事や事業で成功した人は「考えるよりもまず先に行動しろ!そして人脈が大事だ!」と説き、社会に出ればエネルギッシュで社交的な人が評価されやすく、世間では「内向的な人」=「コミュ障で根暗な人間」という悪いイメージが浸透している。

僕も昔は「今のままの自分じゃダメだ!社交的でエネルギッシュな外向的な人間になりたい!」と思っていました^^;

長い間に培われた思考の癖は強力なので、意識をしないとすぐに以前の自分に戻ってしまいます。

内向型の自己肯定感の高め方1

僕は右脳を強化するために歯磨きだけは左手でするのですが、慣れるまでには何ヶ月もかかりました 笑

だからこそ時間をかけながら、自分を受け入れて肯定する癖をつけましょう!

自分を受け入れて肯定するための3つのポイントとは?

3つのポイント!

わかった!
自分を受け入れて肯定するためにも、思考の癖を矯正するよ^^

ユウキ

具体的には次の3点を意識すると良いよ!

Check

期待をしない

自分にも他者にも期待をしないこと。

ユウキ

期待をしないだけで、生きるのがグッと楽になります^^

優しさを持つ

自分にも他者にも優しくあること。

ユウキ

自分にも他者にも優しくすることで、自分を肯定しやすくなり、人間関係も上手くいくようになります^^

比較をしない

自分と他者を比較しないこと。

ユウキ

自分と他者ではなく、過去の自分と比較しましょう^^

まとめ

まとめ

自己受容とは「ありのままの自分を受け入れること」で、自己肯定とは「ありのままの自分を肯定すること」です。

自分を受け入れて肯定するためには、次の3点を意識してみてください。

Check

これだけでも、僕は生きるのがグッと楽になりました^^

毎日おこなって、自分を受け入れて肯定する癖をつけましょう!