僕は、人と関わると疲れやすい体質です。
特に、苦手な人と関わると、とてつもなく精神力を削られます^^;
子どもの頃から、対人関係におけるメンタルが豆腐のように脆いです 笑
人生経験を積み、自己肯定感が高まった今でも変わりません。
おそらく、同じ悩みを抱えた経営者さんはたくさんいるはず!
そこで今回は、僕の実体験を交えながら、できるだけ心穏やかに生きる方法をまとめました^^
対人関係のメンタルの弱さ

以下、僕をよく知る人たちからの証言です。

妻
普通の人が10ダメージで済むところを、旦那は100ダメージ受けているね。

恩師
前向きでプラス思考なのに、対人関係のメンタルだけは豆腐だね。

愛犬ムース
彼はきっと、組織勤めでは生きていけないだろうね。
原因の一つは、おそらく感受性の強さです。
僕は、人の表情、仕草、言動などから、かなり敏感に相手の雰囲気を感じ取れます。
「喜んでいる」「疲れている」「理解していない」などの状態を瞬時に察するため、接し方にも気を遣います。
そのため、激怒したり高圧的な態度を取るなど、負の感情を露骨に出す人と接すると、ものすごく精神力を削られるのです^^;
とはいえ、感受性の強さは僕の大きな強みでもあります。
人に共感を示せるため、昔から相談事をよく受けましたし、全体の調和を大切にする性格から、リーダーを任されることもありました。
しかし、外部からの刺激に敏感なので、エネルギーの消耗が激しすぎます 笑
お豆腐メンタルの事件簿

お豆腐メンタルの僕に起きた、3つの事件を紹介します。
・義母の存在がストレス事件
・起業家コミュニティの活動が憂鬱事件
・苦手なクライアントさんとのやり取りが苦痛事件
義母の存在がストレス事件
妻の母親ですが、正直に言うと毒親の気質があります。
不機嫌になったり、怒り出したり、妻にひどい言葉を投げかけることもあり、情緒が不安定です。
そのため、結婚直後はかなりの精神力を削られました。

ユウキ
僕はこれから何十年も、この人と関わらないといけないのか…。
妻のスマホに母親から電話が掛かってくるだけで、動悸や吐き気を感じていたほどです^^;
妻の家庭を見て、如何に自分が家族から愛され、恵まれた幼少期を過ごしていたかに気づきました。
僕は正直に、「申し訳ないけど、これ以上は関われない」と妻に伝え、現在は義母との関わりを絶っています。
妻も「母親に大きな問題がある」と気付いたことで、適度な距離を取るようになりました。
起業家コミュニティの活動が憂鬱事件
開業したばかりの頃に、起業家コミュニティに所属したことがあります。
リーダーもメンバーも、人間的に素晴らしい人たちでした。
しかし、起業家はガツガツした人が多く、内向的な僕とは全く相性が合わなかったです。
たまに合宿や勉強会があるのですが、いつも憂鬱な気分で向かっていました^^;
そんな僕を見て、妻はよく言っていました。

妻
苦手な人と、無理に関わらなければ良いじゃん!
まさに妻の言う通りです 笑
当時の僕は、「起業家である以上、多くの人と交流を取らないと駄目だ…」という極端な考え方をしていました。
人の生き方なんて、いくらでもあるのに…。
コミュニティの所属期間が終わった後は、誰一人として関わっていません。
「大切な人とだけ関われば良い」と、僕の考え方が変わったからです。
苦手なクライアントさんとのやり取りが苦痛事件
昔、苦手なクライアントさんがいました。
情緒不安定で、露骨に不機嫌になったり、高圧的になる人です。
チャットが送られてくる度に緊張しましたし、ミーティングがある日は朝から憂鬱でした。
食事も喉を通らなくなり、数日で2〜3キロの体重が落ちたほどです^^;
正直、「契約終了日前に打ち切りたい」と思いました。
しかし、クレームなど余計に面倒なことが起きる可能性もあります。

