「繊細すぎて生きづらい…」そんな内向的な人の悩みに答えます。
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
どうも、Webマーケティング専門家/内向型人間研究家のユウキです^^
- 満員電車など人が密集する場所はすごく疲れる…。
- 人と話をしたあとは疲労感に襲われる…。
- 外出先ではやたらと緊張する…。
これは僕や妻のことなんですが(笑)、同じような悩みを抱えている人は多いと思います。
今回は繊細さを持った内向的な人たちが、毎日を心穏やかに過ごすための方法をまとめました^^
記事を読んで実践してもらえると、繊細さと上手く共存できるようになります。
内向型には繊細な人が多い?
内向型に繊細な人が多い理由は、快楽や幸福などの感情を感知するドーパミン受容体の長さが短いためです。
簡単に言うと、刺激に過敏で人が多く集まる場所や騒がしい場所が苦手な傾向があります。
関連記事:内向型の気質・性格を専門家がわかりやすく説明します!
よく内向型と混合されるのがHSPです。
HSPとは1996年にアメリカの心理学者であるエイレン・N・アーロンが、著書「The Highly Sensitive Person」の中で提唱しました。
正式名称は「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と言い、「DOES」という4つの特徴を持っています。
頭文字 | 内容 |
---|---|
D(Depth of Processing) | 情報を深く処理する |
O(Overstimulation) | 刺激を受けやすい |
E(Empathy and emotional responsiveness) | 感情的で共感力が高い |
S(Sensitivity to subtleties) | 小さな刺激にも反応する |
「内向型」=「HSP」ではありませんが、外部からの刺激に敏感で、感受性や共感力も高い傾向があるので、混合されやすいのだと思います。
Note
「内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法」の著者であるスーザン・ケインは、その著書の中で敏感な人の70%が内向型であると述べています。
内向型は、決して悪い気質というわけではありません。
しかし、感受性が豊かすぎたり、刺激に敏感すぎるが故に、生きづらさを抱えてしまう人が多いのだと思います。
僕に比べると、妻は非常に繊細です 笑
- チクチクや圧迫感が気になって、タートルネックやセーターやタイツが苦手。
- 大きな音が怖くて、ドキドキしてしまう。
- 夜中、スマホやテレビの小さな光が気になって仕方がない。
- ドラマで暴力的なシーンを観ると、気分が憂鬱になる。
- 短期間に沢山の作業をする場合、混乱してしまう。
今は専業主婦なので毎日平和に過ごしていますが、会社員時代はものすごく生きづらそうでした^^;
繊細すぎて生きづらい場合の対処法とは?
僕や妻は、次の3つの対処法で繊細さと付き合っています。
Check
・繊細さを受け入れる
・ストレスの対処法を身につける
・できるだけ刺激の少ない環境で生活をする
繊細さを受け入れる
まず一番大事なことは、繊細さを受け入れることです。
内向型とは生まれ持った気質の一種なので、変えることはできません。
つまり、自分の強みだと思って受け入れて、上手く付き合っていくのが最善の方法です!
僕は昔、繊細すぎる自分をあまり好きになれませんでした^^;
自分とは真逆の、豪快でガツガツとした外向的な人に憧れを抱いていたんです。
苦手な飲み会に積極的に参加したり、人脈を広げるための活動をしたり、無理に外向的な人間のように振る舞っていました。
哲学や心理学を学んだり、心理セラピストの資格を取得する中で、自分を受け入れることの重要性を知りました。
自分の気質自体は変えられない。
だったら「繊細さ」を自分の強みだと思って受け入れよう!
そうやって自分を受け入れるだけでも、生きるのが楽になりました^^
今にして思えば、繊細だから生きづらいのではなく、繊細な自分を否定していたから生きづらかったのだと思います。
自分を受け入れることの大切さは下記の記事でも解説しているので、合わせて参考にしてみてください!
関連記事:自己肯定感が低い内向的な人は、肯定する前に受け入れるのが大事!
ストレスの対処法を身につける
今の僕は繊細さを受け入れていますが、刺激に過敏なこと自体は変わりません。
人混みなど刺激の多い場所ではストレスが溜まりますし、人とコミュニケーションをとった後には少し疲れます。
重要なのは心の平穏を保ち、ストレスを溜め過ぎないこと!
自分なりのストレスの対処法を身につけましょう。
ストレスの有効な対処方法としては、「安全地帯」を持つことが重要です。
Note
安全地帯とは、自分を受け入れてくれて、頼りにできる人や場所のことです。
幼い子どもにとっての、親のような存在だと思ってください。
学校でどんなに辛いことがあっても、悩みを聞き、自分を受け入れ、肯定してくれる。
そんな人や場所です。
参考文献:ストレスと適応障害(著:岡田尊司)p51
僕であれば、妻が安全地帯ですね。
何か心配事があれば妻にすぐ相談をしますし、疲れた時は一緒にゆっくり休みます^^
しかし、全員が全員、信用できる人間がいるとは限りません。
中には友人が一人もおらず、恋人もおらず、家族とも絶縁状態にある人だっているでしょう。
その場合は、自分が落ち着く空間や行為を安全地帯にするのでも構いません。
例えば、お風呂でアロマキャンドルを焚いたり、大好きな映画を観たり、自分の尊敬する人の話を聞くなどですね!
僕はゆっくりお風呂に浸かるだけでも心が穏やかになりますし、筋トレやランニングで思いっきり汗をかくと気持ちがスッキリします!
あなたの安全地帯が見つかるまでは、僕のブログがあなたの心の拠り所になるよう、日々人生が豊かになる為の情報を発信していきます^^
できるだけ刺激の少ない環境で生活をする
僕の場合、会社員生活がどうしても性に合わなかったので、2014年にWebマーケターとして起業をしました。
- 一人社長なので、同僚や先輩と付き合う必要はありません。
- 自宅が職場なので、満員電車で会社へ向かう必要はありません。
- Webで集客と販売ができるので、対面で営業を行う必要はありません。
普段は書籍を執筆したり、イラストを描いたり、動画講座を制作したり、のびのびと活動しています。
会社員時代のように過度なストレスや刺激はないので、毎日を心穏やかに過ごせます^^
刺激を求めている人にとっては退屈でしょうが、繊細な人たちには、僕のような刺激の少ない環境での生活はすごくおすすめです!
自宅で起業する方法は下記の記事で詳しく解説しているので、興味のある場合はチェックしてみてください。
関連記事:情報発信のはじめ方【2014年に開業したWebマーケターが解説】
まとめ
内向的な人たちの多くは、感受性が豊かすぎたり、刺激に敏感すぎるが故に、生きづらさを抱えやすいです。
次の3つの対処法で、繊細さと上手く付き合っていくようにしましょう^^
Check
・繊細さを受け入れる
・ストレスの対処法を身につける
・できるだけ刺激の少ない環境で生活をする
繊細すぎて生きづらさを抱えている場合は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!