ユウキ
クライアントさんとの相性を見抜けなかった僕の責任だ。
残り数週間だし、契約終了日まではサポートしよう!
責任感と義務感で、最後まで仕事を全うしました。
「この人は幼稚な子どもなんだ」と思うことで、気持ちは楽になりました^^
心穏やかに生きる方法

僕は、次の7つの対策で心の安定を保っています。
・自分の責任と向き合う
・自己肯定感を高める
・メタ認知を意識する
・物事の捉え方を変える
・人との接点を減らす
・関わる人を選択する
・妻との時間を確保する
自分の責任と向き合う
まず一番大事なのが、自分の責任と向き合うことです。
どれだけ苦手な人がいたとしても、「相手に非がある」と責任転嫁すると、自分の成長が止まります。
そもそも、相手を変えることはできませんからね。
・義母の存在がストレス事件→捉え方が偏っている自分の問題
・起業家コミュニティの活動が憂鬱事件→苦手な人と無理に関わっている自分の問題
・苦手なクライアントさんとのやり取りが苦痛事件→事前に相性を見極められなかった自分の問題
こんなふうに主体性を持つことで、問題解決へ一歩近づけます。
「問題が自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である」
7つの習慣の著書「スティーブン・R・コヴィー」の言葉であり、僕の人生の指針です^^
自己肯定感を高める
対人関係が苦手な人は、自己肯定感が低いだけの可能性もあります。
・嫌われないように良い人間を演じて疲れてしまう。
・人から言われたことを間に受けて傷ついてしまう。
自己肯定感を高めるだけでも、対人関係のストレスはかなり緩和されます。
僕は自分の弱さを人に見せられますし、劣等感も感じませんし、失敗しても気にしないです。
自己肯定感が高いおかげで、これでもメンタルの疲弊を抑えられていると思います 笑
ありのままの僕を受け入れ、愛情を注いでくれた家族に、本当に感謝です!
メタ認知を意識する
メタ認知とは、自分を客観的に眺める手法です。
例えば、「今の自分は精神的なストレスを抱えている」というように、俯瞰できる状態。
感情を切り離し、状況を冷静に捉えられるようになるので、対人関係のストレスが軽くなります。
物事の捉え方を変える
僕は苦手な人がいた場合、「この人は自分を成長させるために存在している」と捉え方を変えます。
実際、3つの事件を乗り越えた後の僕は、人として確実に成長できました。
情報発信のネタもできたので、今にして思えば良い経験です 笑
物事の捉え方を変えるだけでも、心の負担はグッと減ります。
人との接点を減らす
できるだけ人との接点を減らすように工夫しています。
・対人サービスの単価をできるだけ高く設定し、クライアントさんの数を少なくする。
関連記事:自分の商品はできる限り高単価に設定しましょう!
・サポート無しの商品を用意して、人とあまり関わらないでも売り上げが立つようにする。
関連記事:自分の商品はサポート有り・無しの2種類を作るのがおすすめ!
・デジタルツールで集客や販売を仕組み化することで、人とのやり取りを減らす。
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関わる人を選択する
僕は関わる人をかなり選んでいます。
・商品を提供する人を厳選する。
関連記事:自分の商品を提供する人の厳選も大切だと思う。
・相性が合う人とだけ関わる。
関連記事:内向的な経営者の人付き合い戦略【良好な人間関係を築く方法】
・友だちは一人も作らない。
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妻との時間を確保する
僕が最も心が安らぐのは、妻と一緒に過ごす時間です。
そのため、対人関係に疲弊したら、妻と過ごす時間を増やします。
それだけでもHPが回復するので 笑
自分にとっての安全地帯(心安らげる場所)を持つことが大事です!
まとめ

人と関わると疲れやすいのは、今も昔も変わりません。
しかし、工夫を重ねたことで、以前より気楽に生きられるようになりました。
大事なのは、「相手を変えること」ではなく、「自分の心と向き合うこと」です。
ほんの少し捉え方や仕組みを変えるだけでも、生きるのがずっと楽になります^^